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最終更新日: 2013 年 12 月

目次

Microsoft Lync 2013 for iPad のプライバシーに関する補足

これは、「Microsoft Lync 2013 製品のプライバシーに関する声明」の補足情報です。特定の Microsoft Lync 製品またはサービスに関するデータ収集と利用の方法について理解するためには、Microsoft Lync 製品のプライバシーに関する声明と、この補足情報の両方を参照する必要があります。

このプライバシーに関する補足は、社内のモバイル デバイスにおける Microsoft Lync 2013 for iPad の展開と使用について扱います。Microsoft Lync Server 通信ソフトウェアをサービスとして使用している場合 (つまり、サード パーティ (Microsoft など) が、ソフトウェアを実行するサーバーをホストしている場合)、情報はその第三者に送信されます。第三者に企業から送信されたデータの使用の詳細については、エンタープライズ管理者またはサービス プロバイダーにお問い合わせください。

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通話呼び出し (着信の転送/同時呼び出し)

この機能について: 通話呼び出し機能では、ユーザーは 1 人以上の代理人を指定して、代わりに電話の発信や応答、Lync 会議の設定や出席をしてもらうことができます。また、ユーザーは通話をボイス メール、別の番号または代理人に転送したり、日常的に使用する電話番号とモバイル デバイスや代理人または呼び出しグループなどの別の電話番号を同時に呼び出すなどの操作を自動で行うことができます。

収集、処理、または送信される情報: 代理人を指定するときは、構成プロセスで代理人の連絡先情報を指定してください。代理人として設定されたユーザーは、組織内の他のユーザーの代理人に指定されたことを知らせる通知を受け取ります。代理人が自分を代理人として設定した他のユーザーの代わりに電話に応答すると、そのユーザーにこのイベントを知らせる電子メールが送信されます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: Lync では、代理人が委任を受けたユーザーに代わって電話をかけたり、通話に応答したり、会議のスケジュール設定や会議への参加ができるようにするために、代理人の連絡先情報が利用されます。

選択/コントロール: 既定では、通話呼び出しは無効になっています。有効または無効にするには、次の操作を行います。

  1. Lync for iPad の [自分の情報] タブで、[自動電話転送] をタップします。

  2. 現在の着信の転送設定をタップし、表示されたオプションの一覧から [代理人] を選択します。

注:  モバイル デバイスから代理人を設定することはできません。設定は、Lync デスクトップ クライアントから行う必要があります。

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クライアント側のログ記録

この機能について: クライアント側のログ記録では、Lync for iPad の利用状況情報を記録することができます。この情報は、Lync for iPad で発生した問題のトラブルシューティングに使用できます。

収集、処理、または送信される情報: クライアント側ログが有効になっていると、デバイス ID、ユーザー エイリアスおよびドメイン、プレゼンス データ、メッセージの詳細、ログオン履歴、連絡先リスト、クライアント構成データなどの情報がローカル デバイスに保存されます。Lync 会話の内容は保存されません。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: クライアント側ログに収集された情報は、企業のカスタマー サポートによって利用されるか、問題のトラブルシューティングを行う目的で Microsoft に送信できます (「ログの送信」セクションを参照してください)。

選択/コントロール: クライアント側のログ記録は既定で無効になっていますが、この機能は次の方法で有効または無効にすることができます。

  1. Lync for iPad の [自分の情報] タブで、[オプション] をタップします。

  2. オプションの一覧から [ログ] を選択します。

  3. [ログ] オプション ページで、[ログ] トグルを [オン] にスライドします。

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連絡先カード

この機能について: ユーザーとユーザーの組織内の他のユーザーに関する連絡先、プレゼンス、場所の情報を表示する機能です。連絡先カードを使用すると、インスタント メッセージ、電子メール、または電話を使用して簡単に連絡を行うことができます。

