Microsoft Office PowerPoint 2007 のプライバシーに関する補足

最終更新日: 2006 年 10 月

このページは、「2007 Microsoft Office system のプライバシーに関する声明」の補足情報です。特定の Office プログラムまたはサービスに関するデータ収集と利用の方法について理解するためには、2007 Microsoft Office system のプライバシーに関する声明と、この補足情報の両方を参照する必要があります。

Microsoft Office Online テンプレートの使用

Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[新規作成] をクリックすると表示される [新しいプレゼンテーション] ダイアログ ボックスでは、テンプレートに基づくプレゼンテーションの最新のヘルプ情報を Microsoft Office Online からダウンロードできます。また、[新しいプレゼンテーション] ダイアログ ボックスでは、テンプレートに関するフィードバックを送信したり、ダウンロードした各テンプレートに評点を付けたりできます。

Microsoft Office Online からのダウンロードを有効または無効にするには、「オンラインでヘルプ、テンプレート、トレーニング、その他のコンテンツを参照する」を参照してください。

テンプレートまたはテンプレートをベースにしたファイルを開くとき、Microsoft Office PowerPoint 2007 は Microsoft Office Online に接続し、そのテンプレートの ID、現在使用中のプログラムとバージョン、および標準的なコンピュータ情報を送信することがあります。送信が行われるかどうかは、オンライン ヘルプの設定に依存します。

テンプレート ID は、元のテンプレートが Microsoft Office Online からダウンロードされたものか、Office PowerPoint 2007 に含まれていたものかを識別するために使用されます。テンプレート ID は、プレゼンテーションを一意に識別するものではありません。テンプレート ID は、そのテンプレートを使用するすべてのユーザーで共通です。

特集リンクの更新

Office PowerPoint 2007 では、[新しいプレゼンテーション] ダイアログ ボックス ( Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[新規作成] をクリック) にリンクの一覧が表示されます。[Office Online] セクションの [このコンテンツを Office Online から自動的に更新する] をクリックすると、これらのリンクを定期的に更新できます。リンクを定期的に更新するように設定すると、Office PowerPoint 2007 は一定の間隔で Microsoft Office Online に接続します。これにより、更新されたリンクが Office PowerPoint 2007 に返されます。

特集リンクを無効にするには、「Microsoft Office Online の特集リンクのオンとオフを切り替える」を参照してください。

画像やその他のドキュメントへのリンク

ハード ディスク上またはサーバー上の画像、ファイル、データ ソース、またはその他のドキュメントへのリンクを作成すると、そのファイルへのパスがプレゼンテーションに保存されます。リンクには、ユーザー名またはネットワーク上のサーバーに関する情報が含まれることがあります。データ接続の場合は、データ接続リンクにユーザー名やパスワードを保存するかどうかを選択できます。

また、XML スキーマをプレゼンテーションに適用すると、作成した XML スキーマへのパスがプレゼンテーションに保存されます。パスにユーザー名が含まれることもあります。

印刷

Office PowerPoint 2007 では、Office PowerPoint 2007 のプレゼンテーションの印刷後にそのプレゼンテーションを保存すると、プレゼンテーションと共にプリンタへのパスが保存されます。パスにユーザー名またはコンピュータ名が含まれることもあります。

ドキュメント ワークスペース サイト

Office PowerPoint 2007 を使用すると、Microsoft Windows SharePoint Services サイト上のドキュメント ワークスペース サイトにアクセスできます。ドキュメント ワークスペース サイトは、1 つまたは複数のプレゼンテーションに対する他のチームのメンバーとの共同作業をすばやく、簡単に行うことができる共有スペースです。

ドキュメント ワークスペース サイトにアクセスすると、Office PowerPoint 2007 は、そのサイトに関する情報を提供するためにドキュメント ワークスペース サイトからデータをダウンロードします。特に、Office PowerPoint 2007 は次の情報を取得します。

  • Windows SharePoint Services サイトの名前

  • サイトの URL またはアドレス

  • サイトのユーザーの名前、電子メール アドレス、およびアクセス許可レベル

  • ドキュメントやタスクの一覧、およびサイトから入手できるその他の情報

また、Office PowerPoint 2007 は、お客様がコンピュータからアクセスした Windows SharePoint Services サイトの一覧を Cookie として保存します。この一覧により、以前に訪れたことのあるサイトにすばやくアクセスできます。お客様が訪れたサイトの一覧は、より広く利用されるようにお客様自身が指定しない限り、Microsoft が利用したり、インターネットに公開したりすることはありません。

