範囲またはテーブルのデータを抽出する

オートフィルターや組み込みの比較演算子 ("次の値より大きい" や “上位 10 項目” など) を使用すると、必要なデータを表示して、残りのデータを非表示にすることができます。セルまたはテーブルの範囲内にあるデータを抽出した後に、フィルターを再適用して結果を最新の状態に更新したり、フィルターをクリアして全データを再表示したりすることができます。

データの抽出後は、指定した抽出条件と一致する行だけが表示され、表示する必要のない行は非表示になります。データの抽出後、抽出したデータの一部に対して、その再配置や移動を行うことなく、コピー、検索、編集、書式設定、グラフ化、印刷を行うことができます。

また、複数の列を使用してデータを抽出することができます。データの抽出に使用するフィルターは、累積的に適用されます。つまり、追加する各フィルターは、現在のフィルターが適用されたデータに適用され、フィルターを追加するたびにデータが減少していきます。

注: [検索] ダイアログ ボックスを使用してフィルターが適用されているデータを検索すると、表示されているデータのみが検索対象となり、表示されていないデータは検索されません。すべてのデータを検索対象とするには、フィルターをすべてクリアします。

3 種類のフィルター

オートフィルターを使用するときは、一覧の値、書式、条件の 3 種類のフィルターを作成できます。この 3 種類のフィルターを同じセルの範囲やテーブルの列に同時に適用することはできません。たとえば、セルの色または数値の一覧のどちらかでデータを抽出することはできますが、その両方で抽出することはできません。また、アイコンとユーザー設定フィルターのどちらかでデータを抽出することはできますが、その両方で抽出することはできません。

フィルターを再適用する

フィルターが適用されているかどうかを確認するには、列見出しのアイコンを確認します。

  • フィルターのドロップダウン矢印 (ドロップダウンの矢印) が表示されている場合、フィルターは有効ですが、適用はされていません。

    フィルターが有効で適用されていない状態の列の見出しにマウス ポインターを置くと、"(すべて表示)" というポップ ヒントが表示されます。

  • 適用されたフィルターのアイコン (フィルター ボタン) が表示されている場合は、フィルターが適用されています。

    フィルターが適用されている列の見出しにマウス ポインターを置くと、その列に適用されているフィルター ("セルの色が赤" または "150 より大きい" など) を示すポップ ヒントが表示されます。

フィルターを再適用すると、以下の理由により異なる結果が表示される場合があります。

  • 適用対象のセル範囲またはテーブル列のデータが追加、変更、または削除されている。

  • 適用されているフィルターが、[今日]、[今週]、[今年の初めから今日まで] などの動的に変化する日付と時刻のフィルターである。

  • 数式の計算結果が変化し、ワークシートが再計算されている。

データ型を混在させないでください

1 つの列で使用できるフィルター コマンドは 1 種類だけであるため、最適な結果を得るには、文字列と数値、数値と日付などのように、異なるデータ型を同じ列で使用しないようにします。複数のデータ型が使用されている場合、表示されるコマンドは最も多く使用されているデータ型のものになります。たとえば、同じ列の 3 つのセルが数値として保存され、4 つのセルが文字列として保存されている場合、[テキスト フィルター] コマンドが表示されます。

データの範囲にフィルターを適用する

  1. フィルターを適用するデータを選択します。最適な結果を得るために、列には見出しを付けるようにしてください。

    [フィルター] ボタン

  2. 列見出しの矢印 フィルターの矢印 をクリックし、[テキスト フィルター] または [数値フィルター] をクリックします。

  3. 比較演算子のいずれかをクリックします。たとえば、上限と下限のある数値を表示するには、[] を選択します。

    [間] 数値フィルター

  4. [オートフィルターの設定] ボックスで、データをフィルタリングするための条件を入力するか選びます。たとえば、1,000 から 7,000 までの数値をすべて表示するには、[以上] ボックスに「1000」と入力し、[以下] ボックスに「7000」と入力します。

    [オートフィルタの設定] ダイアログ ボックス

  5. [OK] をクリックしてフィルターを適用します。

    注: ご自分で設定した条件でフィルターを行うことができるのは、比較演算子だけではありません。一覧からアイテムを選んだり、データを検索したりできます。セルの色またはフォントの色ごとにデータをフィルタリングすることもできます。

