数値をパーセンテージで表示する

Excel で数値をパーセンテージで表示する方法と、ワークシートでパーセンテージを計算するためのいくつかの基本的な方法の例を表示します。

この記事の内容

Excel でのパーセンテージの処理

数値をパーセンテージで表示する

パーセンテージ表示のヒント

パーセンテージの計算例

例 1: 数値をパーセント指定で増加または減少させる

例 2: パーセンテージに基づいて値を計算する

例 3: 2 つの数値に基づいてパーセンテージ値を計算する

例 4: 別の数値およびパーセンテージ値に基づいて数値を計算する

例 5: 2 つの数値の差を計算し、パーセンテージ値として表示する

Excel でのパーセンテージの処理

数値の表示形式をパーセントとするのは単純な作業ですが、ブックで既に数値が存在するかどうかによって、表示形式を適用した後の結果が異なることがあります。

  • 既に数値を含むセルの書式設定    ブックの既存の数値にパーセンテージ形式を適用すると、その数値は 100 倍されてパーセンテージに変換されます。たとえば、セルに数値 10 が含まれている場合、その数値は 100 倍されて、パーセンテージ形式の適用後は 1000.00% と表示されます。これは、予期した結果ではない場合が考えられます。パーセンテージを正確に表示するには、数値の表示形式をパーセンテージにする前に、その数値がパーセンテージ値として計算されていて、小数点付きで表示されていることを確認します。パーセンテージは "値 / 合計 = パーセンテージ" という等式を使用して計算されます。たとえば、セルに =10/100 という数式が含まれている場合、計算結果は 0.1 になります。次に、0.1 の表示形式をパーセンテージに設定すると、その数値は正しく 10% と表示されます。パーセンテージの計算の詳細については、「パーセンテージの計算例」を参照してください。

  • 空白セルの書式設定   セルにパーセンテージ形式を適用して、それらのセルに数値を入力した場合の動作は異なります。  1 以上の数値は既定でパーセンテージに変換されます。1 未満の数値は 100 倍されてパーセンテージに変換されます。たとえば、10 または 0.1 の両方を入力すると、どちらの結果も 10.00% になります。(小数点以下の 2 つのゼロを表示しない場合は、次の手順に従って、簡単に取り除くことができます)。

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数値をパーセンテージで表示する

選択したセルにパーセンテージ形式をすばやく適用するには、[ホーム] タブの [数値] で ボタンの画像 (パーセント スタイル) をクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら % キーを押します。表示形式をさらに制御する場合や、選択した表示形式のその他の詳細を変更する場合は、次の手順に従ってください。

  1. 表示形式を変更するセルを選びます。

    セル、範囲、行、または列を選択する方法

    選択対象

    操作

    1 つのセル

    目的のセルをクリックするか、または方向キーを使用して目的のセルに移動します。

    セル範囲

    選択範囲の先頭のセルをクリックし、末尾のセルまでドラッグするか、または Shift キーを押しながら方向キーを押して選択範囲を決定します。

    選択範囲の先頭のセルを選択してから F8 キーを押して、方向キーを使用することで選択範囲を広げることもできます。選択範囲を決定するには F8 キーをもう一度押します。

    大きいセル範囲

    選択範囲の先頭のセルをクリックし、Shift キーを押しながら、末尾のセルをクリックします。末尾のセルが画面に表示されていない場合は、スクロールすると表示できます。

    ワークシート上のすべてのセル

    [すべて選択] をクリックします。

    [すべて選択] ボタン

    ワークシート全体を選択するには、Ctrl キーを押しながら A キーを押すこともできます。

    注: ワークシートにデータが含まれている場合、Ctrl キーを押しながら A キーを押すと、アクティブなセル領域が選択されます。もう一度 Ctrl + A キーを押すと、ワークシート全体が選択されます。

    隣接していないセルまたはセルの範囲

    先頭のセルまたはセルの範囲を選択した後、Ctrl キーを押しながら、他のセルまたは範囲を選びます。

    先頭のセルまたはセルの範囲を選択した後、Shift キーを押しながら F8 キーを押して、隣接していないセルまたは選択範囲を追加することもできます。セルまたは選択範囲を決定するには、もう一度、Shift キーを押しながら F8 キーを押します。