収集、処理、または送信される情報: 連絡先カードの情報は複数の場所から収集されます。名前、ビル名、オフィス番号などの静的情報は社内の企業ディレクトリ (Active Directory ドメイン サービスなど) から収集されます。予定表の空き時間情報などの情報は、Microsoft Exchange Server から、場所情報はさまざまな方法で取り込まれます (「場所」セクションを参照してください)。電話番号は企業ディレクトリから取り込むこともできますが、ユーザーが手動で入力することもできます。 プレゼンス情報は、Outlook 予定表を使って Lync 側が管理しますが (ユーザーにより有効に設定されている場合)、ユーザーが手動で入力することもできます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 連絡先カードの情報は、Lync Server 経由で組織内のユーザーと共有されます。

選択/コントロール: 連絡先は、Lync デスクトップ クライアントから管理されます。

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会話履歴

この機能について: 会話履歴は、お使いのデバイス上のセキュリティで保護された記憶域にインスタント メッセージの会話を保存する機能です。

収集、処理、または送信される情報: 会話履歴機能では、インスタント メッセージでの会話の内容や、日付、時刻、長さ、発信者の詳細情報など、音声での会話に関する統計が、お使いのデバイスにローカルに保存されます。Lync for iPad によって作成されるインスタント メッセージの会話履歴は、 Outlook の [会話履歴] には保存されません。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: Lync では、この情報がメインのユーザー インターフェイスの [チャット] タブに表示されるため、ユーザーは過去の会話を見て、そこからの会話を続けることができます。

選択/コントロール: 会話履歴は、エンタープライズ管理者によって、有効または無効にされます。会話履歴は次の方法で削除できます。

  1. [チャット] タブで、[編集] をタップします。

  2. 削除する会話を選択し、[削除] をタップします。

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カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP)

この機能について: カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) に参加すると、プログラムの使用方法、お使いのコンピューターまたはデバイス、接続されているデバイスについて基本的な情報が収集されます。また、それぞれがどのようにセットアップされ、実行されているかについての情報も収集されます。収集された情報のレポートは Microsoft に送信され、よく使われる機能の向上と一般的な問題の解決のために活用されます。また、CEIP では、お客様が遭遇したエラーの種類と数、ソフトウェアやハードウェアのパフォーマンス、サービスの速度も収集します。Microsoft は、お客様の名前、住所など、連絡先の情報は収集しません。

収集、処理、または送信される情報: CEIP の情報は、機能が有効になっている場合、自動的に Microsoft に送られます。CEIP によって収集、処理、または送信される情報の詳細については、「Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムのプライバシーに関する声明」を参照してください。

情報の用途: Microsoft はこの情報を、Microsoft のソフトウェアとサービスの品質、信頼性、パフォーマンスを向上させるために使用します。

選択/コントロール: CEIP は、既定では無効に設定されています。エンタープライズ管理者は、組織に対して CEIP を有効または無効にすることができます。エンタープライズ管理者が組織に対して CEIP を構成していない場合、ユーザーは最初のインストール プロセス中にサインアップを選択できます。エンタープライズ管理者が CEIP コントロールを無効にしていない場合、CEIP の設定は次の手順でいつでも変更できます。

  1. Lync for iPad の [自分の情報] タブで、[オプション] をタップします。

  2. [オプション] ページで、[Lync の品質向上へのご協力] を選びます。

  3. [Lync の品質向上へのご協力] ページで、トグルをスライドしてオンとオフを切り替えます。

注: ユーザーが既に Lync を使っているときに管理者が設定を変更して CEIP を有効または無効にすると、新しい設定はユーザーが Lync を終了し、再度サインインしたときに反映されます。

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デスクトップとアプリケーションの共有

この機能について: デスクトップとアプリケーションの共有では、会議に参加しているすべてのユーザーとデスクトップや指定したアプリケーションを共有しながら、ビデオ チャットを通じて共同作業ができます。これにより、同僚と同じ部屋にいるかのようにファイルを共有して編集できます。また、Microsoft PowerPoint プレゼンテーションを発表し (「PowerPoint での共同作業」セクションを参照してください)、仮想ホワイトボードを使って他のユーザーと共同作業を行うことができます。仮想ホワイトボードには、会議に参加しているすべてのユーザーがメモや図を書き込むことができます。ユーザーがデスクトップまたはアプリケーションを最初に共有した時点では、ユーザー自身が制御権を持つ唯一のユーザーです。ユーザーが指定した場合、共有のデスクトップまたはアプリケーションの制御を他のユーザーに許可できます。制御を許可されたユーザーは、自分のマウスやキーボードを使って移動操作や変更を行うことができます。

