ATAN2 関数

ここでは、Microsoft Excel の ATAN2 関数の書式および使用法について説明します。

説明

指定された x 座標と y 座標のアークタンジェント (逆正接) を返します。 アークタンジェントとは、x 軸と、原点 (0, 0) および座標点 (x 座標, y 座標) を通る線との間の角度のことです。 角度は -pi ~ pi の範囲内 (-pi を除く) のラジアンで示されます。

書式

ATAN2(x 座標, y 座標)

ATAN2 関数の書式には、次の引数があります。

  • x 座標    必ず指定します。 点の x 座標を指定します。

  • y 座標    必ず指定します。 点の y 座標を指定します。

解説

  • 正の結果は x 軸から左回りの角度、負の結果は右回りの角度を示します。

  • ATAN2(a,b) と ATAN(b/a) は等しくなりますが、ATAN2 では a に値 0 を使用できる点が異なります。

  • x 座標と y 座標が共に 0 の場合は、エラー値 #DIV/0! が返されます。

  • アークタンジェントを度単位で表すには、結果に 180/PI() を掛けるか、DEGREES 関数を使用します。

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

数式

説明

結果

=ATAN2(1, 1)

点 1,1 のアークタンジェントをラジアン単位で計算します (π/4)

0.785398163

=ATAN2(-1, -1)

点 -1,-1 のアークタンジェントをラジアン単位で計算します (-3*π/4)

2.35619449

=ATAN2(-1, -1)*180/PI()

点 1,1 のアークタンジェントを度単位で計算します

-135

=DEGREES(ATAN2(-1, -1))

点 1,1 のアークタンジェントを度単位で計算します

-135

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