表のデータをフィルター処理する

テーブルにデータを入れると、テーブルの見出し行にフィルター コントロールが自動的に追加されます。

組み込みのフィルターを含む Excel テーブル

クイック フィルターを適用するには、次の操作を行います。

  1. フィルターを適用したいテーブルの列見出し行の矢印 フィルターのドロップダウン矢印 をクリックします。

  2. テキストまたは数字の一覧が表示されるので、一番上の [(すべて選択)] ボックスをオンにし、テーブルに表示したいアイテムのボックスにチェックを入れます。

    フィルター ギャラリー

  3. [OK] をクリックします。

ヒント: 一覧にその他のアイテムを表示するには、フィルター ギャラリーの右下隅のハンドルをドラッグして拡大します。

テーブルの見出し行のフィルター矢印が、このアイコン 適用されたフィルターのアイコン に変わり、フィルターが適用されたことを示します。 この矢印をクリックすると、フィルターを変更またはクリアできます。

[フィルターをクリア] を示すフィルター ギャラリー

色によるアイテムのフィルター

セルやフォントに対して異なる色を使用した場合や、条件付き書式を設定した場合は、テーブルに表示される色やアイコンによってフィルターを適用することもできます。

  1. 色が設定されているか、条件付き書式が適用されているテーブルの列見出し行の矢印 フィルターのドロップダウン矢印 をクリックします。

  2. [色フィルター] をクリックし、フィルターの基準となるセルの色、フォントの色、またはアイコンを選びます。

    色のオプションでフィルタリングする

    使用できる色オプションの種類は、適用した書式の種類によって異なります。

スライサーを作成してテーブルのデータをフィルターする

注: Excel 2007 ではスライサーは利用できません。

ピボットテーブルのデータをフィルターする新しい方法として、Excel 2010 でスライサーが追加されました。Excel 2013 では、スライサーを作成してテーブルのデータをフィルターすることもできます。スライサーを使用すると、データにフィルターを適用後に、どのデータがテーブルに表示されるかがわかりやすく表示されるので、とても便利です。

テーブルのスライサー

スライサーを作成し、データをフィルターするには、次の操作を行います。

  1. テーブル内の任意の場所をクリックし、リボンの [表ツール] を開きます。

    リボン上の [表ツール]

  2. [デザイン]、[スライサーの挿入] の順にクリックします。

    [表ツール] の [デザイン] タブの [スライサーの挿入] ボタン

  3. [スライサーの挿入] ダイアログ ボックスで、スライサーを作成するボックスにチェックを入れます。

  4. [OK] をクリックします。

    [スライサーの挿入] ダイアログ ボックスでチェックを入れたテーブルの見出し行に対し、スライサーが表示されます。

  5. スライサーで、テーブルに表示したいアイテムをクリックします。

    1 つ以上のアイテムを選ぶには、Ctrl キーを押しながら、表示したいアイテムを選びます。

ヒント: スライサーの外観を変更するには、スライサーをクリックしてリボンの [スライサー ツール] を表示し、[オプション] タブでスライサー スタイルを適用するか設定を変更します。

関連トピック

Excel トレーニング: データを抽出する
色によるデータの並べ替えとフィルター処理のガイドラインと例
詳細な検索条件を指定してリストのデータを抽出する
フィルターを削除する

データの抽出後は、指定した抽出条件と一致する行だけが表示され、表示する必要のない行は非表示になります。データの抽出後、抽出したデータの一部に対して、その再配置や移動を行うことなく、コピー、検索、編集、書式設定、グラフ化、印刷を行うことができます。

また、複数の列を使用してデータを抽出することができます。データの抽出に使用するフィルターは、累積的に適用されます。つまり、追加する各フィルターは、現在のフィルターが適用されたデータに適用され、フィルターを追加するたびにデータが減少していきます。

注: [検索] ダイアログ ボックスを使用してフィルターが適用されているデータを検索すると、表示されているデータのみが検索対象となり、表示されていないデータは検索されません。すべてのデータを検索対象とするには、フィルターをすべてクリアします。

2 種類のフィルター

オートフィルターを使用するときは、一覧の値、条件の 2 種類のフィルターを作成できます。この 2 種類のフィルターを同じセルの範囲やテーブルの列に同時に適用することはできません。たとえば、数値の一覧または条件のどちらかでデータを抽出することはできますが、その両方で抽出することはできません。また、アイコンとユーザー設定フィルターのどちらかでデータを抽出することはできますが、その両方で抽出することはできません。

