Access 2010 でのレイアウト ビューの使用について

レイアウト ビューとデザイン ビューは、Microsoft Access でフォームとレポートのデザインを変更できる 2 つのビューです。デザイン タスクの多くはどちらのビューでも実行できますが、いずれかのビューで実行した方が簡単なタスクもあります。たとえば、レポートの外観を変更する必要がある場合は、データを閲覧しながらフィールドの並べ替え、サイズの変更、またはカスタム スタイルの適用を行うことができるレイアウト ビューが適しています。一方、デザイン ビューでは、フォームやレポートのすべての部分の書式を個別に設定できます。たとえば、レポートの実行日時を表示するテキスト ボックスを追加できます。HTML 形式の Web フォームのテーブル レイアウトを簡単に行うために、Access Web データベース内のフォームとレポートのデザインの変更はレイアウト ビューでのみ行うことができます。また、Access 2010 には、テーブルと同様に列とセルを分割できるレイアウト機能があります。レイアウトを使用すると、コントロールの配置を簡単に維持できます。レイアウト ビューとデザイン ビューのどちらを選択すべきかそれらの違いを把握しておくと、フォームとレポートを容易にデザインできるようになります。ここでは、この 2 つのビューの概要と、レイアウト ビューをどのような場合に使用するかについて説明します。

内容

概要

レイアウト ビューを使用する

レイアウト ビューでフォームまたはレポートを開く

レイアウト ビューでデザインをすばやく変更する

レイアウトを使用して本格的な外観のフォームまたはレポートを作成する

レイアウト ビューを使用して Web フォームとレポートをデザインする

追加情報

概要

デザインを変更する際にレイアウト ビューを選択するのは、デザイン ビューよりも視覚を重視したビューが提供されるからです。フォームまたはレポートでデータを閲覧しながら多くの一般的なデザインを変更する場合は、レイアウト ビューを使用します。レイアウト ビューでは、フォーム上の各コントロールに実際のデータが表示されるので、コントロールのサイズを設定したり、フォームの外観や使いやすさを左右するタスクを実行したりする場合に非常に便利です。たとえば、新しい [フィールド リスト] ウィンドウからフィールド名をドラッグしてフィールドを追加したり、プロパティ シートを使用してプロパティを変更します。

レイアウト ビューは、機能が強化されたデザイン レイアウトもサポートしています。まとめて調整できるようにコントロールがグループ化されているため、フィールド、列、行のほか、レイアウト全体の配置を簡単に変更できます。フィールドの削除や書式の追加も、レイアウト ビューで簡単に行うことができます。

ただし、一部のタスクはレイアウト ビューで実行できません。その場合は、デザイン ビューに切り替えます。状況によっては、特定の変更を行う場合にデザイン ビューを切り替えるように指示するメッセージが表示されます。

デザイン ビューでは、フォームの構造の詳細が表示されます。たとえば、フォームのヘッダー セクション、詳細セクション、フッター セクションを確認できます。ただし、デザイン ビューでデザインの変更作業中に基になるデータは確認できません。

次のようなタスクは、デザイン ビューの方が簡単に実行できます。

  • さまざまな種類のコントロール (ラベル、イメージ、線、四角形など) をフォームに追加する。

  • プロパティ シートを使用せずに、テキスト ボックスでテキスト ボックス コントロール ソースを編集する。

  • フォームのセクション (フォーム ヘッダーや詳細セクションなど) のサイズを変更する。

  • レイアウト ビューで変更できない特定のフォーム プロパティ ("既定のビュー" や "フォームビューの許可" など) を変更する。

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レイアウト ビューを使用する

デザイン ビューでは、レイアウト ビューと異なり、デザインの変更中にデータを閲覧できるので便利です。このオプションを使用すると、コントロールのサイズを簡単かつ正確に設定できます。

レイアウト ビューでフォームまたはレポートを開く

フォームまたはレポートをレイアウト ビューで開く

ナビゲーション ウィンドウで、フォームまたはレポートをダブルクリックします。

2. ドキュメント タブを右クリックします。

3. [レイアウト ビュー] をクリックします。

レイアウト ビューでデザインをすばやく変更する

  • 列内のすべてのコントロールまたはレベルのサイズを同時に変更:     1 つのコントロールまたはラベルを選択し、必要なサイズにドラッグします。

  • フォントの種類、フォントの色、またはテキストの配置の変更:     ラベルを選択し、[書式] タブをクリックして使用可能なコマンドを使用します。

  • 複数のラベルの書式を同時に設定:    Ctrl キーを押しながら、複数のラベルを選択し、必要な書式を適用します。

レイアウトを使用して本格的な外観のフォームまたはレポートを作成する

レイアウトは、フォームとレポート上にコントロールを配置したり、コントロールのサイズを変更する際に使用できるガイドで、レイアウト ビューとデザイン ビューで使用できます。これらのレイアウト グリッドを使用すると、複数のコントロールを簡単に水平または垂直に配置できます。Access 2010 では、Web に発行されるフォームやレポートの場合、レイアウトを使用して書式設定を行う必要があります。

注:  Access でのみ開くデスクトップ データベースを作成している場合、レイアウトは使用しなくてもかまいません。ただし、データベースを SharePoint サーバーに発行し、ブラウザーでそのデータベースを使用する予定がある場合は、ブラウザーで使用するすべてのフォームとレポートにレイアウトを使用する必要があります。

フォーム レイアウト

レイアウトの使い方の詳細については、この記事の「追加情報」を参照してください。

レイアウト ビューを使用して Web フォームとレポートをデザインする

デザイン ビューでは Web データベース オブジェクトをデザインできないため、Access 2010 では Web フォームと Web レポートがレイアウト ビューで開きます。

Web フォームまたはレポートをレイアウト ビューで開く

ヒント:  Web オブジェクトは緑色の丸アイコンで識別できます。

Web フォームを使用して Web データベースでデータを入力および編集できます。Web フォームは、データの確認にも使用できます。Web フォームはブラウザーで実行されるので、パフォーマンスを最適化できます。Web フォームを開くと、必要なデータが SharePoint サーバーから取得されます。Web フォームまたはレポートのデザインを変更するには、Access でオブジェクトを開く必要があります。

Web フォームまたはレポートの作成の詳細については、「Web で共有する Access データベースを作成する」を参照してください。

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追加情報

キーボード ショートカット:    次のキーボード ショートカットを使用して、フォームとレポートの書式を設定できます。

  • セル間で選択範囲を移動するには、Tab キーを使用するか、Shift キーを押しながら Tab キーを押します。

  • コントロールのサイズを変更するには、Shift キーを押しながらキーボードの方向キーを押します。

  • コントロールを別のセルに移動するには、Alt キーを押しながら方向キーを押します。

フォームとレポートの詳細については、「フォームおよびレポート レイアウトの概要」のビデオを参照してください。

各ビューの詳細については、「レイアウト ビューとデザイン ビューの違い」を参照してください。

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