収集、処理、または送信される情報: 別の会議参加者が共有を開始した場合、iPad ユーザーは、共有されたデスクトップやアプリケーションを自分の画面上に表示することができます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 共有された情報は、会議参加者により、ビデオ経由での共同作業に使用されます。

選択/コントロール: Lync for iPad ユーザーが表示できるのは、別の会議参加者により共有されたデスクトップまたはアプリケーションのみです。共有されたデスクトップやアプリケーションを制御したり、対話的に操作したりすることはできません。また、iPad で実行されている iPad デスクトップやアプリケーションを、その他の会議参加者と共有することもできません。

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緊急サービス

重要:  Lync for iPad を使用して、緊急サービス プロバイダー (米国では 911 など) に連絡しないことをお勧めします。Lync for iPad には、実際の物理的な場所を特定するための機能はありません。したがって、Lync for iPad を使用して緊急サービス プロバイダーに連絡しても、プロバイダーは場所を特定できません。デバイスから緊急サービス プロバイダーに連絡する場合、Lync for iPad を閉じ、デバイスのダイヤル パッドを使用します。

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場所の共有

この機能について: 場所の共有は、プライバシー モードを有効にしているときに、連絡先カードのプレゼンス機能を使用してタイムゾーンを他のユーザーと共有する機能です (「プライバシー モード」セクションを参照してください)。

重要: 実際の物理的な場所を Lync for iPad で導き出すことはできません。911 などの緊急サービス プロバイダーにダイヤルするのに、Lync for iPad は使用しないでください。デバイスのダイヤル パッドを使用します。

収集、処理、または送信される情報: タイム ゾーンは、モバイル デバイスのオペレーティング システムから取得され、Lync 連絡先と共有されます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 場所の共有は、位置情報を連絡先ユーザーと連絡先カードにある組織内の他のユーザーに表示します。地理的な場所、書式設定されたアドレス、または公的アドレスなどの他の情報は、プレゼンスを介して共有されることはありません。

選択/コントロール: 場所の共有は、エンタープライズ管理者によって有効または無効にされます。管理は、Lync デスクトップ クライアントから実行できます。

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個人用写真

この機能について: 個人用写真は、ユーザーの写真を連絡先カードに載せ、連絡先、および組織内の他のユーザーに向けて表示する機能です。

収集、処理、または送信される情報: 個人用写真は、組織の管理者がアップロードすることもできますし、自分でアップロードすることもできます (有効な場合)。アップロードされたデータは組織のディレクトリ (Active Directory ドメイン サービスなど) に保存されます。この情報は Lync に取り込まれることにより、連絡先と組織内の他のユーザーと共有されます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 個人用写真は、操作をカスタマイズしたり、写真を他のユーザーと共有したりするために使用されます。

選択/コントロール: 個人用写真の設定は Lync デスクトップ クライアントで管理します。

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PowerPoint での共同作業

この機能について: PowerPoint での共同作業は、オンラインの会話または会議中に PowerPoint プレゼンテーションの表示、参照、コメントの付加を行うことができる機能です。

収集、処理、または送信される情報:別の会議参加者により PowerPoint プレゼンテーションが共有されている場合、Lync for iPad ユーザーは、デバイス上でこのプレゼンテーションを表示できます。これらを制御したり、対話的に操作したりすることはできません。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 共有された情報は、会議参加者により、ビデオ経由での共同作業に使用されます。

選択/コントロール: iPad ユーザーは、他の会議参加者が共有している PowerPoint プレゼンテーションの表示のみが可能です。デバイスから PowerPoint プレゼンテーションをアップロードしたり、コメントを付けたり、共有したりすることはできません。

