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Office 365 での予定表の共有

Microsoft は、Office 365 の共有予定表をアプリケーション間で同期する方法の機能を強化しています。 この記事は、ロールアウトされる変更内容を理解できるよう、IT 管理者を支援する目的で作成されています。

機能強化は、Exchange Online を使用しているユーザー間で共有される予定表についてのみ予定されています。 いずれかのユーザーの予定表が Exchange On-Premises でホストされている場合、共有予定表には変更はありません。

すべての機能強化が完了すると、IT 管理者とその組織のユーザーには次の機能が与えられます。

  • 予定表を共有するときの一貫したアクセス許可オプション。 「予定表を共有する」を参照してください。

  • 共有予定表の招待を承諾するための簡単な方法。 「共有予定表を承諾する」を参照してください。

  • 変更がすぐに表示される、すべてのデバイスで同期される共有予定表。 「共有予定表の同期と編集」を参照してください。

次の 1 年の間に、これらの機能強化がロールアウトされます。 この記事では、現時点で確認できる変更点と、今後の計画の詳細について説明します。 スケジュールの簡単なスナップショットは本記事の後半にある「各種クライアントにおける予定表機能強化のタイムライン」を参照してください。

IT 管理者ではない場合 IT 管理者ではなく、予定表の共有または委任方法を探しているだけであれば、次の記事をご覧ください。

予定表を共有する

最初の機能強化では、あらゆるバージョンの Outlook の予定表を共有できるようになり、すべてのバージョンで同じアクセス許可オプションを持つことができるようになります。 次の表では、予定表の共有を簡単にする作業の現在の状況を示しています。

Outlook アプリケーション

予定表を共有できる

共有時の一貫した簡単なアクセス許可

メモ

PC 版 Outlook

バージョン 1805 から利用可能。

Outlook for Mac

バージョン16.23.326.1から利用可能。

Outlook on the web

iOS 版 Outlook

Android 版 Outlook

Windows 10 向け Outlook カレンダー

✔ 注をご覧ください

予定表の共有は PC 上の Windows 10 でのみ有効になります。Windows 10 Mobile 向けはリリースされません。

共有予定表を承諾する

2 番目の機能強化は、あらゆる Outlook アプリケーションの共有予定表招待を簡単に承諾し、すべてのデバイスでその共有予定表を表示できるようになったことです。 次の表では、共有予定表招待の承諾を簡単にする作業の現在の状況を示しています。

Outlook アプリケーション

共有予定表を承諾できる

共有予定表を承諾するとすべてのデバイスと同期される

メモ

PC 版 Outlook

バージョン 1805 から利用可能。

Outlook for Mac

バージョン16.23.326.1から利用可能。

Outlook on the web

iOS 版 Outlook

Android 版 Outlook

Windows 10 向け Outlook カレンダーWindows 10 の予定表

✔ 注をご覧ください

一部の Windows 10 Mobile ユーザーはまだご利用いただけません。

共有予定表の同期と編集

3 番目の機能強化は、あらゆるデバイスまたは予定表アプリケーションですべての共有予定表を表示できることです。 あるユーザーが共有予定表を変更した場合、その予定表を共有する他のすべてのユーザーに変更がすぐに表示されます。 共有予定表を表示したり、編集したりするときのパフォーマンスも向上しています。 自分の予定表を管理する場合と同じ速さと信頼性で共有予定表を使用できます。

現在は予定表を他のユーザーと共有すると、招待を承諾した後に、他のユーザーに機能が強化された共有予定表の操作環境が表示されます。 ただし、変更が有効になる前に他のユーザーが予定表を共有した場合、このような機能強化が自動的に表示されることはありません。

既存の共有予定表を新しい共有予定表の操作環境にアップグレードするには、この記事で後述する「既存の共有予定表を新しいモデルにアップグレードする」の指示に従うようにユーザーに依頼してください。 新しいモデルにアップグレードすると、共有予定表が携帯電話と同期されます。 将来的には、既存の共有予定表は自動的にアップグレードされるようになりますが、この自動アップグレード プロセスに関するスケジュールはまだありません。

インスタント同期を有効にすると、他のユーザーが行った変更が共有予定表にすぐに反映されるようになります。 現時点では、共有予定表の一部の種類はインスタント同期にまだ対応していません。 次のセクションでは、インスタント同期に対応している共有予定表と予定表アプリケーションの種類について説明します。

インスタント同期は、両方のユーザーが同じ Office 365 テナントの場合、または予定表が Outlook.com ユーザーによって共有されている場合にのみ、有効になります。

