自分が連絡を受けられる状態にあるかどうか、また、受ける場合にどの連絡方法が望ましいかを示すために、プレゼンス状態を手動で設定することができます。既定では、状態は Microsoft Outlook の予定表に基づきます。たとえば、Outlook で会議が予約されている時間帯であれば、Microsoft Lync 2010 コミュニケーション ソフトウェアに [会議中] の状態が示されます。
音声通話中またはビデオ通話中であれば、プレゼンス表示は赤の [取り込み中] になり、状態が [通話中] に更新されます。プレゼンスに個人メモを追加することもできます。個人メモは、[連絡先] リスト、連絡先カード、および連絡先の [アクティビティ フィード] に表示されます。
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プレゼンス状態を変更する
プレゼンス状態を変更するには、次の操作を行います。
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Lync メイン ウィンドウの上部で、自分の名前の下にある [状態] メニューをクリックします。
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ドロップダウン リストで、適切な状態をクリックします。設定した状態を元に戻し、Lync 2010 の自動更新機能で状態を設定するには、[状態のリセット] をクリックします。
状態を変更する方法についてのビデオを見るには、「ビデオ: 状態を変更する」をクリックしてください。プレゼンス状態オプションの設定の詳細については、「プレゼンス情報へのアクセスを制御する」を参照してください。
適切な状態を選択する
状態を適切に設定していることを確認します。次の表で、他のユーザーに表示されるプレゼンス状態とそれぞれの状態の意味を説明し、どの状態を自分で設定できるかを示します。
プレゼンス状態 |
説明 |
この状態の設定方法 |
連絡可能 |
オンラインであり、連絡可能です。 |
Lync はユーザーがコンピューターを使用していることを検出すると、この状態を設定します。コンピューターがアイドルでも自分がオフィスにいることを他のユーザーに知らせたい場合も、この状態を設定できます。 |
取り込み中 |
取り込み中であり、割り込まれたくない状態です。 |
Lync は Outlook の予定表に従って、予定がある場合にこの状態を設定します。ドロップダウン矢印からこの状態を選択することもできます。 |
通話中 |
Lync で通話中 (双方向の音声通話) であり、割り込まれたくない状態です。 |
Lync はユーザーが Lync の通話に参加していることを検出すると、この状態を設定します。 |
会議中 |
会議中であり、割り込まれたくない状態です。 |
Lync は、ユーザーが Lync オンライン ミーティングに参加していることを検出した場合や、Outlook の予定表が会議中の場合に、この状態を設定します。 |
電話会議中 |
Lync で電話会議 (音声付き Lync 会議) 中であり、割り込まれたくない状態です。 |
Lync はユーザーが Lync 電話会議に参加していることを検出すると、この状態を設定します。 |
応答不可 |
連絡を受けたくない状態ですが、ワークグループ内のユーザーから送信された会話通知だけは確認します。 |
この状態はドロップダウン矢印から選択します。 |
一時退席中 |
しばらくコンピューターから離れています。 |
この状態はドロップダウン矢印から選択します。 |
非アクティブ/退席中 |
ログオンした状態ですがコンピューターはアイドル状態であったか、コンピューターから一定時間離れています。 |
コンピューターが 5 分間アイドルだった場合、Lync はユーザーの状態を "非アクティブ" に設定し、非アクティブ状態が 5 分間続くと、"退席中" に設定します。(これらの既定値を変更するには、[オプション] ボタン をクリックし、[状態] をクリックします。次に、[コンピューターがアイドル状態のとき [非アクティブ] に変更するまでの時間] および [[非アクティブ] の状態が続いたとき [退席中] に変更するまでの時間] の横にある矢印をクリックします。) この状態はドロップダウン矢印から選択することもできます。 |
業務時間外 |
業務時間外なので、連絡を受けられない状態です。 |
この状態はドロップダウン矢印から選択します。 |
オフライン |
サインインしていません。(自分のプレゼンスが表示されないようブロックしたユーザーにはオフラインとして表示されます。) |
Lync はユーザーがコンピューターからログオフするとこの状態を設定します。 |
不明 |
プレゼンス状態が不明です。 |
この状態は、Lync をインスタント メッセージング プログラムとして使用していない連絡先に表示されることがあります。 |
注: Outlook で不在通知を有効にしている場合、Outlook で作成したメモは Lync にも表示され、赤の星印またはアスタリスクがプレゼンス状態の横に表示されます。
連絡先とのプライバシー関係に応じて、連絡先に表示されるプレゼンス情報の量は異なります。プライバシー関係の設定の詳細については、「プレゼンス情報へのアクセスを制御する」を参照してください。
個人メモを追加および表示する
プレゼンス状態は事前に設定され、カスタマイズまたは追加はできません。ただし、現在どこにいて、何をしているかについて、連絡先により詳細な情報 ("在宅勤務中" など) を伝えたい場合は、Lync メイン ウィンドウの上部にある個人メモに書き込むことができます。メモは連絡先カードに表示されるほか、必要に応じて連絡先の [アクティビティ フィード] に表示できます。
メモが長い場合、一部しか表示されないことがあります。メモを展開するには、次のいずれかの操作を行います。
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[連絡先] リストで、[通話] ボタンの下の下向き矢印をクリックします。
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連絡先カードでメモをポイントします。
メモの追加方法を示すビデオのデモを見るには、「ビデオ: メモを追加する」を参照してください。
個人メモを無効にするには、メモを消去して空白にします。
不在通知を追加または削除する
Outlook で不在通知を有効にしている場合は、Lync アカウントが Outlook の予定表と同期されると常に、Lync で不在時のメッセージが個人メモとして表示されます。そのため、たとえば休暇を取る場合は、Outlook で休暇中であること (その他、日付や、電子メールを確認するかどうかなどの情報) を伝える不在通知を設定します。すると、この通知は、連絡先に表示される自分の連絡先カードに挿入されます。休暇から戻ったときは、不在通知を無効にすることを忘れないようにしてください。
Outlook で通知を有効にするには:
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Outlook で [ファイル] タブをクリックし、[自動応答] ボタンをクリックします。次に、[自動応答を送信する] をクリックし、不在時のメッセージを作成して、表示のスケジュールを設定します。
Outlook で通知を無効にして Lync にメッセージが表示されないようにするには:
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Outlook で [ファイル] タブをクリックし、自動応答パネルで [オフ] ボタンをクリックします。(メモが Lync に表示されなくなるまで 30 分ほどかかる場合があります。)
Lync と Outlook のアカウントを同期するには:
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Lync メイン ウィンドウで [オプション] ボタンをクリックします。
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[個人] をクリックします。
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[予定表情報に基づいてプレゼンスを更新する] チェック ボックスをオンにします。
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[「友人および家族」、「ワークグループ」および「仕事仲間」のプライバシー関係の連絡先に不在情報を表示する] チェック ボックスをオンにして Lync と Outlook のアカウントを同期します (同期しない場合は、このチェック ボックスをオフにします)。