Office 365 のエラーコード 5.7.1 のメール配信の問題を修正する

最終更新日: 2015 年 10 月 23 日

Outlook または Outlook Web アプリケーションでメール メッセージを送信して、そのメールを送信できなかった理由に関する Exchange NDR エラー メッセージを受信したことがありますか? このトピックでは、配信不能レポート (NDR) に配信状態通知 (DSN) エラー コード 5.7.1 または Exchange NDR 5.7.1 が表示される場合の対応手順について説明します。

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また、この情報は Exchange Online と Office 365 のエラー コード 5.7.0 から 5.7.999 にも適用されます。 DSN エラー コード 5.7.1 の原因はいくつか考えられます。その解決方法については、このトピックの後半で説明します。

メッセージを送信して Exchange NDR 5.7.0 から 5.7.999 を受信した場合のメール ユーザー向けヘルプ

このエラー メッセージが表示される理由はいくつかあります。 一般的に、このエラーは、組織のメールのセキュリティ設定で、その受信者へのメッセージ送信を禁止していることを示しています。 次の問題のいずれかに該当する可能性があります。

  • その受信者に送信するアクセス許可がありません。

  • 配布グループまたはサブグループのいずれかに送信するアクセス許可がありません。

  • 自分と受信者の間にあるメール サーバーを介してメールを送信するアクセス許可がありません。

  • メッセージが正しくないメール サーバーにルーティングされました。

DSN エラー コード 5.7.1 または 5.7.0 から 5.7.999 の原因である問題を解決するためのヒント

ほとんどの場合、ユーザーが自力でこの問題を解決できることはありません。 受信者または受信者のメール管理者がメール設定を更新する必要があります。 ただし、次のようなことができます。

受信者が組織外部にいる場合   : 受信者に対して、メール管理者がメールボックスをこちらからのメールを受け入れる設定に変更するように依頼します。

内部配布グループに送信している場合   : グループまたはサブグループのいずれかに送信するアクセス許可がない可能性があります。この場合、NDR には、送信するアクセス許可がない制限付きグループの名前が記載されます。制限付きグループの所有者に、メッセージを送信するアクセス許可を付与するように依頼します。グループの所有者がわからない場合は、Outlook Web アプリケーションまたは Outlook で、次の手順に従って検索できます。

  1. NDR 5.7.1 メッセージを選択します。

  2. Outlook Web アプリケーションの場合、[宛先] 行にグループ名を選択します。 Outlook の場合、グループ名をダブルクリックします。

  3. Outlook Web App で、ポップアップ ダイアログ ボックスから [所有者] を選択します。 Outlook で [連絡先] を選択します。

大規模な配布グループに送信する場合   : メンバー数が 5,000 を超えるグループには、次の 3 つの制限が自動的に適用されます。

  • そのグループにメールを送信するには、グループのメンバーである必要があります。

  • グループに送信されたメッセージは、モデレーターの承認が必要です。

  • サイズの大きなメッセージはグループに送信できません。 ただし、これが問題の場合、5.7.1 以外の NDR を受信します。 「Exchange Online の制限」を参照してください。

この問題を解決するには、グループに参加するか、グループの所有者またはモデレーターにメッセージの承認を依頼します。 このトピックの後半にある制限付き配布グループの所有者である場合   のセクションを参照するように指示します。

上記のいずれの手順も適用できない場合、または問題が解決しない場合は、受信者のメール管理者に、このトピックの後半にある Office 365 メール管理者である場合   のセクションを参照するように指示します。

制限付き配布グループの所有者である場合

誰かがこちらの配布グループにメッセージを送信し、NDR 5.7.1 を受信した場合、彼らにグループ宛ての送信を許可するには、以下のいずれかの手順に従います。

送信者の制限の削除   : 配布グループに送信できるアクセス許可を送信者に付与するには、次のいずれかの方法でグループのプロパティを変更します。

  • 送信者のメール アドレスを、許可されている送信者のグループの一覧に追加します。

  • 送信者のメール アドレスをグループに追加するか、グループに参加するように依頼します。

  • 送信者が組織外のため、送信が制限されている場合、外部の送信者からのメッセージを受け入れるようにグループを構成します。

  • 特定の送信者または送信者グループを制限するトランスポート ルールを構成した場合、その送信者からのメッセージを受け入れるようにルールを変更することができます。

大規模なグループに関する制限   : メンバー数が 5,000 を超えるグループには、次の 3 つの制限が自動的に適用されます。

  • 送信者はグループのメンバーである必要があります。

  • グループに送信されたメッセージは、モデレーターの承認が必要です。

  • サイズの大きなメッセージはグループに送信できません (ただし、この場合は、別の NDR がグループから送信されます)。 「Exchange Online の制限」を参照してください。

送信者の問題を解決するには、メッセージを承認するか、そのユーザーをグループに追加します。

配布グループの管理   

Exchange NDR 5.7.1 または 5.7.0 から 5.7.999 の場合の Office 365 メール管理者向けヘルプ

上記のセクションの手順で送信者の問題が解決しない場合には、その受信者のメール管理者による対応が必要になることがあります。 この解決策には、受信者、配布グループ、組織、またはドメインの設定の再構成が含まれる可能性があります。

Exchange NDR 5.7.1 または 5.7.0 から 5.7.999 の原因である問題を解決する方法

メール管理者の場合、5.7.1 Exchange NDR の問題を解決するには、このページで実際の問題と一致すると考えられるセクションを見つけて、ガイドラインに従いします。

