移行評価スキャン:IRM を有効にしたリスト

移行時に IRM を有効にしたリストで発生する問題を軽減する方法について説明します。

概要

Information Rights Management [IRM] は、コンテンツを暗号化して、ユーザーがコンテンツにアクセスするときに転送または操作できないようにする機能です。ファイルは、SharePoint に暗号化されていない形式で保存されます。IRM で保護されたリストに含まれるファイルにユーザーがアクセスすると、IRM で保護されたリストに含まれるファイルにユーザーがアクセスすると、ファイルは送信前に保護されます。ファイルを開くには、Microsoft Office など、IRM がサポートされているクライアント アプリケーションを使用する必要があります。

IRM 移行プロセスには、主に 2 つのコンポーネントがあります。

  • Microsoft Azure Active Directory Rights Management をサポートするようにターゲットの環境を構成します。

  • ソースとターゲットの SharePoint ライブラリで IRM を無効にします。このプロセスは、移行ツールがユーザーと同じ方法でファイルにアクセスするため必要です。ソースで IRM が有効な場合、移行ツールは暗号化されたファイルを受信し、その暗号化されたファイルをターゲット環境にアップロードします。その結果、正常にファイルを開けなくなります。

データの移行

リストとライブラリに関連付けられている IRM 設定は移行されません。次のプロセスは、IRM で保護されたライブラリを移行ツールが適切に処理できるようにするために必要です。このプロセスで、コンテンツは転送され、移行後にアクセスできるようになります。

  1. ソースとターゲットのリストで IRM を無効にします。

  2. 移行ツールで、ソースのファイルをコピーし、ターゲットに配置します。

  3. ソースとターゲットのリストで IRM を有効にします。

重要: SharePoint で "アクセスなし" (ロック済み) として構成されているすべてのサイトはスキップされます。ロックされているサイト コレクションの一覧を見るには、[ロックされたサイト] スキャン出力を参照してください。

移行の準備

  1. SharePoint Online 用に IRM を構成する必要があります。

  2. そのサイト コンテンツの移行イベントの前に、ソース リストで IRM を無効にする必要があります。

移行後

  1. 移行されたコンテンツ リストで IRM を有効にします。

  2. IRM で保護されたライブラリ内のドキュメントが保護されるように、次の手順を実行します。

    • IRM で保護されたリストからドキュメントをダウンロードします。

    • クライアント コンピューターでドキュメントを開きます。

    • ドキュメントが保護されている場合、リボンの下に状態が表示されます。

スキャン結果レポート

次の表では、IRMEnabledLibrary-detail.csv レポート内の列について説明します。このスキャン レポートには、IRM を有効にしたリストとライブラリが含まれます。ファームに対して IRM を無効にすると、スキャンは実行されず、出力ファイルはこの旨を示します。

説明

SiteID

影響を受けるサイト コレクションの一意の識別子。

SiteURL

影響を受けるサイト コレクションの URL。

SiteOwner

サイト コレクションの所有者。

SiteAdmins

サイト コレクションの管理者として登録されているユーザーの一覧。

SiteSizeInMB

サイト コレクションのサイズ (MB)。

NumOfWebs

サイト コレクションに存在している Web の数。

ContentDBName

サイト コレクションをホストしているコンテンツ データベースの名前。

ContentDBServerName

コンテンツ データベースをホストしている SQL Server。

ContentDBSizeInMB

サイト コレクションをホストしているコンテンツ データベースのサイズ。

LastContentModifiedDate

サイト コレクションでコンテンツが修正された日付/時刻

TotalItemCount

サイト コレクション内で見つかったアイテムの合計数。

Hits

サイト コレクションに記録された要求の数。利用状況ログ サービスからのデータに依存します。利用状況ログ サービスが無効の場合、この行には N/A が表示されます。

DistinctUsers

サイト コレクションにアクセスした重複しないユーザーの数。利用状況ログ サービスからのデータに依存します。利用状況ログ サービスが無効の場合、この行には N/A が表示されます。

DaysOfUsageData

利用状況ログ サービスがデータを保持する日数。これは、Hits および DistinctUsers の状況を示します。たとえば、この値が 14 日間の場合、Hits および DistinctUsers のデータは過去 14 日間のデータです。

ListTitle

IRM が有効なリストまたはライブラリのタイトル。

URL

既定のリスト ビューの URL。

ItemCount

リスト内のアイテム数。

ScanID

SharePoint 移行評価ツールの特定の実行に割り当てられた一意の識別子。

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