Excel のアクセシビリティに関する新機能

Microsoft は、Office 365 アプリケーションがアクセシビリティに対応し、すべてのデバイスで使用できるように取り組んでます。

  • 障碍のある方がどのデバイスからでも、コミュニケーションを取り、コンテンツを使用して作成できます。

  • 誰でも簡単にアクセシビリティに対応したコンテンツを作成できる

この記事では、キーボードや支援技術を使用するユーザー向けに PC、Mac、iOS、Windows Mobile 用の Excel を改良した過程での最近の更新プログラムについて、ハイライトをいくつかご紹介しています。引き続き Excel を改善できるように、皆様からのフィードバックをお待ちしております。

スクリーン リーダーを使った Excel の操作がより一貫性のある、信頼性の高いものになりました。スクリーン リーダーを使用して、より豊富な機能にアクセスできるようになっています。グラフ内をより簡単に効率的に移動できるようになり、機能が追加されたことで、ユーザーが使用するすべてのグラフ要素をスクリーン リーダーが名前で識別できるようになりました。テーブルの重要な改善が行われ、スクリーン リーダーの読み上げ設定を使って、ブック内のほとんどすべての要素に関する詳細情報を表示できるようになりました。

スクリーン リーダーやキーボードでこれらの機能を使用する方法については、Office アクセシビリティ センターで、Excel のアイコンを選択します。

2016 年 11 月の更新プログラム

ここでは、Excel の 2016 年 11 月の更新プログラムのハイライトをいくつかご紹介します。Microsoft のアクセシビリティは業界標準を満たしており、どの支援技術でも使用できます。

注: これらの強化された機能をいち早く利用するには、Office Insider プログラムにご参加ください。

スクリーン リーダーとキーボードの相互作用

  • スクリーン リーダーは、ブックに関する詳細情報を提供します。この情報には、サイズ、画像や Excel オブジェクトなどの要素の存在、非表示の行や列、ウィンドウ枠の固定、およびウィンドウ枠の分割などが含まれます。

  • また、スクリーン リーダーはセルに関する詳細情報も読み上げます。この情報には、アドレスや値、式、ハイパーリンク、コメント、データ バーおよびスパークラインといった要素の存在の有無などが含まれます。

  • ダイアログ ボックス、メニュー、およびウィンドウ内を効率的に移動できます。

Excel 画像の代替テキスト

Excel を含む、Office 365 アプリ全体での、図、画像、およびグラフの代替テキストの操作が一貫性のあるものになりました。この更新プログラムでは、Excel 固有の他のオブジェクトの代替テキストを作成する機能が追加されました。

  • テーブル​​

  • ピボットテーブルとピボットグラフ

  • グリッドの背景の図

アクセシビリティ チェック

アクティビティの高いブックを簡単に作成できるように、Excel では Windows デスクトップ、Mac、およびオンライン バージョンでのアクセシビリティ ​​チェックがサポートされるようになりました。モバイル アプリのアクセシビリティ チェックはまもなくサポートされるようになります。

  • アクセシビリティ チェックは、リボンの [校閲] タブにあるボタンをクリックして起動します。

  • 代替テキストの追加方法など、リボン コマンドに対応する解決方法の説明により、フィードバック情報がわかりやすくなりました。

  • アクセシビリティ チェックでは、代替テキスト、列見出しとテーブルの構造、浮動オブジェクト、ハイパーリンク テキストなどを確認します。

名前を付けて​​保存するか、PDF にエクスポートする

この更新プログラムでは、[名前を付けて​​保存] または [エクスポート] コマンドを使って、PDF 形式でアクセシビリティの高い、正しくタグ付けされたファイルの作成をサポートする拡張機能が提供されます。

  • ハイパーリンクが正しくタグ付けされるようになりました。

  • テーブル内の OfficeArt と浮動オブジェクトが、図、グラフ、またはダイアグラムとして正しくタグ付けされるようになりました。

  • グラフのテキスト要素がわかりやすい読み上げ順序でタグ付けされるようになりました。

グラフの操作

  • Enter キーまたは Space キーを使用すると、タイトルやプロット エリアなど、グラフの内容に直接移動できます。

  • Tab キーを使用すると、タイトル、凡例、プロット エリア、アイコン、埋め込み図形などの、グラフ要素間を論理的で予測可能な方法で移動できます。

  • スクリーン リーダーを使用すると、"グラフ タイトル: ThisChart" などの名前で、グラフ要素を特定できます。

リッチ テキスト形式

  • F2 キーを押して編集モードにしてから、キーボード (Shift + 左方向キーまたは Shift + 右方向キー) を使って移動し、書式設定するテキストの範囲を選択します。

  • 選択したテキストで、キーボード操作 (Alt + アクセス キー) を使ってリボンに移動し、使用可能な書式設定コマンドを選びます。

テキスト スタイル

  • スクリーン リーダーでは、スタイル名に加え、スタイル説明が読み上げられるようになりました。たとえば、スクリーン リーダーは、"名前: 配置 説明: 標準、下揃え" と読み上げます。

  • スクリーン リーダーでは、"塗りつぶし - 青、20% アクセント 1" など、スタイルに関連付けられた色が読み上げられるようになりました。これは、テーマ、テーブル、ピボットテーブル、スライサー、タイムライン、スパーク ラインのスタイルに適用されます。

ページの設定

  • セルのサイズ寸法が、リボンのメニューで使用できるようになりました。

  • 行の高さなどの個々の寸法に選択可能なアイコンが表示されるようになりました。

テーブル見出しとテーブル ナビゲーション

  • スクリーン リーダーのユーザーは、ネイティブ キーボード コマンドだけを使用して、テーブル内を移動できます。

  • テーブルの挿入時に、列見出しが自動的に挿入されるようになりました。

  • スクリーン リーダーは確実に画面上の行と列見出しを読み上げます。

お問い合わせについて

皆様からのフィードバックをお待ちしております。

Excel での操作にご満足いただければ幸いです。障碍のあるユーザーが Excel をより使いやすくなる方法についてご提案があれば、Excel User Voice Forum で、ご意見をお寄せいただくか、またはご投票ください。

障碍のある方向けのテクニカル サポート

Microsoft は、すべてのお客様に最適な操作性を提供することを目指しています。障碍のある方、およびアクセシビリティに関してご質問がある方が技術サポートをご希望の場合は、Microsoft Disability Answer Desk までご連絡ください。Disability Answer Desk サポート チームは、一般的なユーザー補助技術を駆使するトレーニングを受けており、英語、スペイン語、フランス語、および米語の手話でサポートを提供することができます。お住まいの地域での連絡先の詳細については、Microsoft Disability Answer Desk サイトを参照してください。

政府機関、商用、または法人ユーザーの場合は、法人向け Disability Answer Desk までお問い合わせください。

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