以前の管理センターの Office 365 セットアップ ウィザードを使って一括移行を実行する

Office 365 セットアップ ウィザードの実行時に、Exchange 2013、Exchange 2010、または Exchange 2007 をオンプレミスで実行するサーバーが検出され、かつメールボックス数が 151 未満の場合は、Office 365 セットアップ ウィザードを使ってデータのコピーとユーザーの追加を一度に行うことをお勧めします。Office 365 のこのプロセスを、一括移行と呼びます。

次の作業に進む前に詳細を確認する場合は、一括移行プロセスの概要について、「Office 365 への一括メール移行について知っておくべきこと」を参照してください。

Exchange 管理センター (EAC) を使用して一括移行を実行します。「メールを Office 365 に一括で移行する」を参照してください。

Windows PowerShell コマンドをお探しの場合、「PowerShell を使用して Office 365 への一括移行を実行する」を参照してください。

一括移行のタスク

次のタスクを実行します。

Office 365 セットアップ ウィザードでメール データをコピーしてユーザーを作成できるようにするには、オンプレミス Exchange Server 環境にいくつかの変更を加える必要があります。

注: ディレクトリ同期が有効になっている場合は、一括移行を実行する前に、無効にする必要があります。古い Office 365 管理センター で、[ユーザー] > [アクティブなユーザー] > [Active Directory 同期] > [管理] の順に選択して、ディレクトリ同期を無効にします。

  1. オンプレミスの Exchange Server 上で Outlook Anywhere を構成する     メール移行サービスは、Outlook Anywhere (RPC over HTTP とも呼ばれます) を使ってオンプレミスの Exchange Server に接続します。Outlook Anywhere は、自動的に Exchange 2013 と Exchange Server 2016 に合わせて構成されます。Outlook Anywhere を Exchange 2010 や Exchange 2007 に合わせて構成する方法については、次のリンク先を参照してください。

  2. Office 365 への一括移行を実行するには、信頼できる認証局 (CA) が発行した証明書を Outlook Anywhere の構成とともに使用する必要があります。一括移行を行うには、Outlook Anywhere と自動検出サービスを証明書に追加する必要があります。 証明書のセットアップ手順については、次のリンク先を参照してください。

  3. オプション: Outlook Anywhere を使って Exchange の組織に接続できることを確認する     次のいずれかの方法によって、接続設定をテストします。

    • 会社のネットワークの外部から Outlook を使って、オンプレミスの Exchange メールボックスに接続します。

    • Microsoft Exchange Remote Connectivity Analyzer を使って接続設定をテストします。 Outlook Anywhere (RPC over HTTP) または Outlook Autodiscover テストを使用します。

    • この時点では接続テストを行わず、この手順の後の方で Office 365 からメール システムに接続するときに接続テストを自動的に行います。

  4. アクセス権の設定     オンプレミスの Exchange 組織への接続に使用するオンプレミス ユーザー アカウント (移行管理者とも呼ばれる) は、Office 365 へ移行するオンプレミスのメールボックスにアクセスするための権限が必要です。 このユーザー アカウントは、この手順の後半で Office 365 からメール システムに接続するときに使用します。

  5. メールボックスを移行するには、管理者は次のいずれかの権限が必要です。

    • 移行管理者は、オンプレミスの組織の Active Directory の Domain Admins グループのメンバーである必要があります。

      または

    • 移行管理者には、オンプレミスの各メールボックスに対する FullAccess 権限が割り当てられている必要があります。

      または

    • 移行管理者には、ユーザーのメールボックスを格納するオンプレミスのメールボックス データベースに対する Receive As 権限が割り当てられている必要があります。

    これらの権限の設定方法の手順については、「Office 365 にメールボックスを移行するための Exchange アクセス許可の割り当て」を参照してください。

  6. ユニファイド メッセージング (UM) を無効にする     オンプレミスのメールボックスで UM が有効の場合は、UM を無効にしてから移行を始めます。 移行が完了したら、メールボックスの UM をオンにします。 手順については、「Exchange 2007 でユーザーのユニファイド メッセージングを無効にする」を参照してください。

  7. セキュリティ グループを作成して、代理権限を削除する    メール移行サービスは、オンプレミスの Active Directory グループがセキュリティ グループであるかどうかを検出できないので、移行したグループを Office 365 のセキュリティ グループとしてプロビジョニングすることはできません。 Office 365 のセキュリティ グループを使用する場合は、最初に Office 365 にメールを有効にした空のセキュリティ グループをプロビジョニングしてから、一括移行を開始します。

