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互換性チェックで、以前のバージョンの Microsoft Excel との数式に関する互換性の問題が 1 つ以上見つかりました。

Excel 2007 以降、既定では、互換性チェックによって以前のバージョンの Excel との互換性の問題が確認されます。 特定のバージョンのみについて確認したい場合は、それ以外のバージョンのチェック ボックスをオフにします。

Excel の [互換性チェック] ダイアログ

重要: 

  • 機能の大幅な損失に一覧表示されている問題については、ファイルを保存する前に問題を解決して、データが永久に失われたり、正しい機能が損なわれたりすることを防ぐことができます。

  • 再現性の低下を引き起こす問題の一覧に記載されている問題については、ブックの保存操作を続けるために解決が必要になる場合がありますが、解決が必要でない場合もあります。データが失われたり、機能が損なわれたりすることはありませんが、ブックの表示や動作が、以前のバージョンの Excel で開いたときと異なる場合があります。

ヒント: 調査する問題が多い場合は、[新しいシートにコピー] を選びます。 新しい互換性チェック シートを使って、それぞれの問題を解決します。

この記事の内容

機能が大幅に損なわれる問題

問題

解決方法

いくつかのワークシートに含まれる、他のワークシートを参照する配列数式の個数が、選択したファイル形式でサポートされる上限を超えています。 これらの配列数式の一部は保存されず、#VALUE! エラーに変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、他のワークシートを参照するブックの配列は、使用可能なメモリ容量によってのみ制限されますが、Excel 97-2003 では、ワークシートに含むことができる他のワークシートを参照するブックの配列は 65,472 個までとなっています。 上限を超えるブックの配列は変換され、#VALUE! エラーが表示されます。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、他のワークシートを参照する配列数式が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、#VALUE! エラーが表示されないようにします。

いくつかの数式に含まれている配列の要素の数が、選択したファイル形式でサポートされる上限を超えています。 256 列を超える配列や 65536 行を超える配列は保存されないため、異なる結果となる可能性があります。

意味    Excel 2010 以降では、256 列や 65536 行を超える要素を含む配列数式を使用できます。 Excel 2007 では、これは配列要素の制限を超えているため、異なる結果となる可能性があります。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、以前のバージョンの Excel の上限を超える要素を含む配列数式が設定されたセルを探し、必要な変更を加えます。

いくつかの数式に含まれる値、参照、または名前の数が、選択したファイル形式でサポートされる上限を超えています。 これらの数式は保存されず、#VALUE! エラーに変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、数式の最大長は 8,192 文字、数式内部で扱える最大長は 16,384 バイトです。 Excel 97-2003 では、数式の最大長は 1,024 文字、数式内部で扱える最大長は 1,800 バイトです。 数式の引数 (値、参照、名前など) の組み合わせが Excel 97-2003 の上限を超えた場合、ブックを以前のバージョンの Excel ファイル形式で保存すると、数式の結果は #VALUE! エラーとなります。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、Excel 97-2003 に関する上限を超えている数式が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、#VALUE! エラーが表示されないようにします。

いくつかの数式の入れ子のレベル数が、選択したファイル形式でサポートされる上限を超えています。 入れ子のレベル数が 8 以上の数式は保存されず、#VALUE! エラーに変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、数式には最大 64 レベルの入れ子を含めることができますが、Excel 97-2003 では、入れ子の最大レベルは 7 です。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、8 レベル以上の入れ子を含む数式が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、#VALUE! エラーが表示されないようにします。

いくつかの数式にある関数の引数の個数が、選択したファイル形式でサポートされる上限を超えています。 1 つの関数に 31 個以上の引数がある数式は保存されず、#VALUE! エラーに変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、数式には 255 個までの引数を含めることができますが、Excel 97-2003 では、数式内の引数は 30 個までに制限されています。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、31 個以上の引数を含む数式が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、#VALUE! エラーが表示されないようにします。

