電子メール メッセージでの IRM の使用方法

Microsoft Outlook 2010 で導入された Information Rights Management (IRM) を使用すると、他の Microsoft Office ファイルへのアクセス許可を制限できるのと同様に、電子メール メッセージのコンテンツへのアクセス許可を制限できます。

この記事の内容

IRM とは

IRM を使用するようにコンピューターを構成する

アクセス許可をダウンロードする

IRM を使用できない場合にメッセージを表示する

IRM ポリシーの対象となるメッセージ添付ファイルの種類

IRM とは

Information Rights Management (IRM) では、電子メール メッセージへのアクセス許可を各自で指定できます。IRM では、許可のないユーザーが、機密性の高い情報の読み取り、印刷、転送、またはコピーを行うことを防止できます。IRM を使ってメッセージのアクセス許可を制限する場合、電子メール メッセージへのアクセス許可はメッセージ ファイル自体に格納されるため、メッセージの行き先に関係なく、アクセスと使用の制限が適用されます。

IRM を使用すると、各ユーザーは、個人情報の転送を制限できます。また、組織は、組織内でも顧客やパートナーに対しても、機密情報の管理と伝達に関する企業ポリシーを適用できます。

注: IRM を使用しても、悪意のあるプログラムやコンピューター ウイルスにより、コンテンツが消去、盗難、破壊されることや、取得され転送されることを防止できません。また、制限対象のコンテンツが手動でコピーされることや再入力されることも防止できませんし、制限対象のコンテンツのデジタル写真やスクリーン キャプチャを撮られることも防止できません。

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IRM を使用するようにコンピューターを構成する

Windows 7 または Windows Vista を実行しているコンピューターを使用している場合は、Windows Rights Management Services (RMS) Client が既にインストールされています。Windows XP を実行しているコンピューターを使用している場合は、ユーザー自身、または組織の RMS 管理者が、Windows Rights Management Services (RMS) Client Service Pack 2 (SP2) 以降のバージョンをコンピューターにインストールする必要があります。

RMS 管理者は、情報にアクセスできるユーザーと、電子メール メッセージに対して許可される編集のレベルを定義する、会社固有の IRM ポリシーを構成できます。

Windows Rights Management Services (RMS) Client をインストールする

  1. Windows XP で、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。

  2. [プログラムの追加と削除] をクリックします。

  3. [プログラムの追加] をクリックします。

  4. プログラムの一覧の [Windows Rights Management Services Client] をクリックし、[追加] をクリックします。

    注: クラシック表示の場合は、[プログラムの追加と削除] をダブルクリックし、左側のウィンドウの [プログラムの追加] をクリックします。プログラムの一覧の [Windows Rights Management Services Client] をクリックし、[追加] をクリックします。

Windows Rights Management Services Client がインストールされていないコンピューターで、IRM を使って権限が管理されている電子メール メッセージを最初に開こうとすると、Windows Rights Management Services Client のダウンロードを求めるメッセージが Microsoft Office から表示されます。Windows Rights Management Services Client とそのダウンロード方法の詳細については、Windows Rights Management Services のページを参照してください。

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アクセス許可をダウンロードする

アクセスが制限された電子メール メッセージを初めて開くと、ライセンス サーバーに接続されます。ライセンス サーバーによりユーザーの資格情報が確認されると、ユーザーのファイルへのアクセス レベルを定義する使用ライセンスが発行されます。このプロセスは、アクセス許可が制限されている各ファイルに対し必ず実行されます。つまり、アクセス許可が制限されたコンテンツは、そのコンテンツに対する使用ライセンスがライセンス サーバーによって発行されていない場合は開くことができません。

アクセス許可をダウンロードするには、資格情報 (電子メール アドレスを含む) とアクセス権限に関する情報を、Microsoft Office からライセンス サーバーに送信する必要があります。電子メール メッセージに含まれる情報は、ライセンス サーバーには送信されません。詳細については、プライバシーに関する声明を参照してください。

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IRM を使用できない場合にメッセージを表示する

アクセスが制限されたコンテンツを読む必要または開く必要があるが、使用しているコンピューターで Microsoft Office 2010 を使用できない場合、Web ブラウザーを使用します。Outlook Web Access (OWA) を使用すると、任意のブラウザーで制限されたメッセージを表示できます。

また、Rights Management Internet Explorer アドオンをダウンロードすると、Windows Internet Explorer でメッセージを表示できます。ただし、この場合も、メッセージへの返信や、メッセージの転送、コピー、または印刷を行うことはできません。Rights Management アドオンを使用してメッセージを表示した場合、メッセージと共に送信されている可能性のある添付ファイルは表示されません。

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IRM ポリシーの対象となるメッセージ添付ファイルの種類

Outlook で権限が管理されている電子メール メッセージに添付された場合に、自動的に権限の管理対象となるファイルの種類を次に示します。

注: 権限が管理されている電子メール メッセージにメッセージ (.msg) ファイルを添付すると、添付されたメッセージは権限の管理対象になりません。IRM は .msg 形式のファイルには適用されません。

Word ファイル

ファイル形式

拡張子

文書

.doc

文書

.docx

マクロ有効文書

.docm

テンプレート

.dot

テンプレート

.dotx

マクロ有効テンプレート

.dotm

Excel ファイル

ファイルの種類

拡張子

ブック

.xls

ブック

.xlsx

マクロ有効ブック

.xlsm

テンプレート

.xlt

テンプレート

.xltx

マクロ有効テンプレート

.xltm

XML 以外のバイナリ ブック

.xlsb

マクロ有効アドイン

.xla

マクロ有効アドイン

.xlam

PowerPoint ファイル

ファイルの種類

拡張子

プレゼンテーション

.ppt

プレゼンテーション

.pptx

マクロ有効プレゼンテーション

.pptm

テンプレート

.pot

テンプレート

.potx

マクロ有効テンプレート

.potm

スライド ショー

.pps

スライド ショー

.ppsx

マクロ有効スライド ショー

.ppsm

Office テーマ

.thmx

InfoPath ファイル

ファイルの種類

拡張子

動的なフォーム/テンプレート

.xsn

XPS ファイル

ファイルの種類

拡張子

XML Paper Specification

.xps

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