    注: 隣接していないセルまたはセルの範囲の選択を取り消すには、選択全体を取り消す必要があります。

    行全体または列全体

    行見出しまたは列見出しをクリックします。

    行見出しと列見出しが表示されているワークシート

    1. 行見出し

    2. 列見出し

    先頭のセルを選択してから、Ctrl キーと Shift キーを押しながら方向キー (行の場合は右方向キーまたは左方向キー、列の場合は上方向キーまたは下方向キー) を押すことで、行または列内のセルを選択することもできます。

    注: 行または列にデータが含まれている場合は、Ctrl キーと Shift キーを押しながら方向キーを押すことで、アクティブなセルの末尾まで行または列が選択されます。Ctrl キーと Shift キーを押しながら方向キーをもう一度押すと、行または列の全体が選択されます。

    隣接した行または列

    行見出しまたは列見出しに沿ってドラッグします。あるいは、選択する先頭の行または列をクリックし、Shift キーを押しながら、末尾の行または列をクリックします。

    隣接していない行または列

    選択範囲の先頭の行または列で列見出しまたは行見出しをクリックし、Ctrl キーを押しながら選択範囲に追加する行または列の列見出しまたは行見出しをクリックします。

    行または列の最初または最後のセル

    行または列内のセルをクリックし、Ctrl キーを押しながら方向キー (行の場合は右方向キーまたは左方向キー、列の場合は上方向キーまたは下方向キー) を押します。

    ワークシートまたは Microsoft Office Excel テーブルの最初または最後のセル

    ワークシートまたは Excel リストの最初のセルを選択するには、Ctrl キーを押しながら Home キーを押します。

    ワークシートまたは Excel リスト内のデータまたは書式を含む最後のセルを選択するには、Ctrl キーを押しながら End キーを押します。

    ワークシート上のアクティブな末尾のセル (右下隅) までのすべてのセル

    先頭のセルを選択し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら End キーを押して、ワークシート上で使用されている末尾のセル (右下隅) までセルの選択範囲を広げます。

    ワークシートの先頭までのすべてのセル

    先頭のセルを選択し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Home キーを押して、ワークシートの先頭までセルの選択範囲を広げます。

    現在の選択範囲より広いセルまたは狭いセル

    Shift キーを押しながら、新しい選択範囲に含める最後のセルをクリックします。アクティブ セルからクリックしたセルまでの四角形の領域が、新しい選択範囲になります。

    セルの選択を取り消すには、ワークシート内の任意のセルをクリックします。

  2. [ホーム] タブの [数値] で、[数値] の横にあるアイコンをクリックし、[セルの書式設定] ダイアログ ボックスを表示します。

    [数値] のダイアログ ボックス起動ツール

  3. [セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [分類] の一覧で、[パーセンテージ] をクリックします。

    [セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [パーセンテージ] 分類

  4. [小数点以下の桁数] ボックスに、表示する小数点以下の桁数を入力します。たとえば、10.00% ではなく 10% と表示する場合は、[小数点以下の桁数] ボックスに「0」と入力します。

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パーセンテージ表示のヒント

  • 選択したセルの表示形式をリセットするには、[分類] の一覧の [標準] をクリックします。[標準] 形式に設定したセルは、固有の表示形式を持ちません。

  • 負のパーセンテージ値を目立つようにする場合は (赤字で表示するなど)、ユーザー定義の表示形式を作成できます ([セルの書式設定] ダイアログ ボックスの [表示形式] タブの [ユーザー定義] 分類)。その表示形式は 0.00%;[赤]-0.00% に類似したものになります。この表示形式をセルに適用すると、正のパーセンテージ値は既定の文字色で表示され、負のパーセンテージ値は赤色で表示されます。セミコロンより後の部分は、負の値に適用される形式を表します。

