SUM 関数

SUM 関数は数学/三角関数の 1 つで、値を加算します。個々の値、セル参照、セル範囲、またはこれらすべての組み合わせを加算できます。

次に例を示します。

  • =SUM(A2:A10)

  • =SUM(A2:A10, C2:C10)

お使いのブラウザーではビデオがサポートされていません。 Microsoft Silverlight、Adobe Flash Player、Internet Explorer 9 のいずれかをインストールしてください。

これは、「Excel 2013 で数値を加算する」というトレーニング コースに含まれているビデオです。

SUM(数値 1, [数値 2], ...)

引数名

説明

数値 1    (必須)

加算する最初の数。ここには 4 のような数値、B6 のようなcell reference、B2:B8 のようなセルrangeを指定できます。

数値 2 ~ 255    (省略可能)

これは、加算する 2 番目の数値です。この方法で最大 255 個の数値を指定することができます。

セルの範囲の合計をすばやく取得したい場合、範囲を選択するだけで、Excel ウィンドウの右下で確認することができます。

選択しているセルの範囲のスクリーン ショット、ステータス バーの表示
ステータス バー


これはステータス バーで、選択した (単一または複数の) セルに関する情報を示します。ステータス バーを右クリックすると、選択可能なすべてのオプションを示した機能ダイアログ ボックスが表示されます。ステータス バーには、選択した範囲の値も表示されることにご注意ください (これらの属性がオンになっている場合)。ステータス バーについての詳細

SUM 数式をワークシートに追加する最も簡単な方法は、オート SUM ウィザードを使用することです。合計する範囲のすぐ上または下の空のセルを選択し、リボンの [ホーム] タブまたは [数式] タブで、[オート SUM]、[合計] の順にクリックします。オート SUM ウィザードは自動的に、合計する範囲を認識して数式を作成します。また、合計する範囲の左側または右側にあるセルを選択すると、横方向の合計を計算することができます。オート SUM ウィザードは、連続していないセル範囲に対して機能しないことにご注意ください。それについては次のセクションで説明します。

オート SUM ウィザードを使用すると、自動的に SUM 数式を作成できます。集計する上/下または左/右の範囲を選び、リボンの [数式] タブに移動して、[オート SUM] の [合計] を選びます。
オート SUM ウィザードを使って、連続する範囲をすばやく合計する


[オート SUM] ダイアログでは、次のような他の一般的な関数も選択できます。

縦方向にオート SUM

セル B6 はオート SUM の合計の数式を示す: =SUM(B2:B5)

オート SUM ウィザードが、セル B2:B5 を合計する対象範囲として自動的に検出しました。あとは、Enter キーを押して確定するだけです。セルを追加または除去する必要がある場合は、Shift キーを押しながら、必要な選択範囲に一致するまで任意の方向キーを押して、Enter キーを押します。

Intellisense 関数ガイド: 関数の下のフローティング タグ SUM(数値1,[数値2], …) は、その関数の Intellisense ガイドです。SUM または関数名をクリックすると、青のハイパーリンクに変わり、その関数のヘルプ トピックが開きます。個々の関数の要素をクリックすると、数式内のそれぞれの部分が強調表示されます。この例では、数式内で 1 つの数値参照しかないため、B2:B5 だけが強調表示されます。任意の関数の Intellisense タグが表示されます。

横方向にオート SUM

セル D2 はオート SUM の合計の数式を示す: =SUM(B2:C2)

SUM と連続していないセル範囲を使用します。セル C8 の数式は =SUM(C2:C3,C5:C6) です。名前付き範囲を使用して、=SUM(Week1,Week2) という数式にすることもできます。

オート SUM ウィザードは通常、連続する範囲に対してのみ機能します。このため、合計の範囲内に空白の行または列があると、Excel は最初の空白で停止します。その場合、個々の範囲を 1 つずつ選択して追加し、合計する必要があります。この例では、セル B4 にデータがあれば、Excel は連続する範囲と認識し、=SUM(C2:C6) という数式を生成します。

Ctrl キーを押しながら左クリックすることで、複数の連続していないセル範囲をすばやく選択できます。最初に、"=SUM(" を入力し、さまざまな範囲を選択すると、Excel によってそれぞれの範囲の間にコンマ区切り記号が自動的に追加されます。完了したら Enter キーを押します。