FAX サービス

FAX サービスを使用すると、インターネット上に FAX を送信し、送信した FAX を Microsoft Office Outlook で整理することができます。FAX サービスを使用するには、Microsoft とは別の FAX サービス プロバイダにサインアップする必要があります。FAX の処理とインターネット上への送信は FAX サービス プロバイダが行います。Microsoft がこの業務の情報を収集することはありません。

FAX サービスにサインアップすると、"登録パッケージ" が FAX サービス プロバイダによって作成され、FAX サービス プロバイダと Office PowerPoint 2007 によって保存されます。登録パッケージは、FAX サービス プロバイダの Web サイトのアドレスと、お客様の FAX サービス プロバイダへのアクセス権を確認するための "トークン" とで構成されます。Office プログラムから FAX を送信すると、この登録パッケージがドキュメントに付加されます。

また、FAX サービスを利用すると、FAX を実際に送信することなく FAX の料金を計算できます。FAX の料金を計算する場合、Office PowerPoint 2007 は SSL (Secure Sockets Layer) 接続を使用して、ユーザーの登録トークン、送信先の FAX 番号、および FAX のページ数を FAX サービス プロバイダに送信します。この情報を Microsoft が受信または保存することはありません。

リサーチと参照

Office PowerPoint 2007 では、特殊な用語やフレーズに関する情報を質の高い多くのコンテンツ プロバイダに問い合わせることができます。特殊な用語やフレーズの検索を要求すると、Office PowerPoint 2007 は、検索するテキスト、使用されているソフトウェア製品、システムで設定されているロケール、さらに、お客様がリサーチ情報をダウンロードする権利を持つことを示す認証情報がプロバイダで必要とされる場合はその認証情報をインターネットを通じて送信します。

これらの情報は、Office PowerPoint 2007 から、ユーザーが選択した第三者の情報プロバイダに送信されます。プロバイダは、要求された単語またはフレーズに関する情報を返します。

お客様が受け取る情報には、第三者のコンテンツ プロバイダのサイトにあるより詳しい情報へのリンクが含まれることがよくあります。このリンクをクリックすると、お客様が将来同じコンテンツ プロバイダのサービスを利用する際、プロバイダがお客様を識別できるようにするための Cookie がシステムに保存される場合があります。このような第三者のサイトでのプライバシーの扱いについて、Microsoft は責任を負いかねます。

問い合わせ先のサービスを Microsoft が運営している場合を除き、Microsoft がこれらの情報を受信または保存することはありません。

翻訳サービス

Office PowerPoint 2007 では、二か国語辞書または機械翻訳を使用して、プレゼンテーションの一部または全部を翻訳することができます。お客様はプレゼンテーションの翻訳方法を選択できます。

翻訳方法には、翻訳する単語またはフレーズを選択するか入力する方法と、プレゼンテーション全体を翻訳する方法があります。翻訳する単語またはフレーズを選択するか入力すると、その文字列が二か国語辞書と比較されます。二か国語辞書には、アプリケーションに付属しているものと、Microsoft Office Online から入手可能なものがあります。

"ドキュメント全体の翻訳" を実行する場合は、第三者が提供する翻訳サービスにプレゼンテーションが暗号化されずに送信されます。暗号化されずにインターネット経由で送信されるすべての情報と同じように、そのプレゼンテーションは他のユーザーに見られる可能性があります。

Microsoft Office Online で提供されるいずれかの辞書または第三者の翻訳サービスを使用すると、Office PowerPoint 2007 からインターネットを通じて、翻訳する文字列、使用されているソフトウェアの種類、およびシステムで設定されているロケールと言語が送信されます。第三者が提供する翻訳サービスを利用する場合は、Web サイトにアクセスするために以前にサインアップしたことを示すキャッシュ済みの認証情報も Office PowerPoint 2007 から送信されることがあります。

お客様が受け取る情報には、第三者の翻訳サービスのサイトにあるより詳しい情報へのリンクが含まれることがよくあります。このリンクをクリックすると、お客様が将来同じコンテンツ プロバイダのサービスを利用する際、プロバイダがお客様を識別できるようにするための Cookie がシステムに保存される場合があります。

Windows SharePoint Services

Microsoft Windows SharePoint Services は、ドキュメントや会議での共同作業が可能な Web ベースの共有ワークスペース サイトを提供します。

