WBS 番号を作成する

簡単に言えば、作業分解構造 (WBS) 番号とは、ビジネス特有のニーズと一致するようにタスクに割り当てて編集できるアウトライン番号です。各タスクの基本的なアウトライン番号は Project によって自動的に提供されますが、ユーザー設定された独自のアウトライン構成をいつでもプロジェクトに適用することができます。

以下のセクションは、Microsoft Project 2016、2013、2010 にのみ適用されます。

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ユーザー設定の WBS 番号を作成する

WBS 番号を付け直す

基本的なアウトライン番号を使用する

ユーザー設定の WBS 番号を作成する

  1. [表示] をクリックし、シート ビュー (たとえば、[タスク シート] または [リソース シート] ビューなど) を選択します。

  2. [プロジェクト] をクリックします。[プロパティ] で [WBS] をクリックし、[コードの定義] をクリックします。

    WBS ボタンの [コードの定義] オプションの画像。

  3. [プロジェクトの WBS 番号接頭文字] ボックスでは、プロジェクト固有の WBS 番号を作成できます。数字、大文字と小文字、および記号を使用できます。

[WBS 番号の定義] ダイアログ ボックスの画像

  1. 最初のレベルのタスクに WBS 番号を設定するには、[シーケンス] 列の最初の行で、文字の種類をドロップダウン リストから選択します。数字、大文字または小文字、または数字、文字、およびその他の記号の組み合わせから選択することができます。

  2. [長さ] 列で、コード文字列の各レベルの文字数を設定します。レベルに任意の文字数を許可するには、[すべて] をクリックします。

  3. [区切り] 列で、このレベルのコードと次のレベルのコードを区切るのに使用する文字を選択します。

    既定の区切り文字はピリオドです。その他の文字を選択する、または区切り文字を入れないように設定することもできます。

    注: 区切り文字として使用する文字を、コードの一部として使用することはできません。

  4. アウトラインでレベルを下げたタスクのレベルごとに、コードの文字列を設定します。

    レベルごとに個別のコードを指定するには、次の行をクリックし、[シーケンス]、[長さ]、[区切り]の各列の設定を完了します。

  5. 新しいタスクの入力時に WBS 番号が自動的に割り当てられないようにするには、[新しいタスク用に WBS 番号を生成する] チェック ボックスをオフにします。

  6. 複数のタスクに同じ WBS 番号を使用できるようにする場合は、[新しい WBS 番号が固有であることを検証する] チェック ボックスをオフにします。

WBS 番号を付け直す

タスクを移動または削除すると、Project ファイルにリンクされていないドキュメントや他のシステムで、その WBS 番号が使用されている可能性があるため、Project では WBS 番号が自動的に付け直されることはありません。これは、残りのタスクの番号が適切な順序でなくなる可能性があることを意味します。すべてのタスクまたは選択したタスクの WBS 番号を付け直すには、次の操作を行います。

  1. [表示] をクリックし、番号を付け直すタスクを含むシート ビュー ([タスク シート] など) をクリックします。

  2. 番号を付け直すタスクを選択します。選択した最初のタスクの番号は更新されません。

    すべてのタスクの WBS 番号を付け直す場合は、タスクを選択する必要はありません。

  3. [プロジェクト] をクリックします。[プロパティ] で [WBS] をクリックし、[番号の再割り当て] をクリックします。

    [プロジェクト] タブ、[WBS] ボタン、ドロップダウン メニューの [番号の再割り当て] コマンドの画像。

  4. 選択したタスクのWBS番号を付け直す場合は、[選択したタスク]をクリックします

    プロジェクトのすべてのタスクの WBS 番号を付け直す場合は、[プロジェクト全体] をクリックします。

    [WBS 番号の再割り当て] ダイアログ ボックスの画像

基本的なアウトライン番号を使用する

WBS 番号によって提供される、詳細な構造が必要ない場合は、基本的なアウトラインを使用することができます。

Project では、タスク リストの構造での表示順に基づいて、各タスクのアウトライン番号が自動的に作成されます。たとえば、タスク リストの最初のタスクには 1 という番号が付けられます。タスクに 3 個のサブタスクがある場合、サブタスクの番号はそれぞれ 1.1、1.2、1.3 になります。

アウトライン番号は、数字だけ (英字なし) で構成され、編集できません。ただし、タスク リスト内でタスクを上または下に移動した場合や、タスクのレベル下げまたはレベル上げを行った場合は、自動的に変更されます。

アウトライン番号を表示するには、テーブルまたはシート ビューに [アウトライン番号] フィールドを追加します。また、タスク名に直接アウトライン番号を追加することもできます。

  1. ガントチャートまたはタスク シートに移動します。

  2. [書式] をクリックし、[表示/非表示] で [アウトライン番号] チェック ボックスをオンにします。

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このセクションは、Microsoft Project 2007 にのみ適用されます。

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WBS 番号について

ユーザー設定の WBS 番号を定義する

WBS 番号を付け直す

WBS 番号について

Microsoft Office Project には、アウトライン番号とユーザー設定の WBS 番号の、2 種類の WBS 番号があります。詳しくは以下のセクションをご覧ください。

