教師向け Microsoft Teams ファースト ステップ ガイド

教師向け Microsoft Teams ファースト ステップ ガイド

Office 365 for Education での教育と学習のためのデジタル ハブの利用を開始する

各学生の声を反映しながら、クラスのワークフローを簡単に管理する

「Microsoft Teams は私のクラスにおいて、最も物静かな学生を含むすべての学生に、意見を出す機会を与えられます。」 —小学校教師

Microsoft Teams は、会話、会議、ファイルおよびアプリの操作を Office 365 for Education のみで行えるようにまとめたデジタル ハブです。Teams を利用すると、教師は、コンテキスト、連続性、透明性を欠くことなく会話からコンテンツ作成に迅速かつ簡単に移行できるようになります。Teams はさまざまなグループが持つ固有のニーズに対応するため、各グループは共同作業を円滑に行い、次のようなことが可能になります。

  • プロジェクト、タスク、コンテンツの管理: 日常的に使用しているアプリケーションを使用して行います。これらはすべて単一のユーザー設定のワークスペースから使用できます

  • リアルタイムの情報と更新の入手: 永続的なチームの会話、プライベート チャット (必要な場合は調整可能)、チーム会議などのチャネルで共有された情報を入手します

  • 豊富なコラボレーションとシームレスな操作性のサポート : Word、Excel、PowerPoint、OneNote クラス ノートブックのような Office 365 の統合アプリや、busuu、Canvas、Flipgrid、Kahoot! のような教育パートナーを使用して行います

注: Office 365 for Education に Teams が含まれるようになりました。これにより、Teams は Office 365 for Education を介してすべての教職員、スタッフ、学生が無料で使用できるようになります。

次の表に、教師が Teams で共同作業を行うことで、革新的な教授法を促進したり、教室や学校でのコラボレーションに関するベスト プラクティスを深める例をいくつか示します。

教師、学生、スタッフに向けデザインされた Teams の新しいエクスペリエンスの詳細について

シナリオ

説明

教室でのエクスペリエンスに従事

教室での話し合いの時間を節約してスムーズに進行させ、課題を管理し、学生と共同作業を行うことで、個人用の学習環境を創り出し、学生それぞれの学習および発達上のニーズに対応します。

授業の計画

さまざまな科目や学年レベルに対応した授業計画の作成には、学校または地区にいる教師の間で横断的に効果的なコミュニケーションとコラボレーションを行うことが要求されます。

専門職の学習共同体

専門職の学習共同体 (PLCs) でコラボレーションを行い、専門能力の開発機会の形成を促進するベスト プラクティスを共有し、同業者を支援します。

放課後プログラム

最近の研究で、放課後プログラムにより学生の STEM キャリア知識が圧倒的に向上し (80%)、STEM に対する積極的な態度が促進され (78%)、忍耐力と批判的思考スキルが高まる (72%) ことがわかりました1。教師は共同作業によって素晴らしい刺激的なアクティビティを次々に作りだし、学生にこれらの重要な、自発的なプログラムに参加するよう促すことができます。

¹Hinton, M. (2017, March). Study Links After-School Programs to Improved STEM Knowledge. Education Week. (Hinton, M. (2017 年 3 月) 放課後プログラムと STEM に関する知識の向上との関連性についての研究。Education Week。) 出典元: http://blogs.edweek.org/edweek/time_and_learning/2017/03/new_study_examines_link_between_after-school_programs_stem_knowledge.html?cmp=eml-enl-eu-news3

Teams について

さまざまな授業時間、プロジェクト、(必要に応じて) アクティビティに対応するチームを作成でき、学校内または地域内の他のユーザーをチーム メンバーとして参加するよう招待できます。Teams は、既存の Office 365 グループに基づき作成することもできます。この場合、Office 365 グループ に対する変更内容は Teams で自動的に同期されます。これによって、チーム メンバーの招待と管理に関する処理が単純化され、Teams 内のグループ ファイルも削減されます。

たとえば、個々のクラスは、会話、ファイル、ノートなどのタブを含むチャネルにさらに整理することができます。チャネルは、ユニットごと、科目ごと、あるいはプロジェクト ベースのグループごとなど、クラスのさまざまなニーズを基に作成できます。クラスはタブを利用することで、ファイル、ノート、ユーザー設定のコンテンツ (ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、ビデオ、外部リンク、その他のアプリケーションなど) をアップロードしたり、レビューしたり、編集することができます。このコンテンツには、クラスの全員が簡単にアクセスできます。

ナビゲーション

ヒント: モバイル デバイス上での Teams のセットアップは簡単に行うことができ、場所、時間、デバイスを問わず、都合に合わせてクラスとつながり続けることができます。Teams は Windows ストア (Windows Phone)、App Store (Apple iOS)、または Google Play (Android) からダウンロードできます。

クラスに Teams を導入する

期待値を設定するキックオフ ミーティングから始めて、ガイダンスを提供し、Teams の基本を示します。クラスに対して、チームベースのアクティビティにおいて、Teams を主要なコミュニケーションおよびコラボレーション ツールとして使用するよう求めます。

