保護ビューとは

インターネットやその他の安全でない可能性のある場所にあるファイルには、コンピューターに害をもたらすウイルス、ワーム、その他のマルウェア類が含まれている可能性があります。このような安全でない可能性のある場所にあるファイルは、コンピューターを保護するために保護ビューで開かれます。保護ビューを使用すると、リスクを抑えながら、ファイルを読んでその内容を確認できます。

この記事の内容

ファイルが保護ビューで開かれる理由

編集、保存、または印刷できるように保護ビューを終了する方法

保護ビューを終了できない理由

ファイルで問題が検出される

保護ビューの設定を変更する

保護ビュー (セキュリティ センターの設定) の説明

保護ビューでのアドインの動作

保護ビューでのクラウド フォントの動作

ファイルが保護ビューで開かれる理由

保護ビューは、ほとんどの編集機能が無効化されている読み取り専用モードです。ファイルが保護ビューで開かれるのには、以下のような理由があります。

  • インターネット上の場所にあるファイルが開かれた     インターネット上にあるファイルを開こうとした場合、保護ビューに、"このファイルは、インターネット上の場所から取得されており、安全でない可能性があります。クリックすると詳細が表示されます。" というメッセージが表示されます。インターネット上にあるファイルには、ウイルスやその他の有害なコンテンツが埋め込まれている可能性があります。コンテンツが信頼できる場合のみ、ドキュメントを編集することをお勧めします。

    インターネット上の場所に対する保護ビュー

  • Outlook の添付ファイルとしてファイルを受信し、コンピューターのポリシーで送信元が安全ではないと定義されている     安全でない可能性のある送信元からファイルを受信した場合、保護ビューに、"このファイルは、電子メールの添付ファイルとして取得されており、安全でない可能性があります。クリックすると詳細が表示されます。" というメッセージが表示されます。

    電子メールの添付ファイルに対する保護ビュー

  • 安全でない場所からファイルが開かれた     安全でないフォルダーからファイルを開いた場合、保護ビューに、"このファイルは、安全でない可能性のある場所から開かれました。クリックすると詳細が表示されます。" というメッセージが表示されます。安全でない可能性のある場所の例として、インターネット一時ファイルのフォルダーがあります。

    安全でない場所からの保護ビュー

  • ファイル制限機能によってファイルがブロックされる    次の画像はその例です。 ファイル制限機能の詳細を確認してください。

    ファイル制限機能からの保護ビュー、ユーザーはファイルを編集できません

    編集できません。

    ファイル制限機能からの保護ビュー、ユーザーはファイルを編集できます

    編集できます。

  • ファイルの検証エラー    ファイルが検証に合格しなかった場合、保護ビューに、"このファイルに問題が見つかりました。このファイルを編集すると、コンピューターに被害を与えるおそれがあります。クリックすると詳細が表示されます。" というメッセージが表示されます。

    ファイル検証エラーからの保護ビュー

  • [保護ビューで開く] オプションを使用して、ファイルが保護ビューで開かれている    ファイルを保護ビューで開くことを選択した場合、保護ビューに、"このファイルは保護ビューで開かれました。クリックすると詳細が表示されます。" というメッセージが表示されます。この操作を行うには、次に示すように [保護ビューで開く] オプションを使用します。

    1. [ファイル]、[開く] をクリックします。

    2. [ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、[開く] の横の矢印をクリックします。

    3. 一覧で、[保護ビューで開く] をクリックします。

ユーザーによって選択された保護ビュー

重要: 管理者は、安全でない可能性のある場所のリストを拡張して、安全でないと思われるフォルダーを含めることができます。

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編集、保存、または印刷できるように保護ビューを終了する方法

ファイルを読むが編集する必要はない場合は、保護ビューのまま読むことができます。ファイルが信頼できる所からのものであることがわかっていて、ファイルを編集、保存、または印刷する場合は、保護ビューを終了できます。保護ビューを終了すると、そのドキュメントは信頼済みドキュメントになります。

黄色のメッセージ バーが表示された状態で、保護ビューを終了し編集する

  • メッセージ バーの [編集を有効にする] をクリックします。

赤色のメッセージ バーが表示された状態で、保護ビューを終了し編集する

  1. [ファイル]、[編集する] の順にクリックします。

重要: ファイルの取得元が信頼でき、確実であることを確認してください。

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保護ビューを終了できない理由

保護ビューを終了できない場合は、管理者によって、保護ビューを終了できないようにするルールが作成されている可能性があります。管理者に問い合わせて、そのようなルールが適用されているかどうかを確認できます。

