数式の基礎を学びましょう (3)

この記事は以下の 3 ページから構成されています 。

  1. 数式の基本をマスターしよう

    数式を入力してみよう

    セル番地を指定しよう

  2. 数式をコピーしよう

    相対参照を利用してコピーしよう

    絶対参照でセル番地を固定しよう

  3. 関数を使ってみよう(このページ)

    SUM 関数で合計を求めよう

    いろいろな関数を使ってみよう

関数を使ってみよう

関数を使うと、複雑な計算でも 1 つの式で簡単に行うことができます。

SUM 関数で合計を求めよう

以下の例で、セル B13 に合計を求めたいときに "=B6+B7+B8+B9+B10+B11+B12" と入力するのは面倒です。表がもっと長くなれば、とても入力できません。

SUM 関数の書式

このような場合、合計を求める SUM 関数を使うと簡単に入力できます。

長い数式を入力するイメージ

では、実際に入力してみましょう。

  1. 関数を入力するセル B13 を選択し、[数式] タブの [合計] ボタン (合計) をクリックします

    [数式] タブの [合計] をクリック

    SUM 関数が入力され、セル B6 : B12 の範囲が自動認識されて点滅します。

    SUM 関数の範囲が点滅
  2. Enter キーを押します。

    数式が確定され、計算結果が表示されます。

    SUM 関数の計算結果
  3. 関数を使った場合も、相対参照や絶対参照の考え方は同じです。

    フィル ハンドルを使って、セル B13 の数式をセル C13 にコピーしましょう。

    フィル ハンドルで数式をコピー

ヒント 合計する範囲を修正したいときは ?

[合計] ボタン をクリックすると、隣接するセル範囲が自動的に選択されるため、意図しない範囲が選択されてしまう場合があります。

たとえば以下のように、合計したいセル B6 : B12 の範囲内に空白セルがあると、正しい範囲を選択できません。

このような場合は、Enter キーを押す前に、正しい範囲をドラッグして修正します。

合計する範囲の修正

※数式を確定した後で修正する場合は、セルをダブルクリックして (または F2 キーを押す) 編集状態にしてから、上記の方法で修正してください。

ヒント 平均、数値の個数、最大値、最小値を求める !

[数式] タブの [オートSUM ▼] をクリックすると、平均、数値の個数、最大値、最小値を求めることができます。

[数式] タブの [オートSUM]

AVERAGE 関数

[オートSUM ▼] の一覧から [平均] をクリックすると、平均値を求めることができます。

AVERAGE 関数の書式

AVERAGE 関数の利用イメージ

COUNT 関数

[数値の個数] をクリックすると、数値の入ったセルの数を求めることができます。

COUNT 関数の書式

MAX 関数

[最大値] をクリックすると、最大値を求めることができます。

MAX 関数の書式

MIN 関数

[最小値] をクリックすると、最小値を求めることができます。

MIN 関数の書式

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いろいろな関数を使ってみよう

Excel には、[オートSUM] から入力できる関数以外にも、たくさんの関数が用意されています。

ここでは、よく使われる関数をいくつか紹介します。入力方法も合わせて確認してください。

●TODAY 関数、NOW 関数

TODAY 関数は、現在の日付を表示する関数です。当日の日付を入力する資料などを作るときに役立ちます。

TODAY 関数の書式

現在の日付だけではなく、時刻も表示するときは、NOW 関数を使います。

NOW 関数の書式

では、TODAY 関数を入力してみましょう。書式が単純な関数は、直接入力する方法が簡単です。

  1. 日付を表示するセルを選択して、"=to" と入力します。

    セルに "=to" と入力

    関数の最初の何文字かを入力すると、関数の候補が表示されます。

  2. 関数候補の "TODAY" をダブルクリックします。

    関数候補の "TODAY" をダブルクリック

    "=TODAY(" と入力されます。

    TODAY 関数の入力
  3. Enter キーを押して数式を確定すると、今日の日付が表示されます。

    TODAY 関数による日付表示

    ※関数の最後の ")" は自動的に追加されます。

    ※ファイルを保存して開いたときや、印刷したときに最新の日付に更新されます。なお、パソコンの時計が間違っている場合、正しい日付は表示されません。

●PHONETIC 関数

PHONETIC 関数は、入力したデータの "読み" をふりがなとして表示させる関数です。

PHONETIC 関数の書式

  1. ふりがなを表示するセルに "=ph" と入力し、関数候補から "PHONETIC" をダブルクリックします。

    セルに "=po" と入力し、関数候補の "PHONETIC" をダブルクリック

    "=PHONETIC(" と入力されます。

  2. セル A2をクリックし、"=PHONETIC(A2" と表示されたら Enter キーを押します。

    PHONETIC 関数の入力

    セル B2 にふりがなが表示されます。

    PHONETIC 関数によるふりがな表示

●ROUNDDOWN 関数

ROUNDDOWN 関数は、数値を指定した桁数になるように切り捨てる関数です。

ROUNDDOWN 関数の書式

ここでは、セル B2 の割引額をセル C2 に求めます。このとき、ROUNDDOWN 関数を使って、小数点以下の数値を切り捨てるようにします。

ROUNDDOWN 関数を入力する表のイメージ

書式が複雑な場合は、[関数の挿入] ダイアログ ボックスを使うと間違えずに入力できます。

  1. セル C2 を選択し、[数式] タブの [関数の挿入] をクリックします。

    [数式] タブの [関数の挿入] をクリック

    [関数の挿入] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [関数の分類] で[数学 / 三角] を選び、[関数名] で [ROUNDDOWN] を選んで [OK] をクリックします。

    [関数の挿入] ダイアログ ボックスで関数を選択

    [関数の引数] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [数値] に "B2*0.15"、[桁数] に "0" を入力して [OK] をクリックします。

    ※セル番地 "B2" は、セル B2 をクリックして入力することもできます。

    [関数の引数] ダイアログ ボックスで引数を設定

    セル C2に "=ROUNDDOWN(B2*0.15,0)" が入力され、計算結果が表示されます。

    PHONETIC 関数の計算結果

ヒント その他の便利な関数

知っていると便利な関数をあと 4 つ紹介します。参考にしてください。

ここでは、セル C5 に "=$B5+C$4" と入力してコピーすると、正しい計算結果が求められます。

ROUND 関数

数値を指定した桁数になるように四捨五入する関数です。

ROUND 関数の書式

ROUNDUP 関数

数値を指定した桁数になるように切り上げる関数です。

ROUNDUP 関数の書式

IF 関数

論理式の条件を満たすときは "真の場合" の値を表示し、条件を満たさないときは "偽の場合" の値を表示する関数です。

IF 関数の書式

例:セル C2 に ”=IF(B2>=60,"合格","不合格")” と入力した場合

IF 関数の利用イメージ

LEFT 関数

文字列の左端から、指定した数の文字を取り出す関数です。

LEFT 関数の書式

例 : セル B2に ”=LEFT(A2,2) ” と入力した場合

LEFT 関数の利用イメージ

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