以前の OneDrive for Business 同期クライアントから移行する

以前の OneDrive for Business 同期クライアントから移行する

この記事の対象読者は、ユーザーが Windows コンピューターで以前の OneDrive for Business 同期クライアント (Groove.exe) を実行しており、OneDrive for Business と SharePoint Online のファイルを同期するために、新しい OneDrive の同期クライアント (OneDrive.exe) へのアップグレードを行う Office 365 管理者です。

IT 管理者でない場合、新しい OneDrive の同期クライアントを使用してファイルの同期を開始する方法については、「Windows で OneDrive の新しい同期クライアントの使用を開始する」を参照してください。

重要: 

  • Windows 用の新しい OneDrive 同期クライアントでは、IRM で保護された SharePoint のドキュメント ライブラリと OneDrive の場所の同期をサポートするようになりました。エンド ユーザー用にシームレスな IRM 同期を作成するには、最新の Rights Management サービス (RMS) クライアントをユーザーのコンピューターに展開します。

  • 組織で以前の OneDrive for Business 同期クライアントを使用したことがない場合、または 2016 年 6 月にライセンス付与済みの Office 365 ユーザーの数が 250 未満だった場合は、新しい OneDrive の同期クライアントを使用して OneDrive for Business ファイルと SharePoint Online ファイルを同期する必要があります。

  • 新しい OneDrive の同期クライアント は、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 をサポートしますが、OneDrive for Business または SharePoint Server のオンプレミス インスタンスの同期はまだサポートしていません (組織が Office 365 の一般法人向けプランをサブスクライブしていない場合)。

準備ができたら、製品版の新しい OneDrive 同期クライアントの最新バージョンを、運用環境にダウンロードします異なるリングにロールアウトされている他のバージョンについては、「OneDrive の新しい同期クライアントのリリース ノート」を参照してください。

Windows でのインストールMac OS X でのインストールWindows および Mac への SharePoint ファイルの同期を行うユーザーのためのインストールとセットアップ ガイドをご覧ください。

概要

以前の OneDrive for Business 同期クライアント (Groove.exe) でファイルを同期しているユーザーが 新しい OneDrive の同期クライアント (OneDrive.exe) にサインインすると、次の処理が行われます。

  • 新しい OneDrive の同期クライアントがライブラリの同期を引き継ぐことができる場合は、以前の同期クライアントがそのライブラリの同期を停止して、新しい OneDrive の同期クライアントがその同期を引き継ぎます。このとき、コンテンツは再ダウンロードされません。新しい OneDrive の同期クライアントがライブラリを同期できない場合は、以前の同期クライアントが引き続きライブラリを同期します。ライブラリで確認が必要な場合、または必須の列またはメタデータがある場合、そのライブラリは読み取り専用で同期されます。

  • 新しい OneDrive の同期クライアントが同期できないライブラリを継続して同期させている場合を除き、以前の同期クライアント (Groove.exe) は同期を停止し、自動スタートアップから削除されます。

SharePoint Online ライブラリが新しい OneDrive の同期クライアントで同期を開始する場合、エクスプローラーに表示されるフォルダー階層が単純化されることがあります。

次のライブラリの種類は、新しい OneDrive の同期クライアントではまだサポートされていません。また、以前の同期クライアントから切り替えられることもありません。

  • OneDrive for Business および SharePoint Server のオンプレミスのインスタンス (組織が Office 365 のビジネス プランを購読していない場合)。

  • 他の組織のユーザーが共有し、お客様が以前の同期クライアントを使用して同期している SharePoint Online ライブラリ。

前提条件

  1. 次のバージョン以上の Office をインストールしている必要があります。Office を展開する方法については、「Office 365 ProPlus を展開する方法を選択する」を参照してください。以前の OneDrive for Business 同期クライアントをインストールしていないことを確認します。詳細については、「Office 2016 のクイック実行における以前の OneDrive 同期クライアント (Groove.exe) に対する変更」を参照してください。

