MEDIAN 関数

ここでは、Microsoft Excel の MEDIAN 関数の書式および使用法について説明します。

説明

引数リストに含まれる数値のメジアン (中央値) を返します。 メジアンとは、一連の数値の中央にくる数値のことです。

書式

MEDIAN(数値 1, [数値 2], ...)

MEDIAN 関数の書式には、次の引数があります。

  • 数値 1, 数値 2, ...    数値 1 は必ず指定します。数値 2 以降は省略可能です。 メジアンを計算する数値を最大 255 個まで指定します。

解説

  • 指定された一連の数値の個数が偶数である場合、中央に位置する 2 つの数値の平均が計算されます。 使用例にある 2 番目の数式を参照してください。

  • 引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。

  • 引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。

  • 引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。

  • エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。

注: MEDIAN 関数では、データの中心傾向 (統計的分布における数値グループの中心位置) が評価されます。 中心傾向を表す最も一般的な指標として、次の 3 つが挙げられます。

  • 平均    演算によって求める平均値です。グループの各数値を加算してそれらの数値の個数で割ることにより計算します。たとえば、2、3、3、5、7、および 10 の平均は、30 を 6 で割った商、つまり 5 です。

  • メジアン    数値のグループの中で中央に当たる数値です。メジアンより大きい数値と小さい数値の個数が半々になります。たとえば、2、3、3、5、7、および 10 のメジアンは 4 です。

  • モード    数値のグループの中で、最も頻繁に出現する数値です。たとえば、2、3、3、5、7、および 10 のモードは 3 です。

数値のグループが対称分布の場合には、これら 3 つの中心傾向の測度の値は同じになります。数値のグループが非対称分布の場合には、値が異なることがあります。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ

1

2

3

4

5

6

数式

説明

結果

=MEDIAN(A2:A6)

範囲 A2:A6 に含まれる 5 つの数値のメジアンを求めます。 値が 5 つあるので、3 番目が中央値です。

3

=MEDIAN(A2:A7)

範囲 A2:A7 に含まれる 6 つの数値のメジアンを求めます。 数字が 6 つあるので、メジアンは 3 番目と 4 番目の数字の中間点です。

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