ヒント: Alt キーを押しながら = キーを押すと、SUM 関数をすばやくセルに追加することができます。あとは範囲を選択するだけです。

注: Excel では、異なる関数の範囲が色分けされて強調表示されます。これらの色は数式内の範囲と一致しているので、C2:C3 がある色で表示され、C5:C6 は別の色で表示されます。Excel では、参照範囲が別のワークシート上、または別のブックにある場合を除き、すべての関数でこのような色分けを行います。補助的な技術でアクセシビリティを向上する場合、"Week1"、"Week2" などの 名前付き範囲を使用し、それらを数式で参照することができます。

=SUM(Week1,Week2)

Excel では、算術演算を単独で、および SUM などの Excel 関数と組み合わせて、簡単に実行できます。次の表に、使用できる演算子と関連する関数を示します。演算子は、キーボードから、またはある場合テン キー パッドから、入力できます。たとえば、Shift キーを押しながらコロン (:) キーを押すと、乗算のアスタリスク (*) が入力されます。

演算子

演算

+

加算

=1+1

=A1+B1

=SUM(A1:A10)+10

=SUM(A1:A10)+B1

-

減算

=1-1

=A1-B1

=SUM(A1:A10)-10

=SUM(A1:A10)-B1

*

乗算

=1*1

=A1*B1

=SUM(A1:A10)*10

=SUM(A1:A10)*B1

=PRODUCT(1,1) - (PRODUCT 関数)

/

除算

=1/1

=A1/B1

=SUM(A1:A10)/10

=SUM(A1:A10)/B1

=QUOTIENT(1,1) - (QUOTIENT 関数)

^

べき算

=1^1

=A1^B1

=SUM(A1:A10)^10

=SUM(A1:A10)^B1

=POWER(1,1) - (POWER 関数)

詳細については、「Excel を計算機として使用する」を参照してください。

その他の例

  1. たとえば、集計を行ったセルの範囲に値引き率を適用するとします。

    SUM と演算子を使用します。セル B16 の数式は =SUM(A2:A14)*-25% です。-25 がセル参照 (たとえば =SUM(A2:A14)*E2) であれば、数式は正しく構築されたでしょう。
    • =SUM(A2:A14)*-25%

    これは、合計範囲の 25% を算出しますが、数式内にハード コードした 25% を変更する必要がある場合、後から見つけにくい場合があります。代わりに、次のように、わかりやすく変更しやすいセルに 25% を入力して参照することをお勧めします。

    • =SUM(A2:A14)*E2

    乗算の代わりに除算するには、“*” を “/” と置き換える: =SUM(A2:A14)/E2

  2. SUM に加算または SUM から減算する

    i. 次のように、+ や - を使用して、簡単に合計に加算または合計から減算することができます。

    • =SUM(A1:A10)+E2

    • =SUM(A1:A10)-E2

このセクションでは、SUM 関数を使用するためのいくつかのベスト プラクティスについて説明します。この説明の多くは、他の関数を使用する際にも当てはまります。

=1+2 または =A+B メソッド – =1+2+3 または =A1+B1+C2 を入力して完全に正確な結果を得られますが、これらのメソッドは次の複数の理由によりエラーが発生しやすくなります。

  1. 入力ミス – さらに多くの値や、次のようなとても大きな値を入力する場合を想像してみてください。

    • =14598.93+65437.90+78496.23

    そして入力内容が正しいことを検証することも想像してみましょう。これらの値を個別のセルに配置し、SUM 数式を使用する方がずっと簡単です。また、値がセルにあれば、書式設定して、数式内の値をより見やすくすることができます。

    数式にはハード コーディング値ではなく、SUM 関数を使用します。セル D5 の数式は =SUM(D2:D4)
  2. 数値ではなくテキストを参照すると、#VALUE! エラーが発生します。

    次のような数式を使用する場合:

    • =A1+B1+C1 または =A1+A2+A3

    数式構造が良くない例です。セル D2 の数式は=A2+B2+C2

    参照先のセルに数値以外 (テキスト) の値がある場合、数式が破損し、#VALUE! エラーが返される場合があります。SUM はテキスト値を無視して、数値だけを合計します。

