PowerPoint プレゼンテーションでスクリーン リーダーを使用する

スクリーン リーダーを使って PowerPoint 2016 を操作する際に、何かわかりづらいことはありますか。ショートカット キーを使って、PowerPoint のさまざまなビュー間を移動し、プレゼンテーションを作成、編集、および配信することができます。

スクリーン リーダーごとに、スライドの内容を参照する方法、読み上げる程度、および PowerPoint ウィンドウの部分の名前が異なります。このトピックでは、ナビゲーションをより簡単に行うためのヒントを提供します。

この記事の内容

使用を開始する

標準表示でスライドの内容を読み上げる

その他の表示でスライドの内容を読み上げる

特定のスクリーン リーダーを使用する

障碍のある方向けのテクニカル サポート

使用を開始する

PowerPoint でプレゼンテーションを開くと、プレゼンテーションの最初のスライドにフォーカスが設定されます。スライドが標準表示で開かれ、ここで編集を行うことができます。JAWS では、"スライド領域" と読み上げられます。ナレーターでは、"ビューの編集" と読み上げられます。

F6 キーを押すたびに、フォーカスが次の順序で PowerPoint ウィンドウ内の次の領域に移動します。

  1. ステータス バーとズーム ボタン。ステータス バー ボタン間を移動するには、Tab キーを押すか、または Shift キーを押しながら Tab キーを押します。

  2. リボン。リボンにフォーカスがある場合は、方向キーを使ってタブ間を移動し、Tab キーを押してリボンのコマンドに移動することができます。

    スライドにフォーカスがある場合は、リボンのタブを開くことができます。Alt キーを押しながら、以下のタブのアクセス キーを押します。

    • H (ホーム)

    • I (挿入)

    • G (デザイン)

    • K (画面切り替え)

    • A (アニメーション)

    • S (スライド ショー)

    • R (校閲)

    • W (表示)

    フォーカスがあるオブジェクトの種類に応じて、リボンには図ツール、表ツール、グラフ ツール、オーディオ ツール、およびビデオ ツールが含まれます。

  3. ノート ウィンドウ。スライドに発表者のノートを追加するには、ノート ウィンドウに入力します。

    • ノート ウィンドウを閉じるか、もう一度開くには、Alt キーを押しながら W、P、N キーの順に押します

    。ステータス バーには、ノート ウィンドウを開閉する [ノート] ショートカットも含まれています。

  4. 縮小版ウィンドウ。縮小版ウィンドウで、プレゼンテーション内のすべてのスライド間を移動するには、上方向キーまたは下方向キーをキーを押します。ほとんどのスクリーン リーダーでは、スライドがタイトルと番号で識別されます。

    • スライドの内容を編集するために縮小画像からスライドに移動するには、F6 キーを押します。

これらの領域間でフォーカスを逆方向に移動するには、Shift キーを押しながら F6 キーを押します。

注:  スライドでの作業中に、他の作業ウィンドウを開くことができます。その場合、機能が使いにくくなることがあります。これらのウィンドウ間を移動する場合にも、F6 キーを押します。スクリーン リーダーでは、ウィンドウの名前ではなく、フォーカスがあるボタンまたはアイテムによってウィンドウが識別されます。

標準表示でスライドの内容を読み上げる

標準表示でスライドにフォーカスがある場合は、スライドの内容を編集したり、その詳細情報を取得したりできます。標準表示では、縮小版ウィンドウ、スライド編集領域、およびノート ウィンドウが開かれます。

  • 標準表示を表示するには、Alt キーを押しながら W、L キーの順に押します。

スライドのタイトルを読み上げる

縮小版ウィンドウにフォーカスがある場合、スクリーン リーダーでは、スライド間を移動するとスライドのタイトルが読み上げられます。次または前のスライドに移動するには、上方向キーまたは下方向キーを押します。

ヒント: 場合によっては、スクリーン リーダーはフォーカスを失い、スライドのタイトルが読み上げられません。この場合は、Alt キーを押しながら Tab キーを 2 回押して、PowerPoint ウィンドウから縮小版にフォーカスを移動します。