    ユーザー設定の表示形式

    同様に、0.00%_);(0.00%) に類似したユーザー定義の表示形式を作成して、負のパーセンテージ値をかっこで囲んで表示することができます。ユーザー定義の表示形式の作成の詳細については、「ユーザー定義の表示形式を作成または削除する」を参照してください。

  • また、条件付き書式 ([ホーム] タブの [スタイル] の [条件付き書式]) を使用して、ブックで負のパーセンテージ値を表示する方法をカスタマイズすることもできます。作成する条件付き書式ルールは、次の例に示すルールと類似したものになります。このルールは、セルの値がゼロ未満の場合に、書式 (赤色) をセルに適用するように Excel に指示します。条件付き書式の詳細については、「条件付き書式を追加、変更、検索、またはクリアする」を参照してください。

    0 未満の数値を赤色にするためのルール

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パーセンテージの計算例

ここでは、パーセンテージ値を計算するための簡単な方法をいくつか示します。

例 1: 数値をパーセント指定で増加または減少させる

シナリオ    毎週、平均で 2,500 円を食費に費やしていて、1 週間の食費を 25% 減らしたいと考えている場合、いくら使うことができるでしょうか。また、25% 増やすとしたら、食費として使うことができる金額はいくらになりますか。

B2 が食費であり、C2 が食費を減らす割合である場合、D2 に「=B2*(1-C2)」と入力すると、結果を求めることができます。

パーセンテージを計算する数式の例

この数式では、100% を表すために 1 を使用しています。同様に、パーセント指定で値を増やす場合は、D2 に「=B2*(1+C2)」と入力します。

パーセンテージを計算する数式の例

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例 2: パーセンテージに基づいて値を計算する

シナリオ    80,000 円のコンピューターを購入するとします。8.9% の消費税が課される場合、消費税はいくらになるでしょうか。この例では、80,000 の 8.9% を計算します。

B2 が価格であり、C2 が消費税である場合、次に示すように、D2 に「=B2*C2」と入力します。

パーセンテージを計算する数式の例

この数式では、80,000 に 0.089 (小数点形式の、基になるパーセンテージ値) を掛けて、支払う消費税を計算します。

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例 3: 2 つの数値に基づいてパーセンテージ値を計算する

シナリオ    たとえば、ある学生が 50 点満点のテストで 42 点を取った場合、正解率は何パーセントでしょうか。

このシナリオでは、B2 の数値が正解した得点の数値で、C2 が満点の数値である場合、D2 に「=B2/C2」と入力すると、正解率を求めることができます。

パーセンテージを計算する数式の例

この数式は、42 を 50 で除算して正解率を計算します。(ここで示す例では、正解率の表示形式は小数点以下の数値を表示しないパーセンテージ値になります)。

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例 4: 別の数値およびパーセンテージ値に基づいて数値を計算する

シナリオ    たとえば、25% 割引で販売されているシャツの価格を 1,500 円とします。元の価格はいくらになりますか。この例では、ある数値の 75% が 1500 である場合のその数値を計算します。

B2 が販売価格であり、C2 が 0.75 (100% - 25% のディスカウント (小数点の表示形式)) である場合、D2 に「=B2/C2」と入力すると、元の価格を求めることができます。

パーセンテージを計算する数式の例

この数式では、販売価格を、支払ったパーセンテージで割って元の価格を求めます。

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例 5: 2 つの数値の差を計算し、パーセンテージ値として表示する

シナリオ    たとえば、11 月の部門の利益が 234,200 円であり、12 月の利益が 250,000 円であるとします。この 2 か月での利益の変動率はどれだけでしょうか。この計算を実行するには、1 つの数式で、減算演算子 (-)、および除算演算子 (/) を使用します。

B2 が 11 月の利益を表し、C2 が 12 月の利益を表している場合、D2 で数式 =(C2-B2)/(B2) を使用すると、差を求めることができます。

パーセンテージを計算する数式の例

この数式は、2 番目の数値と最初の数値の差を、最初の数値の値で除算し、変化率を取得します。(ここで示す例では、この差の表示形式は小数点以下 2 桁まで表示するパーセンテージ値になります)。

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