Web ブラウザまたはいずれかの Office プログラムを使用して SharePoint サイトにアクセスすると、そのサイト上に新しいサブサイトを作成するアクセス許可があれば、コンピュータに Cookie が保存されます。このような Cookie が集まって、アクセス許可のあるサイトの一覧が形成されます。この一覧は、既に訪れたことのあるサイトにすばやくアクセスできるようにするために、いくつかの Office プログラムで利用されます。

お客様が訪れたサイトの一覧は、より広く利用されるようにお客様自身が指定しない限り、Microsoft が利用したり、インターネットに公開したりすることはありません。

この一覧は、Web ブラウザで Cookie のキャッシュをクリアすることにより削除できます。

Windows SharePoint Services で新しい Web サイトやリストを作成した場合、あるいは既存の Web サイトやリストにユーザーを追加または招待した場合は、お客様自身を含めた各ユーザーの次の情報がサイトに保存されます。

  • 氏名

  • 電子メール アドレス

  • ユーザー ログオン名 (DOMAIN\username などの Microsoft Windows NT ログオン)

お客様や他のユーザーがサイトで追加または変更した要素には、すべてユーザー ID が付加されます。特別な場合を除き、SharePoint サイトのすべてのコンテンツと同じように、この情報にはサイトの管理者とメンバーしかアクセスできません。

SharePoint サイトのすべての要素には、"作成者" と "更新者" の 2 つのフィールドが含まれます。"作成者" フィールドには、この要素を最初に作成したユーザーの名前とその作成日が記録されます。"更新者" フィールドには、この Office PowerPoint 2007 プレゼンテーションを最後に変更したユーザーの名前とその変更日が記録されます。

SharePoint サイトをホストしているサーバーの管理者は、サイト内の一部のデータにアクセスできます。これらのデータは、サイトの利用パターンを分析し、サイトの利用可能時間のパーセンテージを向上するために使用されます。これらのデータは、サーバーの管理者しか利用できません。その SharePoint サイトをホストしているのが Microsoft である場合を除き、Microsoft がサーバーの管理者とデータを共有することはありません。

収集されるデータには、サイトにアクセスしたユーザー全員の名前、電子メール アドレス、およびアクセス許可が含まれます。個々の SharePoint サイトで利用可能なコンテンツはすべて、そのサイトにアクセスする任意のユーザーによって検索および表示される可能性があります。

監査

Windows SharePoint Services には監査機能が用意されており、管理者は、重要なコンテンツに対するユーザーの操作について信頼性の高い監査記録を残すことができます。

Windows SharePoint Services の管理者が監査機能を有効にすると、サーバーでは、ユーザーの実行した特定のアクションが SharePoint コンテンツ データベースに自動的に記録されます。これらのアクションには、表示、編集、チェックイン、チェックアウトなどがあります。サーバーでは、記録されるアクションごとに、ファイルやアクションに関する識別情報と、ユーザーの SharePoint ID および IP アドレスが記録されます。この処理中になんらかのデータが Microsoft に送信されることはありません。

この機能は既定でオフになっており、コンテンツが保存されている SharePoint サイトの管理者だけが利用できます。

インスタント メッセージと通知

Office PowerPoint 2007 には、プログラム内からインスタント メッセージを送信する機能や、ユーザーがオンラインになった場合、あるいは共有プレゼンテーションまたはワークスペースに変更が加えられた場合に通知を受け取る機能があります。

Office PowerPoint 2007 では、Microsoft インスタント メッセージ クライアントを使用して、オンライン状態の他のユーザーを表示し、そのユーザーにメッセージを送信できます。Office PowerPoint 2007 には、インスタント メッセージの状態を Web ページに表示する Web コントロールが含まれています。この機能の目的は、Web ページを使用して、同じプレゼンテーションやワークスペースで作業している他のユーザーと直接共同作業ができるようにすることです。

この Web コントロールを考慮して記述された Web ページ スクリプトは、そのスクリプトをホストしている Web サーバーに対し、インスタント メッセージ プログラムから状態データを送信できます。この機能は、既定では、イントラネット サイト、信頼済みサイト、およびローカル コンピュータ上のサイトでのみ利用できます。

Microsoft Windows SharePoint Services ページと Microsoft Office SharePoint Server 2007 ページは、どちらもこのコントロールを使用します。ただし、どちらのページでも状態データが Web サーバーに送信されることはありません。

お客様が Microsoft Windows SharePoint Services サイトまたは Office SharePoint Server サイトにアクセスし、通知を作成すると、Office PowerPoint 2007 は次のデータを含んだ Cookie をお客様のコンピュータに保存します。

