Office 365 Advanced eDiscovery で高速分析を使用する

注: Advanced eDiscovery を使用するには、お客様の組織で、Advanced Compliance アドオンが含まれている Office 365 E3、または E5 のサブスクリプションが必要です。このプランを利用しておらず、Advanced eDiscovery をお試しになりたい場合は、Office 365 Enterprise E5 の試用版にサインアップしてください

高速分析を使用して、ケースをすばやく分析し、結果をエクスポートすることができます。

高速分析を使用して、準重複やメール スレッドを集計したり、テーマを集計したりすることができます。また、詳細設定で、テーマ、ドキュメントの類似性、エクスポート ファイルのパラメーターを設定することもできます。

高速分析の実行

  1. [高速分析] (1) タブで、コンテナーを選択すると、[高速分析] (2) ボタンと [詳細設定] ボタンが有効になります。

    高速分析ページのスクリーン ショット
  2. [分析のパラメーター] で次の操作を行います。

    • 分析を実行する場合は、[準重複とメール スレッドを集計する] チェック ボックスをオンにします。既定では、オンになっています。

    • すべてのファイルを処理し、それらにテーマを割り当てるには、[テーマを集計する] チェック ボックスをオンにします。既定では、オンになっています。

  3. [エクスポート先] で次の操作を行います。

    • ローカル コンピューターにダウンロードするには、[ローカル コンピューターにダウンロードする] チェック ボックスをオンにします。

    • [ユーザー定義の Azure BLOB にエクスポートする] チェック ボックスをオンにした場合、コンテナー URL と SAS トークンを指定することもできます。

      注: エクスポート パッケージがユーザー定義の Azure BLOB に格納されると、データは Advanced eDiscovery では管理されなくなり、Azure BLOB によって管理されます。これは、ケースを削除した場合でも、エクスポートされたファイルは Azure BLOB 上に残ることを意味します。

    • [将来のエクスポート セッションのために SAS トークンを保存する]: オンにした場合、SAS トークンは、将来使用するために Advanced eDiscovery の内部データベース内で暗号化されます。

      注: 現在、SAS トークンは 1 か月後に有効期限が切れます。1 か月以上たってからダウンロードしようとする場合は、前回のセッションを取り消して、もう一度エクスポートする必要があります。

  4. 既定の設定で高速分析を開始するには、[高速分析] を選択します。[タスクの状態] ページが表示されます。

    [タスクの状態] ページで、[プロセス]、[分析]、[エクスポート] の各タブを展開して、高速実行の詳細を表示します。

    Advanced eDiscovery の高速分析タスクの状態に関するページのスクリーン​​ショット
  5. [高速分析の概要] ページを選択すると、実行に関する詳細情報が一覧表示されます。

    分析ファイルをローカル コンピューターにダウンロードするには、[高速分析の概要] ページの下部にある [前回のセッションのダウンロード] を選択します。まず、eDiscovery エクスポート ツールをダウンロードし、eDiscovery エクスポート ツールにエクスポート キーを貼り付けます。

必要に応じて、[詳細設定] で既定の高速分析のパラメーターを変更できます。

  1. [分析] セクションで、次の操作を行います。

    • [類似データとメール スレッド] で、[ドキュメントの類似性] の値を入力するか、既定の 65% を受け入れます。

    • [テーマの最大数] で、作成するテーマの数を入力するか、値を選択します。既定値は 200 です。

      注: テーマの数を増やすと、パフォーマンスと、テーマを一般化する機能に影響します。テーマの数が多いほど、テーマは細分化されます。たとえば、一連の 50 個のテーマに "Basketball、Spurs、Clippers、Lakers" というテーマが含まれている場合、テーマを 300 個にすると、"Spurs"、"Clippers"、"Lakers" という独立したテーマが含まれる可能性があります。"Basketball" というテーマを認識していない場合に、この機能を ECA について使用すると、"Basketball" というテーマを確認できるので有効であることがあります。ただし、処理するテーマが多すぎる場合、"Basketball" という単語が表示されず、Spurs や Clippers が、ブーツの装飾品や髪を刈るのに使うものではなく、レビューの対象として適切な Basketball に関連するテーマであることがわからない可能性があります。

    • [テーマの候補] で、[変更] を選択し、テーマの候補となる単語を指定して、テーマの処理を制御できます。Advanced eDiscovery は、これらの候補の単語に重点を置き、[テーマの最大数] に基づいて、1 つまたは複数の関連度が高いテーマを作成しようとします。

      たとえば、候補の単語が “computer” で、“テーマの最大数” として “2” を指定した場合、Advanced eDiscovery は "computer" という単語に関連する 2 つのテーマを生成しようとします。たとえば、"computer software" と "computer hardware" という 2 つのテーマが生成される可能性があります。