送信者が組織外の場合   : 外部または匿名の送信者からのメールを受け入れるように受信者またはメール サーバーを構成します。

外部ユーザーが Office 365 のメールが有効なパブリック フォルダーにメールを送信しようとした場合   : 外部ユーザーが、Office 365 のメールが有効なパブリック フォルダーにメール メッセージを送信しようとした場合、次のエラー コードを含む NDR を受信します。

Remote Server returned '<xxxxxxxx> #5.7.1 smtp;550 5.7.1 RESOLVER.RST.AuthRequired; authentication required [Stage: CreateMessage]>'

メールが有効なパブリック フォルダーで、外部送信者からのメールを受け入れることができるように動作を変更するには、次の手順に従います。

  1. リモート PowerShell を使用して Exchange Online に接続します。この手順については、「Connect to Exchange Online using remote PowerShell」 (リモート PowerShell による Exchange への接続) を参照してください。

  2. パブリック フォルダーに対する匿名アカウントのアクセス許可を追加します。 この場合、次のコマンドを実行します。

    Add-PublicFolderClientPermission -identity <Public Folder> -User Anonymous -AccessRights CreateItems

    サポート技術情報の記事 2984402 を参照してください。

組織外の送信者で、メール サーバーの IP アドレスが Microsoft のブロックリストに登録されている場合   : この場合、送信者が受け取る NDR の [Diagnostics for administrators] セクションには、次のような情報が含まれます。

5.7.1 Service unavailable; Client host [xxx.xxx.xxx.xxx] blocked using Blocklist 1; To request removal from this list please forward this message to delist@messaging.microsoft.com

この NDR メッセージを delist@messaging.microsoft.com に転送します。

ドメインが Office 365 に完全に登録されていない   : ドメインが完全に登録されていない場合は、次の手順に従います。

  • Office 365 ポータル (https://portal.office.com) にドメインが [アクティブ] と表示されることを確認します。

  • Office 365 へのドメインの追加については、Office 365 のドメインに関するページを参照してください。

  • ドメイン検証の問題を解決するには、Microsoft サポート技術情報の記事 2515404 を参照してください。

MX レコードが正しくない   : MX レコードが正しくない場合は、次の手順に従います。

  1. 送信者と受信者のドメインについて、MX レコードが間違っているか、古くないかを確認するには、Mailflow Troubleshooter を実行します。

  2. ドメイン レジストラーまたは DNS ホスティング サービスで、ドメインの MX レコードが正しいことを確認してください。 Exchange Online に登録されているドメインの MX レコードには、<domain>.mail.protection.outlook.com という構文を使用します。

  3. Microsoft リモート接続アナライザーの [Office 365] > [メール フローの構成] で、[MX レコードと送信コネクタの確認テスト] を確認します。

  4. ドメイン用に構成されている MX レコードが 1 つのみであることを確認します。 Microsoft は、Exchange Online に登録されているドメインに複数の MX レコードを使用することをサポートしていません。

SPF レコードが正しくない   : ドメインの Sender Policy Framework (SPF) レコードが不完全か、ドメインのメールのすべてのソースが含まれていない可能性があります。 SPF レコードの確認については、「ドメインから送信されるメールを検証するための SPF レコードをカスタマイズする」を参照してください。

オンプレミスとクラウドが組み合わされたハイブリッド展開構成の問題   : ドメインが Exchange と Exchange Online 間のハイブリッド展開に含まれている場合、次の項目を確認します。

ハイブリッド構成ウィザードで、Exchange Online Protection (EOP) サービスの受信および送信コネクタが自動的に構成されている場合でも、コネクタの設定が正しいことを確認できます。 ハイブリッド展開に使用されているコネクタの構成が正しくない場合、Exchange 管理者はオンプレミス Exchange 組織でハイブリッド構成ウィザードを再実行する必要があります。

ハイブリッドに使用されている受信コネクタの構成を確認します。 詳細については、Microsoft サポート技術情報の記事 2827473 を参照してください。

次の手順に従って、ハイブリッドに使用されている送信コネクタの構成を確認します。

  1. Office 365 ポータル (https://portal.microsoftonline.com) で、[管理者]、[Exchange] の順にクリックします。

  2. Exchange 管理センターで、[メール フロー] > [コネクタ] をクリックします。 [送信コネクタ] セクションで、ハイブリッドに使用するコネクタを選択し、[編集] を選択します。 以下の情報を確認します。

    • 配信      [ スマート ホストを経由してメールをルーティングする] が選択されている場合、正しい IP アドレスまたは FQDN が指定されていることを確認します。 [受信者ドメインに関連付けられた MX レコード] が選択されている場合、ドメインの MX レコードが正しいメール サーバーを指していることを確認します。

      MX レコードと、Exchange Online 組織からメールを送信する機能をテストするには、Microsoft リモート接続アナライザーで、[Office 365] > [メール フローの構成] の [MX レコードと送信コネクタの確認テスト] を使用します。

    • 範囲      受信インターネット メールをオンプレミス Exchange 組織にルーティングする必要がある場合、[ドメイン] に、オンプレミス組織で使用するすべてのメール ドメインを含める必要があります。 また、オンプレミス組織内ですべての発信インターネット メールもルーティングされるようにするには、アスタリスク (*) の値を使用できます。

ハイブリッド展開でのトランスポート ルーティングについては、「Exchange ハイブリッド展開でのトランスポート ルーティング」を参照してください。

さらにサポートが必要な場合

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関連項目

Exchange Online と Office 365 の Exchange NDR について

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