  • サイト名

  • サイトの URL

  • 通知元が Windows SharePoint Services サイトまたは SharePoint Server サイトのどちらであるか

  • 通知サービスを公開するためにサイトで使用されている URL

この Cookie に含まれるデータによって、サイトからの通知が正しく届くようになります。この Cookie の送信元が Microsoft のサーバーである場合を除き、Microsoft がこの Cookie にアクセスすることはありません。送信元が Microsoft のサーバーであっても、この Cookie が Windows SharePoint Services サイトまたは SharePoint Server サイト以外で使用されることはありません。

新しいファイル形式

Office PowerPoint 2007 では、XML ベースの新しいファイル形式が既定で使用されます。このファイル形式は拡張性が高く、ユーザーの指定によって追加のスキーマやタグをファイルに含めることができます。アドインまたはその他の第三者のコードにより、Office PowerPoint 2007 には表示されないメタデータ情報が Microsoft Office ファイル形式に追加されることもあります。

第三者製のテキスト ビューアを使用して XML ファイルを表示すると、そのファイルに関連付けられているメタデータを確認できます。

コメント

既定では、コメントをファイルに保存すると、Office PowerPoint 2007 によってコメントの先頭に頭文字が挿入されます。この情報はファイルにアクセスするすべてのユーザーが参照できます。

コメントから個人情報を削除するには、 Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をポイントします。次に、[ドキュメント検査] をクリックします。

変更履歴の記録

既定では、変更履歴の記録を有効にしてファイルを変更すると、お客様のユーザー名や頭文字がドキュメントに保存され、お客様が行った変更と関連付けられます。この情報は、変更前と変更後のテキストも含めて、ファイルにアクセスするすべてのユーザーが参照できます。

これらの変更が反映されるか元に戻されると、お客様の名前は削除されます。また、変更の情報から個人情報を削除することもできます。そのためには、 Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をポイントします。次に、[ドキュメント検査] をクリックします。

ユーザー名が保存される可能性のある場所

Office PowerPoint 2007 では、ユーザーにとって機能をより使いやすくするために、ユーザー名を保存する場合があります。たとえば、次のような場所にユーザー名が保存されます。

  • "作成者" フィールド

  • "作成者" ファイル プロパティ

これらのフィールドやプロパティからユーザー名を削除するには、 Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をポイントします。次に、[ドキュメント検査] をクリックします。

他社製の Office ソリューションによっても、ファイルに関連付けられたカスタム プロパティに名前などの個人情報が格納される場合があります。

Microsoft Office Web Control、Microsoft Office Excel Data Access、DataCalc など、別のデータ ソースに直接接続できる機能を使用すると、お客様の認証情報 (ユーザー ID およびパスワード) がドキュメントに保存されることがあります。この認証情報を変更または削除するには、接続のプロパティを状況に合わせて変更する必要があります。

その他の非表示のデータおよびメタデータ

既定では、Office PowerPoint 2007 によって保存されるすべてのファイルには、次のようなファイル プロパティが含まれます。

  • 作成者

  • 管理者

  • 会社名

  • 最終保存者

  • 校閲者

さらに、使用している機能や第三者製ソリューションによっては、その他のプロパティがファイルに保存されることもあります。たとえば、プレゼンテーションがドキュメント ワークフローの一部である場合、ワークフローを追跡するファイル プロパティが保存されます。

この情報はファイルにアクセスするすべてのユーザーが参照できます。

これらのプロパティから名前を削除するには、 Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[配布準備] をポイントします。次に、[ドキュメント検査] をクリックします。

ドキュメント検査機能を使用すると、コメントや変更履歴など、一部のビューでは利用できない種類のデータを削除することもできます。プレゼンテーションを公開する予定がある場合は、そのプレゼンテーションに対してドキュメント検査を実行することをお勧めします。この機能の詳細については、ヘルプでドキュメント検査機能に関する情報を検索してください。

非表示の図形

Office PowerPoint 2007 では、[選択した部分] 作業ウィンドウを使用して、プレゼンテーションまたはテンプレートに含まれている図形やテキスト オブジェクトを非表示にできます。[選択と表示状態] 作業ウィンドウを表示するには、図形を選択し、[書式] タブの [選択と表示] をクリックします。非表示の図形やテキスト オブジェクトには、プレゼンテーションの作成者によって追加された個人情報が含まれていることがあります。非表示の図形やテキスト オブジェクトは、テーマまたはテーマ ファイルと一緒に保存できます。これらはスライド ショーの実行中には表示されません。テンプレート ファイルを使用して新しいテンプレートを作成すると、非表示の図形や非表示のテキスト オブジェクトがすべて新しいプレゼンテーションにコピーされます。[選択と表示状態] 作業ウィンドウでは、非表示にされている図形を確認して再表示することができます。

