OpenDocument テキスト (.odt) 形式と Word (.docx) 形式の相違点

OpenDocument (.odt) ファイルは、Word および OpenOffice や LibreOffice などのオープン ソース アプリケーションと互換性がありますが、書式設定が異なることがあり、一部の Word 機能は使用できません。Word 文書 (.docx) は、ほとんどのアプリケーションと互換性があります。

既定のファイル形式を切り替える

  1. 次のいずれかの操作を行います。

    • Word 2016、2013、または 2010 では、[ファイル]、[オプション] の順にクリックします。

    • Word 2007 では、Microsoft Office ボタン Office ボタンの画像 、[Word のオプション] の順にクリックします。

  2. [保存] をクリックします。

  3. [文書の保存] の [標準のファイル保存形式] ボックスの一覧で、既定で使うファイル形式をクリックします。

Word 文書を OpenDocument テキスト形式で保存したときにサポートされる機能

下記の表は、Word の機能が OpenDocument (.odt) 形式でも完全にサポートされるか、部分的にサポートされるか、まったくサポートされないかをまとめたものです。

  • サポートされます:    Word と OpenDocument テキスト形式の両方がこの機能をサポートしています。コンテンツ、書式設定、ユーザビリティが失われることはありません。

  • 部分的にサポートされます:    Word と OpenDocument テキスト形式の両方がこの機能をサポートしますが、書式設定やユーザビリティが異なる場合があります。テキストやデータが失われることはありませんが、書式設定とテキストやグラフィックの操作方法が異なる場合があります。

  • サポートされません:    この機能は、OpenDocument テキスト形式ではサポートされません。Word の文書を OpenDocument テキスト形式で保存する場合、この機能の影響を受ける一部のコンテンツ、書式設定、ユーザビリティが失われるおそれがあるため、この機能を使用しないでください。

グラフィック機能の詳細については、この記事の最後にあるグラフィック要素の一覧を参照してください。

領域

サブ領域

サポートのレベル

グループ作業

Address Book

サポートされます

グループ作業

ブログ

サポートされます

グループ作業

コメント

部分的にサポートされます

文書を .odt 形式で保存した後で、Word 2007 で再度開くと、複数の単語に対するコメントは 1 点を指すように変わります。コメントが指すこの点は、通常、その複数の語の最後の位置になります。

コメントでは、表はサポートされません。表の内容はコメントでも維持されますが、構造は失われます。

グループ作業

Compare-Merge ドキュメント

サポートされます

グループ作業

ドキュメントの保護

サポートされません

Word 2007 ファイルを .odt 形式で保存した場合はこの機能が解除され、この機能が設定された .odt ファイルは開くことができません。

グループ作業

Information Rights Management (IRM)

サポートされません

Word 2007 文書を .odt 形式で保存した場合はこの機能が解除され、この機能が設定された .odt ファイルは開くことができません。

グループ作業

差し込み印刷

サポートされます

ADDRESSBLOCK フィールドと RECIPIENT フィールドはテキスト形式に変換されます。

文書を別の ODF アプリケーションで編集する場合は、データ ソースへの接続を再度確立する必要があります。

グループ作業

[変更履歴] ウィンドウ

サポートされます

グループ作業

変更履歴の記録

サポートされません

Word 2007 文書を .odt 形式で保存すると、すべての変更が承諾されます。

コンテンツ

文献目録

サポートされません

文献目録セクションはテキスト形式に変換されます。

コンテンツ

キャプション

サポートされません

SEQ フィールドはテキスト形式に変換されます。

新しい図表番号を追加したときに、図表番号は自動的にインクリメントされません。

コンテンツ

コンテンツ コントロール

サポートされません

コンテンツ

相互参照

サポートされます

コンテンツ

文書パーツ

サポートされません

コンテンツ

数式エディター

サポートされます

コンテンツ

数式

サポートされます

コンテンツ

脚注と文末脚注

サポートされます

カスタム区切り文字はサポートされません。

コンテンツ

フレーム

部分的にサポートされます

Word 2007 文書を .odt 形式で保存した場合は、次のようになります。

  • フレームはテキスト ボックスに変換されます。

  • 余白内の一部の領域では、アンカーがサポートされません。

サポートされないコンテンツがあると、フレームが失われますが、コンテンツは失われません。サポートされないコンテンツとは、表、オートシェイプ、テキスト ボックス、フレーム、SmartArt グラフィックなどです。