プレースホルダーの内容を読み上げる

標準表示でスライドにフォーカスがある場合は、プレースホルダーに対して以下のショートカット キーを使用します。

  • プレースホルダー間を移動するには、Tab キーを押すか、または Shift キーを押しながら Tab キーを押します。

    スクリーン リーダーでは、プレースホルダーの種類が識別されます。たとえば、プレースホルダーにテキストまたは代替テキストが含まれている場合、リーダーではテキストが読み上げられます。メディアが含まれている場合、リーダーではメディアの種類が識別されます。JAWS では、代替テキストが含まれないビデオはメディアとして認識されます (ナレーターでは、テキストは選択されている場合にのみ読み上げられます)。

  • プレースホルダーにカーソルを置き、テキストを読み上げるか編集するには、F2 キーを押します。プレースホルダーにフォーカスを戻すには、F2 キーを押します。

  • スクリーン リーダーで背景色、フォントの色、サイズ、スタイルなど、テキストの書式設定について説明されるようにするには、Tab キーを押してプレースホルダーに移動し、スクリーン リーダーのショートカットを使用します。JAWS では、Insert キーを押しながら F キーを押します。

表を読み上げる

標準表示でスライドにフォーカスがある場合は、表に対して以下のショートカット キーを使用します。

  • 表に移動するには、Tab キーを押すか、または Shift キーを押しながら Tab キーを押します。スクリーン リーダーでは、列見出しの後にセルの内容が読み上げられます (ナレーターでは、表見出しとセルは選択されている場合にのみ読み上げられます)。

  • セルにカーソルを置くには、F2 キーを押します。次に、Tab キーを押すか方向キーを使って、個々のセル間を移動します。

  • 表プレースホルダーにフォーカスを戻すには、F2 キーを押します。

グラフを読み上げる

スクリーン リーダーでは、グラフの名前とヒントを含め、グラフが画像として読み上げられますが、その他の詳細情報は提供されません。

リスト内のオブジェクトを読み上げる

選択ウィンドウには、スライド上のすべてのオブジェクトが作成順に一覧表示されます。選択ウィンドウで作業する際には、以下のショートカット キーを使用します。

  • 選択ウィンドウを開くには、Alt キーを押しながら H、G、P キーの順に押します。スクリーン リーダーにより、フォーカスがあるオブジェクト (現在のスライドで選択されているオブジェクト、または選択ウィンドウ内のボタン ([すべて表示] など)) が識別されます。

  • オブジェクト間を移動して選択するには、方向キーを使用します。スライドおよび選択ウィンドウで、オブジェクトが選択されます。

  • スライド領域から選択ウィンドウにフォーカスを移動するには、F6 キーを押します。

  • 選択ウィンドウを閉じるには、Alt キーを押しながら H、G、P キーの順に押します。

注: スライド ショーでは、スクリーン リーダーによってオブジェクトは背面から前面へと読み上げられます。この順序を変更するには、選択範囲ウィンドウで [前面へ移動] および [背面へ移動 ] ボタンを使用します。

その他の表示でスライドの内容を読み上げる

標準表示に加え、PowerPoint にはスライドを操作するための他のいくつかのビューが用意されています。各ビューには、独自の機能が用意されています。以下のビューは特に役に立ちます。

  • アウトライン。スライドの内容のテキストのみのビューを提供します。アウトライン表示を開くには、Alt キーを押しながら W、P、O キーの順に押します。標準表示で縮小表示​​とアウトラインを切り替えるには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Tab キーを押します。"アウトライン タブ" および "縮小版タブ" と読み上げられます。

    注: ナレーターでは、Alt キーを押しながら W、P、O キーの順に押した後、アウトライン表示が読み上げられない場合があります。

  • スライド​​一覧。スライドを簡単に切り取り、コピー、貼り付け、並べ替えできるように、すべてのスライドが左右に並んで表示されます。スクリーン リーダーでは、スライドが番号とタイトルで識別されます。スライド一覧表示を開くには、Alt キーを押しながら W、I キーの順に押します。標準表示に戻るには、Alt キーを押しながら W、L キーの順に押します。

