[基準コスト] フィールド

[基準コスト] フィールドには、タスクの予定コスト、割り当てられているすべてのタスクのリソースに対する予定コスト、またはリソースが特定のタスクに費やす作業時間の予定コストの総額が表示されます。基準コストは、達成額のフィールドでは、BAC (Budget At Completion) と呼ばれます。時間配分のフィールドには、時間経過に沿って配分された値が表示されます。

[基準コスト] フィールドには、複数のカテゴリがあります。

データ型   通貨

[基準コスト] (タスク フィールド)

入力の種類   計算または入力

計算方法    基準コストは、割り当てられたすべてのリソースの予定コスト、タスクに関連した固定コストの総額として計算されます。このフィールドの値は、基準計画を保存したときの [コスト] フィールドの値と同じです。

基準コスト = (作業時間 * 標準単価) + (超過作業時間 * 超過単価) + リソースの導入コスト + タスクの固定コスト

使用のポイント    基準コスト情報は、割り当てられたリソースのコスト情報を設定し、タスクの基準計画を設定すると使用できるようになります。タスクの予定コストの総額を表示するには、[基準コスト] フィールドをタスク シートに追加します。タスクの基準コストを調べることによって、タスクおよびプロジェクトの予算を効果的に設定できます。[基準コスト] フィールドと [コスト] フィールドの値を比較して、タスクが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。この 2 つのフィールドの差は、[コスト差異] フィールドに表示されます。

使用例     期間が 10 時間のタスクに対し、時間単価が ¥2,000 のリソースを割り当てたとします。タスクの基準コストは ¥20,000 になります。タスクの達成率が 50% の場合、[実績コスト] フィールドは ¥10,000 として計算されます。

解説    プロジェクトの基準計画を設定するまでは、[基準コスト] フィールドには「0.00」と表示されます。基準計画は、プロジェクトの開始後に設定することもできます。[基準計画の設定] ダイアログ ボックスで基準計画を設定します。

[基準コスト] フィールドの内容を編集しても、タスクの基準コストの計算には反映されず、また、タスクのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。基準コストの編集後に別の基準計画を保存すると、新しい基準値で編集内容が上書きされます。

基準計画が一度保存された後は、作業時間の値を変更しても、基準コストは変化しません。

[基準コスト] (リソース フィールド)

入力の種類   計算または入力

計算方法    基準コストは、リソースの予定コストの総額 (リソースに割り当てられているすべての作業の現行作業時間、現行超過作業時間、および導入コストを含む) として計算されます。このフィールドの値は、基準計画を保存したときの [コスト] フィールドの値と同じです。

基準コスト = (作業時間 * 標準単価) + (超過作業時間 * 超過単価) + 導入コスト

使用のポイント    リソースの基準コスト情報は、リソースのコスト情報を設定し、リソースが割り当てられているタスクの基準計画を設定すると使用できるようになります。リソースの基準コストの総額を表示するには、リソース シートに [基準コスト] フィールドを追加します。これらの基準コストを参照することで、リソースの予算を効果的に設定できます。タスクが予算の範囲内に収まっているかどうかは、[基準コスト] フィールドと [コスト] フィールドの値を比較することで確認します。[コスト差異] フィールドを使用して 2 つのフィールドを比較するとさらに効果的です。

使用例    時間単価が ¥2,000 のリソースを、作業時間の合計が 100 時間である 10 種類のタスクに割り当てたとします。リソースの基準コストは ¥200,000 になります。

解説    プロジェクトの基準計画を設定するまでは、[基準コスト] フィールドには「0.00」と表示されます。基準計画は、プロジェクトの開始後に設定することもできます。[基準計画の設定] ダイアログ ボックスで基準計画を設定します。

[基準コスト] フィールドの内容を編集しても、リソースの基準コストの計算には反映されず、また、リソースのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。基準コストの編集後に別の基準計画を保存すると、新しい基準値で編集内容が上書きされます。

基準計画が一度保存された後は、作業時間の値を変更しても、基準コストは変化しません。

[基準コスト] (割り当てフィールド)

入力の種類   計算または入力

計算方法    基準コストは、割り当ての予定コストの総額 (割り当てに対する現行作業時間、現行超過作業時間、および導入コストを含む) として計算されます。このフィールドの値は、基準計画を保存したときの [コスト] フィールドの値と同じです。

基準コスト = (作業時間 * 標準単価) + (超過作業時間 * 超過単価) + 導入コスト

使用のポイント    割り当ての基準コストは、リソースのコスト情報を設定し、そのリソースをタスクに割り当てた後、プロジェクトの基準計画を設定すると使用できるようになります。割り当ての予定コストの合計を表示するには、[基準コスト] フィールドを [タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューのシート領域に追加します。割り当ての基準コストを調べることによって、タスクおよびプロジェクトの予算を効果的に設定できます。[基準コスト] フィールドと [コスト] フィールドの値を比較することで、タスクが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。この 2 つのフィールドの差は、[コスト差異] フィールドに表示されます。

使用例    時間単価が ¥2,000 のリソースを、期間が 10 時間のタスクに追加します。割り当ての基準コストは ¥20,000 になります。

解説    プロジェクトの基準計画を設定するまでは、[基準コスト] フィールドには「0.00」と表示されます。基準計画は、プロジェクトの開始後に設定することもできます。[基準計画の設定] ダイアログ ボックスで基準計画を設定します。