アウトライン番号

アウトライン番号は最も簡単な種類の WBS 番号です。Microsoft Office Project では、タスク リストのアウトライン構造での番号付けに基づいて、各タスクのアウトライン番号が自動的に計算されます。たとえば、タスク リストの最初のタスクには 1 という番号が付けられます。タスクに 3 個のサブタスクがある場合、サブタスクの番号はそれぞれ 1.1、1.2、1.3 になります。

アウトライン番号は数値のみ (文字なし) で構成され、編集することはできません。ただし、タスク リスト内でタスクを上または下に移動した場合や、タスクのインデントまたはアウトデントを行った場合は、自動的に変更されます。たとえば、サブタスクの現在のアウトライン番号が 3.5.4 であり、それをリストで 1 行上に移動した場合、アウトライン番号は自動的に 3.5.3 に更新されます。その後、その同じサブタスクのレベルを上げると、アウトライン番号は自動的に 3.6 に更新されます。

ヒント: アウトライン番号を表示するには、[アウトライン番号] フィールドをテーブルまたはシート ビューに追加するか、またはタスク名の隣にアウトライン番号を表示するように選択します。タスク名の隣にアウトライン番号を表示するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[ビュー] タブをクリックします。[アウトライン オプション] で、[アウトライン番号の表示] チェック ボックスをオンします。

ユーザー設定の WBS 番号

数字と文字の特定の長さ、シーケンス、セットで構成される詳細な WBS 番号を使うとプロジェクトに都合がいい場合は、プロジェクトに対して 1 つだけユーザー設定の WBS コード マスクを定義できます(プロジェクトにユーザー設定のコード マスクを複数定義することはできません)。ユーザー設定の WBS 番号は、WBS フィールドに記録されます。

アウトライン番号と同じように、ユーザー設定の WBS 番号の各レベルは、タスク リストでのアウトライン レベルを表します。番号の各レベルに固有の形式を使用でき、各レベルはタスク、サマリー タスク、サブタスクの階層に従って番号に一覧表示されます。

たとえば、次の会計年度に対する組織の指示に合わせて段階的なプロジェクトを計画している場合は、対応する指示、四半期、プロジェクトを使って、各タスクを表すユーザー設定の WBS コード マスクを作成できます。この番号を使うと、タスクのユーザー設定の WBS 番号は CustSat.Q3.CSTools.11 のようになります。これは、それがカスタマー サポート ツール アップグレード プロジェクトのタスク 11 であり、第 3 四半期の間に開始し、次の会計年度の顧客満足度に関する業務指示をサポートすることを示します。

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ユーザー設定の WBS 番号を定義する

  1. [ビュー] メニューで、タスク シート ビューなどのシート ビューをクリックします。

    [ビュー] メニューに表示されないビューを使うには、[その他のビュー] をクリックし、[ビュー] の一覧で使うビューをクリックして、[適用] をクリックします。

  2. [プロジェクト] メニューの [WBS] をポイントし、[コードの定義] をクリックします。

  3. このプロジェクトのタスクを他のプロジェクトのタスクと区別するには、プロジェクト固有のコードの接頭文字を [プロジェクト コードの接頭文字] ボックスに入力します。

    この接頭文字は、WBS 番号の最上位レベルでプロジェクトを識別するのに役立ちます。接頭文字は、マスター プロジェクト内でサブプロジェクトを識別するとき、またはプロジェクト間にタスクの依存関係を作成するときに便利です。

    プロジェクト コードの接頭文字には、数字、大文字と小文字の英字、記号と特殊文字の任意の組み合わせを入力できます。

  4. 第 1 レベルのタスクの番号文字列を指定するには、[シーケンス] 列の 1 行目で、そのレベルに使う文字の種類をクリックします。

    • このレベルに数値の WBS 番号を使う場合は、[数値 (昇順)] をクリックします (たとえば、プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクは 1、2、3 になります)。

    • 英大文字の WBS 番号を使う場合は、[アルファベット (大文字) (ABC 順)] をクリックします (たとえば、プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクは A、B、C になります)。

    • 英小文字の WBS 番号を使う場合は、[アルファベット (小文字) (abc 順)] をクリックします (たとえば、プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクは a、b、c になります)。

    • 数字、大文字、小文字の任意の組み合わせを使う場合は、[文字 (順不同)] をクリックします (プロジェクトの最初の 3 つのサマリー タスクは Arch1、Const1、Insp1 などとなります)。

      このオプションを選ぶと、カスタマイズされた WBS 番号の入力が最も柔軟になります。このレベルの WBS 番号の文字列を入力するまで、WBS フィールドにはアスタリスク (*) が表示されます。

  5. [長さ] 列で、番号文字列の各レベルの文字数を入力するか選びます。厳密な文字数を入力することも、[任意] を選んでその番号レベルに任意の文字数を許可することもできます。

    たとえば、「3」と入力すると、WBS 番号の 1 つのレベルには必ず 3 文字入力することが必要になります。WBS 番号の全体の長さは、1 ~ 255 文字です。

