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ここでは、Microsoft Excel の NOW 関数の書式および使用法について説明します。 日付および時刻の操作の詳細については、[参照] セクションのリンク先を参照してください。

説明

現在の日付と時刻に対応するシリアル値を返します。 関数が入力される前に、セルの表示形式が [標準] であった場合、セルの書式は、地域の設定の日付と時刻の書式に合わせて変更されます。 リボンの [ホーム] タブにある [数値] のコマンドを使用して、セルの日付と時刻の書式を変更できます。

NOW 関数は、現在の日付と時刻をワークシートに表示したり、現在の日付と時刻に基づいて値を計算し、ワークシートを開くたびにその値を更新する必要がある場合に便利です。

注:  NOW 関数で目的どおりにセルの値が更新されないときは、ブックまたはワークシートが再計算されるタイミングを制御する設定の変更が必要な場合があります。 Excel デスクトップ アプリケーションの場合、これらの設定はコントロール パネルで変更できます。

書式

Now()

NOW 関数の書式には引数はありません。

解説

  • Excel では、日付を計算に使用できるように一連のシリアル番号として保存します。 既定では、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として保存され、2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,447 日後に当たるので、シリアル値は 39448 になります。

  • シリアル値の右側 (小数部) は時刻を、左側 (整数部) は日付を表します。 たとえば、シリアル値が 0.5 の場合は、正午を表します。

  • NOW 関数の計算結果は、ワークシートが再計算されたとき、またはこの関数を記述したマクロが実行されたときにだけ更新されます。 時間の経過と共に自動的に計算結果が更新されることはありません。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

数式

説明

結果

=NOW()

現在の日付と時刻を返します。

11/6/2011 19:03

=NOW()-0.5

12 時間前 (0.5 日前) の日付と時刻を返します。

11/6/2011 7:03

=NOW()+7

7 日後の日付と時刻を返します。

11/13/2011 19:03

=NOW()-2.25

2 日と 6 時間前 (2.25 日前) の日付と時刻を返します。

11/4/2011 13:03

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