[基準計画 1 コスト] ~ [基準計画 10 コスト] フィールド

基準コスト フィールド ([基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト]) には、タスク、リソース、または割り当ての予定コストの合計が格納されます。[基準計画 1  コスト] フィールドには、基準計画  1 で保存されたタスク、リソース、または割り当ての予定コストが格納されます。同様に、[基準計画 2 コスト] フィールドから [基準計画 10 コスト] フィールドには、基準計画  2 から基準計画 10 で保存されたタスク、リソース、または割り当ての予定コストが格納されます。基準コストは、達成額のフィールドでは、BAC (Budget At Completion) と呼ばれます。時間配分のフィールドには、時間経過に沿って配分された値が表示されます。

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] フィールドには、複数のカテゴリがあります。

データ型     通貨

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] (タスク フィールド)

入力の種類    計算または入力

計算方法     基準コストは、割り当てられたすべてのリソースの予定コスト、および、タスクに関連した固定コストの総額として計算されます。このフィールドの値は、基準計画を保存したときの [コスト] フィールドの値と同じです。

基準コスト = (作業時間 * 標準単価) + (超過作業時間 * 超過単価) + リソースの導入コスト + タスクの固定コスト

どの基準コスト フィールド ([基準計画 1 コスト]、[基準計画 2 コスト] など) が使用されるかは、どの基準計画 (たとえば、基準計画 1、基準計画 2 など) が保存されているかによって決まります。

使用のポイント    複数の基準計画が保存されているとき、タスクの基準コストを分析したい場合は、タスクのいずれかの基準計画コスト フィールド ([基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト]) をタスク ビューに追加します。基準コストは、割り当てられたリソースのコスト情報を設定し、タスクの基準計画を設定すると使用できるようになります。基準コストと [コスト] フィールドを比較することにより、タスクのコストが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。また、複数の基準計画を使用することにより、プロジェクトのさまざまな時点で保存された基準コストを比較できます。

使用例    プロジェクトの開始時に、期間が 10 時間のタスクを作成し、時間単価が ¥2,000 のリソースを 1 人割り当てたとします。  最初に基準計画を保存したとき、タスクの [基準コスト] フィールドには、このタスクの基準コストとして ¥20,000 が格納されます。その後、プロジェクトに調整が生じ、タスクの期間が 20 時間になったとします。この場合は、最初の基準計画とは別に基準計画 1 としてこの計画を保存します。すると、このタスクの基準コストは ¥40,000 になり、この値がタスクの [基準計画 1 コスト] フィールドに格納されます。

解説    対応する基準計画を保存するまで、基準コスト フィールドには「0.00」と表示されます。基準計画は、プロジェクトの任意の時点で [基準計画の設定] ダイアログ ボックスで保存できます。目的の基準計画 (基準計画 1 から 基準計画 10) を選択します。これにより、タスクの現在の総コストが対応する基準コストフィールドにコピーされます。

基準コスト フィールドの内容を編集しても、タスクの基準コストの計算には反映されず、また、タスクのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。

基準計画が一度保存された後は、作業時間の値を変更しても、基準コストは変化しません。

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] (リソース フィールド)

入力の種類    計算または入力

計算方法    基準コストは、リソースの予定コストの総額 (リソースに割り当てられているすべての作業の現行作業時間、現行超過作業時間、および導入コストを含む) として計算されます。このフィールドの値は、基準計画を保存したときの [コスト] フィールドの値と同じです。

基準コスト = (作業時間 * 標準単価) + (超過作業時間 * 超過単価) + 導入コスト

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] のどの基準コスト フィールドが使用されるかは、基準計画 1 から基準計画 10 のどの基準計画が保存されているかによって決まります。

使用のポイント    複数の基準計画を保存した場合に [基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] のリソース フィールドのいずれかをコスト ビューに追加し、リソースの基準計画コストを分析します。リソースの基準コストは、リソースのコスト情報を設定し、そのリソースが割り当てられているタスクの基準計画を保存すると使用できるようになります。基準コストと [コスト] フィールドを比較することにより、リソースのコストが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。また、複数の基準計画を使用することにより、プロジェクトのさまざまな時点で保存された基準コストを比較できます。

使用例    プロジェクトの開始時、時間単価が ¥2,000 のリソースを、作業時間の合計が 100 時間の 10 種類のタスクに割り当てたとします。したがって、最初に基準計画を保存したとき、リソースの基準コストは ¥200,000 になります。最初の基準計画を保存した後、プロジェクトに調整が生じ、リソースの時間単価が ¥2,500 になりました。この場合は、最初の基準計画とは別に基準計画 1 としてこの計画を保存します。すると、このリソースの基準コストは ¥250,000 になり、この値がリソースの [基準計画 1 コスト] フィールドに格納されます。

