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文書を読み取り専用にしても、選んだ箇所への変更を許可することができます。

このような制限なしの箇所については、文書を開くすべての人に対して使用許可を与えることができます。または、アクセス許可を与えられた特定の人だけが文書の制限なしの箇所を変更できるようにすることもできます。

文書を保護し、変更可能な部分をマークする

  1. [校閲] タブの [保護] で [編集の制限] をクリックします。

    [校閲] タブに [編集の制限] アイコンが表示される

  2. [編集の制限] 領域で、[ユーザーに許可する編集の種類を指定する] チェック ボックスをオンにします。

  3. 編集の制限のリストで、[変更不可 (読み取り専用)] をクリックします。

  4. 文書の変更を許可する箇所を選びます。

    たとえば、段落、見出し、文章、単語などです。

    ヒント: 文書の複数箇所を同時に選ぶには、対象箇所を選び、Ctrl キーを押しながら他の箇所を選びます。

  5. [例外処理] で、次のいずれかの操作を行います。

    • 文書を開くすべての人に対して選んだ箇所の編集を許可するには、[グループ] リストの [すべてのユーザー] チェック ボックスをオンにします。

    • 特定の人のみに対して選んだ箇所の編集を許可するには、[他のユーザー] をクリックしてユーザー名を入力します。

      自分が文書のその箇所を編集できるようにするには、自分の名前を追加します。 名前の間はセミコロンで区切ります。

      重要: パスワード保護ではなく、ユーザー認証によって文書を保護するには、必ずユーザー名にメール アドレスを入力します。

    • [OK] をクリックして、選んだ箇所の編集を許可するユーザーの名前の横のチェック ボックスをオンにします。

      注: 複数のユーザーを選んだ場合、これらのユーザーは [グループ] ボックスにアイテムとして追加されるため、簡単にもう一度選ぶことができます。

  6. 引き続き、文書の箇所を選んでユーザーに編集用のアクセス許可を割り当てます。

  7. [保護の開始] で、[はい、保護を開始します] をクリックします。

  8. 次のいずれかの操作を行います。

    • 文書にパスワードを割り当てて、パスワードを知っているユーザーが保護を解除して文書を操作できるようにするには、[新しいパスワードの入力 (省略可)] ボックスにパスワードを入力して、確認のためにもう一度入力します。

      注: 他のユーザーが文書を同時に操作できるようにする場合にのみ、このオプションを使用します。

      大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた強力なパスワードを使ってください。 これらの文字を混在させていないパスワードは強固とはいえません。 たとえば、Y6dh!et5 は安全性の高いパスワードです。 House27 は推測されやすいパスワードです。 パスワードは、8 文字以上にする必要があります。 理想は 14 文字以上のパス フレーズです。 .

      パスワードは忘れないようにしてください。 パスワードを忘れた場合、Microsoft でパスワードを回復することはできません。 紙に記録したパスワードを、保護する必要がある情報から離れた安全な場所に保管してください。

    • 文書の認証済みの所有者のみが保護を解除できるように文書を暗号化するには、[ユーザー認証] をクリックします。

      注: 文書を暗号化すると、他のユーザーが同時に文書を操作できなくなります。

文書の保護を解除する

ドキュメントからすべての保護を削除するには、ドキュメントに適用されたパスワードを知る必要がある場合があります。 または、ドキュメントの認証済み所有者として一覧表示する必要がある場合があります。

文書の認証済みの所有者であるか、文書の保護を解除するパスワードを知っている場合は、次の操作を行います。

  1. [校閲] タブの [保護] で [編集の制限] をクリックします。

    [校閲] タブに [編集の制限] アイコンが表示される

  2. [編集の制限] 作業ウィンドウで、[保護の中止] をクリックします。

  3. パスワードの入力を求められたら、パスワードを入力します。

制限付きの文書を変更する

Word で保護された文書を開くと、文書の所有者から文書の特定の箇所を変更するアクセス許可を与えられているかどうかによって、変更できる内容が制限されます。

[編集の制限] 作業ウィンドウに、文書の変更できる領域に移動するためのボタンが表示されます。

[編集の制限] 作業ウィンドウに編集のオプションが表示される

アクセス許可がないため文書に編集できる箇所がない場合は、編集が制限され、[編集の制限] 作業ウィンドウのボタンをクリックすると、"文書の検索を終了しました" というメッセージが表示されます。

編集可能な部分を見つける

[編集の制限] 作業ウィンドウを閉じてアクセス許可がない箇所で変更を行おうとすると、ステータス バーに次のメッセージが表示されます。

選択範囲がロックされているため、この変更はできません。

作業ウィンドウに戻って編集のアクセス許可がある領域を見つけるには、次の操作を行います。

  1. [校閲] タブの [保護] で [編集の制限] をクリックします。

    [校閲] タブに [編集の制限] アイコンが表示される

  2. [次の編集可能な領域を検索する] または [すべての編集可能な領域を表示する] をクリックします。

関連項目

Office の Information Rights Management

書式の変更を制限または許可する

文書、ブック、プレゼンテーションの保護の追加または削除

ファイル制限機能とは

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