Windows ベースの DNS を使って Office 365 の DNS レコードを作成する

作成協力者: Peter Baumgartner

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Windows ベースの DNS を使って、独自の DNS レコードをホストする場合は、この記事に示す手順に従って、メールや Skype for Business Online などのレコードを設定してください。

初めに、Windows ベースの DNS で自分のドメインの DNS レコードを検索して、これらのレコードを更新できるようにする必要があります。 また、オンプレミスの Active Directory を Office 365 と同期することを計画している場合は、最初にユーザー プリンシパル名 (UPN) を更新する必要がないことを確認してください

追加する主なレコードは次のとおりです。 (補足説明が必要な場合は、 サポートを利用してください)。

自分のドメインをまだ確認していない場合は、そのためにレコードを追加する必要もあります。

SharePoint Online の一般向け Web サイトがある場合は、カスタム ドメインを使用するようにセットアップすることができます。

注: 通常、DNS の変更が有効になるのに 15 分ほどかかります。ただし、変更したレコードが DNS システムで反映されるまでに最大 72 時間かかることもあります。DNS レコードの追加で問題が発生した場合は、「ドメイン名の変更後または DNS レコードの更新後の問題に関するトラブルシューティング」を参照してください。

Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索する

作業

自分のドメインの DNS レコードを含むページに移動します。

  1. Windows Server 2008 を使っている場合は、[スタート]、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックします。

    Windows Server 2012 を使っている場合は、Windows キーを押して、R キーを押します。

  2. dnsmgmnt.msc」と入力して、[OK] を選びます。

  3. DNS マネージャーで、<DNS サーバー名>、[前方参照ゾーン] の順に展開します。

  4. ドメインを選びます。

これで DNS レコードを作成する準備が整いました。

MX レコードを追加する

MX レコードを追加して、自分のドメインのメールを Office 365 で使えるようにします。

作業

追加する MX レコードには、ポイント先のアドレスを示す値が含まれており、<MX token>.mail.protection.outlook.com (<MX token> の値は MSxxxxxxx など) のような内容です。

  1. Office 365 の [DNS レコードの追加] ページの [Exchange Online] セクションの [MX] 行で、[ポイント先のアドレス] に表示されている一覧の値をコピーします。

    この値は、この作業で作成しているレコードで使うことになります。

  2. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[メール エクスチェンジャー (MX)] の順にクリックします。

    ドメインのこのページを見つけるには、「Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索する」を参照してください。

  3. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: @

    • [Address]: Office 365 からコピーした [ポイント先のアドレス] の値をここに貼り付けます。

    • [Pref]: 0

      優先度の詳細については、「MX 優先度とは何か」を参照してください。

  4. [変更の保存] を選びます。

使っていない MX レコードを削除します。

別の場所に、メールをルーティングするこのドメインの古い MX レコードがある場合、次の操作を行います。

  1. 使っていない各レコードの横にあるチェック ボックスをオンにして、[Delete] を選びます。

  2. [OK] を選びます。

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CNAME レコードを追加する

Office 365 に必要な CNAME レコードを追加します。 Office 365 で追加の CNAME レコードの一覧が表示されている場合は、次に示すのと同じ一般的な手順に従って、該当のレコードを追加します。 MDM を使っている場合のみ、Mobile Device Manager (MDM) レコードを 2 個追加します。

作業

メール (Exchange) の自動検出 CNAME レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[CNAME (CNAME)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: autodiscover

    • [Type]: CNAME

    • [Address]: autodiscover.outlook.com.

