IDEF0 図を作成する

IDEF0 は Integration Definition for Process Modelling の略で、ビジネスとそのプロセスをモデル化することにより、理解と改善を容易にするためのパブリックドメイン手法です。

通常、IDEF0 図には次のコンポーネントが含まれています。

  • コンテキスト図: IDEF0 モデルの最上位の図です。

  • 親および子の図: 親子関係で IDEF0 を分解した階層を示します。

  • ノード ツリー: 選択したノードを根幹としたツリー状のノード構造を示し、単一の図表で IDEF0 全体の分解を表します。

    IDEF0 diagram

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コンテキスト図を作成する

親および子の図を作成する

ノード ツリーを作成する

コンテキスト図を作成する

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントします。次に、[フローチャート] をポイントし、[IDEF0 図] をクリックします。

  2. ノード名、タイトル、および図表番号が表示される表題欄を追加します。

    1. [IDEF0 図] から図面ページに [表題欄] 図形をドラッグします。

    2. [図形データ] ダイアログ ボックスで、"A-0" (A、マイナス記号、ゼロ) などのノード名、または "QA/A-0" などのさらに完全なノード名を入力します。"QA" はモデル名の略語です。タイトルや図表番号も入力できます。

      ページの外側の端から表題欄の枠線までのオフセット距離を選択して、[OK] をクリックします。

  3. アクティビティ ボックス (機能ボックスとも呼ばれる) を図面に追加します。

    1. [IDEF0 図] から表題欄の内側に [アクティビティ ボックス] 図形をドラッグします。

    2. [図形データ] ダイアログ ボックスで、プロセスの名前を入力します。[プロセス ID] には、既定の "A0" を使用します。これは、最上位レベルのプロセスを表します。このプロセスが分解プロセスの場合は、[サブダイアグラム ID] に分解図の ID を入力します。

  4. 外部インターフェイス (制約) の矢印を追加します。

    1. [IDEF0 図] から [1 脚コネクタ] 図形を図面ページにドラッグし、端点をアクティビティ ボックスの接続ポイントにドラッグします。

    2. コネクタを説明するテキストを追加するには、コネクタを選択して、テキストを入力します。

  5. 目的と観点の説明を追加します。

    1. [IDEF0 図] から [8pt. テキスト ブロック] 図形を図面ページの表題欄の内側にドラッグします。

    2. 横側にある選択ハンドル ( Selection handle image ) をドラッグして、この図形を表題欄の幅に伸ばします。

    3. 図形を選択した状態で、作成するモデルの視点と目的を説明するテキストを入力します。

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親および子の図を作成する

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントします。次に、[フローチャート] をポイントし、[IDEF0 図] をクリックします。

  2. ノード名、タイトル、および図表番号が表示される表題欄を追加します。

    1. [IDEF0 図] から [表題欄] 図形を図面ページにドラッグします。

    2. [図形データ] 、"A0" (最上位の親ダイアグラムの場合) などのノード名を入力します。この親ダイアグラムが子ダイアグラムでもある場合は、親の機能ボックスのノード番号 ("A3"、"A112" など) を入力します。タイトルおよび番号を入力することもできます。

      ページの外側の端から表題欄の枠線までのオフセット距離を選択して、[OK] をクリックします。

  3. アクティビティ ボックス (機能ボックスとも呼ばれる) を図面に追加します。

    1. [IDEF0 図] から表題欄の内側に [アクティビティ ボックス] 図形をドラッグします。

    2. [図形データ] ダイアログ ボックスで、ボックスが表すプロセスの名前を入力します。名前は動作を表す動詞または動詞句にする必要があります。

      [プロセス ID] (1 ~ 6 の数字) と [サブダイアグラム ID] を入力します。サブダイアグラム ID (Detail Reference Expression または DRE とも呼ばれます) は、このアクティビティ ボックスに子ダイアグラムがある場合の子ダイアグラムの番号を示します。サブダイアグラム ID を A42 などのノード番号、または子ダイアグラムのページ番号や名前にすることもできます。

    3. アクティビティ ボックスをドラッグし、名前と番号を入力する操作を繰り返して、表題欄に 3 ~ 6 個のボックスを配置します。

  4. 制約矢印を追加して、必要な修正を行います。[IDEF0 コネクタ] 図形を使用してできる操作は、次のとおりです。

    接合する矢印を作成する

    1. [IDEF0 図] から図面ページに [IDEF0 コネクタ] をドラッグして、次にその端点をアクティビティ ボックスの接続ポイント ( 接続ポイントの画像 - 青い X ) にドラッグします。図形が接続されると、端点の色が赤に変わります。

    2. 2 つ目の [IDEF0 コネクタ] を図面ページにドラッグし、その始点 ( 始点の画像 - 内部が X の緑の四角形 ) を別のアクティビティ ボックスの接続ポイントにドラッグします。