      推奨テーマを追加する
    • [モード   ]: ドロップダウン リストから、テーマのオプションを選択します。

      • [モデルを作成して適用する]: ファイルのセグメントからモデルごとにテーマを集計し、それらの間でファイルを配分します。

      • [モデルを作成する]: ファイルのセグメントからテーマ モデルを集計します。ファイルを分類する適用の処理は、別の機会に個別に実行されます。

      • [モデルを適用する]: このオプションは、モデルが以前に作成されており、まだ適用されていない場合にのみ表示されます。これにより、ファイルはテーマに基づいて分類されます。

  2. [エクスポート] セクションで、次の操作を行います。

    1. [エクスポート バッチの選択] で、

      • [エクスポート バッチ] の一覧で、バッチ名を選択するか、結果を "エクスポート バッチ 01" (既定のバッチ) にエクスポートします。

      • 既存のケースに追加した新しいファイルの結果をエクスポートするには、引き続き現在のバッチを使用します。バッチ内でセッションを作成するには、同じバッチ番号を選択し、[エクスポート セッションの作成] をクリックします。このオプションを使用して、増分的な方法で、前のバッチと同じパラメーターをエクスポートすることができます。

      • 新しいバッチにエクスポートするには、[追加] [追加] アイコン をクリックして、[バッチ名] に新しい名前を入力し (または既定値を受け入れて)、[バッチの説明] に説明を入力します。[OK] をクリックします。

      • バッチの名前または説明を編集するには、[エクスポート バッチ] で名前を選択し、[編集] [編集] アイコン をクリックして、フィールドを変更します。

        注: エクスポート バッチのセッションを実行すると、それらを削除することはできません。さらに、最初のセッションの実行後に編集できるのは、一部のパラメーターのみです。

      • エクスポート バッチの複製を作成するには、[エクスポート バッチの複製] [重複エクスポート バッチの作成] アイコン を選択し、パネルで複製バッチの名前と説明を入力します。

      • エクスポート バッチを削除するには、[削除] [エクスポート バッチの削除] アイコン を選択します。

      • バッチの履歴を表示するには、[バッチ履歴] [履歴の表示] アイコン を選択します。

    2. [母集団の定義] で、[関連度スコアがカットオフ スコアより高いファイルのみを含める] を選択し、エクスポート バッチの設定を微調整する場合は [エクスポート バッチの微調整] も選択します。[関連度スコアがカットオフ スコアより高いファイルのみを含める] を選択している場合、[問題] が有効になり、選択した問題について、ファイルの関連度スコアがカットオフ スコアよりも高い場合、ファイルはエクスポートされます。ファイルは、'レビュー用' フィルターで除外されていない限り、エクスポートされます。[エクスポート バッチの微調整] を選択している場合、ラジオ ボタンの [重複排除] と ['レビュー用' フィールドでフィルター処理する] が有効になります。[重複排除] を選択した場合、定義されているポリシーに基づき、重複しているファイルが除外されます。ケース レベル (初期設定) ケース全体の重複ファイルから、1 つを除いてすべて排除されます。カストディアン レベル: 同じカストディアンの重複ファイルから、1 つを除いてすべて排除されます。すべての重複ファイルのレコードをエクスポート出力で確認できます。['レビュー用' フィールドでフィルター処理する] フィールドを選択した場合、[メタデータで変更] を選択し、'レビュー用' フィールド設定を入力します。パッケージ コンテンツにソース ファイルを含めるには、[入力ファイルを含める] を選択します。このオプションを選択解除すると、エクスポート処理の時間が短縮されます。ネイティブ ファイルはどのような場合でもエクスポートされることにご注意ください。

    3. [メタデータの定義] の [エクスポート テンプレート] の一覧で次のオプションのいずれかを選択します (セッションごとに 1 回)。

      • [標準]: データ項目、メタデータ、プロパティの基本的なセットです。インポート データが既に Advanced eDiscovery で処理され、ファイルを既に格納しているシステムにエクスポート データがアップロードされている場合は、このオプションを使用します。既定では、エクスポート テンプレートの列が作成され、入力されます。

      • [すべて]: すべての処理データと、分析や関連度のスコアを含む標準のメタデータの完全なセットです。このテンプレートは、Advanced eDiscovery が処理を実行し、ファイル データが外部システムに初めてアップロードされるときに必要です。

      • [問題]: [すべての懸案事項] を選択するか、作成した特定の問題を選択します。

詳細設定を保存するには [OK] を、既定値を使用するには [既定の設定に戻す] を、詳細設定の設定を取り消すには [キャンセル] を選択します。

関連項目

Office 365 Advanced eDiscovery

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