IF 関数の #VALUE! エラーを修正する方法

IF は Excel で最も汎用性が高く、よく使われる関数の 1 つであり、多くの場合、単一の数式および他の関数との組み合わせで複数回使用されます。残念ながら、IF ステートメントの作成は複雑であるため、#VALUE! エラーが発生しやすくなります。通常は、ISERROR、ISERR、または IFERROR のようなエラー処理の特定の関数を数式に追加することで、エラーを抑制できます。

問題:引数がエラー値を参照する

エラー値を参照するセルがあると、IF で #VALUE! エラーが表示されます。

解決方法:IF と共に ISERROR、ISERR、または IFERROR などのエラー処理数式を使用することができます。以下のトピックでは、引数がエラー値を参照する場合に、数式で IF、ISERROR および ISERR、または IFERROR を使用する方法について説明します。

注: 

  • IFERROR は Excel 2007 で導入されたものであり、数式を重複して構築する必要がないため、ISERROR や ISERR よりも IFERROR を使用することをお勧めします。ISERROR や ISERR では数式が強制的に 2 回計算されます。最初にエラーと評価されたかどうかを確認してから、もう一度計算してその結果を返します。IFERROR の場合、計算は一度だけです。

  • =IFERROR(Formula,0) は =IF(ISERROR(Formula,0,Formula)) よりはるかに効率的です。

問題: 構文が正しくない

関数の構文が正しく構築されていないと、#VALUE! エラーが返される場合があります。

解決方法:構文を正しく構築していることを確認します。所得水準に基づいて控除額を計算するために IF 関数が別の IF 関数に入れ子になっていて、適切に構築された数式の例を以下に示します。

=IF(E2<31500,E2*15%,IF(E2<72500,E2*25%,E2*28%))

適切に構築された IF ステートメントの例

つまり、これはセル A5 内の値が 31,500 未満の場合は、値に 15% を乗算し、そうでない場合は、値が 72,500 未満であるかどうかを確認します。値が 72,500 未満の場合は、25% を乗算し、それ以外の場合は 28% を乗算することを意味します。

既存の数式で IFERROR を使用する場合は、以下のように IFERROR で完成した数式を囲むだけです。

=IFERROR(IF(E2<31500,E2*15%,IF(E2<72500,E2*25%,E2*28%)),0)

つまり、元の数式のいずれかの部分がエラーと評価された場合は 0 と表示され、それ以外の場合は IF ステートメントの結果が返されることになります。最初からエラー処理を行う数式を作成する方法もありますが、お勧めできる方法ではありません。エラー ハンドラーは潜在的なすべてのエラーを抑制するため、数式が正しく機能しているかどうかを確認できない場合があるからです。エラー処理を追加する必要がある場合は、数式が正しく機能することを確認してから追加することをお勧めします。

注: 数式の評価値にカンマはありません。追加すると、IF 関数ではそれらを引数として使用しようとし、Excel によって通知されます。一方、パーセンテージ乗数には % 記号があります。これで、値をパーセンテージとして表示するように Excel に通知されます。それ以外の場合は、"E2*0.25" のように、実際のパーセンテージ値として入力する必要があります。

値にコンマを追加した際の Excel メッセージ

特定の関数について質問がある場合

Excel のコミュニティ フォーラムに質問を投稿してください

Excel の機能を向上させるためのお願い

次のバージョンの Excel の改善に関して、ご提案はございませんか。提案がありましたら、Excel UserVoice (Excel ユーザー ボイス) のトピックをご覧ください。

関連項目

エラー値 #VALUE! を修正する

IF 関数

IFERROR 関数

IS 関数

IFS 関数 (Office 365、Excel 2016 またはそれ以降)

IF function – nested formulas and avoiding pitfalls (IF 関数 – 入れ子になった式と問題の回避)

ビデオ: 入れ子になったIF 関数

Excel の数式の概要

壊れた数式のエラーを回避する方法

よくある数式のエラーをエラー チェックで修正する

Excel 関数 (アルファベット順)

Excel 関数 (機能別)

Office のスキルを磨く
トレーニングの探索
新機能を最初に入手
Office Insider に参加する

この情報は役に立ちましたか?

ご意見をいただきありがとうございます。

フィードバックをお寄せいただき、ありがとうございます。Office サポートの担当者におつなぎいたします。

×