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ファイルで問題が検出される

Microsoft Office では、セキュリティ上のリスクである可能性があるファイルの問題が検出されます。ファイルを保護ビューで開くことで、コンピューターが保護されます。ファイルの送信元がわかっていて、ファイルに疑わしい点がない場合にのみ、ファイルを編集することをお勧めします。

このメッセージが表示される理由

コンピューターをウイルスに感染させたり、重要な情報を盗み出したりする目的でハッカーが作成した悪意のあるファイルの場合、このメッセージが表示されることがあります。このメッセージは、ファイルを編集することが危険につながる可能性があることを意味します。このメッセージは、次に示すように、破損したファイルに対して表示されることもあります。

  • ファイルが格納されているディスクが壊れています。

  • ファイルが問題のあるプログラムを使用して作成または編集されています。

  • ファイルを自分のコンピューターにコピーしているときに、インターネット接続の問題が原因で、予期しないエラーが発生しました。

  • Office でファイルの問題を検出する方法に問題がある可能性があります。マイクロソフトは製品を引き続き改善していきます。

ファイルを編集する方法

ファイルの取得元の身元が確実で信頼できる場合は、ファイルを編集することを選択できます。ただし、疑わしいファイルは編集しないことをお勧めします。次に例を示します。

  • 知らない人物または信頼できない人物から入手したファイル。

  • 一方的に送りつけられたファイル。

  • 不審なファイル。たとえば、買ったことのない品物の請求書や、コンピューターにエラーが表示される原因となるファイル。

ファイルが疑わしい場合は、ファイルを閉じて、コンピューターから削除してください。このようなファイルを編集することはお勧めしません。疑いを解消するには、ファイルの送信元に電話またはメールで問い合わせてください。

Office Backstage ビューの [編集する] ボタンの例を次の図に示します。

セキュリティの警告、編集する

ファイル検証エラーの原因となる Office ファイルの種類

  • Word 97-2003 ファイル (.doc、.dot)

  • Excel 97-2003 ファイル (.xls、.xla、.xlt、.xlm、.xlb、.xlt)

  • PowerPoint 97-2003 ファイル (.ppt、.pot、.pps、.ppa)

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保護ビューの設定を変更する

保護ビューの設定を変更する前に、管理者に相談することをお勧めします。

  1. [ファイル]、[オプション] の順にクリックします。

  2. [セキュリティ センター]、[セキュリティ センターの設定]、[保護ビュー] の順にクリックします。

  3. 必要に応じて選択します。

セキュリティ センターの保護ビュー領域

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保護ビュー (セキュリティ センターの設定) の説明

  • 検証に失敗したファイルに対して、保護ビューを有効にする    ファイル検証では、ファイル構造の変更から生じる可能性があるセキュリティ上の問題がないか確認するためにファイルがスキャンされます。このオプションをオフにしても、ファイル検証は無効になりません。代わりに、検証処理に失敗したファイルに関するエラー メッセージが表示されます。

  • インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする    インターネットは、多数の悪意が潜んでいる可能性があるため、安全ではない場所と見なされます。

  • 安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護ビューを有効にする    これは、管理者によって割り当てられた、インターネット一時ファイルのフォルダーなどのコンピューター上のフォルダーやネットワークを指します。

  • Outlook の添付ファイルに対して、保護ビューを有効にする    メールの添付ファイルは、信頼できないまたは不明なソースからのものである場合があります。

  • データ実行防止 (DEP) モードを有効にする    詳細については、「なぜアドインがクラッシュするのですか」を参照してください。

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保護ビューでのアドインの動作

保護ビューでファイルを開いているときに、アドインを実行することはできますが、予想どおりに機能しない場合があります。アドインが正しく実行されない場合は、アドインの作成者に相談してください。保護ビューと互換性のある、更新バージョンが必要な場合があります。アドインの詳細については、「なぜアドインがクラッシュするのですか」を参照してください。

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保護ビューでのクラウド フォントの動作

ドキュメントの送信元でクラウド フォントが使用されている可能性があります。クラウド フォントは、Microsoft Windows または Office に付属していないフォントで、最初に使用するときに、インターネットからダウンロードする必要があります。送信元でクラウド フォントが使用されており、そのフォントをまだインストールしていない場合、保護ビューの使用中、そのフォントはダウンロードされません。Word では、別のフォントへの置き換えが試行され、ほとんどの場合、問題なく置き換えられます。ドキュメントが安全であると確信でき、作成者が意図したとおりに表示する場合は、Word で適切なフォントがダウンロードおよびインストールできるように、編集を有効にする必要があります。

注: Word で互換性のあるフォントが見つからず、置き換えることができない場合、文字列が表示されるべき場所に黒色のボックスが表示されます。編集を有効にして適切なフォントをダウンロードできるようにすると、この問題は修正されます。

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