次の表では、インスタント同期をサポートする構成の種類について説明します。 今後、インスタント同期は、Office 365 ユーザーと Outlook.com ユーザーの間で共有されるすべての予定表について有効になる予定です。

予定表の所有者

共有予定表の受信者

インスタント同期が有効

メモ

Office 365

Office 365
(同じテナント)

現在、インスタント同期はカレンダーが受信者と直接共有されている場合にのみ発生します。

受信者がデフォルトの組織ユーザーを介してアクセス許可を持っている場合、受信者は即時同期の更新を受け取りません。 現在、修正プログラムを作成中です。 同期はこれらの受信者に対し、約 3 時間ごとに行われます。

Office 365

Office 365
(別のテナント)

同期は約 3 時間ごとに行われます。

予定表の所有者のテナントで外部共有が許可されていない場合は、予定表がサード パーティのユーザーと共有されている場合と同じように扱われます。

Office 365

Outlook.com または
Gmail.com などのサード パーティ サービス

現在、この構成ではインターネット予定表購読 (ICS) URL が生成されます。 共有予定表の受信者が ICS URL を使って共有予定表を追加すると、受信者の予定表サービスによって同期のタイミングが決定されます。

たとえば、受信者が Outlook.com を使っている場合、予定表は約 3 時間ごとに更新されます。 受信者が Gmail.com を使っている場合は、予定表は 24 から 48 時間ごとに更新されます。

Outlook.com

Outlook.com

Outlook.com

Office 365

Outlook.com

Gmail.com などのサード パーティ サービス

現在、この構成では ICS URL が生成されます。 受信者が ICS URL を使って共有予定表を追加すると、受信者の予定表サービスによって同期のタイミングが決定されます。

たとえば、受信者が Outlook.com を使っている場合、予定表は約 3 時間ごとに更新されます。 受信者が Gmail.com を使っている場合は、予定表は 24 から 48 時間ごとに更新されます。

次の表では、インスタント同期をサポートするアプリケーションの詳細を提供します。

アプリケーション

インスタント同期への対応

メモ

PC 版 Outlook

まだご利用いただけません。注をご覧ください。

Office 365 をご利用の場合、2019 年に月次更新プログラム チャネルでインスタント同期がロールアウトされる予定です。

Outlook for Mac

バージョン16.23.326.1から利用可能。

Outlook on the web

iOS 版 Outlook

Android 版 Outlook

Windows 10 向け Outlook カレンダー

REST アプリケーション

Exchange ActiveSync アプリケーション

注: Exchange Web サービス (EWS) API がインスタント同期に対応する予定はありません。

インスタント同期を使うには、共有予定表でインスタント同期を有効にし、予定表アプリケーションを更新する必要があります。

共有カレンダーでインスタント同期が有効になっていて、ユーザーがOutlook on the web、iOS 版 Outlook、 あるいはAndroid 版 Outlookのいずれかで表示している場合、新しい同期エクスペリエンスが有効になっています。

ユーザーがOutlook for Macで共有予定表を表示すると、共有の招待を承諾して予定表が追加された場合、新しい同期エクスペリエンスが表示されます。 ただし、ユーザーが[ファイル]> [別のユーザーのフォルダーを開く]またはユーザーが代理アカウントとしてアカウントを追加して共有カレンダーを追加した場合は、以前の同期エクスペリエンスになります。  Web上のOutlook、iOS用のOutlook、およびAndroid用のOutlookで変更のほうが反映が早い場合があります。

ユーザーがOutlook for PCで共有予定表を表示すると、予定表の追加方法にかかわらず、以前の同期エクスペリエンスが表示されます。 現在、同じ共有予定表でも、PC 版 Outlook より Outlook on the web、iOS 版 Outlook、Android 版 Outlook、Outlook for Mac のほうが変更内容が速く表示されることがあります。

共有予定表の機能強化に関する技術的な詳細

ここでは、これらの機能強化の実現方法と、Office 365 での共有予定表のアーキテクチャの変更内容について説明します。

用語

このディスカッションで使用する用語は次のとおりです。

  • 共有予定表: 表示、編集、または代理のアクセス許可で共有される予定表

  • 所有者: 予定表の共有元のユーザー

  • 受信者: 予定表の共有先のユーザー

  • 古いモデル: 共有予定表の古い動作

  • 新しいモデル: 共有予定表の新しい動作

ここで説明する機能強化は、Exchange Online のユーザー間で共有される予定表のみが該当します。 一方のユーザーが Exchange On-Premises でホストされている場合は、共有予定表の変更はありません。

