SharePoint ライブラリにあるファイルに変更を加える際に、他のユーザーがアクセスできないようにするには、このファイルをチェックアウトします。 チェックアウトすると、自分が作業しているファイルを他のユーザーが変更できなくなります。 編集を完了して、ファイルを SharePoint ライブラリにチェックインし直すと、他のユーザーが変更内容を確認できます。 また、適切な権限がある場合は、チェックアウトのためにも利用できます。 ファイルを変更しない場合、または変更しない場合は、チェックアウトを破棄して、バージョン履歴に影響を与えないようにすることができます。
重要: Microsoft Office SharePoint Server 2007 および Microsoft SharePoint Server 2010 がインストールされたサーバーに保存できます。 Office for Mac の SharePoint を使用するには、Microsoft Office for Mac Home and Business 2011、Microsoft Office for Mac Academic 2011、または Microsoft Office for Mac Standard 2011 が必要です。
次のいずれかの操作を実行します。
ファイルへの変更内容のチェックイン
組織のニーズによっては、ライブラリが主要なバージョンのみを追跡するように設定されている場合があります。 または、メジャーバージョンとマイナーバージョンの両方を追跡することもあります。 グループ内のユーザーがいくつかの変更を頻繁に処理しない場合は、メジャーバージョンの管理のみを行うことができます。 複数のユーザーがファイルを共同で操作し、通常、複数のバージョンが作成されている場合は、メジャーバージョンとマイナーバージョンの両方を追跡することが必要になる場合があります。 2種類のバージョンを提供することで、チームはコンテンツをより適切に管理できるようになります。 コンテンツを操作するユーザーは、ファイルの現在の状態をより詳しく理解できます。 たとえば、メジャーバージョンは、大規模なグループを表示してレビューする準備ができている場合でも、マイナーバージョンは、他のユーザーがまだ作業中の下書きのようなものです。
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[ファイル] メニューで、[チェックイン] をクリックします。
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チェックインするバージョンの種類を選ぶように求められた場合、お使いのライブラリはファイルのメジャー バージョンとマイナー バージョンの両方を追跡しています。この場合、次の操作を行います。
サーバー上でファイルを更新して、次の操作を行うには |
手順 |
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ユーザーが変更内容を閲覧および承認できるようにする |
[メジャー バージョン] (すべてのユーザーに表示される) をクリックします。 |
ファイルの草稿コピーを作成する |
[マイナー バージョン] (読み取りのアクセス許可のあるユーザーに表示される).をクリックします。 |
現在のマイナー バージョンを上書きする |
[既存ファイルの上書き] (サーバー上のファイルを交換します) をクリックします。 |
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注: バージョン オプションを使用する場合も、チェックインするバージョンに数値が割り当てられます。 たとえば、2.3 はメジャー バージョンとして 2 回発行済みのファイルの第 3 のマイナー バージョンに相当し、3.0 はこのファイルの次回のメジャー バージョンに相当します。
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変更内容はチェックインし、ファイルはチェックアウトした状態で維持するには、[このバージョンをチェックインした後にファイルをチェックアウトした状態に維持する] チェック ボックスをオンにします。
注: Open XML 形式のドキュメントの場合のみ、このオプションを使用できます。
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[バージョン コメント] の下で、ファイルに加えた変更内容の説明を入力してから、[チェックイン] をクリックします。
チェックアウトを破棄する
サイト上のライブラリからファイルをチェックアウトし、変更を加えてから、加えた変更を保持しないことにした場合は、チェックアウトを取り消すことができます。 ファイルをチェックアウトした後で加えた変更内容は破棄され、他のユーザーが再びそのファイルを編集できるようになります。
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[ファイル] メニューで、[チェックアウトの破棄] をクリックします。