“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ マクロ アクション

“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ アクションを使うと、指定した Access データベース オブジェクト (データシート、フォーム、レポート、またはモジュール) のデータを複数の出力形式で出力できます。

注: Access 2010 より、“OutputTo/出力“ マクロ アクションは、“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ に名前が変更されました。マクロ アクションの引数には、変更はありません。

注: “ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ マクロ アクションは、Access Web App では使用できません。

設定

“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ アクションには、次の引数があります。

アクションの引数

説明

オブジェクトの種類

出力するデータが格納されているオブジェクトの種類。[マクロ デザイン] ウィンドウの [アクションの引数] セクションにある [オブジェクトの種類] ボックスで、[テーブル] (テーブルのデータシートの場合)、[クエリ] (クエリのデータシートの場合)、[フォーム] (フォームまたはフォームのデータシートの場合)、[レポート]、[モジュール]、[サーバー ビュー]、[ストアド プロシージャ]、または [関数] をクリックします。マクロは出力できません。アクティブ オブジェクトを出力する場合は、この引数でオブジェクトの種類を選び、オブジェクト名の引数は指定しません。これは、必須の引数です。既定値は [テーブル] です。

オブジェクト名

出力するデータが格納されているオブジェクトの名前。 [オブジェクト名] ボックスには、データベース中に存在するオブジェクトのうちでオブジェクトの種類の引数で選んだ種類のオブジェクトがすべて表示されます。

ライブラリ データベースで “ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ アクションが含まれたマクロを実行すると、最初にライブラリ データベースでこの名前のオブジェクトが検索され、次に現在のデータベースで検索されます。

出力ファイル形式

データの出力に使用するファイル形式。 [Excel 97-2003 ブック (*.xls)]、[Excel バイナリ ブック (*.xlsb)]、[Excel ブック (*.xlsx)]、[HTML (*.htm; *.html)]、[Microsoft Excel 5.0/95 ブック (*.xls)]、[PDF 形式 (*.pdf)]、[リッチ テキスト形式 (*.rtf)]、[テキスト ファイル (*.txt)]、または [XPS 形式 (*.xps)] を選ぶことができます。 この引数を指定しない場合は、出力形式を確認するダイアログ ボックスが表示されます。

注: Office Access 2007 から PDF ファイル形式または XPS ファイル形式へのエクスポートは、アドインをインストールしないと実行できません。 詳細については、「PDF および XPS ファイル形式のファイルを印刷、共有、および保護する」を参照してください。

出力ファイル

データの出力先となるファイル (完全なパスを含めます)。 出力ファイル形式の引数で選んだ出力ファイル形式の標準のファイル名拡張子を含めることができますが、この拡張子は省略できます。 出力ファイルの引数を指定しない場合は、出力ファイル名を確認するダイアログ ボックスが表示されます。

自動起動

“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ アクションを実行した直後に適切なソフトウェアを起動し、出力ファイルの引数で指定したファイルを開くかどうかを指定します。

テンプレート ファイル

HTML ファイルのテンプレートとして使うファイルのパスとファイル名。 テンプレート ファイルとは、Access 特有の HTML タグとトークンを含むテキスト ファイルです。

エンコード

テキストまたは HTML データを出力する際に使用する文字エンコード形式の種類。 [MS-DOS]、[Unicode]、または [Unicode (UTF-8)] を選ぶことができます。 引数設定値 [MS-DOS] は、テキスト ファイルの場合にのみ選ぶことができます。 この引数を指定しない場合、データを出力するときに、テキスト ファイルに対しては Windows の既定のエンコードが使用され、HTML ファイルに対してはシステムの既定のエンコードが使用されます。

出力品質

[印刷] を選んで出力を印刷用に最適化するか、または [スクリーン] を選んで出力を画面表示用に最適化します。

解説

形式を指定して Access のデータを出力すると、そのデータ形式を使用するプログラムでそのまま読み取ることができます。 たとえば、Access のレポートをリッチ テキスト形式の文書に出力すると、その文書を Microsoft Word で開くことができます。

データベース オブジェクトを HTML 形式で出力すると、そのオブジェクトのデータが含まれた HTML 形式のファイルが作成されます。テンプレート ファイルの引数を使用すると、.html ファイルのテンプレートとして使用するファイルを指定できます。

“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ マクロ アクションを使用してデータベース オブジェクトをなんらかの出力形式で出力するときには、次の規則が適用されます。

  • テーブル、クエリ、フォームの各データシートのデータを出力できます。 出力ファイルには、OLE オブジェクトが含まれているフィールドを除き、データシートのすべてのフィールドが出力されます。 OLE オブジェクトが含まれているフィールドの列もファイルに出力されますが、そのフィールド値は空白になります。

  • はい、いいえ型フィールド (トグル ボタン、オプション ボタン、チェック ボックス) にバインドされたコントロールの場合、ファイルには -1 (はい) または 0 (いいえ) の値が出力されます。

  • ハイパーリンク型フィールドに連結されたテキスト ボックスの場合、MS-DOS テキストを除くすべての出力形式において、ハイパーリンクがファイルに出力されます (MS-DOS テキスト形式の場合、ハイパーリンクは通常のテキストとして出力されます)。

  • フォーム ビューに表示されているフォームのデータを出力した場合、ファイルには常にフォームのデータシート ビューが出力されます。

  • データシートまたはフォームを HTML 形式で出力する場合は、.html ファイルが 1 つ作成されます。 また、レポートを HTML 形式で出力する場合は、レポートのページごとに .html ファイルが 1 つ作成されます。

“ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ マクロ アクションの実行結果は、[外部データ] タブの [エクスポート] にあるオプションの 1 つをクリックしたときの結果と似ています。このアクションの引数は、[エクスポート] ダイアログ ボックスの設定に対応しています。

Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで “ExportWithFormatting/書式設定を保持したままエクスポート“ マクロ アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの“OutputTo/出力“ メソッドを使用します。

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