    Office のバージョン

    最小バージョン

    Office 365 ProPlus

    16.0.7167.2*

    Office 2016 MSI

    16.0.4432.1*

    Office 2013 MSI/C2R

    15.0.4859.1*

  2. ユーザーがバージョン 17.3.6743.1212 以上の 新しい OneDrive の同期クライアント をインストールしていることを確認します。新しい OneDrive の同期クライアント を展開する方法については、「エンタープライズ環境に新しい OneDrive 同期クライアントを展開する」を参照してください。

注: 

  • Office 2010 をインストールしているユーザーがいる場合は、SharePoint Workspace コンポーネントを削除することをお勧めします。ユーザーが以前に SharePoint Workspace をセットアップしている場合は (現在使用していない場合でも)、チーム サイトの同期に問題が発生します。OneDrive のセットアップを開始する前に、Office 2010 をアンインストールするか、またはインストールを変更します。セットアップを実行してこの操作を行うには、まず次の XML ファイルを作成します。

  • <Configuration Product="ProPlus"> <Display Level="none" CompletionNotice="no" SuppressModal="yes" NoCancel="yes" AcceptEula="yes" /> <Logging Type="standard" Path="C:\Windows\temp\" Template="MicrosoftSharePointWorkspaceSetup(*).txt" /> <Setting Id="SETUP_REBOOT" Value="Never" /> <OptionState Id="GrooveFiles" State="absent" Children="force" /> </Configuration>

  • 次にセットアップを実行します。

  • Setup.exe /modify ProPlus /config RemoveSharepointDesigner.xml

  • 詳細については、「Office 2010 のセットアップのコマンドライン オプション」および「Office 2010 の Config.xml ファイル」を参照してください。

引き継ぎを構成する

  1. SharePoint 管理センターで、新しい同期クライアントを使用して同期するように SharePoint を設定します。このオプションを使用できない場合は、OneDrive for Business ファイルと SharePoint Online ファイルを同期するように新しい OneDrive の同期クライアントが既にセットアップされています。

  2. Windows 10 を実行している場合は、ユーザーのサインインにサイレント アカウント構成を使用できます。詳細については、「(プレビュー) Windows 10 またはドメイン資格情報を使用してダイアログを表示せずに OneDrive を構成する」を参照してください。

引き継ぎコマンドを実行する

引き継ぎコマンドを実行しない場合、新しい同期クライアントにユーザーを移行するには、次の手順を実行します。

  • OneDrive のセットアップを起動する (新しい OneDrive の同期クライアントを初めて使用するユーザー)

  • その他のライブラリをセットアップする (新しい OneDrive の同期クライアントの既存のユーザー)

ユーザーが操作することなく自動的にファイルの同期を切り替えるには、引き継ぎコマンドを実行することができます。System Center Configuration Manager (SCCM) などのツールを使用し、コンピューターのユーザーごとに次のコマンドを実行します。

%localappdata%\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe /takeover

ヒント: 

  • 管理者としてではなく、ユーザー コンテキストでコマンドを実行していることをご確認ください。そうしないと、"管理者権限で OneDrive.exe を実行することはできません" という内容のエラーがユーザーに表示されます。

  • コンピューター上のすべてのユーザーに影響を与えるには、すべてのユーザー アカウントで実行されるようにコマンドを構成します。これにより、サインインするすべてのユーザーに対して実行されるようになります。

以前の同期クライアントによる同期をブロックする

ユーザーが以前の OneDrive for Business 同期クライアントを使用して OneDrive for Business ファイルと SharePoint Online ファイルを同期しないようにするには、Microsoft PowerShell で次のコマンドを実行します。

Set-SPOTenantSyncClientRestriction [-GrooveBlockOption <String> “OptOut”|”HardOptIn”|”SoftOptIn”] 

詳細については、「Get-SPOTenantSyncClientRestriction」を参照してください。PowerShell の使い方の詳細については、「SharePoint Online 管理シェルの概要」を参照してください。

関連項目

エンタープライズ環境に新しい OneDrive 同期クライアントを展開する

Windows で OneDrive の新しい同期クライアントの使用を開始する

Sync files with the OneDrive sync client on Mac OS X (Mac OS X の OneDrive 同期クライアントでファイルを同期する)

グループ ポリシーを使用し、OneDrive 同期クライアント設定を制御する

新しい OneDrive 同期クライアントを使用して OneDrive for Business のライブラリを同期する際の制限事項

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