    適切な式を構築します。セル D2 の数式は、=A2+B2+C2 ではなく、=SUM(A2:C2)
  3. 行または列を削除したことによる #REF! エラー

    #REF! エラーは列の削除が原因です。数式が =A2+#REF!+B2 に変更されている

    行または列を削除すると、SUM 関数は自動的に更新されますが、数式からは削除された行が除外されず、#REF! エラーを返します。

    SUM 関数によって、行および列の挿入または削除が自動的に調整されます。
  4. 行または列を挿入すると、数式は参照を更新しない

    数式 =A+B+C は、行を追加しても更新されません。

    行または列を挿入すると、SUM 関数は自動的に更新されます (数式で参照されている範囲外でない限り) が、数式は追加したセルを含めるように更新されません。数式が更新されると想定していたのに更新されないと、不完全な結果になっているのに気付かない可能性があるため、これはとても重要です。

    例は、列が挿入されると、数式 SUM が =SUM(A2:C2) から =SUM(A2:D2) に自動的に拡張することを示しています。
  5. 個々のセル参照による SUM と範囲による SUM の比較

    次のような数式を使用する:

    • =SUM(A1,A2,A3,B1,B2,B3)

    これも同じ理由で、参照先の範囲内の行を挿入または削除するときに、エラーが発生しやすくなります。次のような個別の範囲を使用することをお勧めします。

    • =SUM(A1:A3,B1:B3)

    これは行を追加または削除すると更新されます。

  1. もちろん、SUM を他の関数と使用することもできます。月別の平均の計算を作成する例を示します。

    SUM と他の関数を使用します。セル M2 の数式は、=SUM(A2:L2)/COUNTA(A2:L2) です。注: わかりやすくするため、May から November の列は非表示にしています。
    • =SUM(A2:L2)/COUNTA(A2:L2)

  2. これは、A2:L2 の合計を、A2:L2 の空白ではないセルの個数で割ります (5 月から 12 月までは空白)。

  1. 複数のワークシートの特定のセルを合計することが必要になる場合があります。各シートで目的のセルをクリックして、“+” を使うだけでセルの値を加算したいと思うかもしれませんが、それはずっと手間がかかりエラーが発生しやすくなります。

    • =Sheet1!A1+Sheet2!A1+Sheet3!A1

    これは 3D (3 次元) 集計を使用すると、より簡単に行えます。

    3D 集計 - セル D2 の数式は =SUM(Sheet1:Sheet3!A2)
    • =SUM(Sheet1:Sheet3!A1)

    これは、Sheet 1 から Sheet 3 のすべてのシートのセル A1 を集計します。

    この機能は、月ごと (1 月から 12 月) に 1 つのシートがあり、それらをサマリー シートで集計する必要がある場合に特に便利です。

    すべての名前付きシートを 3D 集計します。D2 の数式は =SUM(January:December!A2)
    • =SUM(January:December!A2)

    これは 1 月から 12 月までの各シートのセル A2 を集計します。

    注記: ワークシートの名前に ”January Sales” のようにスペースがある場合、数式でそのシート名を参照するときにアポストロフィを使用する必要があります。最初のワークシート名のにアポストロフィがあり、最後のワークシート名のにもアポストロフィがあることにご注意ください。

    • =SUM(‘January Sales:December Sales’!A2)

    3D メソッドは、AVERAGE、MIN、MAX などの他の関数にも機能します。

    • =AVERAGE(Sheet1:Sheet3!A1)

    • =MIN(Sheet1:Sheet3!A1)

    • =MAX(Sheet1:Sheet3!A1)

問題

原因

SUM 関数が結果ではなく、##### を表示する。

列幅をご確認ください。通常、##### は、列幅が狭すぎて、数式の結果を表示できないことを意味します。

SUM 関数が結果ではなく、数式自体をテキストとして表示する。

セルがテキストとして書式設定されていないことをご確認ください。問題のセルまたは範囲を選択し、Ctrl + 1 キーを押して [セルの書式設定] ダイアログを表示し、[数値] タブをクリックして、目的の表示形式を選択します。セルがテキストとして書式設定されていた場合、書式の変更後も変化がない場合は、F2 キー、Enter キーの順に押して、書式を強制的に変更する必要があります。

SUM 関数が更新されない。

[計算方法の設定] が [自動] に設定されていることを確認します。[数式] タブから [計算方法の設定] に移動します。F9 キーを押して、強制的にワークシートを計算することもできます。

