ROOM (リアルタイム オブジェクト指向モデリング) 図を作成する

ROOM モデリング言語はリアルタイム システムをモデル化するために使用されます。ROOM は先進のオブジェクト指向の概念と、従来のリアルタイム ソフトウェアの手法を組み合わせたものです。ROOM を使用して、システム コンポーネント、コンポーネント間の関係 (構造)、およびイベントに対するシステムの応答 (振る舞い) を示す視覚的なモデルを構築できます。

ROOM 方法論の詳細については、Bran Selic、Garth Gullekson、Paul T. Ward 共著 『Real-Time Object-Oriented Modeling』 (John Wiley & Sons, Inc., 1994) を参照してください。

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ROOM 構造図を作成する

ROOM 振る舞い図を作成する

ROOM 構造図を作成する

ROOM 構造図はシステムの主要コンポーネントを示します。

ROOM 構造図の主要コンポーネントはアクター、つまり明確に定義された目的を持つアクティブなオブジェクトです。アクターはアクター クラス定義に基づき、その定義のプロパティを継承します。構造図は、アクター、およびアクター間の関係を示します。

アクターは、アクターのインターフェイス コンポーネントであるポートを通して他のアクターと通信します。バインディングは、アクター間の通信パスを表します。

ROOM structure diagram

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントします。次に、[ソフトウェアとデータベース] をポイントし、[ROOM] をクリックします。

  2. [ROOM] から [アクター クラス] 図形を図面ページにドラッグします。

  3. 図形を選択し、名前を入力して名前を付けます。

  4. [アクター参照] 図形または [アクター参照 (可変)] 図形を図面ページにドラッグし、[アクター クラス] 図形内に配置します。

    注: [アクター参照 (可変)] のオブジェクト型を変更する場合は、目的の図形を右クリックし、[アクター参照型の選択] をクリックすることで、いつでも変更できます。

  5. 任意のポート図形を図面ページにドラッグし、そのポート図形をアクター図形と接続します。

    注: ポート型を後で変更する場合は、目的の図形を右クリックし、[参照ポートの選択] または [リレー ポートの選択] をクリックします。

  6. [バインディング] 図形を図面ページにドラッグし、その図形をポート図形と接続してポート間の通信パスを表します。

  7. ROOM 図に ROOM レイヤが含まれる場合、レイヤまたはエクスポート コネクタの図形を追加してレイヤ間を接続します。

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ROOM 振る舞い図を作成する

振る舞い図はアクターの実装、つまり振る舞いを示します。ROOM 振る舞い図は、ROOM 図とも呼ばれます。

ROOM 図の主要コンポーネントは、新規イベントがオブジェクトを受け取ることができる "状態" と、オブジェクトがある状態から別の状態に変化する "遷移" です。状態のコンテキストはネストされた一連の状態で構成され、システムの現在の状態を示します。

各状態は、アクターが特定の振る舞いを行う期間を表します。遷移ポイントは、状態のコンテキストが遷移する始点、または終点を表します。

ROOM モデリング言語では、多数のアクターが共有する実装レベルのサービスを階層に割り当てることにより、大型のシステムを単純化できます。横と縦の関係にある複数のアクターが階層をモデル化します。バインディングはポート間の通信を示します。同様に、階層接続およびエクスポート接続は構造における階層間の通信を示します。

ROOM behavior diagram

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントします。次に、[ソフトウェアとデータベース] をポイントし、[ROOM] をクリックします。

  2. [ROOM] から [状態のコンテキスト] 図形を図面ページにドラッグします。

  3. 図形を選択し、名前を入力して名前を付けます。

  4. [状態] 図形を図面ページにドラッグし、その図形を [状態のコンテキスト] 図形内に配置します。

  5. [遷移ポイント] 図形を図面ページにドラッグし、その図形を [状態] 図形と接続します。

    注: 遷移ポイントの種類を変更する場合は、目的の図形を右クリックし、[遷移ポイントの種類を選択] をクリックすると、いつでも変更できます。

  6. [グループ遷移]、[内部自己遷移]、[ヒストリへの遷移] 図形など、特殊な遷移図形を図面ページにドラッグし、その図形を [状態] 図形と接続します。

  7. 任意の遷移図形を図面ページにドラッグし、その図形を [状態] 図形と接続します。

    注: 遷移が複数のパスに分かれている場合、[選択ポイント] 図形を図面ページにドラッグし、分かれている遷移を開始ポイントとしてその図形に接続します。

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