複数のワークシートにデータを統合する

別々のワークシートから結果をまとめてレポートするため、各ワークシートのデータをマスター ワークシートに統合することができます。ワークシートは、マスター ワークシートと同じブックでも他のブックのワークシートでもかまいません。データを統合するときに、必要に応じてデータをより簡単に更新して集計できるように、データをまとめます。

たとえば、各支店の経費ワークシートがある場合、統合を使用してこれらの数値を企業の経費のマスター ワークシートにまとめることができます。このマスター ワークシートには、販売額との合計と平均、現在の在庫レベル、企業全体で最も売れている製品を含めることもできます。

ヒント: 頻繁にデータを統合する場合は、一貫性のあるレイアウトを使用するワークシート テンプレートに基づいたワークシートが役に立つ場合があります。テンプレートに関する詳細情報は、「テンプレートを作成する」を参照してください。これは Excel のテーブルでテンプレートを設定するのに最適なタイミングでもあります。

データの統合には、カテゴリごとまたは位置ごとに統合する 2 つの方法があります。

位置ごとの統合:ソース エリア内のデータが同じ順序で配置されていて、同じラベルを使用している場合です。一連のワークシート (同じテンプレートから作成された部門予算ワークシートなど) からデータを統合するには、この方法を使用します。

カテゴリごとの統合:ソース エリア内のデータが同じ順序で配置されてはいないものの、同じラベルを使用している場合です。レイアウトが異なるものの同じデータ ラベルを持つ一連のワークシートからデータを統合するには、この方法を使用します。

  • カテゴリごとにデータを統合することは、ピボットテーブルの作成に似ています。ただし、ピボットテーブルでは簡単にカテゴリを再編成できます。カテゴリごとの統合の柔軟性を高めるには、代わりにピボット テーブルを作成することを検討してください。

注: この記事の例は Excel 2016 で作成されているため、ご使用のバージョンによっては表示が異なることがあります。ただし、手順はまったく同じです。

統合の手順

  1. 統合するデータが格納された各ワークシートで、次の方法でデータをセットアップします (まだセットアップしていない場合)。

    • 各統合元のデータ範囲がリスト形式になっていることを確認します。各列の最初の行に列見出しがあり、同様のデータが含まれていて、リスト内に空白の行または列が含まれていないことを確認します。

    • 別のワークシートに各範囲を設定します。 ただし、統合を配置する予定のマスター ワークシートには何も入力しないでください。ここは Excel によって入力されます。

    • 各範囲が同じレイアウトになっていることを確認します。

  2. マスター ワークシートで、統合したデータを表示する範囲の左上隅のセルをクリックします。

    注: 統合先のワークシートの既存のデータが統合するデータで上書きされるのを防ぐために、このセルの右側と下にデータを統合するための十分なセルが残っていることを確認してください。

  3. [データ] タブの [データ ツール] グループで、[統合] をクリックします。

    [データ] タブの [データ ツール] グループ

  4. [集計の方法] ボックスで、データの統合に使用する集計関数をクリックします。既定の関数は SUM です。

    以下は、3 つのワークシート範囲が選択された例です。

    [データの統合] ダイアログ

  5. データを選択します。

    • 統合したいデータを含むワークシートが別のブックにある場合、まず [参照] をクリックして、そのブックをクリックしてから [OK] をクリックして [参照] ダイアログ ボックスを閉じます。[参照] ボックスに、ファイル パスに続いて感嘆符が自動的に入力され、データの選択を続けることができます。

    次に、[統合元範囲] ボックスで、[ダイアログ縮小] をクリックして、ワークシートのデータを選びます。

    データの統合の縮小ダイアログ

    統合するデータが格納されたワークシートをクリックし、データを選んで、右側の [ダイアログ展開] をクリックして、[統合の設定] ダイアログに戻ります。

  6. [統合の設定] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。この手順を繰り返して目的のすべての範囲を追加します。

  7. 自動更新と手動更新:ソース データが変更されたときに Excel で統合テーブルを自動的に更新する場合、[統合元データとリンクする] チェック ボックスをオンにします。オフにすると、手動で統合を更新することができます。

    注記: 

    • 統合元と統合先が同じシートの場合は、リンクを作成することはできません。

    • 範囲を追加した後に変更が必要になった場合は、[統合の設定] ダイアログ ボックスで、各範囲をクリックして、それらが [参照] ボックスに表示されたら、[追加] をクリックして更新できます。これにより新しい範囲の参照が作成されるため、前の範囲を削除してから再度統合する必要があります。古い参照のみを選択し、Delete キーを押します。

  8. [Ok] を押すと、Excel によって統合が自動生成されます。これは書式設定されないため、書式設定するかどうかはユーザー次第ですが、統合を再実行する場合を除き、書式設定を 1 回だけ行う必要があります。

    • 統合元範囲の見出しが他の統合元範囲のいずれの見出しとも一致しない場合、その見出しは統合先範囲の別の行または列に表示されます。

    • 統合対象としない項目の見出しは一意であり、1 つの統合元範囲にだけ含まれていることを確認します。

数式を使用してデータを統合する

  • 統合対象のデータが他のワークシートの他のセルにある場合

    各ワークシートに 1 つずつ、他のワークシートへのセル参照を含む数式を入力します。たとえば、"営業" (セル B4)、"人事" (セル F5)、"マーケティング" (セル B9) という名前のワークシートのデータを、マスター ワークシートのセル A2 に統合するには、次のように入力します。

    Excel のマルチシート数式の参照

    ヒント: 入力せずに数式に Sales!B4 のようなセル参照を入力するには、参照が必要なポイントまで数式を入力し、ワークシートの見出しをクリックしてから、セルをクリックします。シート名とセル アドレスが Excel によって自動的に入力されます。このような数式は、誤ったセルを選択しがちなため、エラーが発生しやすいことにご注意ください。数式が入力されていると、間違いを見つけるのが困難な場合もあります。

  • 統合対象のデータが他のワークシートの同じセルにある場合

    ワークシート名の範囲への参照を使用する 3-D 参照を含む数式を入力します。たとえば、"営業" ワークシートから "マーケティング" ワークシートまでの A2 セルのデータをマスター ワークシートのセル E5 に統合するには、次のように入力します。

    Excel の 3D シート参照の数式

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関連項目

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