  6. [区切り] 列で、このレベルの番号文字列と次のレベルの番号文字列を区切る文字を入力するか選びます。

    既定の区切り文字はピリオドです。各番号レベルで別の区切り文字を使えます。

    また、番号レベル間の区切り文字を使わないこともできます。その場合は、[区切り] フィールドの区切り文字を削除します。

  7. アウトラインでレベルを下げたタスクのレベルごとに、番号の文字列を指定します。

    レベルごとに個別の番号文字列を指定するには、次の行をクリックし、[シーケンス]、[長さ]、[区切り] の各列を設定します。

  8. 新しいタスクの入力時に WBS 番号が自動的に割り当てられないようにするには、[新しいタスク用に WBS 番号を生成する] チェック ボックスをオフにします。

  9. 複数のタスクに同じ WBS 番号を使えるようにする場合は、[新しい WBS 番号が固有であることを検証する] チェック ボックスをオフにします。

注: 

  • 区切り文字として使う文字を、番号の一部としても使うことはできません。たとえば、ハイフンを区切り文字として使う場合、タスクを表すために使う番号ではハイフンを使えません。

  • プロジェクトごとに複数の WBS 番号のセットを定義することはできません。タスクに追加の組織構造を表示する必要がある場合は、カスタム フィールドを使って別の番号セットを作成または適用します。

  • WBS 番号を表示するには、ビューに [WBS] フィールドを追加する必要があります。

  • サマリー タスクとそのすべてのサブタスクの WBS 番号を変更するには、サマリー タスクの WBS 番号の既存の番号 (またはアスタリスクのセット) を別の文字セットに変更する必要があります。

    たとえば、特定のサブタスクの WBS 番号が Ph3.Prj5.Arch.Task3 であるものとします。"Task3" は "開発プラン" サブタスクを表し、"Arch" は "設計ソリューション" サマリー タスクを表します。サマリー タスクの名前が "デザイン ソリューション" に変更され、サマリー タスクとそのすべてのサブタスクの番号を更新する必要があります。サマリー タスクが "Des" で表されるように WBS 番号を変更すると、"開発プラン" サブタスクの WBS 番号は自動的に Ph3.Prj5.Des.Task3 に更新されます。

WBS 番号を付け直す

タスクを移動または削除すると、ユーザー設定の WBS 番号が正しい順序ではなくなる可能性があります。Project ファイルにリンクされていないドキュメントや他のシステムでその WBS 番号が使われている可能性があるため、WBS 番号の自動的な付け直しは行われません。すべてのタスクまたは選んだタスクの WBS 番号の付け直しは、次のようにして行うことができます。

  1. [ビュー] メニューで、番号を付け直すタスクを含むシート ビュー (タスク シートなど) をクリックします。

    [ビュー] メニューに表示されないビューを使うには、[その他のビュー] をクリックし、[ビュー] の一覧で使うビューをクリックして、[適用] をクリックします。

  2. 番号を付け直すタスクを選びます (タスクの選択範囲の最初のタスクの番号は付け直されません。最初のタスクは、他のタスクの番号の付け直しに対する基準ポイントとして使われます)。

    すべてのタスクの WBS 番号を付け直す場合は、タスクを選択する必要はありません。

  3. [プロジェクト] メニューの [WBS] をポイントし、[番号の再割り当て] をクリックします。

  4. 選んだ隣接するタスクの WBS 番号の順序だけを修正するには、[選択したタスク] をクリックします。

    プロジェクト内のすべてのタスクの WBS 番号の順序を修正するには、[プロジェクト全体] をクリックします。

注: 

  • プロジェクトにサブプロジェクトが含まれる場合は、すべてのサブタスクを表示することで、各サブプロジェクトの一部または全部のタスクの番号を付け直すことができます。[表示] 表示 をクリックし、[すべてのサブタスク] をクリックします (表示されていないサブプロジェクトのタスク番号を付け直すことはできません)。

  • マスター プロジェクトに挿入されるサブプロジェクトの番号を付け直すと、プロジェクト レベルで各サブプロジェクトを表す番号も変更されます。

  • WBS 番号を表示するには、[WBS] 列をシート ビューに追加します。

  • Project が計算した後で WBS 番号を変更するには、[プロジェクト] メニューの [WBS] をポイントし、[コードの定義] をクリックします。[シーケンス] 列で、コード マスクの任意のレベルの文字の種類を変更します。サマリー タスク レベルで番号を更新すると、そのサマリー タスクのすべてのサブタスクが自動的に更新されます。

    WBS 番号を変更できない場合、次のいずれかの理由が考えられます。

    • 番号が計算された後で、コード マスクのある WBS 番号を変更しようとしている     WBS コード マスクを作成し、タスクの WBS 番号が既に計算された場合は、コード マスクのレベルを再定義することによってのみ、WBS を変更できます。コード マスクのレベルを再定義した後は、コード マスクの任意のレベルを、昇順の数値、ABC 順の大文字、abc 順の小文字、または順序なしの文字から、別の種類に変更できます。

    • タスク リストの下位のレベルにある WBS 番号を変更しようとしている     サブタスクの WBS 番号の文字を、WBS 番号のそのレベルが定義されているサマリー タスクについてのみ変更することはできません。

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