  • 閲覧スライド ショー表示に似ているが全画面表示ではない方法で、プレゼンテーションを確認できます。閲覧表示を開くには、Alt キーを押しながら W、D キーの順に押します。前のビューに戻るには、Esc キーを押します。

  • スライド マスター。すべてのスライドに適用されるデザインの変更を行うことができます。スライド マスター表示を開くには、Alt キーを押しながら W、M キーの順に押します。リボンの [ファイル] タブと [ホーム] タブの間に、[スライド マスター] タブ (Alt + M キー) が追加されます。スライド マスター表示を閉じるには、Alt キーを押しながら M、C キーの順に押します。

  • スライド ショー。スライドの全画面表示を提供します。スライド ショーを開始するには、F5 キーを押します。進むには、N キー、Space キー、または PageDown キーを押します。戻るには、P キー、Backspace キー、または PageUp キーを押します。終了するには、Esc キーを押します。詳細については、「ショートカット キーを使用してプレゼンテーションを行う」を参照してください。

特定のスクリーン リーダーを使用する

PowerPoint は、よく使われるスクリーン リーダー JAWS と連動します。また、Window-Eyes や、Windows に付属しているスクリーン リーダーのナレーターでも操作できます。

以下のセクションには、PowerPoint でこれらのスクリーン リーダーを使用する際のヒントが含まれます。

JAWS

JAWS は、PowerPoint での作業に特化されたヘルプを提供します。JAWS ウィンドウで、F1 キーを押します。検索ボックスに「PowerPoint」と入力します。

コメント テキストにカーソルを置くと、JAWS によってコメントが読み上げられます。JAWS では、グラフや SmartArt グラフィックの内容を読み上げたり、スライド上のビデオとオーディオを区別することができません。

JAWS では、すべてのスライド編集表示が名前で識別されるわけではありません。たとえば、スライド一覧表示またはノートにフォーカスを移動すると、JAWS では "メニューを終了しています" と読み上げられます。アウトライン表示に移動したときに、JAWS でスライド番号とタイトルの代わりに "空白" と読み上げられる場合は、別のウィンドウにフォーカスを移してから PowerPoint に戻してみてください。この場合は、Alt キーを押しながら Tab キーを 2 回押します。

仮想カーソルをオフにする必要がある場合は、Insert キーを押しながら Z キーを押します。

Window-Eyes

スライド ショー表示でスライドを読み上げるには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら A キーを押して、参照モードをオンにします。スライドのすべての内容を読み上げるには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら R キーを押します。

参照モードをオフにするには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら A キーを押します。

ナレーター

ナレーターでは、多くの種類のオブジェクトについて、オブジェクトの種類と代替テキスト (ある場合) について説明されます。

ナレーターでは、テキストの書式設定、アニメーション、または画面切り替えについては説明されません。コメント、グラフ、ヘッダー、またはフッターは読み上げられません。

閲覧表示では、ナレーターによってスライドのタイトルのみが読み上げられます。スライド ショー表示では、ナレーターによってスライドの内容は読み上げられません。

縮小版ウィンドウにフォーカスがある場合は、スライド番号と共に "画像" と読み上げられます。スライドにフォーカスがある場合は、スライド番号と共に "スライド" と読み上げられます。

障碍のある方向けのテクニカル サポート

Microsoft は、すべてのお客様に最適な操作性を提供することを目指しています。障碍のある方、およびアクセシビリティに関してご質問がある方が技術サポートをご希望の場合は、Microsoft Disability Answer Desk までご連絡ください。Disability Answer Desk サポート チームは、一般的なユーザー補助技術を駆使するトレーニングを受けており、英語、スペイン語、フランス語、および米語の手話でサポートを提供することができます。お住まいの地域での連絡先の詳細については、Microsoft Disability Answer Desk サイトを参照してください。

政府機関、商用、または法人ユーザーの場合は、法人向け Disability Answer Desk までお問い合わせください。

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