Exchange Online と Office 365 でのエラーコード 5.4.6 から 5.4.20

配信不能レポート (NDR) で配信状態通知 (DSN) エラー コード 5.4.6 または Exchange NDR 5.4.6 ~ 5.4.20 を受け取った場合の対処方法を説明します。 DSN エラー コード 5.4.6 にはいくつかの原因が考えられますが、このエラーは、メッセージのホップ数が限度を超えた場合やメッセージの配信経路が壊れている場合に発生する可能性があります。 ホップ数が限度を超えた場合に考えられる原因と解決策については、このトピックの後の方で説明します。 このトピックの情報は、エラー コード 5.4.6 ~ 5.4.20 に適用されます。

Exchange NDR 5.4.x の問題の解決に役立つ情報を見つける

Exchange NDR の情報を使って、問題の解決方法を見つけます。

Exchange NDR 5.4.6 の原因となっている問題を解決するためのヒント

メッセージを正常に再送信するために試すことのできる操作について説明します。 サーバー間のメッセージ配信については、設定が複雑であったり、設定への特殊なアクセス権が必要になったりします。そのため、これらの手順のほとんどは、平均的なメール送信者ではなく、Office 365 メール管理者を対象としています。 ここに記載されている手順で解決しない場合は、メールの管理者に、このページの情報を参照して問題を解決するように依頼してください。

承認済みドメインの問題

Exchange Online で受信者のドメインが権限のある承認済みドメインとして構成されていることを確認します。 詳細については、「Exchange Online で承認済みドメインを管理する」を参照してください。

ハイブリッド構成の問題

ドメインが Exchange と Exchange Online の間のハイブリッド展開の一部である場合は、構成に基づいて次の点を確認してください。

  • ハイブリッド ドメインのすべての受信メールを Exchange Online 経由でルーティングしている場合   

    このエラーは、ハイブリッド ドメインの MX レコードが Exchange Online をポイントしている一方で、オンプレミスの Exchange の組織にメールをルーティングするための送信コネクタが DNS ルーティングを使うように構成されている場合に発生することがあります。

    この問題を解決するには、スマート ホスト ルーティングを使う専用の送信コネクタを構成して、スマート ホストとして構成された社内ハイブリッド サーバーを配置します。 この問題を解決するための最も簡単な方法は、オンプレミスの Exchange の組織でハイブリッド構成ウィザードをもう一度実行することです。 または、次の手順に従って、ハイブリッド用の送信コネクタの構成を確認できます。

    1. Office 365 ポータル (https://portal.office.com) を開いて、[管理者]、[Exchange] の順にクリックします。

    2. Exchange 管理センターで、[メール フロー]、[コネクタ] の順にクリックします。 [送信コネクタ] セクションで、ハイブリッド用に使用されているコネクタを選び、[編集] をクリックします。

    3. [配信] タブで、[スマート ホストを経由してメールをルーティングする] が選択されていること、およびスマート ホストの適切な IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) が指定されていることを確認します。

  • Exchange Online からのすべての送信メールをオンプレミス ハイブリッド サーバー経由でルーティングしている場合   

    この構成は、ハイブリッド用に使用されている送信コネクタの RouteAllMessagesViaOnPremises パラメーターの値によって制御されます。コネクタのこのパラメーターの値が $true の場合は、Exchange Online からのすべての送信メールがオンプレミス ハイブリッド サーバー経由でルーティングされています。この値を確認するには、次のコマンドを実行します。

    Get-OutboundConnector <ConnectorIdentity> | Format-List Name,RouteAllMessagesViaOnPremises

    この構成の場合、次の原因でエラーが発生します。

    • 受信コネクタの [コネクタの種類] の値が [オンプレミス] に設定されていない。

    • ハイブリッド用の受信コネクタの範囲が 1 つ以上の承認済みドメインに設定されている。

    この問題を解決するには、[コネクタの種類] の値を [オンプレミス] に設定した専用の受信コネクタを構成して、その範囲から承認済みドメインを除外します。 この問題を解決するための最も簡単な方法は、オンプレミスの Exchange の組織でハイブリッド構成ウィザードをもう一度実行することです。 または、次の手順に従って、ハイブリッド用の受信コネクタの構成を確認できます。

    1. Office 365 ポータル (https://portal.office.com) を開いて、[管理者]、[Exchange] の順にクリックします。

    2. Exchange 管理センターで、[メール フロー]、[コネクタ] の順にクリックします。 [受信コネクタ] セクションで、ハイブリッド用に使用されているコネクタを選び、[編集 [編集] アイコン ] をクリックします。 以下の情報を確認します。

      • [全般   ]   [オンプレミス] が選択されていることを確認します。

      • [範囲   ]   [承認済みドメイン] が空になっていることを確認します。

ハイブリッド展開でのメール ルーティングの詳細については、「Exchange 2013 ハイブリッド展開でのトランスポート ルーティング」を参照してください。

NDR 5.4.6 の原因とこのエラーの意味。 ホップ数の限度超過との関連性

次の 2 つの可能性が考えられます。

  • Exchange Online 組織が受信者のメール アドレスのドメインに基づいてメッセージを許可したにもかかわらず、メッセージを適切に受信者にルーティングできなかった。 これは、承認済みドメインのセットアップに問題がある可能性があります。

  • ハイブリッド環境において、Exchange Online 組織のコネクタの構成に誤りがある。

ホップ数の限度超過と関連する Exchange NDR の詳細

このエラーの Exchange Online 配信不能レポート (NDR) 通知には、次の情報の一部またはすべてが含まれることがあります。

  • ユーザー情報セクション   

    • 次の受信者またはグループへの配信に失敗しました:

      <メール アドレス>

      "この電子メール アドレスにこのメッセージを配信している間に問題が発生しました。 このメッセージを再送信してください。"

    • "リモート システムがビジー状態であったかメッセージを配信できない状態であったため、外部接続からの応答がありません。"

  • 管理者向けの診断情報セクション   

    • #5.4.6 smtp;554 5.4.6 Hop count exceeded - possible mail loop> #SMTP#

さらにサポートが必要な場合

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関連項目

Exchange Online と Office 365 の Exchange NDR について

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