解説    対応する基準計画を保存するまで、基準コスト フィールドには「0.00」と表示されます。基準計画は、プロジェクトの任意の時点で [基準計画の設定] ダイアログ ボックスで保存できます。目的の基準計画 (基準計画 1 から 基準計画 10) を選択します。これにより、リソースの現在の総コストが対応する基準コスト フィールドにコピーされます。

基準コスト フィールドの内容を編集しても、リソースの基準コストの計算には反映されず、また、リソースのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。

基準計画が一度保存された後は、作業時間の値を変更しても、基準コストは変化しません。

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] (割り当てフィールド)

入力の種類    計算または入力

計算方法    基準コストは、割り当ての予定コストの総額 (割り当てに対する現行作業時間、現行超過作業時間、および導入コストを含む) として計算されます。このフィールドの値は、基準計画を保存したときの [コスト] フィールドの値と同じです。

基準コスト = (作業時間 * 標準単価) + (超過作業時間 * 超過単価) + 導入コスト

どの基準コスト フィールド ([基準計画 1 コスト]、[基準計画 2 コスト] など) が使用されるかは、どの基準計画 (たとえば、基準計画 1、基準計画 2 など) が保存されているかによって決まります。

使用のポイント    複数の基準計画が保存されているとき、割り当ての基準コストを分析したい場合は、割り当てのいずれかの基準計画コスト フィールド ([基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト]) を [タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューのシート領域に追加します。割り当ての基準コストは、リソースのコスト情報を設定し、タスクにリソースを割り当てた後、プロジェクトの基準計画を保存すると使用できるようになります。基準コストと [コスト] フィールドを比較することにより、割り当てが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。また、複数の基準計画を使用することにより、プロジェクトのさまざまな時点で保存された基準コストを比較できます。

使用例    プロジェクトの開始時、時間単価が ¥2,000 のリソースを、期間が 10 時間のタスクに追加したとします。最初に基準計画を保存したとき、割り当ての [基準コスト] フィールドには、この割り当ての基準コストとして ¥20,000 が格納されます。2 か月後、プロジェクトに調整が生じました。調整後のリソースの時間単価は ¥2,500 です。この場合は、最初の基準計画とは別に基準計画 1 としてこの計画を保存します。すると、この割り当ての基準コストは ¥25,000 になり、この値が割り当ての [基準計画 1 コスト] フィールドに格納されます。

解説    対応する基準計画を保存するまで、基準コスト フィールドには「0.00」と表示されます。基準計画は、プロジェクトの任意の時点で [基準計画の設定] ダイアログ ボックスで保存できます。目的の基準計画 ([基準計画] または [基準計画  1] から [基準計画  10]) を選択します。これにより、割り当ての現在の総コストが対応する基準コスト フィールドにコピーされます。

基準コスト フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、割り当てのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。

基準計画が一度保存された後は、作業時間の値を変更しても、基準コストは変化しません。

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] (タイムスケール領域のタスク フィールド)

入力の種類    計算または入力

計算方法    基準計画を保存すると、割り当てのタイムスケール領域の [コスト] フィールドが、タイムスケール領域の [基準コスト] フィールドに直ちにコピーされます。タスクのコスト (タスクに割り当てられたリソースの現行作業時間、現行超過作業時間、および導入コスト、固定コストなど) がタスクの期間全体にわたり、時間経過に沿って配分されます。

どの基準コスト フィールド ([基準計画 1 コスト]、[基準計画 2 コスト] など) が使用されるかは、どの基準計画 (たとえば、基準計画 1、基準計画 2 など) が保存されているかによって決まります。

使用のポイント    複数の基準計画が保存されているとき、タスクの時間配分ベースの基準コストを分析したい場合は、タスクのいずれかの基準計画コスト フィールド ([基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト]) を [タスク配分状況] ビューのタイムスケール領域に追加します。タスクの基準コストは、割り当てられたリソースのコスト情報を設定し、基準計画を保存すると使用できるようになります。基準コストと [コスト] フィールドを比較することにより、タスクのコストが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。また、複数の基準計画を使用することにより、プロジェクトのさまざまな時点で保存された基準コストを比較できます。

使用例    プロジェクトの開始時に、作業時間として月曜日から木曜日にかけての 16 時間が予定されている "企画書の作成" タスクに小林さんと山口さんを割り当てたとします。小林さんと山口さんの時間単価は、いずれも ¥2,000 です。4 日間、毎日 4 時間ずつの作業が予定されているため、当初、時間配分ベースの予定コストは、1 日あたり ¥8,000 でした。最初に基準計画を保存したとき、この時間配分ベースのコストが、タスクの [基準コスト] フィールドに格納されています。その後、プロジェクトに調整が生じ、2 人の時間単価が ¥2,500 に修正されました。この場合は、最初の基準計画とは別に基準計画 1 としてこの計画を保存します。すると、このタスクの基準コストは 1 日あたり ¥10,000 になり、この情報がタスクの [基準計画 1 コスト] フィールドに格納されます。