    3. 2 つの矢印が接合するように、2 つ目のコネクタの矢印を 1 つ目のコネクタの矢印の上に重ねます。

      Arrows that join

    分岐する矢印を作成する

    1. [IDEF0 図] から図面ページに [IDEF0 コネクタ] をドラッグして、次にその端点をアクティビティ ボックスの接続ポイント ( 接続ポイントの画像 - 青い X ) にドラッグします。図形が接続されると、端点の色が赤に変わります。

    2. 2 つ目の [IDEF0 コネクタ] をページにドラッグし、その始点 ( 始点の画像 - 内部が X の緑の四角形 ) を 1 つ目のコネクタの始点の上に重ねます。

    3. 終点 ( End point image, which is plus sign in a green square ) をドラッグして、矢印の分岐方向を指定します。

    4. 手順 1. ~ 3. を繰り返して、必要な数の分岐を作成します。

      Arrows that fork

    分岐先が複数に広がる矢印を作成する

    1. [IDEF0 コネクタ] を図面ページにドラッグし、始点 ( 始点の画像 - 内部が X の緑の四角形 ) をアクティビティ ボックスの接続ポイント ( 接続ポイントの画像 - 青い X ) にドラッグします。図形が接続されると、始点の色が赤に変わります。

    2. 適切な方向にコネクタが曲がるまで、矢印をドラッグします。

    3. コネクタを選択した状態で Ctrl キーを押して、最初の分岐位置までコネクタのコピーをドラッグします。

    4. 必要な数の分岐を追加して作成するには F4 キーを押します。

    5. 適切なアクティビティ ボックスに分岐の終点 ( End point image, which is plus sign in a green square ) を接続します。

      ヒント: 分岐先の広がりを見やすく配置するには、複製した分岐の始点 ( 始点の画像 - 内部が X の緑の四角形 ) を元の分岐の始点に接続します。分岐に 2 つのベンドがある場合、コントロール ハンドル ( コントロール ハンドルの画像 - 黄色い菱形 ) を使用して、コネクタのベンド間にある線を調整できます。

      Arrow branches that fan out

    トンネル インまたはトンネル アウトする矢印を作成する

    1. [IDEF0 図] から図面ページに [IDEF0 コネクタ] をドラッグして、次にその端点を適切なアクティビティ ボックスの接続ポイント ( 接続ポイントの画像 - 青い X ) にドラッグします。図形が接続されると、端点の色が赤に変わります。

    2. トンネルを追加するには、コネクタを右クリックして、[トンネル イン] または [トンネル アウト] をクリックします。

      トンネルを削除するには、コネクタを右クリックし、[トンネル イン] または [トンネル アウト] をクリックしてチェック ボックスをオフにします。

      注: IDEF0 図に直線の矢印を追加するには、[1 脚コネクタ] 図形を使用します。

  5. コネクタを説明するテキストを追加するには、コネクタを選択して、テキストを入力します。

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ノード ツリーを作成する

  1. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントします。次に、[フローチャート] をポイントし、[IDEF0 図] をクリックします。

  2. ノードを図に追加します。

    1. 図面ページに [ノード] 図形をドラッグします。

    2. [図形データ] ダイアログ ボックスで、"A0" またはツリーのルートとなるノードの番号や名前を入力して、[OK] をクリックします。

    3. ノードにテキスト ラベルを追加するには、図面ページに [8pt. テキスト ブロック] 図形をドラッグします。次にテキスト ブロックを選択して、ラベルを入力します。

  3. 図面ページに [実線コネクタ] 図形をドラッグします。端点の 一方をノードの中心にある接続ポイント ( 接続ポイントの画像 - 青い X ) に接着します。適切なコネクタの長さと方向になるように、もう一方の端点をドラッグします。

  4. 手順 3. を繰り返して、最上位のノードに接続される各ノードに必要な分岐をすべて追加します。

  5. 他の [ノード] 図形を図面ページにドラッグし、ノードの中心をコネクタの空いている端点に接続します。

  6. 手順 3. ~ 5. を繰り返してツリーの下部を作成し、必要なノードとコネクタすべてを追加します。

  7. ノードに番号を割り当てます。

    1. IDEF0 ノード ツリー図で、変更するノードを右クリックし、[ノード番号の設定] をクリックします。

    2. [図形データ] ダイアログ ボックスで、該当する番号を入力し、[OK] をクリックします。

    3. ノード番号の位置を変更するには、番号に関連付けられているコントロール ハンドル ( コントロール ハンドルの画像 - 黄色い菱形 ) をドラッグします。

ヒント: 任意のノードからそのノードを説明している詳細なダイアグラムに直接ジャンプする場合は、ノードにハイパーリンクを追加し、次に詳細なダイアグラムがある図面ページにリンクします。

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