完全に信頼されたフォーム テンプレートを発行する

この記事では、Microsoft Office InfoPath 発行ウィザードを使用して完全な信頼でフォーム テンプレートを発行する方法について説明します。

この記事の内容

概要

始める前に

デジタル署名したフォーム テンプレートを共有ネットワーク上の場所に発行する

発行ウィザードと Visual Studio を使用してインストール可能ファイルを作成する

概要

完全に信頼されたフォーム テンプレートに基づいたフォームでは、ユーザーのコンピュータにあるシステム リソースにアクセスできます。たとえば、在庫処理用に、ユーザーのコンピュータのハード ディスクのサイズを確認するフォームのあるフォーム テンプレートをデザインする場合を考えます。フォームでこの情報をオペレーティング システムから取得するには、完全に信頼されたフォームをデザインする必要があります。

フォームで、ユーザーのコンピュータのシステム リソースにアクセスするには、信頼できる証明機関の発行する証明書でフォーム テンプレートにデジタル署名し、そのフォーム テンプレートを共有ネットワーク フォルダに発行する必要があります。フォーム テンプレートは電子メール メッセージで送信するか、ユーザーが共有ネットワーク フォルダにあるフォーム テンプレートに基づいたフォームを開くようにします。

セキュリティに関するお知らせ : 信頼しても間違いのない出所の電子メール添付ファイルのみ開くように、ユーザーに徹底します。

ユーザーが Microsoft Office Outlook 2007 で電子メール メッセージを開くと、電子メール メッセージの本文で直接フォームの入力ができます。以前のバージョンの Outlook や他の電子メール アプリケーションを使用している場合は、フォームとフォーム テンプレートの両方を電子メール メッセージの添付ファイルとして受信します。この場合は、まず、フォーム テンプレートの添付ファイルを開いて、フォーム テンプレートをコンピュータにインストールします。次に、フォームの添付ファイルを開くと、フォームが InfoPath で開き、フォームの入力ができるようになります。

会社に証明書の発行と管理をするインフラストラクチャがない場合は、フォーム テンプレートを発行することができます。これは各ユーザーのコンピューターにインストールする必要があります。そうすると、管理者またはユーザーのコンピューターの適切なユーザー権限を持つ人が、インストール ファイルをコピーして、フォーム テンプレートをインストールすることができます。

インストール可能なフォーム テンプレートを作成するには、Microsoft Visual Studio .NET 2003 または Microsoft Visual Studio 2005 をインストールしておく必要があります。そして、発行ウィザードを使用してインストール可能なファイルを作成し、それを使ってユーザーのコンピューターにフォーム テンプレートをインストールすることができます。

フォーム テンプレートを発行することと、フォーム テンプレートを保存することは同じではありません。フォーム テンプレートを発行すると、発行ウィザードは発行場所と処理命令をフォーム テンプレートに追加して、ユーザーがこのフォーム テンプレートに基づくフォームを開けるようにします。フォーム テンプレートを保存すると、コンピューターにファイルを保存するときと同様に、フォーム テンプレートのコピーを保存します。フォーム テンプレートにユーザーが記入できるようにする場合には、必ず、発行ウィザードを使用する必要があります。

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始める前に

フォーム テンプレートを発行する前に、次の操作を行う必要があります。

  • インストール可能ファイルを作成する場合は、Visual Studio .NET 2003 または Visual Studio 2005 をインストールしておく必要があります。

  • デジタル署名したフォーム テンプレートを電子メール メッセージで配布する場合は、Office Outlook 2007 をインストールしておく必要があります。

  • インストール可能なファイルを作成する場合は、インストール可能なファイルを実行するユーザーが、自身のコンピューターに対して管理者権限があることを確認します。

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デジタル署名したフォーム テンプレートを共有ネットワーク フォルダに発行する

注: ここでは、使用するフォーム テンプレートが、信頼できる証明機関から発行された証明書でデジタル署名されていることを前提としています。デジタル署名の詳細については、[参照] に掲載されているリンクを参照してください。

  1. [ファイル] メニューの [発行] をクリックします。

  2. 発行ウィザードの [ネットワークの場所へ] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  3. ウィザードの次のページの [参照] をクリックします。

  4. [参照] ダイアログ ボックスで、フォーム テンプレートの発行先とする共有ネットワーク フォルダを参照し、[OK] をクリックします。

  5. [フォーム テンプレートの名前] ボックスにフォーム テンプレートの名前を入力し、[次へ] をクリックします。

  6. Web ページのリンクなど、ユーザーがファイルを入手できる代替パスがある場合は、ウィザードの次のページのボックスに、その代替パスを入力します。代替パスがない場合は、[次へ] をクリックします。

  7. ウィザードの次のページで、情報が正しいことを確認して、[発行] をクリックします。

  8. フォームとフォーム テンプレートを含む電子メール メッセージをユーザーに送信するには、[電子メールの宛先にフォームを送信する] チェック ボックスをオンにして、[閉じる] をクリックします。

    メッセージの本文にフォームが含まれる電子メール メッセージが開くので、必要な情報を入力してユーザーに送信します。ユーザーが Microsoft Office Outlook 2007 を使っている場合は、電子メール メッセージを開いてフォームに入力できます。それより前のバージョンの Outlook または他の電子メール アプリケーションを使っているユーザーは、フォームとフォーム テンプレートが添付された電子メール メッセージを受け取ります。ユーザーは、添付されたフォーム テンプレートを開き、自分のコンピューターにフォーム テンプレートをインストールできます。その後、ユーザーは添付されたフォームを開いて、InfoPath でフォームに入力できます。

    ヒント: 電子メール メッセージの [序文] ボックスに、信頼できる送信者からの電子メール メッセージに添付されたファイルのみを開くよう注意するユーザーへの警告を入力します。

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発行ウィザードと Visual Studio を使用してインストール可能ファイルを作成する

  1. [ファイル] メニューの [発行] をクリックします。

  2. 発行ウィザードで、[インストール可能なフォーム テンプレート (.Microsoft Visual Studio が必要) として] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  3. 会社の名前を [会社名] ボックスに入力します。インストール ウィザードで使用する言語を [言語] ボックスから選択し、[次へ] をクリックします。

  4. ウィザードの次のページの [参照] をクリックします。

  5. [参照] ダイアログ ボックスで、インストール可能ファイルの発行先とする共有ネットワーク フォルダを参照し、[OK] をクリックします。

  6. [次へ] をクリックします。

  7. ウィザードの次のページの [発行] をクリックします。

フォーム テンプレートを発行した後、管理者または管理者権限を持つユーザーが、ユーザーのコンピュータからインストール可能ファイルを実行して、フォーム テンプレートをインストールし登録することができます。

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