OLAP ピボットテーブル レポートで名前付きセットを作成する

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Excel でオンライン分析処理 (OLAP) ピボットテーブルを使用している場合、名前付きセットを作成できます。次の操作を行うことができます。

  • 共通のアイテム セットをグループ化して、それらのセットがデータ内に存在しない場合でも再利用できるようにする。

  • 以前のバージョンの Excel ではできなかった方法で、別の階層からアイテムを結合する。これはしばしば、非対称レポートと呼ばれます。

  • カスタムの多次元式 (MDX) を使って名前付きセットを作成する。MDX は OLAP データベースのクエリ言語で、ワークシートの数式に似た計算の構文を提供します。

MDX クエリ言語に慣れていない場合は、ピボットテーブルレポートの行または列のアイテムに基づいて名前付きセットを作成できます。MDX クエリ言語の詳細については、「多次元データのクエリ」を参照してください。

MDX クエリ言語に習熟している場合は、MDX を使って名前付きセットを作成または変更できます。

行または列のアイテムに基づいて名前付きセットを作成する

  1. OLAP ピボットテーブル レポートをクリックします。

  2. [分析] タブで [フィールド/アイテム/セット] をクリックし、[行アイテムに基づいてセットを作成] または [列アイテムに基づいてセットを作成] をクリックします。

    [フィールド/アイテム/セット]

  3. [セット名] ボックスで、セットとして使う名前を入力します。

  4. 名前付きセットに含めるアイテムの行を選ぶには、次の操作のうち 1 つ以上を行います。

    • 行を削除するには、選択する行の左側をクリックし、[行の削除] をクリックします。

    • 新しい行を追加するには、下に新しい行を追加する行の左側をクリックし、[行の追加] をクリックします。

    • アイテムのコピーを作成するには、コピーする行の左側をクリックし、[行のコピー] をクリックします。

    • アイテムを移動するには、移動する行の左側をクリックし、上向き矢印下向き矢印を使います。

  5. 異なるレベルのアイテムは階層内の別々のフィールドに表示され、名前付きセットによって、行または列の領域の現在のフィールドが置き換えられます。

    • これらのアイテムを、他のアイテムと同じフィールドに表示するには、[異なるレベルのアイテムを別のフィールドに表示する] チェック ボックスをオフにします。

    • 行または列の領域に現在のフィールドが表示されたままにするには、[行エリアに現在あるフィールドを新しいセットで置き換える] チェック ボックスまたは [列エリアに現在あるフィールドを新しいセットで置き換える] チェック ボックスをオフにします。 [OK] をクリックすると、セットはピボットテーブルに表示されなくなりますが、[ピボットテーブルのフィールド] リストからは利用できます。

  6. [OK] をクリックして、名前付きセットを作成します。

    名前付きセットにはフィルターを適用できません。

MDX を使って名前付きセットを作成する

重要:  MDX を使って名前付きセットを作成するか、既存の名前付きセットの MDX 定義を変更する場合、必ず MDX を使って追加の修正を行ってください。

  1. OLAP ピボットテーブル レポートをクリックします。

  2. [分析] タブで [フィールド/アイテム/セット]、[セットの管理] の順にクリックします。

    [フィールド/アイテム/セット]

  3. [新規作成]、[MDX を使用してセットを作成] の順にクリックします。

  4. [セット名] ボックスで、セットとして使う名前を入力します。

  5. 名前付きセットの MDX 定義を設定するには、次のいずれかの操作を行います。

    • [セットの定義] ボックスに、MDX 定義を入力するか、コピーした MDX 定義を入力または貼り付けます。

    • [フィールドとアイテム] タブで、含めるフィールド リストのエントリを選び、[挿入] をクリックします。

      また、フィールド リストのエントリを [セットの定義] ボックスにドラッグするか、フィールド リストのエントリをダブルクリックすることもできます。

      使用可能なフィールド リストのエントリ

      フィールド リストのエントリ

      Adventure Works のキューブを使って生成された MDX の例

      ディメンション

      [Product]

      属性の階層 (すべてのメンバーが含まれる)

      [Product].[Category]

      属性の階層レベル (すべてのメンバーが含まれるわけではない)

      [Product].[Category].[Category]