コンテンツ

フレームセット

サポートされません

コンテンツ

ヘッダーとフッター

サポートされます

コンテンツ

インデックス

サポートされます

現在、複数の列の索引はサポートされていません。

コンテンツ

区切りの挿入

部分的にサポートされます

Word 2007 文書を .odt 形式で保存すると、連続するセクション区切りの一部のプロパティ (上下の余白、ヘッダーとフッター、境界線、行番号など) が失われる場合があります。

コンテンツ

Office Art

サポートされます

詳細については、グラフィック要素の一覧を参照してください。

コンテンツ

ページ番号

サポートされます

コンテンツ

写真

サポートされます

OpenOffice で作成したドキュメントの画像は表示されません。

コンテンツ

部分的にサポートされます

列数が 64 を超える表はサポートされません。

テーマの書式は、セル レベルの書式に変換されます。

コンテンツ

テンプレートとウィザード

サポートされます

コンテンツ

テキスト ボックス

部分的にサポートされます

テキスト ボックスは入れ子にできません。

コンテンツ

目次 (TOC)

部分的にサポートされます

SEQ フィールドでラベル付けされた目次は失われます。

コンテンツ

引用文献一覧 (TOA)

サポートされません

コンテンツ

図表目次 (TOF)

サポートされません

コンテンツ

E2O

サポートされます

詳細については、グラフィック要素の一覧を参照してください。

編集

オートコンプリート

サポートされます

編集

オートコレクト

サポートされます

編集

自動要約

サポートされません

編集

定型句

サポートされます

登録した定型句は、Word テンプレート (.dotx) に保存されます。定型句が登録されている Word テンプレートを .odt 形式で保存した場合は、.odt 形式のファイルには定型句は保存されません。