フィルターを再適用する

フィルターが適用されているかどうかを確認するには、列見出しのアイコンを確認します。

  • フィルターのドロップダウン矢印 (ドロップダウンの矢印) が表示されている場合、フィルターは有効ですが、適用はされていません。

    フィルターが有効で適用されていない状態の列の見出しにマウス ポインターを置くと、"(すべて表示)" というポップ ヒントが表示されます。

  • 適用されたフィルターのアイコン (フィルター ボタン) が表示されている場合は、フィルターが適用されています。

    フィルターが適用されている列の見出しにマウス ポインターを置くと、その列に適用されているフィルター ("セルの色が赤" または "150 より大きい" など) を示すポップ ヒントが表示されます。

フィルターを再適用すると、以下の理由により異なる結果が表示される場合があります。

  • 適用対象のセル範囲またはテーブル列のデータが追加、変更、または削除されている。

  • 数式の計算結果が変化し、ワークシートが再計算されている。

データ型を混在させないでください

1 つの列で使用できるフィルター コマンドは 1 種類だけであるため、最適な結果を得るには、文字列と数値、数値と日付などのように、異なるデータ型を同じ列で使用しないようにします。複数のデータ型が使用されている場合、表示されるコマンドは最も多く使用されているデータ型のものになります。たとえば、同じ列の 3 つのセルが数値として保存され、4 つのセルが文字列として保存されている場合、[テキスト フィルター] コマンドが表示されます。

表のデータをフィルター処理する

テーブルにデータを入れると、テーブルの見出し行にフィルター コントロールが自動的に追加されます。

  1. フィルターするデータを選びます。[ホーム] タブの [テーブルとして​​書式設定] をクリックし、[テーブルとして​​書式設定] を選びます。

    データをテーブルとして書式設定するボタン

  2. Excel Online で、テーブルにヘッダーがあるかどうかが確認されます。

    • [先頭行をテーブルの見出しとして使用する] を選ぶと、データの一番上の行がテーブルのヘッダーになります。この行のデータはフィルターされません。

    • テーブル データの上に (名前を変更できる) Excel Online でプレースホルダー ヘッダーを追加する場合は、このチェック ボックスをオフにします。

      データ範囲をテーブルに変換するためのダイアログ ボックス

  3. [OK] をクリックします

  4. フィルターを適用するには、列見出しの矢印をクリックして、フィルター オプションを選びます。

データの範囲にフィルターを適用する

データの書式を表として設定しない場合は、フィルターをデータの範囲に適用することもできます。

  1. フィルターを適用するデータを選択します。最適な結果を得るために、列には見出しを付けるようにしてください。

  2. [データ] タブで、[フィルター] を選択します。

表または範囲のフィルター オプション

一般的な [フィルター] オプションを適用するか、データの種類に合わせたカスタム フィルターを適用できます。たとえば、数値をフィルターする場合は [数値フィルター]、日付の場合は [日付フィルター]、テキストの場合は [テキスト フィルター] が表示されます。一般的なフィルター オプションを使用すると、次のように既存のデータ一覧から、表示するデータを選ぶことができます。

ユーザー設定の数値フィルター オプション

[数値フィルター] でユーザー設定フィルターを適用します。

数値で使用できるユーザー設定フィルター オプション

この例の場合、3 月の売上が ¥600,000 未満の地域を表示するには、次のユーザー設定フィルターを適用します。

数値のユーザー設定フィルターの適用

この方法を次にご紹介します。

  1. "3 月" の横にあるフィルターの矢印をクリックし、[数値フィルター]、[次の値より小さい] の順に選び、「6000」と入力します。

    特定の条件を下回る値を表示するユーザー設定フィルターの適用

  2. [OK] をクリックします。

    Excel Online でフィルターが適用され、売上が ¥600,000 未満の地域のみが表示されます。

    ユーザー設定の数値フィルターを適用した結果

ユーザー設定の [日付フィルター] と [テキスト フィルター] も同様の方法で適用できます。

列からフィルターをクリアするには

  • 列見出しの横の [フィルター] 適用されたフィルターのアイコン ボタンをクリックし、[<"列名"> のフィルターをクリア] をクリックします。

表または範囲からすべてのフィルターを削除するには

  • 表または範囲内のセルを選択し、[データ] タブで [フィルター] ボタンをクリックします。

    これによって、表または範囲内のすべての列からフィルターが削除され、すべてのデータが表示されます。

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