計算方法が [自動] に設定されていることを確認します。[数式] タブから [計算方法の設定] に移動します。

一部の値が加算されない。

関数参照または範囲内の数値のみを加算できます。空のセル、TRUE などの論理値、またはテキストは無視されます。

想定される結果ではなく、#Name? エラーが表示される

通常、これは数式にスペルミスがあることを意味します (例: =SUM(A1:A10) ではなく =sume(A1:A10) と入力されている場合など)。

SUM 関数で、小数点以下が表示されるはずなのに、整数が表示される。

セルの書式設定を調べて、小数点以下が表示されるようになっていることを確認します。問題のセルまたは範囲を選択し、Ctrl + 1 キーを押して [セルの書式設定] ダイアログを表示し、[数値] タブをクリックして目的の表示形式を選択し、小数点以下の桁数が必要な値になっていることを確認します。

  1. 数値の加算/減算/乗算/除算のみが必要 - このビデオ シリーズの「Excel での基本的な計算」または「Excel を計算機として使用する」をご覧ください。

  2. 表示する小数点以下の桁数を増やす/減らす方法 - 数値の表示形式を変更できます。問題のセルまたは範囲を選択し、Ctrl + 1 キーを押して [セルの書式設定] ダイアログを表示し、[数値] タブをクリックして目的の表示形式を選択し、小数点以下の桁数が必要な値になっていることを確認します。

  3. 時刻を加算または減算する方法 - 複数の方法で、時刻を加算および減算できます。たとえば、給与計算のために午前 8 時 0 分から午前 12 時 0 分 (正午) までの差を取得するには、=("12:00 PM"-"8:00 AM")*24 を使って、終了時刻から開始時刻を引いた値を取得します。Excel では時刻は 1 日を 1 とする小数で計算されるので、合計時間数を取得するには 24 を掛ける必要があることにご注意ください。最初の例では、=((B2-A2)+(D2-C2))*24 を使って、昼食休憩を除いた始業から終業までの合計時間数 (8.50 時間) を取得しています。

    単純に時間と分の値を足してそのまま表示する場合は、加算を使用でき、24 を掛ける必要はありません。2 番目の例では、割り当てられたタスクの時間と分の合計の値が必要なだけなので、=SUM(A6:C6) を使っています (5:36、つまり 5 時間 36 分)。

    時間の計算

    詳細については、「時間を加算または減算する」を参照してください。

  4. 日付の差を求める方法時間と同様、日付も加算および減算できます。2 つの日付間の日数を計算するとても一般的な例を次に示します。=B2-A2 するだけです。日付と時刻の両方を計算する上で重要な点は、終了の日時を最初に指定して、そこから開始の日時を減算することです。

    日付の差の計算

    日付の計算方法の詳細については、「2 つの日付間の日数を計算する」を参照してください。

  5. 表示されているセルだけを合計する方法手動で一部の行を非表示にしているとき、またはオートフィルターを使って特定のデータだけを表示しているときに、表示されているセルだけを合計したい場合があります。そのような場合は、SUBTOTAL 関数を使うことができます。Excel テーブルで集計行を使っている場合、[集計] のドロップダウンから選択した関数はすべて、小計として自動的に入力されます。詳細な方法については、「Excel のテーブルのデータを集計する」を参照してください。

補足説明

Excel Tech Community では、いつでも専門家に質問できます。Microsoft コミュニティでは、サポートを受けられます。また、Excel User Voice では、新機能についての提案や改善案を送信することができます。

関連項目

SUM 関数の使用方法に関するビデオを参照する

1 つの条件を満たす値のみを加算する SUMIF 関数

複数の条件を満たす値のみを加算する SUMIFS 関数

1 つの条件を満たす値のみをカウントする COUNTIF 関数

複数の条件を満たす値のみをカウントする COUNTIFS 関数

Excel の数式の概要

壊れた数式のエラーを回避する方法

数式のエラーを検出する

Excel for Windows のキーボード ショートカット

Excel 2016 for Mac のキーボード ショートカット

数学/三角関数

Excel 関数 (アルファベット順)

Excel 関数 (機能別)

スキルを磨く
トレーニングの探索
新機能を最初に入手
Office Insider に参加する

この情報は役に立ちましたか?

ご意見をいただきありがとうございます。

フィードバックをお寄せいただき、ありがとうございます。Office サポートの担当者におつなぎいたします。

×