いくつかの数式で使用されているオペランドの個数が、選択したファイル形式で許容される上限を超えています。 これらの数式は保存されず、#VALUE! エラーに変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、数式で使用できるオペランドの最大数は 1,024 個ですが、Excel 97-2003 では 40 個です。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、41 個以上のオペランドを含む数式が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、#VALUE! エラーが表示されないようにします。

いくつかの数式に含まれる関数の引数の個数が、選択したファイル形式でサポートされる上限を超えています。 関数に 30 個以上の引数がある数式は保存されず、#VALUE! エラーに変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、Visual Basic for Applications (VBA) で作成したユーザー定義関数 (UDF) に含めることができる引数の数は 60 個までですが、Excel 97-2003 では、この引数の数は VBA で制限されており、29 個までとなっています。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、30 個以上の引数を使用する関数が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、#VALUE! エラーが表示されないようにします。 ユーザー定義関数を変更する場合は、VBA コードを使用してください。

このブック内の一部の関数は、以前のバージョンの Excel では使用できません。  これらの関数が以前のバージョンで再計算されると、現在の計算結果ではなく、#NAME? エラーが返されます。

意味    Excel 2007 以降には、名前が変更された関数や新しい関数が用意されています。 これらの関数は Excel 97-2003 では使用できないため、以前のバージョンの Excel でブックを開いた場合、期待された結果ではなく #NAME? エラーが返されます。

場合によっては、数式にプレフィックス _xlfn が追加されます (=_xlfn.IFERROR (1,2) など)。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、以前のバージョンの Excel で使用できない関数を含むセルを探し、必要な変更を加えて、#NAME? エラーが表示されないようにします。

名前が変更されたすべての関数について、互換性のある関数が用意されています。 エラーを回避するために、代わりにそれらの関数を使用できます。

新しい関数は、以前のバージョンの Excel で使用できる適切な関数に置き換えることができます。 新しい関数を数式の結果に置き換えて、新しい関数を使用する数式を削除することもできます。

テーブルへの参照がいくつかの数式に含まれていますが、選択したファイル形式ではこれらの参照がサポートされていません。 これらの参照はセル参照に変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、テーブルを参照する数式、テーブルの一部、またはテーブル全体を使用する場合に、構造化参照を使用して、テーブル データを操作する方がはるかに簡単で直感的になります。 この機能は Excel 97-2003 ではサポートされておらず、構造化参照はセル参照に変換されます。

操作    互換性チェックで、[ 検索 ] をクリックして、テーブルへの構造化参照を含む数式を含むセルを見つけ、使用するセル参照に変更できるようにします。

いくつかの数式には、作業中の Excel で現在開いていない他のブック内のテーブルへの参照が含まれています。 これらの参照はシート参照に変換できないため、Excel97-2003 形式で保存するときに #REF に変換されます。

意味    Excel 2007 以降では、テーブルを参照する数式、テーブルの一部、またはテーブル全体を使用する場合に、構造化参照を使用して、テーブル データを操作する方がはるかに簡単で直感的になります。 この機能は Excel 97-2003 ではサポートされておらず、構造化参照はセル参照に変換されます。 ただし、構造化参照が現在開いている他のブック内のテーブルを指している場合は、 に変換され、#REF エラーとして表示されます。

操作    互換性チェックで、[ 検索 ] をクリックして、他のブック内のテーブルへの構造化参照を含む数式を含むセルを見つけ、#REF エラーを回避できるように変更できるようにします。

このブック内の一部のセルには、8,192 を超える不連続のセル領域を参照するデータ入力規則が含まれています。 これらのデータ入力規則は保存されません。

意味    Excel 2010 以降では、データ入力規則は 8192 を超える不連続のセル領域を参照することができます。 Excel 97-2007 では、この種類のデータ入力規則はサポートされていないため、使用できません。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、8192 を超える不連続のセル領域を参照するデータ入力規則を含むセルを探し、必要な変更を加えます。

このブック内の一部のセルには、他のワークシートの値を参照するデータ入力規則が設定されています。 これらのデータ入力規則は、以前のバージョンの Excel ではサポートされません。