      属性の階層からのメンバー

      [Product].[Category].&[4]

      ユーザーの階層

      [Product].[Product Categories]

      ユーザーの階層レベル

      [Product].[Product Categories].[Category]

      ユーザーの階層からのメンバー

      [Product].[Product Categories].[Category].&[4]

      メジャー

      [Measures].[Internet Sales Amount]

      計算メジャー

      [Measures].[Internet Ratio to Parent Product]

      名前付きセット

      [Core Product Group]

      KPI の値

      KPIValue(“Product Gross Profit Margin)

      KPI の目標

      KPIGoal(“Product Gross Profit Margin”),

      KPI の状態

      KPIStatus(“Product Gross Profit Margin”)

      KPI の傾向

      KPITrend(“Product Gross Profit Margin”)

      ユーザーの階層からのメンバー プロパティ

      [Product].[Product Categories].Properties(“Class” )

      属性の階層からのメンバー プロパティ

      [Product].[Product].Properties(”Class”)

    • [関数] タブで、使用可能な MDX 関数から目的の関数を選び、[挿入] をクリックします。 MDX 関数は Analysis Services によってサポートされており、Excel VBA 関数は含まれていません。

      関数の引数は、山かっこ (<< >>) に囲まれています。 プレースホルダーの引数は、その引数をクリックして、使いたい名前を入力すると置き換えることができます。

      MDX 関数の例:

      ADDCALCULATEDMEMBERS( «Set» )
      AGGREGATE( «Set»[, «Numeric Expression»] )
      «Level».ALLMEMBERS
      «Hierarchy».ALLMEMBERS
      ANCESTOR( «Member» «Level» )
      ANCESTOR( «Member», «Distance» )
      ANCESTORS( «Member», «Distance» )
      ANCESTORS( «Member», «Level» )
      ASCENDANTS( «Member» )
      AVG( «Set»[, «Numeric Expression»] )
      AXIS( «Numeric Expression» )
      BOTTOMNCOUNT( «Set», «Count»[, «Numeric Expression»] )
      BOTTOMPERCENT( «Set», «Percentage», «Numeric Expression» )
      BOTTOMSUM( «Set», «Value», «Numeric Expression» ) …

  6. 新しい MDX 定義をテストするには、[MDX のテスト] をクリックします。

    異なるレベルからのアイテムは、階層内の別々のフィールドに表示されます。フィールドは並べ替えられ、重複しているエントリは自動的に削除されます (HIERARCHIZE と DISTINCT がセットに追加されるため)。名前付きセットにより、行または列の領域の現在のフィールドが置き換えられます。

    • これらのアイテムを、他のアイテムと同じフィールドに表示するには、[異なるレベルのアイテムを別のフィールドに表示する] チェック ボックスをオフにします。

    • 既定の階層を変更して重複するエントリを維持するには、[自動的に並べ替えて、セットから重複を削除する] チェック ボックスをオフにします。

    • 行または列の領域に現在のフィールドが表示されたままにするには、[行エリアに現在あるフィールドを新しいセットで置き換える] チェック ボックスまたは [列エリアに現在あるフィールドを新しいセットで置き換える] チェック ボックスをオフにします。 [OK] をクリックすると、セットはピボットテーブルに表示されなくなりますが、[ピボットテーブルのフィールド] リストからは利用できます。

    • SQL Server Analysis Services のキューブに接続している場合、動的な名前付きセットが作成されます。 この名前付きセットは、更新するたびに自動的に再計算されます。

      更新のたびに名前付きセットが再計算されないようにするには、[更新するたびにセットを再計算する] チェック ボックスをオフにします。

  7. [OK] をクリックして、名前付きセットを作成します。

注: 名前付きセットにはフィルターを適用できません。

名前付きセットを編集または削除する

  1. OLAP ピボットテーブル レポートをクリックします。

  2. [分析] タブで [フィールド/アイテム/セット] をクリックし、[セットの管理] をクリックします。

    [フィールド/アイテム/セット]

  3. 編集または削除するセットを選びます。

  4. 次のいずれかの操作を行います。

    • 名前付きセットを編集するには、[編集] をクリックして変更を加えます。

    • 名前付きセットを削除するには、[削除] をクリックして、確認のために [はい] をクリックします。

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