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プレゼンスと連絡先情報

この機能について: プレゼンスと連絡先情報は、組織内の他のメンバーに関するプレゼンスや連絡先情報と、(組織内外の) 個人の連絡先を表示する機能です。 管理者は不在時メッセージの返信およびその他のステータス情報が表示されるように Outlook と Exchange Server との統合を構成することもできます (たとえば、Outlook の予定表に会議がある場合)。

収集、処理、または送信される情報: Lync Server への接続にサインイン アドレスとパスワードを使用します。ユーザーと管理者は、プレゼンス状態に関する情報と、サインインに関連付けられている連絡先情報を発行できます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 他の Lync ユーザーやプログラムが自分のプレゼンスや連絡先情報にアクセスし、自分に関する公開された状態や情報を判断することで、コミュニケーションの向上を図ることができます。

選択/コントロール: プレゼンスと連絡先情報の設定は Lync デスクトップ クライアントから管理します。

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プライバシー モード

この機能について: プライバシーモードは、プレゼンス情報 (空き時間情報、取り込み中、応答不可など) を、連絡先リストに表示されている連絡先とだけ共有できるようにする設定です。

収集、処理、または送信される情報: プライバシー モードを有効にすると、Lync はユーザーによる設定の調整が可能なモードになり、プレゼンス情報を連絡先リスト内の連絡先とのみ共有する設定が可能になります。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: この設定により、ユーザーはプレゼンス データの共有方法を決定できます。

選択/コントロール: プライバシー モードは、既定でオフになっており、エンタープライズ管理者が有効または無効にすることができます。管理は Lync デスクトップ クライアントから行います。

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電子メールとして送信

この機能について: Lync for iPad の会話履歴を、ユーザー指定の電子メール アドレスに添付ファイルとして送信できます。

収集、処理、または送信される情報: 送受信される会話データのうち最新の 50 件は、次のいずれかを行わない限り、ローカル デバイスの独立した保管場所に保存されます。1) ユーザーが会話記録を削除する 2) ユーザーがアプリケーションをアンインストールする、または 3) 新しいユーザーが同じデバイスにサインインする。電子メールとして送信機能を使用して送信したインスタント メッセージの会話履歴は、電子メールのメッセージ形式でユーザーが指定する電子メール アドレスに送信されます。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 会話履歴を電子メールの添付ファイルとして指定の電子メール アドレスに送信することで、アーカイブや共有などの目的でデバイス以外の場所でも使用できます。

選択/コントロール: 電子メールとして送信を使用するには、電子メールの使用がデバイス上で有効になっている必要があります。電子メールの使用を可能にする方法および設定方法については、デバイスに付属のユーザー ガイドを参照してください。

インスタント メッセージの会話履歴は次の手順で送信されます。

  1. [チャット] ウィンドウから、ナビゲーション バーの [アクション] をタップします。

  2. メニューから、[電子メールとして送信] を選択します。

  3. 履歴を自分以外のユーザーにも送りたい場合は、宛先のメール アドレスを入力します。

  4. [送信] をタップします。

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ログの送信

この機能について: ログの送信では、ユーザーはクライアント側ログを Microsoft に送信し、発生する可能性のある音声や接続性の問題の調査について、支援を受けることができます (「クライアント側のログ記録」セクションを参照してください)。

収集、処理、または送信される情報: クライアント側のログ記録が有効である場合、クライアント側ログ記録により収集された情報のみが送信されます。クライアント側ログが、デバイスから自動的に送信されることはありません。代わりに、デバイスでログ記録が有効化されている場合のみ、送信されます (「クライアント側のログ記録」セクションを参照してください)。

情報の用途: デバイスから収集された情報は、検出された問題のトラブルシューティング、および Lync を向上させるために使用されます。

選択/コントロール: ログの送信を使用するには、電子メールの使用がデバイス上で有効になっている必要があります。電子メールの使用を可能にする方法および設定方法については、デバイスに付属のユーザー ガイドを参照してください。