固有のシナリオに合わせて Teams をカスタマイズする

成功するチームには、迅速で効果的なコミュニケーションとコラボレーションを可能にするシンプルで直観的なツールが必要です。授業計画の準備や、個人用の学習環境の創出や、放課後プログラムの作成や、その他のチームベースのアクティビティまたはプロジェクトの管理といった作業において、種類を問わず Teams は成功に向けた整理を手伝います。次の手順では、Teams を始める方法と、Teams をクラスのシナリオに合わせてカスタマイズする方法を示します。

チームを作成してチーム メンバーを招待する

  1. Teams を開始するには、Office 365 for Education の左上にあるアプリ ランチャー (ワッフル ) Office 365 のアプリ起動ツールのアイコン に移動して、[Teams] タイルをクリックして、オンライン アプリを開きます (またはデスクトップにダウンロードします)。

    Office 365 アプリ起動ツールで [Microsoft Teams] アプリが強調表示されている

    注: Teams へのアクセスに問題がある場合は、IT 管理者に問い合わせて適切なライセンスがあることを確認してください。

  2. Teams のチャネル リストの下部にある [チームを追加] ボタンをクリックします

  3. [チームを作成] ボタンをクリックしてから、[クラス] を選択します。

    チームを選ぶ

    注: 学校で [学校のデータの同期] を使用する場合、学校の情報システムに接続された生徒の名簿を使用してクラスが自動的に作成されます。このため、この手順について悩む必要はありません。

  4. [チームを作成] ウィンドウで、クラスに名前を付け、クラスの目的を説明する簡潔な説明を記入してから、[次へ] ボタンをクリックします。

    [名前] と [説明]

    注: [プライバシー] オプションの設定は [プライベート] のままにします。この場合、チーム所有者のみがメンバーを追加できます (この設定は必要な場合には後から変更できます)。

    ヒント: クラスのトレーニングを行う前に、Teams のセットアップをカスタマイズしてください。初めにクラスを作成し、チャネルをいくつかセットアップし、タブをいくつか追加します。次にいくつかのタブに、適切で魅力的かつ役立つコンテンツを設定します。

  5. 学校または地域から、ユーザー、グループ、配布リストを簡単に追加できます。名前の入力を始めると、入力したスペルに一致する電子メール ディレクトリのユーザーがドロップダウン リストとして表示されます。[追加] ボタンをクリックすると、チーム メンバーを追加できます。コンテンツのセットアップを先に行いたい場合には、[スキップ] ボタンをクリックすると、チーム メンバーの追加を後回しにできます (推奨)。

    メンバーを追加する

主要チャネルおよび優れたコンテンツを含むタブをいくつか作成する

新しいクラスを作成すると、「全般」チャネルが自動的にクラスに追加されます。追加のチャネルを作成して、引き続きクラスを整理することができます。既定では、チームの誰でもこれらのチャネルにアクセスすることができます。

タブ

ヒント: Teams のトレーニングのヒントやお知らせを簡単に参照できるように全般チャネルに投稿します。これはクラス全体にとってサポートやガイダンスを得やすい便利な場所になります。特に新たに Teams に参加するユーザーにとっては便利です。

  1. 追加のチャネルを作成するには、チャネル リストでチーム名の横にある省略記号 (...) を選択します。

  2. ドロップダウン メニューから [チャネルを追加] を選択します。

    チャネルを追加する
  3. ダイアログ ボックスで、チャネルに名前を付けてチャネルの目的を説明する簡潔な説明を記入してから、[追加] ボタンを選択します。

    チャネルを作成する

    ヒント: チャネルをいくつか作成したら、実際のコンテンツを設定して、クラスが最初にログインしたときに空白のページが表示されないようにします。たとえば、各チャネルに質問をいくつか投稿しておいて議論を始めさせることで新しい会話を開始したり、特定のクラス メンバーに @メンションして彼らを会話に引き込むことができます。

  4. 各チャネル内で、さまざまなコンテンツおよびアプリケーション用のタブを作成できます。各チャネル内には、会話、ファイル、クラス ノートブック、課題などの既定のタブがいくつか作成されます。新しいタブを作成するには、既定のタブの右側にある + を選択してから、タブにするアプリまたはファイル (Word、Planner など) を選択して、名前を付けて [保存] ボタンを選択します。

    チャネル タブを追加する

    注: 一部のアプリケーションおよびサービスのセットアップ手順は、ここで説明される手順とは少し異なる場合があります。

  5. 特定のファイル (授業計画、アウトライン、対話型のクラスのプレゼンテーションなど) に直接リンクされるタブを新規に作成する場合は、既定のタブの右側にある + をクリックしてから、そのファイル形式 (Word 文書、Excel スプレッドシート、または PowerPoint プレゼンテーション) に対応するアプリを選択して、[ファイル] 下のファイル名を参照して、タブに名前を付け、[保存] ボタンを選択します。