編集

文字種の変換

サポートされます

編集

クリック アンド タイプ

サポートされます

編集

切り取り/コピー/貼り付け

サポートされます

編集

ドラッグ アンド ドロップ

サポートされます

編集

宛名ラベル作成

サポートされます

編集

選ぶオプション

サポートされます

編集

並べ替え

サポートされます

編集

元に戻す/やり直し/繰り返し

サポートされます

編集

文字カウント

サポートされます

ファイル操作

バイナリ ファイル形式

サポートされます

バイナリの .doc および .dot ファイル形式で保存できます。

ファイル操作

堅牢性

サポートされます

ファイル操作

暗号化

サポートされません

ファイル操作

固定ファイル形式

サポートされます

.pdf および .xps ファイル形式で保存できます。

ファイル操作

HTML ファイル形式

サポートされます

.html ファイル形式で保存できます。

ファイル操作

グループ文書

サポートされません

ファイル操作

Open XML ファイル形式

サポートされます

.docx および .dotm ファイル形式で保存できます。

ファイル操作

構成内容変更

サポートされます

ファイル操作

RTF ファイル形式

サポートされます

.rtf ファイル形式で保存できます。

ファイル操作

文書コンバーター

サポートされます

ファイル操作

エンコード方法

サポートされます

ファイル操作

セキュリティ センター

サポートされます

ファイル操作

Word コンバーター

サポートされます

ファイル操作

WordML ファイル形式

サポートされます

WordML ファイル形式で保存できます。

ファイル操作

WSS の統合

サポートされます

書式設定

背景

サポートされません

書式設定

線種とページ罫線と網かけの設定

サポートされます

網かけのパターンはサポートされません。

図の枠線のスタイルはサポートされません。実線に変換されます。

書式設定

箇条書きと段落番号

サポートされます

段落番号または行頭文字とテキストの間隔が少し異なる場合があります。

箇条書きの項目間の間隔は、文書の行間に合わせて広げられます。

.odt ファイルを Word 2007 で開くと、OpenOffice の既定の箇条書きの外観が変わります。

書式設定

ドロップ キャップ

サポートされます

余白内の一部の領域では、アンカーがサポートされません。

書式設定

書式の整合性チェッカー

サポートされます

書式設定

書式のコピー/貼り付け

サポートされます

書式設定

蛍光ペン

サポートされます

文書を .odt 形式で保存すると、蛍光ペンは文字の背景色に変換されます。

書式設定

水平線

サポートされます

書式設定

段落

サポートされます

書式設定

書式の詳細

サポートされます

書式設定

スタイル

サポートされます

文書を .odt 形式で保存すると、スタイルの数が増え、ODF のすべての書式はスタイルに基づいて決まります。

書式設定

タブ

サポートされます

位置指定タブはサポートされません。

書式設定

テキストの段組み

サポートされます

セクションに関連付けられた一部のプロパティ (たとえば、上下の余白、ヘッダーとフッター、境界線、行番号) が失われる場合があります。

書式設定

文字の方向

部分的にサポートされます

次のテキストの方向がサポートされます。

  • rltb: 右から左、上から下

  • lrtb: 左から右、上から下

  • tbrl: 上から下、右から左

  • 表のセル内では、テキストの方向はサポートされません。

書式設定

テーマ

サポートされません

書式設定

透かし

サポートされません

書式設定

リアルタイムのプレビュー

サポートされます

書式設定

配置

部分的にサポートされます

一部のテキスト ボックス、フレーム、図形の位置は、使用しているアンカーの種類によって変わる場合があります。

インフラストラクチャ

コメントと変更履歴

サポートされます

ファイルを .odt 形式で保存すると、コンテンツ コントロールが設定されたコンテンツは通常のテキストに変換されます。

インフラストラクチャ

ブックマーク

サポートされます

インフラストラクチャ

起動と終了

サポートされます

インフラストラクチャ

シセロ/手書き/音声

サポートされます

インフラストラクチャ

データバインド

サポートされません

インフラストラクチャ

DDE

サポートされません

フィールドの内容はテキスト形式に変換されます。

データ ソースへのリンクは失われます。

インフラストラクチャ

フィールド

部分的にサポートされます

サポートされないフィールドは、テキスト形式に変換されます。

サポートされるフィールドは、フィールドとして維持されます。

SEQ フィールドはサポートされないため、目次およびキャプションの動作に影響します。

インフラストラクチャ

ActiveX/Forms

サポートされません

インフラストラクチャ

フリーズ ドライ

サポートされます

インフラストラクチャ

ヘルプ

サポートされます

インフラストラクチャ

ハイパーリンク

サポートされます

OpenOffice のドキュメントにはハイパーリンクのスタイルは適用されませんが、ハイパーリンクは機能します。

インフラストラクチャ

インク コメント

サポートされません

インフラストラクチャ

キーボードのカスタマイズ

サポートされません

インフラストラクチャ

OCX

サポートされません

インフラストラクチャ

OLE

部分的にサポートされます

OpenOffice で作成されたドキュメントに埋め込まれたオブジェクトは表示されません。画像の種類はサポートされず、リンクは相対リンクです。

インターナショナル

IME

サポートされます

インターナショナル

記号の挿入

サポートされます

インターナショナル

プラグ可能な UI

サポートされます

インターナショナル

割注

サポートされます

MODI

OCR

サポートされます

ナビゲーション

見出しマップ

サポートされます

ナビゲーション

検索/置換

サポートされます

ナビゲーション

ジャンプ/戻る

サポートされます

印刷

サポートされます

印刷

ページ設定

サポートされます

印刷

印刷プレビュー

サポートされます

プログラミング

アドイン

部分的にサポートされます

プログラミング

C-API

部分的にサポートされます

プログラミング

COM アドイン

部分的にサポートされます

プログラミング

イベント

部分的にサポートされます

プログラミング

マクロ

サポートされません

プログラミング

オブジェクト モデル

サポートされます

プログラミング

スマート ドキュメント

サポートされません

プログラミング

スマート タグ