  3. [OK] を選びます。

SIP CNAME レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[CNAME (CNAME)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: sip

    • [Type]: CNAME

    • Address: sipdir.online.lync.com

  3. [OK] を選びます。

Skype for Business Online 自動検出 CNAME レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[CNAME (CNAME)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: lyncdiscover

    • [Type]: CNAME

    • Address: webdir.online.lync.com

  3. [OK] を選びます。

Office 365 に必要な他の CNAME レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[CNAME (CNAME)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: msoid

    • [Type]: CNAME

    • Address: clientconfig.microsoftonline-p.net

  3. [OK] を選びます。

Office 365 のモバイル デバイス管理 (MDM) 用として 2 つの CNAME レコードを追加する

重要: Office 365 用のモバイル デバイス管理 (MDM) がある場合は、次の 2 つの CNAME レコードを作成する必要もあります。

作業

MDM Enterpriseregistration CNAME レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[CNAME (CNAME)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: enterpriseregistration

    • [Type]: CNAME

    • [Address]: enterpriseregistration.windows.net

  3. [OK] を選びます。

MDM Enterpriseenrollment CNAME レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[CNAME (CNAME)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Host Name]: enterpriseenrollment

    • [Type]: CNAME

    • [Address]: enterpriseenrollment-s.manage.microsoft.com

  3. [OK] を選びます。

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迷惑メールの防止に役立つ、SPF の TXT レコードを追加する

重要: 1 つのドメインで、SPF に複数の TXT レコードを設定することはできません。1 つのドメインに複数の SPF レコードがあると、メール、配信の分類、迷惑メールの分類で問題が発生することがあります。使用しているドメインに既に SPF レコードがある場合は、Office 365 用に新しいレコードを作成しないでください。代わりに、現在のレコードに Office 365 で必要になる値を追加して、元々の値と追加する値の組み合わせが 1 つ の SPF レコードになるようにします。次に例を示します。このページで説明されている詳細とサンプルの SPF レコードを参照してください。SPF レコードを確認するには、SPF の検証ツールを使うことができます。

自分のドメイン用に SPF TXT レコードを追加して、迷惑メールを防ぎます。

作業

表示される内容

このレコードの TXT 値には、すでに別の文字列 (マーケティング メール用の文字列など) が設定されている場合がありますが、特に問題はありません。別の文字列はそのままにして、新しい文字列を追加します。複数の文字列を入力する場合は、それぞれを二重引用符で囲んで区切ります。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[テキスト (TXT)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    重要: Windows DNS マネージャーの一部のバージョンでは、ドメインが設定されていることがあるため、txt レコードを作成するときに、ホスト名には親ドメインが既定値として入力されています。 このような場合は、TXT レコードを追加するときに、ホスト名に @ またはドメイン名を設定する代わりに、ホスト名を空白 (値なし) に設定します。 詳細については、SPF レコードの設定に関するサポート技術情報の記事を参照してください。

    • [Host type]: @

    • [Record Type]: TXT

    • [Address]: v=spf1 include:spf.protection.outlook.com -all

      すべてのスペースが正しく配置されるように、このエントリをコピーして貼り付けることをお勧めします。

  3. [OK] を選びます。

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SRV レコードを追加する

Office 365 に必要な 2 つの SRV レコードを追加します。

作業

Skype for Business Online Web 会議用に SIP SRV レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[その他の新しいレコード] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [リソース レコードの種類] ウィンドウで、[サービス ロケーション (SRV)] を選んで [レコードの作成] を選びます。

  3. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Service]: _sip

    • [Protocol]: _tls

    • [Priority]: 100

    • [Weight]: 1

    • [Port]: 443

    • [Target (Hostname)]: sipdir.online.lync.com

  4. [OK] を選びます。

Skype for Business Online フェデレーション用の SIP SRV レコードを追加します。

  1. ドメインの DNS マネージャーのページで、[アクション]、[その他の新しいレコード] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [リソース レコードの種類] ウィンドウで、[サービス ロケーション (SRV)] を選んで [レコードの作成] を選びます。

  3. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスのフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    • [Service]: _sipfederationtls

    • [Protocol]: _tcp

    • [Priority]: 100

    • [Weight]: 1

    • [Port]: 5061

    • [Target (Hostname)]: sipfed.online.lync.com

  4. [OK] を選びます。

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必要に応じて、ドメインを所有していることを確認するレコードを追加する

Office 365 サービスを設定するための DNS レコードを追加する前に、追加しようとしているドメインを所有していることを Office 365 で確認する必要があります。そのためには、以下の手順に従って、レコードを追加します。