    Word

    ヒント: SharePoint サイトまたはその他の Web サイト (地球アイコン) の既存の OneNote クラス ノートブックを、タブとしてチャネルに固定して、チームが簡単にアクセスできるようにします。

電子メールの会話を Teams に移動する

電子メールを Teams 内のチャネルに送信して、クラスのすべてのコミュニケーションを整理して、1 つの場所でアクセスできるようにできます。

  1. チャネルの電子メール アドレスを作成するには、チャネルの右側にある省略記号 (...) を選択します。

  2. 次に、ドロップダウン メニューにある [電子メール アドレスを取得] を選択します。

  3. 最後に、[コピー] ボタンを選択して、電子メール アドレスを連絡先リストまたは電子メールのアドレス帳に保存します。

    メール

    ヒント: 電子メールをチャネルに転送すると、Teams での話し合いが続行されます。

  4. [電子メール アドレスを取得] ウィンドウの [詳細設定] リンクをクリックすると、チームに電子メールを送信できるユーザーを制限できます (すべてのユーザー、チーム メンバーのみ、指定されたドメインから送信された電子メールのみなど)。

    メールを取得する

    ヒント: チャネルに電子メールを送信できる人を制限することで、Teams でスパムやフィッシングの電子メールを受信する可能性が減ります。

  5. Teams の左下にあるプロフィール画像をクリックして、ドロップダウン メニューから [通知] を選択すると、さまざまなイベント (個人の @メンション、開始する会話への返信など) の電子メール通知設定をカスタマイズできます。

    通知

クラスの課題を作成する

  1. Teams で課題を作成するには、[クラス] タブで [課題] を選択します。

  2. 右上にある [新しい課題] ボタンを選択します。

    課題
  3. [新しい課題] ウィンドウで、課題の詳細を追加して、学生用の参考資料を添付します。期限日時をスケジュール設定し、期限後の提出可否も決定できます。

  4. 完了したら、[割り当てる] ボタンを選択します。

    新しい課題

    ヒント: 課題を配布する準備ができていない場合は、下書きとして保存できます。この場合は、後から [課題] タブに戻り、割り当てることができます。

  5. 学生による提出済みの課題をレビュー、評価するには、クラスの [課題] タブに戻ります。

  6. [レビュー] を選択すると、学生が提出したすべての課題を確認できます。

    レビュー

    リストの下にフィードバックとノートを記入するか、各学生の提出物を選択してそれぞれの作業済みの課題を確認できます。そのビューから、他の学生へと素早く簡単に移動することもできます。

    課題のレビュー

学生にコメントを残す

シナリオにより学生に直接返信する必要 (または学生があなたに返信する必要) が生じますが、この場合チャット機能は無効になります。Teams 内では常に @メンション機能を使用できるため、心配は不要です。「@」記号を使用して、学生の名前を入力してから、コメントを入力するだけで、その学生にはあなたが返信したことを伝える通知が表示されます。これはプライベート メッセージではなく、すべての学生および教師にとって見えるものであることに留意してください。

削除されたチームおよびチャネルを復元する

削除されたチームおよびチャネルは、次の方法で復元できます。

  1. 画面左側の [ファイル] ボタンを選択してから、[クラウド ストレージ] 下で [OneDrive] を選択します。
    OneDrive

  2. [OneDrive から開く] を選択します。
    OneDrive で開く

  3. 次に、[ごみ箱] を選択して、削除されたノートブックとその他のコンテンツを参照します。
    ごみ箱

コンテンツをアーカイブする

現在、コンテンツをアーカイブする方法はありません。ただし、セメスター (クオーター) の終了後にノートブックを保存したい場合は、チームを追加して「アーカイブ済み」とラベルを付けるか、チャネルを削除して OneDrive クラウド ストレージで後から復元することができます (手順は上記のとおり)。

Teams について学習したことを確認する

  • Teams は教育と学習のためのデジタル ハブで、Office 365 for Education に完全に統合されているため、チーム メンバーは Word、Excel、OneNote クラス ノートブック、PowerPoint などの使い慣れた Office 365 アプリケーションを使用して簡単に共同作業やコミュニケーションを行うことができます。Office 365 for Education のサブスクライバーは、すぐに無料で Teams を始められます。

  • カスタム チャネルとタブの作成によりチームを編成して、コラボレーションの要件を満たすことができます。タブは、ファイルやその他のコンテンツ、あるいは Planner や PowerBI などの Office 365 アプリケーションや、busuu、Canvas、Flipgrid、Kahoot! のような教育パートナーのアプリに直接リンクできます。

  • 電子メールを Teams に移動することで、クラスの会話をすべて 1 つの場所に保存できます。

  • 課題の作成によって、クラス内のエンドツーエンドのクラス ワークフローを簡単に管理できます。作成と配布から、評価とフィードバックまで、すぐに移動できます。

  • Office 365 for Education の Teams の新しいエクスペリエンスの詳細については、Education ブログのこの記事で読むことができます。

  • その他の不明な点については、Microsoft Education ヘルプ センターで調べてください

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