クライアント側ログは、次の方法で送信できます。

  1. Lync for iPad の [自分の情報] タブで、[オプション] をタップします。

  2. オプションの一覧から [ログ] を選択します。

  3. [ログ] オプション ページで、[ログファイルを送信] をタップします。

  4. ログが添付された電子メール フォームが開くので、リンク先の電子メールアドレスを入力し、[送信] をタップします。

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サインイン エラーの報告

この機能について: サインイン エラーの報告機能は、ユーザーが Lync へのサインインに失敗すると自動的にエラー レポートを出力します。このとき、ユーザーには Microsoft にエラー レポートを送信するかどうかを尋ねるオプションが提示されます。

収集、処理、または送信される情報: エラー レポートに取り込まれる情報には、ユーザーのインターネット接続の品質、エラー コード、または失敗したログイン試行の結果として生成された例外データなどの情報が含まれます。この情報には、ユーザーの IP アドレスや SIP URI (Session Initiation Protocol Uniform Resource Identifier) などの個人を特定できる情報が含まれる場合もあります。この情報は Microsoft に送信される場合があります。

情報の用途: サインイン エラー レポートに出力されたデータは、Microsoft がログオンに関する問題のトラブルシューティングに使用します。また、Lync のログオンの操作性の改善を目的として、一般的なログオンの問題や傾向を調べるためにも使用されます。

選択/コントロール: この機能は既定ではオフになっています。オン/オフの設定はエンタープライズ管理者が管理します。管理者は、サインイン エラー レポートを Microsoft に常に送信するかまったく送信しないかを選択できます。また、ユーザーに選択させることもできます。

この設定は、次のようにして行います。

  1. Lync for iPad の [自分の情報] タブで、[オプション] をタップします。

  2. オプションの一覧から [ログ] を選択します。

  3. [ログ] オプション ページで、[サインイン ログのアップロード] をタップします。

  4. [常時]、[なし]、[ユーザーに確認] から必要な設定を選択します。

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ユニファイド連絡先の保存

この機能について: ユニファイド連絡先の保存は、3 つの主要な機能で構成され、次の 2 つは Lync for iPad で使用できます。

  • 検索の結合: 検索の結合機能は、グローバル アドレス一覧 (GAL) と Lync 連絡先を結合し、連絡先を検索すると、検索結果内に単一のエントリが表示されるようにします。

  • 連絡先の結合: 連絡先の結合機能は、電子メール識別子、サインイン識別子、またはその両方を使用して、GAL、Lync Server、および iPad 連絡先リスト間の連絡先情報を集約します。Lync for iPad は、同じ情報があると判断した後、これらのソースからデータを集約し、検索結果、連絡先リスト、および連絡先カードなどの、さまざまなユーザー インターフェイス コンポーネントで集約データを表示します。

収集、処理、または送信される情報: Lync for iPad は、Outlook、Active Directory ドメイン サービス、プレゼンス、および iPad から連絡先情報を集約します。この情報は Lync for iPad 内部で使用されます。

情報の用途: Outlook、Active Directory ドメイン サービス、プレゼンス、および iPad からの連絡先情報は、Lync for iPad のユーザー インターフェイスに表示されます。

選択/コントロール: 統合連絡先ストアの設定は Lync デスクトップ クライアントから管理されます。

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音声品質の改善

この機能について: Lync は、通話中に音声品質が低下していることを示すデバイスまたはネットワークの問題を検出した場合、その情報を通話先に送信します。

収集、処理、または送信される情報: デバイス設定のために通話の音声品質が低下している (エコーや雑音など) 場合、Lync は他のユーザーに対して、通話の品質が通話元のデバイス設定のために低下していることを知らせます。他のユーザーには、お客様が使用しているデバイスが音声品質の低下を引き起こしているという通知が表示されるだけです。お客様の使用しているデバイスは知らされません。情報が Microsoft に送信されることはありません。

情報の用途: 通話中に他のユーザーに送信される情報は、通話状況の改善に役立ちます。たとえば、発表者は、発表を聞いているユーザーの回線をミュートにすることができます。

選択/コントロール: Lync では、通話品質の通知を無効にすることはできません。

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