テーマ

Office PowerPoint 2007 では、既存のプレゼンテーションからテーマを作成することができます。そのためには、 Office ボタンのイメージ (Microsoft Office ボタン) をクリックし、[名前を付けて保存] をクリックします。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、[ファイルの種類] ボックスの一覧の [Office テーマ] をクリックします。テーマを作成すると、テキスト、画像、非表示の図形など、いくつかの要素が元のプレゼンテーションのスライド マスタからテーマにコピーされます。これらのオブジェクトは、新しいプレゼンテーションへのテーマの適用時にデザイン要素として使用され、他のユーザーに表示されます。他のユーザーが使用できるようにテーマを発行する場合は、元のプレゼンテーションに含まれていた個人情報や機密情報を保存しないようにする必要が生じることがあります。既存のテーマから個人情報や機密情報を削除するには、テーマのスライド マスタを編集し、同じ名前で再保存して元のテーマを置き換えます。

マクロの記録

一連の作業をマクロとして記録し、後で再生することができます。マクロを記録する場合、マクロの初回の作成時にユーザー名がマクロの Description プロパティに保存され、コメントとしてコードにも記録されます。これらのユーザー名は手作業で削除できます。

デジタル署名

デジタル署名は、プレゼンテーションの送信者の身元を確認するのに役立つオプションの機能です。デジタル署名は、署名する PowerPoint プレゼンテーション内のデータを暗号化した一意の値です。デジタル署名付きのプレゼンテーションを送信すると、プレゼンテーション内のデータおよびお客様 (送信者) からの信頼できるデジタル証明書と一緒に、署名が受信者に送信されます。デジタル証明書は、VeriSign などの証明機関から発行されます。デジタル証明書には、送信者を認証し、元のプレゼンテーションの内容が変更されていないことを確認するための情報が含まれます。

プレゼンテーションに署名するときには、システムの日付と時刻、オペレーティング システムのバージョン番号、Microsoft Office のバージョン番号、Office PowerPoint 2007 のバージョン番号など、デジタル署名に含められる情報を示すダイアログ ボックスが表示されます。署名したプレゼンテーションを他のユーザーに送信した場合、受信者はプレゼンテーションそのものの内容を表示することはできますが、お客様のシステムに関する情報を参照することはできません。

Information Rights Management

Information Rights Management (IRM) を使用すると、プレゼンテーションにアクセスする権限やプレゼンテーションを変更する権限を特定のユーザーまたはグループに与えることができます。類似点もありますが、IRM は文書の保護とは異なります。IRM では、プレゼンテーションの読み取りや編集だけでなく、プレゼンテーションの印刷、他のユーザーへのプレゼンテーションの転送など、プレゼンテーション全体に対する具体的な操作のアクセス許可を設定できます。

IRM を有効にしてプレゼンテーションを保存すると、Office PowerPoint 2007 は、そのプレゼンテーションに対して権限を持つユーザーの一覧と各ユーザーのアクセス許可をプレゼンテーションに保存します。この情報は暗号化されているため、プレゼンテーションの所有者しかアクセスできません。

また、IRM が有効になっているプレゼンテーションにはコンテンツ ライセンスが含まれます。コンテンツ ライセンスには、電子メール アドレス、アクセス許可、および認証情報が含まれます。IRM が有効になっているプレゼンテーションをユーザーが開こうとすると、そのたびに Office PowerPoint 2007 は、ユーザーの ID とプレゼンテーションに保存されているコンテンツ ライセンスとを照合します。ユーザーがそのプレゼンテーションを以前に開いたことがない場合、Office PowerPoint 2007 は IRM サーバーにユーザーの ID を照会し、ユーザーが必要な権限を持っていれば、新しいコンテンツ ライセンスをダウンロードしてプレゼンテーションに保存します。

プレゼンテーションの所有者は、コンテンツ ライセンスがプレゼンテーションに保存されないように設定できます。ただし、コンテンツ ライセンスをプレゼンテーションに保存しないと、そのプレゼンテーションを開くたびに Office PowerPoint 2007 から IRM サーバーに照会を行う必要が生じます。Office PowerPoint 2007 がネットワークに接続されていない場合や IRM サーバーに照会できない場合は、そのプレゼンテーションを開くことができません。

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