注: このレコードは、ドメインを所有していることを確認するためだけに使用されます。その他のものには影響しません。

作業

Office 365 から情報を収集します。

  1. 職場や学校のアカウントで Office 365 にサインインします

  2. ドメインのページに移動します

  3. [ドメインの管理] ページで、確認するドメインの [アクション] 列の [セットアップの開始] を選びます。

    注: まだドメインを追加していない場合は、「Office 365 でドメインを確認する」を参照してください。

  4. [ドメインを Office 365 に追加] ページで、[手順 1 を開始する] を選びます。

  5. [your_domain を所有していることを確認する] ページで、[次のレジストラーとこの操作を実行するための手順を確認します] ボックスの一覧から、[一般的な手順] を選びます。

  6. 表から、[宛先または参照先のアドレス] の値をコピーします。この値は次の手順で必要になります。

    すべてのスペースが正しく配置されるように、この値をコピーして貼り付けることをお勧めします。

TXT レコードを追加します。

  1. ドメインの [DNS マネージャー] ページで、[アクション]、[テキスト (TXT)] の順にクリックします。

    自分のドメインのこのページを見つけるには、Windows ベースの DNS で DNS レコードを検索するを参照してください。

  2. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスで、[編集] を選びます。

  3. [新しいリソース レコード] ダイアログ ボックスの [カスタム ホスト名] 領域のフィールドが、次の値に正しく設定されていることを確認します。

    重要: Windows DNS マネージャーの一部のバージョンでは、ドメインが設定されていることがあるため、txt レコードを作成するときに、ホスト名には親ドメインが既定値として入力されています。 このような場合は、TXT レコードを追加するときに、ホスト名に @ またはドメイン名を設定する代わりに、ホスト名を空白 (値なし) に設定します。 詳細については、SPF レコードの設定に関するサポート技術情報の記事を参照してください。

    • [Host Name]: @

    • [Type]: TXT

    • [Address]: Office 365 からコピーした [宛先またはポイント先のアドレス] の値をここに貼り付けます。

  4. [OK] を選んでから、[完了] を選びます。

Office 365 でドメインを確認します。

重要: 確認できるまで、15 分ほど待ちます。この間、作成したレコードがインターネット全体で更新されます。

Office 365 に戻り、以下の手順に従って、確認処理を要求します。確認処理では、前の手順で追加した TXT レコードを探して、正しい TXT レコードが見つかると、ドメインが確認されます。

  1. ドメインのページに移動します

  2. [ドメインの管理] ページで、確認するドメインの [アクション] 列の [セットアップの開始] を選びます。

  3. [your_domain を所有していることを確認する] ページで、[完了しました。今すぐ確認してください] を選んでから、確認ダイアログ ボックスで [完了] を選びます。

注: 通常、DNS の変更が有効になるのに 15 分ほどかかります。 ただし、インターネットの DNS システム全体を更新する変更の場合、さらに長くかかることもあります。 DNS レコードの追加でメール フローなどに問題が発生した場合は、「ドメイン名または DNS レコードの変更後の問題に関するトラブルシューティング」を参照してください。

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オンプレミス Active Directory で UPN として使用される非ルーティング メール アドレス

オンプレミスの Active Directory を Office 365 と同期することを計画している場合は、Active Directory ユーザー プリンシパル名 (UPN) のサフィックスが、サポートされていない @contoso.local などのドメイン サフィックスではなく、有効なドメイン サフィックスであることを確認してください。 UPN サフィックスの変更が必要な場合は、「ユーザー プリンシパル名サフィックスを追加する」を参照してください。

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注: 通常、DNS の変更が有効になるのに 15 分ほどかかります。 ただし、インターネットの DNS システム全体を更新する変更の場合、さらに長くかかることもあります。 DNS レコードの追加でメール フローなどに問題が発生した場合は、「ドメイン名または DNS レコードの変更後の問題に関するトラブルシューティング」を参照してください。

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