[基準コスト] フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、割り当てのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。基準コストの編集後に別の基準計画を保存すると、新しい基準値で編集内容が上書きされます。

基準計画が一度保存された後は、作業時間の値を変更しても、基準コストは変化しません。

[基準コスト] (タイムスケール領域のタスク フィールド)

入力の種類   計算または入力

計算方法    基準計画を保存すると、割り当てのタイムスケール領域の [コスト] フィールドが、タイムスケール領域の [基準コスト] フィールドに直ちにコピーされます。タスクのコスト (タスクに割り当てられたリソースの現行作業時間、現行超過作業時間、および導入コスト、固定コストなど) がタスクの期間全体にわたり、時間経過に沿って配分されます。

使用のポイント    基準コスト情報は、割り当てられたリソースのコスト情報を設定し、プロジェクトの基準計画を設定すると使用できるようになります。基準コスト情報を表示するには、[基準コスト] フィールドを [タスク配分状況] ビューのタイムシート領域に追加します。タスクの基準コストを調べることによって、タスクおよびプロジェクトの予算を効果的に設定します。[基準コスト] フィールドと [コスト] フィールドの値を比較して、タスクが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認します。この 2 つのフィールドの差は、[コスト差異] フィールドに表示されます。

使用例    小林さんと山口さんには来週の月曜日から木曜日まで 16 時間の「企画書作成」のタスクが割り当てられています。時間単価はどちらも ¥2,000 です。この場合、作業時間は、4 日間 x4 時間として配分されるため、時間配分ベースの現行コストは、1 日あたり ¥8,000 です。基準計画を設定すると、時間配分ベースの現行コストが、このタスクの基準コストとしてコピーされます。

解説    [基準コスト] フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、タスクのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。基準コストの編集後に別の基準計画を保存すると、新しい基準値で編集内容が上書きされます。

[基準コスト] (タイムスケール領域のリソース フィールド)

入力の種類   計算または入力

計算方法    基準計画を保存するとすぐに、リソースのタイムスケール領域の [コスト] フィールドがタイムスケール領域の [基準コスト] フィールドにコピーされ、[タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューで表示できるようになります。リソースのコスト (リソースに割り当てられたすべての作業の現行作業時間、現行超過作業時間、導入コストなど) がタスクの期間全体にわたり、時間経過に沿って配分されます。

使用のポイント    リソースの基準コスト情報は、リソースのコスト情報を設定し、リソースが割り当てられているタスクの基準計画を設定すると使用できるようになります。基準コスト情報を表示するには、[基準コスト] フィールドを [リソース配分状況] ビューのタイムスケール領域に追加します。リソースの基準コストを調べることによって、リソースの予算を効果的に設定できます。[基準コスト] フィールドと [コスト] フィールドの値を比較して、タスクが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。この 2 つのフィールドの差は、[コスト差異] フィールドに表示されます。

使用例    時間単価が ¥1,000 である青木さんには、プロジェクトの全期間にわたって 15 種類のタスクが割り当てられています。青木さんに予定されている 1 日あたりの作業時間が 8 時間であるとき、予定時間配分コストは作業日 1 日あたり ¥8,000 (1 時間あたり ¥1,000 × 8 時間) になります。青木さんに対する割り当て単位数が減ると、表示されるコストの値は小さくなります。現行超過時間がある場合、表示されるコスト値は高くなります。基準計画を設定すると、時間配分ベースの現行コストが、このリソースの基準コストとしてコピーされます。

解説    [基準コスト] フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、リソースのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。基準コストの編集後に別の基準計画を保存すると、新しい基準値で編集内容が上書きされます。

[基準コスト] (タイムスケール領域の割り当てフィールド)

入力の種類   計算または入力

計算方法    基準計画を保存するとすぐに、割り当てのタイムスケール領域の [コスト] フィールドが、タイムスケール領域の [基準コスト] フィールドにコピーされ、[タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューで表示できるようになります。これらは割り当てのコストで、タスクの期間全体に配分されている、割り当てに関して予定されている作業、予定されている超過作業、および導入コストが含まれています。

使用のポイント    割り当ての基準コストは、リソースのコスト情報を設定し、そのリソースをタスクに割り当てた後、プロジェクトの基準計画を設定すると使用できるようになります。基準コスト情報を表示するには、[基準コスト] フィールドを [タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューのタイムスケール領域に追加します。割り当ての基準コストを調べることによって、タスクおよびプロジェクトの予算を効果的に設定できます。[基準コスト] フィールドと [コスト] フィールドの値を比較して、タスクが予算の範囲内に収まっているかどうかを確認できます。この 2 つのフィールドの差は、[コスト差異] フィールドに表示されます。

使用例    月曜日から木曜日までの 16 時間を作業時間として予定している 「企画書の作成」タスクに、小林さんが割り当てられているとします。小林さんの標準単価は 1 時間あたり ¥2,000 です。この場合、作業時間は、4 日間 x4 時間として配分されるため、時間配分ベースの予定コストは、1 日あたり ¥8,000 です。基準計画を設定すると、時間配分ベースの現行コストが、この割り当ての基準コストとしてコピーされます。

解説    [基準コスト] フィールドの内容を編集しても、タスクまたはリソースの基準コストの計算には反映されず、また、割り当てのタイムスケール領域の基準コストにも反映されません。基準コストの編集後に別の基準計画を保存すると、新しい基準値で編集内容が上書きされます。

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