国際メール アドレス

Outlook 2016 では、メール アドレスを英語以外でも記述できるようになりました。 メール アドレスの言語にかかわらず、あらゆるメール アドレスにメールを送受信できます。 国際メール アドレス (EAI とも呼ばれています) は、英語のメール アドレスのように使用できるため、同様にメールの返信、送信、作成を行うことができます。

国際メール アドレスは、さまざまな言語で類似した文字や簡単に識別できない文字が含まれるために、相互に混乱を招くことがあります。 したがって、添付ファイルを開くか、メッセージ内のリンクをクリックするか、国際アドレスからのメールに返信する前に、予防策を講じることが非常に重要です。 Outlook 2016 では、送信者のメール アドレスに複数の言語の文字が含まれる場合にその旨が通知されます。 詳細については、「国際メールと安全性」を参照してください。

通知

通知を受けた場合は、通知メッセージをクリックして選択可能なオプションを確認してください。

  • メール アドレスについて確認できない場合は、安全性を優先し、添付ファイルを開くことや、リンクをクリックすること、返信を行うことは避けてください。 メールの発信元のユーザーまたは企業に心当たりがあるかどうかを確認してください。 発信元に心当たりがあれば、そのメールはおそらく安全です。 発信元に心当たりがない場合は、新しいメール メッセージ、テキスト メッセージ、電話など、別のコミュニケーション手段を使って差出人に連絡し、そのメールが本物であるかどうかを確認してください。

  • メール アドレスが本物でないことが確認され、その差出人からのメールを今後は受信しない場合は、メッセージを右クリックし、[迷惑メール]、[受信拒否リスト] の順にクリックします。

  • メール アドレスが安全であることが確認された場合は、通知の 2 つの [追加] オプションのいずれかをクリックします。 メール アドレスまたはドメインが信頼できる差出人のリストに追加され、Outlook では該当する特定の国際アドレスまたはドメインについて通知は表示されなくなります。

  • また、何もせずに、通常どおりにメールの読み取りと返信を行うこともできます。 その場合、同じ差出人からメールを受信すると、Outlook は再度通知を行います。

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国際メールと安全性

言語は文字を使って記述されます。 たとえば、スロバキア語と英語はラテン文字を使って記述されます。 ウルドゥー語はアラビア文字で記述されます。 カシミール語は、アラビア文字およびデーバナーガリー文字の両方で記述できます。 メール アドレスは、好きな言語で記述できます。したがって好きな文字、さらに混在した文字も使用できます。 この性質を悪用して、攻撃者は通常使われていない文字でアドレスを偽装して、悪意のあるメールへの返信を誘導することが可能となり、セキュリティ上のリスクが発生します。

それでは、実際の例を見てみましょう。 ラテン文字や他の文字には、従来の英語のメール アドレスで通常使用されている文字と似た文字が多くあります。 こうした類似の文字は、視覚的に混同しやすく、攻撃者がユーザーを騙して悪意のあるメール アドレスに返信させるために利用できます。 たとえば、kat.larsson@contoso.com は一見すると無害なメール アドレスですが、キリル文字が含まれています。 次の表に、このメール アドレスの各文字に対応する 10 進数のコードを示します。 コンピューターは、10 進数のコードを使ってテキストを解釈します。

文字

10 進数のコード (16 進数のコード)

K

75 (0x4B)

a

1072 (0x430)

t

116 (0x74)

L

76 (0x4C)

a

97 (0x61)

r

114 (0x72)

s

115 (0x73)

s

115 (0x73)

o

111 (0x6F)

n

110 (0x6E)

このように、文字 K の後に示されている文字 а は、文字 L の後に示されている文字 a とはコードが異なります。 K の後の а はキリル文字であり、ラテン文字の a とは視覚的には同じに見えます。 したがって、kat.larsson@contoso.com (従来の英語のメール アドレス) は、kat.larsson@contoso.com (キリル文字を含むメール アドレス) とはまったく異なるアドレスです。 kat.larsson@contoso.com からメールを受信した場合や、リンクが提示された場合に、実際にどちらのメール アドレスであるかどのようにして区別すればよいのでしょうか。 見た目だけでは区別はできません。 複数の文字で記述されたメール アドレスが Outlook で識別された場合は、その旨が通知されます。 これは、添付ファイルを開いたり、メッセージ内のリンクのクリック、メッセージへの返信、セーフ リストへの差出人またはドメインの追加を行ったりする前に、予防措置を講じ、差出人を確認するためのシグナルになります。 通知を行うと、悪意のあるメール アドレスに意図せずに返信したり、悪意のあるリンクや添付ファイルをクリックしたりする危険性が減少します。

同じように混同しやすい文字は、他の言語の文字にも存在します。 混同しやすい文字の一覧は、Unicode Consortium の confusables list で確認できます。

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悪意のあるメール アドレスに既に返信してしまいました。 実行する操作

残念ながら、悪意のあるメール アドレスに既に返信してしまった場合には、できることは多くありません。 このアドレスからの以降のメールを阻止するために、メールの受信を拒否できます。 差出人からの受信を拒否するには、差出人からのメッセージを右クリックし、[迷惑メール]、[受信拒否リスト] の順にクリックします。

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