意味    Excel 2010 以降では、他のワークシートの値を参照するデータ入力規則を使用できます。 Excel 97-2007 では、この種類のデータ入力規則はサポートされていないため、ワークシートに表示できません。

ただし、Excel 97-2007 で編集しない限り、すべてのデータ入力規則はブック内でそのまま保持され、再び Excel 2010 以降でブックを開いた場合は適用されます。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、他のワークシートの値を参照するデータ入力規則を含むセルを探し、[データの入力規則] ダイアログ ボックス ([データ] タブの [データ ツール]) の [設定] タブで必要な変更を加えます。

このブックには、選択したファイル形式の行列数の制限を上回る数のセルを参照するデータの統合範囲が含まれています。 この範囲のデータを参照する数式は調整され、以前のバージョンの Excel では適切に表示されない可能性があります。

意味    Excel 2007 以降では、データの統合範囲に、選択したファイル形式で扱うことができる行列数の範囲外にあるデータを参照する数式を含めることができます。 Excel 97-2003 では、ワークシートのサイズは 256 列、65,536 行に制限されています。 この行列数の範囲外にあるセルのデータを参照する数式は調整され、正しく表示されない可能性があります。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、Excel 97-2003 の行列数の範囲外にあるデータを参照する数式を含むデータの統合範囲を探し、必要な変更を加えます。

このブックには VBA ユーザー定義関数に関するユーザー設定の説明が含まれています。 ユーザー設定の説明はすべて削除されます。

意味    Excel 2010 以降では、Visual Basic for Applications (VBA) を使用して、ユーザー設定の説明を含むユーザー定義関数 (UDF) を作成できます。 ユーザー設定の説明は、Excel 97-2007 ではサポートされていないため、削除されます。

操作    すべてのカスタム説明が削除されるため、アクションは必要ありません。

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再現性の低下を引き起こす問題

問題

解決方法

このブックに含まれるいくつかの配列数式は、列全体を参照しています。 以前のバージョンの Excel では、再計算時にこれらの数式が #NUM! エラーに変換される場合があります。

意味    Excel 2007 以降で列全体を参照している配列数式が Excel 97-2003 で再計算されると、変換されて、#NUM! エラーが表示されます。

操作    互換性チェックで、[ 検索 ] をクリックして列全体を参照する配列数式を見つけ、#NUM エラーを回避するために必要な変更を行うことができます。

このブック内のいくつかの定義名には、選択したファイル形式の上限である 255 文字を超える文字数を使用した数式が設定されています。 これらの数式は保存されますが、以前のバージョンの Excel で編集するときに、上限を超える部分は切り捨てられます。

意味    数式の名前付き範囲が Excel 97-2003 でサポートされる 255 文字を超えている場合、数式は適切に機能しますが、[名前] ダイアログ ボックスでは上限を超える部分が切り捨てられ、編集できなくなります。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、数式の名前付き範囲が設定されているセルを探し、必要な変更を加えて、Excel 97-2003 で数式を編集できるようにします。

このブックに含まれるいくつかの数式は、現在閉じている他のブックにリンクしています。 以前のバージョンの Excel で、リンクされているブックを開かずにこれらの数式を再計算すると、255 文字の制限を超えた文字は返されません。

意味    ブック内の数式が閉じている他のブックにリンクされている場合、Excel 97-2003 で再計算された場合、最大 255 文字しか表示できません。 数式の結果が切り捨てられる場合があります。

操作    次に、リンクを確認し、Excel 97-2003 で数式の結果が切り捨てられないように、必要な変更を加えます。

データの入力規則の数式が 255 文字を超えています。

意味    データ検証の数式が Excel 97-2003 でサポートされている 255 文字の制限を超えると、数式は正しく動作しますが、切り捨てられ、編集できません。

操作    互換性チェックで [検索] をクリックして、データの入力規則の数式が設定されているセルを探し、Excel 97-2003 で数式を編集できるように、数式に含まれる文字数を減らします。

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