機能が提供されていません

プログラミング

VBA 記録

サポートされます

プログラミング

VBE の統合

サポートされます

プログラミング

WordBasic

サポートされます

校正

ユーザー辞書

サポートされます

校正

文章校正

サポートされます

テキスト領域の [スペル チェックと文章校正を行わない] プロパティは失われます。そのテキストに対してもスペル チェックと文章校正が実行されます。

校正

ハイフネーション

サポートされます

校正

インテリジェント オートコレクト

サポートされます

校正

言語の自動検出

サポートされます

校正

言語のプロパティ

サポートされます

校正

スペル チェック

サポートされます

テキスト領域の [スペル チェックと文章校正を行わない] プロパティは失われます。そのテキストに対してもスペル チェックと文章校正が実行されます。

校正

類義語辞典

サポートされます

校正

翻訳

サポートされます

リサーチ

[リサーチ] ウィンドウ

サポートされます

表示

下書き

サポートされます

表示

アウトライン

サポートされます

表示

印刷レイアウト

サポートされます

表示

読み上げ

サポートされます

表示

ルーラー

サポートされます

表示

スクロールする

サポートされます

表示

ステータス バー

サポートされます

表示

縮小版

サポートされます

表示

Web レイアウト

サポートされます

表示

ウィンドウ操作

サポートされます

表示

ズーム

サポートされません

WordMail

自動署名

サポートされます

WordMail

FAX

サポートされます

WordMail

HTML

サポートされます

WordMail

オプション

サポートされません

WordMail

テキスト形式

サポートされます

WordMail

RFM

サポートされます

WordMail

RTF

サポートされます

XML

スキーマの添付

サポートされません

XML

属性

サポートされません

XML

外部ソース

サポートされません

XML

テキストの挿入

サポートされません

XML

XML の結合

サポートされません

XML

OOUI

サポートされません

XML

選択の動作

サポートされません

XML

ツリー ビュー

サポートされません

XML

入力規則

サポートされません

XML

XSLT

サポートされません

グラフィック要素

下記の表は、Word のグラフィック機能が OpenDocument (.odt) 形式でも完全にサポートされるか、部分的にサポートされるか、まったくサポートされないかをまとめたものです。

  • サポートされます   : Word 形式と OpenDocument 形式の両方がこの機能をサポートします。この機能を使用するグラフィックの外観と動作は、基本的にどちらの形式でも同じです。

  • 部分的にサポートされます   : Word 形式と OpenDocument 形式がこの機能をサポートしますが、グラフィックの外観が異なる場合があります。データは基本的に、ファイル形式が変わっても失われることはありませんが、書式設定およびグラフィックの操作方法は異なる場合があります。

  • サポートされません   : Word 形式と OpenDocument 形式との間で機能および実装が異なるため、この機能は OpenDocument 形式ではサポートされません。文書を OpenDocument 形式で保存する予定がある場合は、この機能を使わないでください。

基本図形

サポートのレベル

図形

サポートされます

テキスト ボックス

サポートされます

テキスト ボックス内のオブジェクト (部分的にサポートされます) 以外はサポートされます。テキスト ボックス内の SmartArt グラフィック、図形、またはテキスト ボックスはサポートされず、ファイルを開くと失われます。

ワードアート

サポートされます

3D 図形オプション

サポートされます

写真

サポートされます

ODF でサポートされない挿入とリンクのオプションを除き、サポートされます。

SmartArt の図

サポートされます

図形のグループに変換されます。

ActiveX コントロール

サポートされません

グラフ内のオブジェクト

サポートされます

グラフとオブジェクトが含まれるグループに変換されます。Word では、グラフが含まれたグループはサポートされないので、Word でファイルを開くとオブジェクトのグループ化は解除されます。

署名欄オブジェクト

サポートされません

インク注釈

サポートされます

インク注釈は拡張メタファイル (EMF) に変換されます (Word 2007 では、フリーフォーム図形に変換されます)。

オブジェクトのグループ

部分的にサポートされます

Word では一部のオブジェクトはグループ化できないので、OpenDocument ファイルを開くと、そのようなオブジェクトのグループ化は解除されます。これに該当するのは、グラフが含まれているグループや、図形、テキスト ボックス、または OLE オブジェクトと共にグループ化された図などです。

オブジェクトの表示

部分的にサポートされます

非表示オブジェクトは、ファイルを .odt で保存してから Word で再び開くと表示されるようになります。

オブジェクトの枠線

サポートされます

一部の枠線スタイルはサポートされません。サポートされない枠線スタイルは、既定の枠線スタイル (黒の実線) として保存されます。

オブジェクトの塗りつぶし

サポートされます

3 つ以上の分岐点のあるグラデーションの塗りつぶしで、最初の 2 つの後のすべての分岐点が失われることを除き、サポートされます。

線の書式設定

サポートされます

ODF では、一部の線のスタイルおよび線の端点のスタイルはサポートされません。サポートされないスタイルは、それぞれ既定の黒い実線および開いた矢印として保存されます。

図のトリミング

サポートされます

図の標準のトリミングはサポートされます。ただし、図形による図のトリミングはサポートされません。

図の色変更

部分的にサポートされます

黒や白など一部の図の色変更は、ODF に対応する色があります。その他の図の色変更は対応する色がないため、単調化されます。図は同じように表示されますが、色変更は実行されないか削除されます。

3D 図のオプション

サポートされません

図のスタイル

部分的にサポートされます

枠線は部分的にサポートされますが、同じようには表示されないことがあります。

テーマ

サポートされません

図形上のハイパーリンク

サポートされません

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最終更新日: 2015 年 8 月 17 日

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