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累積β確率分布関数の逆関数を返します。確率 = BETADIST(x,...) の場合、BETAINV(確率,...) = x になります。累積β分布をプロジェクト計画で使用すれば、プロジェクトの完了までの期間の期待値とばらつきを指定して、推定完了期間をモデル化することができます。

書式

BETAINV(probability,alpha,beta,A,B)

確率  β確率分布に伴う確率を指定します。

α    ガンマ分布のパラメータを指定します。

β    分布のパラメータを指定します。

A  x の区間の下限を指定します。この引数は省略することができます。

B     x の区間の上限を指定します (省略可)。

解説

  • 数値以外の引数がある場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • alpha ≤ 0 または beta ≤ 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • probability ≤ 0 または probability > 1 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • A と B の値を省略した場合は、標準の累積ベータ分布 (A = 0 と B = 1) が使用されます。

BETAINV 関数では、反復計算の手法が使用されます。確率の値を指定すると、結果が ±3x10^-7 以内の精度になるまで反復計算されます。100 回反復計算しても BETAINV 関数が収束しない場合は、エラー値 #N/A が返されます。

使用例

確率

α

β

A

B

説明 (結果)

0.685470581

3.6

10

"1"。

76

=BETAINV([確率],[α],[β],[A],[B])

パラメーターの累積β確率密度関数の逆関数値 (2)

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