解説    基準コスト フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、リソースのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] (タイムスケール領域のリソース フィールド)

入力の種類    計算または入力

計算方法    基準計画を保存するとすぐに、リソースのタイムスケール領域の [コスト] フィールドがタイムスケール領域の [基準コスト] フィールドにコピーされ、[タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューで表示できるようになります。リソースのコスト (リソースに割り当てられたすべての作業の現行作業時間、現行超過作業時間、導入コストなど) がタスクの期間全体にわたり、時間経過に沿って配分されます。

どの基準コスト フィールド ([基準計画 1 コスト]、[基準計画 2 コスト] など) が使用されるかは、どの基準計画 (たとえば、基準計画 1、基準計画 2 など) が保存されているかによって決まります。

使用のポイント    複数の基準計画が保存されているとき、リソースの時間配分ベースの基準コストを分析したい場合は、リソースのいずれかの基準計画コスト フィールド ([基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト]) を [リソース配分状況] ビューのタイムスケール領域に追加します。リソースの基準コストは、リソースのコスト情報を設定し、そのリソースが割り当てられているタスクの基準計画を保存すると使用できるようになります。基準コストと [コスト] フィールドを比較することにより、リソースのコストが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。また、複数の基準計画を使用することにより、プロジェクトのさまざまな時点で保存された基準コストを比較できます。

使用例    プロジェクトの開始時、その期間を通じて、青木さん (時間単価は ¥1,000、1 日の作業時間は 8 時間) を 15 種類のタスクに割り当てたとします。当初予定されていた時間配分ベースのコスト値は、1 日あたり ¥8,000 (8 時間 x ¥1,000) です。最初に基準計画を保存したとき、この時間配分ベースの予定コストが、リソースの [基準コスト] フィールドに格納されています。最初の基準計画を保存した後、プロジェクトに調整が生じ、青木さんの作業時間は 1 日あたり 4 時間に変更されました。この場合は、最初の基準計画とは別に基準計画 1 としてこの計画を保存します。これにより、青木さんの 1 日あたりの予定コストは ¥4,000 (4 時間  x ¥1,000) になります。   この情報が、リソースのタイムスケール領域の [基準計画 1 コスト] フィールドに格納されます。

解説    基準コスト フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、割り当てのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。

[基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト] (タイムスケール領域の割り当てフィールド)

入力の種類    計算または入力

計算方法    基準計画を保存すると、割り当てのタイムスケール領域のコスト フィールドが、対応するタイムスケール領域の基準コスト フィールドへと直ちにコピーされ、[タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューで表示できるようになります。これらは割り当てのコストで、タスクの期間全体に配分されている、割り当てに関して予定されている作業、予定されている超過作業、および導入コストが含まれています。

どの基準コスト フィールド ([基準計画 1 コスト]、[基準計画 2 コスト] など) が使用されるかは、どの基準計画 (たとえば、基準計画 1、基準計画 2 など) が保存されているかによって決まります。

使用のポイント    複数の基準計画が保存されているとき、割り当ての時間配分ベースの基準コストを分析したい場合は、割り当てのいずれかの基準計画コスト フィールド ([基準計画 1 コスト] から [基準計画 10 コスト]) を [タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューのタイムスケール領域に追加します。割り当ての基準コストは、リソースのコスト情報を設定し、タスクにリソースを割り当てた後、基準計画を設定すると使用できるようになります。基準コスト フィールドと [コスト] フィールドを比較することにより、割り当てが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。また、複数の基準計画を使用することにより、プロジェクトのさまざまな時点で保存された基準コストを比較できます。

使用例    プロジェクトの開始時に、作業時間として月曜日から木曜日にかけての 16 時間が予定されている「企画書の作成」タスクに小林さんを割り当てたとします。小林さんの標準単価は 1 時間あたり ¥2,000 です。このタスクには、4 日間、毎日 4 時間ずつの作業が予定されているため、当初、時間配分ベースのコストは、1 日あたり ¥8,000 でした。最初に基準計画を保存したとき、この時間配分ベースの予定コストが、割り当ての [基準コスト] フィールドに格納されています。この基準計画を保存した後、プロジェクトに変更が生じ、小林さんの時間単価は ¥2,500 に変更されました。この場合は、最初の基準計画とは別に基準計画 1 としてこの計画を保存します。すると、この割り当ての基準コストは 1 日あたり ¥10,000 になり、この情報が割り当ての [基準計画 1 コスト] フィールドに格納されます。

解説    基準コスト フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、割り当てのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。

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