属性

古いモデル

新しいモデル

共有予定表の保存方法

エントリ (ハイパーリンクのようなもの) は、受信者のメールボックスに保存されます。 エントリは所有者のメールボックスをポイントしますが、受信者のメールボックスには予定表データは格納されません。

新しい予定表が受信者のメールボックスに作成され、この予定表には所有者の予定表のコピーが含まれます (受諾日の 1 年前から)。

受信者が共有予定表にアクセスする方法

所有者のメールボックスを直接読み書きします。

受信者のメールボックスに保存されている共有予定表のローカル コピーを読み書きします。

共有予定表の変更の同期方法

アプリケーションは定期的に所有者のメールボックスで変更をポーリングして同期します。

サービスはすぐに変更を受信者のローカル コピーに同期します。 これによりアプリケーションにプッシュ通知がトリガーされて、変更がすぐに同期されます。

受信者が共有予定表へのアクセスに使用できるアプリケーション

  • PC 版 Outlook

  • Outlook for Mac

  • Outlook on the web

  • PC 版 Outlook

  • Outlook for Mac

  • Outlook on the web

  • iOS 版 Outlook

  • Android 版 Outlook

  • Windows 10 向け Outlook カレンダー

  • すべての REST アプリケーションと EAS アプリケーション

詳細については、後述の「新しいモデルの共有予定表における機能の違い」を参照してください。

更新されたバージョンのOutlookから新しい共有予定表への招待を承諾するユーザーは、その時点から 新しいモデルの予定表共有を自動的に使用し始めます。

強化された機能を使っているかどうか (つまり、新しいモデルの共有予定表かどうか) を確認する最も簡単な方法は、共有予定表が携帯電話に表示されるかどうかを調べることです。 表示される場合は、共有予定表は既に新しいモデルにアップグレードされています。

MFCMapi を使用する場合、次の条件を満たしていることを確認する必要があります。

  • 共有予定表のローカル フォルダーが予定表のサブツリーに表示されること。

  • [共通ビュー]、[関連するコンテンツ] の表にエントリが存在すること。 エントリの名前付きプロパティの名前は SharingCalendarGroupEntryAssociatedLocalFolderId であり、ローカルの共有予定表フォルダーの ID を示します。

共有カレンダーのこれらの改善の恩恵を受けるには、ユーザーは以下の2つのオプションのいずれかを使用して共有カレンダーを再作成する必要があります。

  1. カレンダーの所有者にカレンダーを再共有するよう依頼してください。 ユーザーはiOS 版 Outlookまたは Android 版 Outlookを含む任意のOutlookアプリケーションから、これを実行できます。 ユーザーは、更新されたバージョンのOutlookを使用して、共有予定表への招待を承諾する必要があります。 ユーザーが、更新されたバージョンの Outlook で招待を受け入れることが重要です。 ユーザーが以前のバージョンのOutlookを使用して招待を承認した場合、これらの機能強化が行われている共有予定表は有効になりません。 再承諾する前に、既存の共有予定表を削除する必要はありません。

  2. iOS用OutlookまたはAndroid用Outlookから予定表を開きます。このオプションでは、所有者は予定表を再共有する必要がありません。 ユーザーは、iOS用OutlookまたはAndroid用Outlookを使用して共有予定表を追加するだけで、予定表は自動的にアップグレードされます。 共有カレンダーを追加するオプションは予定表モジュールの下にあります。左上のプロフィール画像をクリックしてカレンダーのリストを表示し、左上の+アイコンをクリックして、[共有カレンダーの追加]を選択します。

    注: カレンダーの所有者をディレクトリで検索して共有カレンダーを開くと、古い共有モデルを使用してカレンダーが追加されます。

将来的には、ユーザーがどちらの方法を選択しても、共有カレンダーは新しいモデルにアップグレードされます。 しかし、詳細スケジュールはまだ決定しておりません。

共有予定表を同期する方法

このセクションでは、現在の作業状況においてインスタント同期が行われる場所とタイミングについて説明します。 次の表には、新しいモデルの共有予定表に存在する同期の種類を示します。

更新方法

変更の同期方法

サポートされる予定表 (現在)

インスタント更新

変更はすぐに同期されます。 これは、同じ Office 365 テナントのユーザー間で共有される予定表、または Outlook.com ユーザーから共有される予定表に適用されます。