    また、この移行方法は、メールボックス、メール ユーザー、メールの連絡先、メールが有効なグループのみに適用します。マネージャーのあるオブジェクト、または相互リレーションシップを代表するオブジェクトは、作業を続けるために、このリレーションシップを同時に移行する必要があります。マネージャーとして割り当てられているオブジェクトをすべて移行しない場合や、別のオブジェクトの代理として割り当てない場合は、移行を開始する前にリレーションシップを削除します。

[Office 365 管理センターホーム] ページで、[以前の管理センターに移動する] をクリックします。

[セットアップ]、[今すぐセットアップを開始する] の順に選択します。

まず、Office 365 に移行する各ドメインを所有していることを確認します。

  1. [セットアップをカスタマイズしましょう] ページで、[はい、自分のデータをコピーします] を選んでから、[現在お使いのメール システムは何ですか?] ボックスで、Exchange のバージョンを選びます。[管理しているユーザー数] ボックスで、ユーザー数 (151 未満) を指定します。

  2. セットアップ ウィザードの [ドメインと DNS について理解しておくべきこと] ページで、[始めましょう] を選びます。

    ドメインの詳細については、そのページのビデオを参照してください。

  3. [使用するドメイン] ページで、ドメイン名 (contoso.com など) を入力します。

  4. [この TXT レコードを追加して <ドメイン名> のレコードを表示する] ページに、ユーザーに固有の TXT レコードが "MS=ms########" という形式で表示されます。DNS ホストでこれを追加します。手順については、「自分で DNS レコードを管理するときに Office 365 の DNS レコードを作成する」を参照してください。

    DNS ホストで TXT レコードを追加したら、数分待ってから、[はい、レコードを追加しました] を選んで次の手順に進みます。

    ドメインの所有を確認するためのレコードを追加します。

    注: TXT レコードの検証は、通常はすぐに完了しますが、エラーが表示された場合はしばらく待ってから [レコードを追加しました] をもう一度選んでください。

  5. [<ドメイン名> を所有していることを確認しました] ページで、[次へ] をクリックします。

ユーザーを追加する代わりに、データをコピーするプロセスで Office 365 セットアップ ウィザードは、新しいユーザーを追加します。[ユーザーの追加をスキップ] ページで、[次へ] をクリックします。

これで、データのコピーを開始する準備ができました。

  1. [データを Office 365 にコピーすることができます] ページに表示された情報を確認してから、[次へ] をクリックします。

  2. [接続しましょう] ページで、次のとおりに入力します。

    • [メール アドレス] ボックスに、任意のオンプレミス メールボックス ユーザーのメール アドレスを入力します。

    • [ユーザー名] ボックスに、オンプレミス Exchange Server の移行管理者のユーザー名を入力します。

    • [パスワード] ボックスに、オンプレミス Exchange Server の移行管理者のパスワードを入力します。

  3. [コピーを開始します] を選びます。

    アカウント情報を入力して、Exchange サーバーに接続します。
  4. データをコピーしている間、[コピーしています] ページが表示されます。また、Exchange 管理センター のリンクをクリックすると、移行バッチの状態と移行の進行状況を確認できます。最新の状態を確認するには、必要に応じて次の図に示す [更新] ボタンをクリックしてください。

    [更新] をクリックして、メールボックスの同期状態を表示します。

Office 365 セットアップ ウィザードの終了後に、ドメインのセットアップを完了するための作業が必要です。「自分で DNS レコードを管理するときに Office 365 の DNS レコードを作成する」に記載されている、DNS ホスト別の手順を参照してください。

Office 365 セットアップ ウィザードを実行すると、ユーザーとそのメールボックスが Office 365 に作成されます。各ユーザーへのライセンス割り当ては、引き続き管理者が行う必要があります。ライセンスを割り当てられていないメールボックスは、猶予期間 (30 日間) の経過後に無効になります。Office 365 管理センターでライセンスを割り当てるには、「一般法人向け Office 365 ライセンスをユーザーに割り当てる」を参照してください。

関連項目

Office 365 への一括メール移行について知っておくべきこと

スキルを磨く
トレーニングの探索
新機能を最初に入手
Office Insider に参加する

この情報は役に立ちましたか?

ご意見をいただきありがとうございます。

フィードバックをお寄せいただき、ありがとうございます。Office サポートの担当者におつなぎいたします。

×