  • Outlook.com ユーザーから Outlook.com または Office 365 ユーザーへの共有。

  • 同じテナント内の Office 365 ユーザー間の直接的な共有。

定期的な更新

変更は定期的 (ほとんどの場合は 3 時間以内) に同期されます。 受信者は共有予定表の変更をすぐに見ることはできませんが、コピーは数時間ごとに更新されます。

  • 同じテナント内の Office 365 ユーザー間の間接的な共有 (既定のユーザー アクセス許可、またはメンバー数が 100 より多いセキュリティ グループを通じて)。

  • 外部共有が有効になっている異なるテナントの Office 365 ユーザー間の共有。

ICS 購読

予定表を共有すると、インターネット予定表購読 (ICS) URL が生成されます。 受信者は、この URL を使って、任意の予定表サービスに共有予定表を追加できます。 ICS URL では、受信者の予定表サービスが、どのようなタイミングで予定表を同期して新しい更新を受け取るのかを決定します。 受信者が Outlook.com ユーザーの場合、同期は約 3 時間ごとに行われます。

  • 外部共有が無効になっている異なるテナントの Office 365 ユーザー間の共有。

  • Office 365 ユーザーから Outlook.com ユーザーへの共有。

  • Office 365 または Outlook.com ユーザーから、Gmail などのサード パーティ製予定表サービスを使っているユーザーへの同期。

次のいずれかの方法で、ユーザーに共有予定表へのアクセス許可を付与できます。

  • 直接アクセス許可: 予定表の所有者は受信者に対して直接共有を行い、受信者は予定表所有者のアクセス許可一覧に個別に表示されます。

  • グループ アクセス許可: 予定表の所有者は、受信者がメンバーになっているセキュリティ グループに対して予定表を共有します。

  • 既定のアクセス許可: 予定表の所有者は同じ組織内のユーザーに対して既定のアクセス許可を設定し、受信者は既定のアクセス許可を使ってアクセスします。

現時点では、インスタント同期が有効になるのは、直接アクセス許可と、グループ サイズが 100 未満のグループ アクセス許可の場合だけです。 将来的には、3 種類のアクセス許可すべてについて有効になる予定です。 また、500 を超える受信者と共有している場合 (1 個人または 1 グループが 1 受信者として数えられます)、インスタンス同期は有効になりません。

現在のところ、テナントの外部との共有のインスタント同期はサポートされていません。 このような構成でも共有は可能ですが、同期は定期的に行われます。 テナント間の共有には 2 つの種類があります。

  • Office 365 のユーザーから別の Office 365 のユーザーへ (外部共有が有効な場合)。

    完全な共有予定表が作成されますが、同期は約 3 時間ごとに行われます。 最終的に、このセットアップに対してはインスタント同期が有効になります。

  • Office 365 のユーザーから Outlook.com のユーザーへ。 外部共有が無効になっている場合は、別の Office 365 ユーザーへの共有もこのグループになります。

    共有すると ICS URL が生成され、受信者はそれを使って任意の予定表サービスに予定表を追加できます。 ICS 購読では、受信者の予定表サービスが、どのようなタイミングで ICS 購読を同期して新しい更新を受け取るのかを決定します。 受信者が Outlook.com または Office 365 のユーザーの場合、同期は約 3 時間ごとに行われます。

Gmail などの外部サービスのユーザーとの共有は、異なる種類の予定表共有です。 これらのシナリオでは、所有者の予定表にリンクするインターネット予定表購読 (ICS) URL が生成されます。 受信者は、この URL を使って Web ブラウザーで予定表を表示したり、ICS URL を使ってインターネット予定表を追加することで自分の予定表サービスに追加したりすることができます。 ICS 購読では、受信者の予定表サービスが、どのようなタイミングで ICS 購読を同期して新しい更新を受け取るのかを決定します。 受信者が Outlook.com ユーザーの場合、同期は約 3 時間ごとに行われます。 受信者が Gmail.com などの別の予定表サービスを使っている場合、同期が頻繁に行われない可能性があります。

新しいモデルの共有予定表における機能の違い

新しいモデルを使用する共有予定表と以前のモデルでは、アラーム、アクセス許可、代理会議、サードパーティ クライアントなど、いくつか領域の機能で違いがあります。

予定表共有の機能強化の最初のフェーズでは、アイテムの実際のアラームの値に関係なく、受信者には常に共有予定表のアイテムが "アラーム = なし" と表示されます。 編集アクセス権を持つ受信者が共有予定表アイテムのアラームを変更しようとすると、新しいアラーム値は受信者に対してのみローカルに保存され、所有者には保存されません。

古いモデルのアラーム: 古いモデルの共有では、受信者は予定表の所有者のメールボックスに直接アクセスしました。 そのため、受信者が予定表アイテムを表示すると、所有者に表示されていたものと同じアラーム値が表示されました。 Outlook クライアントは共有予定表の検出方法がわかっていたため、共有予定表のアイテムに対してはポップアップ アラームを表示しませんでした。

新しいモデルでの動作の変更: 新しいモデルの共有では、共有予定表は受信者のメールボックスにローカルに保存されます。 そのため、モバイル アプリケーションが共有予定表を同期するとき、それが共有予定表かどうかを常に確認するとは限りません。 そのような場合、サード パーティ製の EAS または REST クライアントを使っている受信者に本当のアラーム値を同期すると、受信者は他のユーザーの会議のアラームでいっぱいになってしまうことがわかりました。 サード パーティのクライアントに影響を与えることなくアラームの操作環境を向上させる方法を調査中です。

次の表からは、共有予定表の新旧モデルにおけるアラームの違いをサンプルで確認できます。

シナリオ

所有者に表示されるアラームの値

古い共有モデルの受信者に表示されるアラームの値

新しい共有モデルの受信者に表示されるアラームの値

予定表の所有者がアラームを 30 分に設定して共有予定表で会議を作成する

30 分

30 分

なし

予定表の受信者がアラームを 30 分に設定して共有予定表で会議を作成する

30 分 (および、出席者は 30 分のアラームで会議の通知を受け取る)

30 分

なし

予定表の受信者が、共有予定表の既存の会議を編集して、アラームを 60 分に設定する

60 分 (古いモデルで編集した場合)

30 分 (新しいモデルで編集した場合)

60 分

60 分 (受信者には会議開始 60 分前にポップアップ アラームが表示される)

以前は、アクセス許可レベルの一連のオプションに Outlook クライアント間で一貫性がありませんでした。 今回の機能強化の一貫として、強化後の Outlook クライアントでは、一連の共有アクセス許可レベルが簡素化され、一貫性が与えられました。

以前のアクセス許可レベル

簡素化されたアクセス許可レベル

共有なし

共有なし

なし

なし

空き時間情報

空き時間情報のみ

取り込み中の時間を表示可能

空き時間情報、件名、場所

詳細情報の一部

タイトルや場所を表示可能

レビュー担当者

詳細情報

すべての詳細を表示可能

編集者

編集可能

所有者

発行編集者

発行作成者

作成者

非編集作成者

寄稿者

ユーザー設定

ユーザー設定

代理人

代理人

所有者が Outlook on the web、iOS 版 Outlook、Android 版 Outlook、Outlook for Mac を使用してアクセス許可を変更する場合、受信者の予定表コピーは新しいアクセス許可レベルにすぐに再同期されます。

所有者が他のアプリケーションを使ってアクセス許可を変更した場合は、予定表の再同期はすぐには行われず、数時間以内に実行されます。

所有者が予定表で他のユーザーのアクセス許可を削除した場合、その操作は数時間以内に検出され、次の 3 つのいずれかが行われます。

  • 受信者が同じ組織内にいて、予定表の所有者に "なし" 以外のアクセス許可を設定された "自分の所属組織" (既定) ユーザーがいる場合、受信者の予定表は、既定のユーザーのアクセス許可レベルを反映するように更新されます。 共有予定表は新しいモデルのままとなりますが、アクセス許可レベルが異なる可能性があります。

  • 受信者が同じ組織内にいて、予定表の所有者が "自分の所属組織" (既定) ユーザーと予定表を共有していない場合、共有予定表は受信者のメールボックスから削除されます。 受信者の予定表リストには、その共有予定表は表示されなくなります。

  • 受信者が別の組織にいる場合は、共有予定表は同期を停止されますが、削除されることはありません。

招待は代理人の受信トレイで受信されるので、代理人は代理送信された会議出席依頼を携帯電話で常に表示できます。 ただし、これまでは、代理人には会議の出席依頼が自分宛か代理する人宛かは示されませんでした。

このシナリオのサポートを改善するため、iOS 版 Outlook および Android 版 Outlook に、会議出席依頼の対象者がはっきりわかる UI が追加されました。 たとえば、次のスクリーンショットにある "Received for Allan Deyong" (Allan Deyong の代わりに受け取った) にご注目ください。これは招待とメールが Allan Deyong 宛てであり、代理人宛ではないことを示しています。

モバイル デバイス画面と予定表の招待アイテムのスクリーンショット。 モバイル デバイス画面とメール アイテムのスクリーンショット。

予定表共有の新しいモデルは、下で説明するいくつかの状況では、サードパーティ メール クライアント間で違いがあります。

  • EAS クライアントでは、読み取り専用アクセス許可を持つ受信者には、会議を作成するためのオプション、またはその読み取り専用の予定表の会議に応答するためのオプションが表示されます。 実行するとクライアントのキャッシュにローカルに保存されますが、変更はサーバーによって拒否されます。 編集アクセス許可がないため、受信者の変更は、所有者の予定表に反映されません。 この問題の原因は、EAS クライアントが共有予定表に対する読み取り専用アクセス許可と読み取り/書き込みアクセス許可を区別せず、すべての予定表を編集可能として扱うためです。

  • 一部のサード パーティ クライアントには、現在のユーザーを会議の出席者として常に追加するクライアント側ロジックがあります。 そのため、ユーザーが携帯電話のネイティブ予定表アプリの使用中、他のユーザーの予定表に会議を表示すると、他のユーザーの名前が出席者リストに表示されることがあります。 このような現象は、サード パーティの予定表アプリケーションで予定表を表示している場合にのみ発生します。同じ会議を iOS 版 Outlook または Android 版 Outlook で表示すると、出席者リストに他のユーザーの名前が表示されることはありません。

  • EWS ベースのクライアントでは共有予定表の機能強化はサポートされないので、Mac OS X などの EWS を使う予定表アプリケーションでは機能強化を利用できません。

    注: 

    • Outlook for Mac では現在、EWS が使用されており、機能強化のない従来の共有予定表が表示されます。

    • Mac OS X の予定表アプリでは EWS が使用されており、機能強化のない従来の共有予定表が表示されます。

よく寄せられる質問 (FAQ)

自分のユーザーの予定表を携帯電話に同期させたくありません。 どの設定で無効にできますか。

テナントで共有予定表の機能強化を無効にできるようにすることは予定されていません。

ユーザーは携帯電話に共有予定表を同期するときのデータの使用を心配しています。 どのように伝えればよいですか。

予定表の一覧で共有予定表の選択を解除すると、iOS 版 Outlook、Android 版 Outlook、Windows 10 Mobile では選択されていない予定表を同期しなくなります。 ほとんどのモバイル予定表アプリケーションは、この動作に従うはずです。

これはリソース カレンダーにも当てはまりますか。

共有できるすべての予定表が、この機能強化の対象になります。 ユーザーが自分の予定表、共有メールボックス予定表、またはリソース メールボックス カレンダーを共有し、受信者が Outlook on the web、iOS 版 Outlook、または Android 版 Outlook を使って承諾した場合、これらの機能強化が表示されるようになります。

ただし、特にリソース メールボックスについては、Outlook のアクセス許可一覧と、管理センターのアクセス許可一覧で、アクセス許可の表示方法にいくつかの不一致があります。 現在、アクセス許可の表示を同じにする作業を行っています。 ただし、共有予定表の機能はリソース メールボックス カレンダーでも上で詳しく説明したとおりに動作し、受信者は携帯電話でリソース カレンダーを表示できます。

Office 365 グループに対する予定表の共有は現在サポートされていますか。

まだサポートされていませんが、高い優先順位になっています。 現在は、予定表を共有できるのは個別ユーザーまたはセキュリティ グループだけです。

これらの変更で、 1 人のユーザーが複数の予定表の代理人を持つことを容易にするでしょうか?

いいえ、これらの改善、特に同期の高速化により、複数の人が同じカレンダーを管理することが容易になりますが、複数代理人のシナリオは今回の改善の目標ではありません。 最高のエクスペリエンスのために、共有カレンダーを管理する代理人を置く場合は1人だけにすることを推奨します。

各種クライアントでの予定表の機能強化のタイムライン

次の表は、予定表の機能強化の現状をまとめたものです。 以下のタイムラインは変更される可能性があります。

機能強化

Web

PC*

Mac*

iOS

Android

Windows 10 Mobile

簡素化されたアクセス許可で予定表を共有する

✔**

未定

新しいモデルの予定表を承諾する

✔**

新しいモデルですぐに同期する

月次チャネル:
2019

*月単位または年単位のサブスクリプションで Microsoft Office を購入されたお客様にのみ適用されます。

**バージョン 1805 から利用可能。

***バージョン16.23.326.1から利用可能。

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