他のブックのセル範囲への外部参照 (リンク) を作成する

外部参照を作成すると、他のブックのセルの内容を参照することができます。外部参照 (リンク) とは、他の Excel ブック内にあるワークシートのセルまたは範囲への参照、または他のブックにある定義された名前への参照です。外部参照を使用すると、特定のセル範囲やセル範囲に定義された名前を参照でき、外部参照に名前を定義することもできます。

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外部参照について

異なるブックにあるセルの間に外部参照を作成する

他のブックにある定義された名前への外部参照を作成する

他のブックのセルへの外部参照を含む名前を定義する

外部参照について

外部参照はセル参照と似ていますが、重要な相違点があります。外部参照は、複数のブックにわたる大量のデータや複雑な数式を扱う場合に使用します。外部参照はさまざまな方法で作成され、セルまたは数式バーで外観が異なります。

外部参照を効果的に使用できる状況

特に、大規模なワークシート モデルを同じブックにまとめて保存することが非実用的である場合、外部参照を使用すると便利です。

  • 複数のブックのデータを結合する    複数のユーザーや複数の部署のブックをリンクし、関連データを概要のブックに統合できます。この方法では、元のブックが変更された場合に概要のブックを手動で変更する必要はありません。

  • 異なるデータ ビューを作成する    元となる任意の数のブックにすべてのデータを入力し、関連データのみへの外部参照が含まれるレポート ブックを作成できます。

  • 大規模で複雑なモデルを簡潔にする    複雑なモデルを相互に依存する一連のブックに分割すると、モデルを使用する際に関連シートをすべて開く必要がなくなります。ブックが小規模になると、変更が容易になり、必要とされるメモリが少なくなり、すばやく起動、保存、および計算ができます。

外部参照の作成方法

セル参照を使用して外部参照を作成する場合は、情報に数式を適用することもできます。さまざまな種類のセル参照を使い分けることにより、外部参照の移動時にどのセルがリンクされるかを制御することもできます。たとえば、相対参照を使用して作成した外部参照を移動すると、ワークシート上の新しい位置を反映してリンク元のセルまたはセル範囲が変更されます。

あるブックから別のブックへの外部参照を作成する場合は、名前を使用してリンク元のセルを参照する必要があります。既に定義されている名前を使用して外部参照を作成するか、または外部参照の作成時に名前を定義できます。名前を使用すると、リンク元のセルの内容を簡単に思い出すことができます。名前は特定のセルまたはセル範囲を参照するため、定義済みの名前を使用するリンクを移動しても、それらの外部参照は変更されません。定義済みの名前を使用する外部参照を移動と共に変更する場合は、外部参照に指定されている名前を変更するか、名前が参照しているセル範囲を変更します。

他のブックへの外部参照の外観

他のブックへの外部参照が含まれた数式は、元のブック (数式にデータを提供するブック) が開いているか閉じているかによって 2 とおりに表示されます。

リンク元のブックが開いている場合、外部参照は、角かっこ ([]) で囲まれたブック名、ワークシート名、感嘆符 (!)、および数式が入力されているセルの順に表示されます。たとえば、次の数式は "Budget.xlsx" という名前のブックのセル "C10:C25" を合計します。

外部参照

=SUM([Budget.xlsx]Annual!C10:C25)

元のブックが開いていない場合、外部参照にはパス全体が含まれます。

外部参照

=SUM('C:\Reports\[Budget.xlsx]Annual'!C10:C25)

注: 他のワークシートやブックの名前にアルファベット以外の文字が含まれている場合、名前 (またはパス) を単一引用符で囲む必要があります。

他のブック内の定義された 名前 にリンクする数式では、ブック名の後に感嘆符 (!)、およびその名前が使用されます。たとえば、次の数式は "Budget.xlsx" というブックの "Sales" という名前の範囲のセルを合計します。

外部参照

=SUM(Budget.xlsx!Sales)

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異なるブックにあるセルの間に外部参照を作成する

  1. 外部参照を作成するブック (リンク先のブック) と、リンクするデータが含まれているブック (リンク元のブック) を開きます。

  2. リンク元のブックで、[クイック アクセス ツールバー] の ボタン イメージ (上書き保存) をクリックします。

  3. 外部参照を作成するセルまたはセル範囲を選択します。

  4. =」(等号) を入力します。外部参照の値を使用して計算や関数を実行する場合は、外部参照の前に記述する必要のある演算子や関数を入力します。

  5. リンク元のブックを表示し、リンク元として設定するセルのあるワークシートをクリックします。

  6. セルまたはリンク元として設定するセルを選択します。

  7. リンク先ブックに戻り、リンク元ブックへの参照と前の手順で選択したセルが追加されていることを確認します。

  8. 必要に応じて、リンク先ワークシートの数式を編集または変更します。

  9. Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。

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他のブックにある定義された名前への外部参照を作成する

  1. 外部参照を作成するブック (リンク先のブック) と、リンクするデータが含まれているブック (リンク元のブック) を開きます。

  2. リンク元のブックで、[クイック アクセス ツールバー] の ボタン イメージ (上書き保存) をクリックします。

  3. 外部参照を作成するセルまたはセル範囲を選択します。

  4. =」(等号) を入力します。外部参照の値を使用して計算や関数を実行する場合は、外部参照の前に記述する必要のある演算子や関数を入力します。

  5. [表示] タブの [ウィンドウ] で [ウィンドウの切り替え] をクリックし、リンク元のブックをクリックして、リンク元として設定するセルまたはセル範囲のあるワークシートをクリックします。

    [表示] タブの [ウィンドウ]

  6. F3 キーを押し、リンク元として設定する名前を選択します。

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他のブックのセルへの外部参照を含む名前を定義する

  1. リンク先のブックとリンク元のブックを開きます。

  2. リンク先のブックで、[数式] タブの [定義された名前] グループで [名前の定義] をクリックします。

    [数式] タブの [定義された名前] グループ

  3. [新しい名前] ダイアログ ボックスで、[名前] ボックスに範囲の名前を入力します。

  4. [参照範囲] ボックスの内容を削除し、カーソルはこのボックス内に置いたままにします。

    名前に数式を含める場合は、数式を入力し、外部参照を設定する場所にカーソルを置きます。たとえば、「=SUM()」と入力し、かっこ内にカーソルを置きます。

  5. [表示] タブの [ウィンドウ] で [ウィンドウの切り替え] をクリックし、リンク元のブックをクリックして、リンク元として設定するセルまたはセル範囲のあるワークシートをクリックします。

    [表示] タブの [ウィンドウ]

  6. リンク元として設定するセルまたはセル範囲を選択します。

  7. [新しい名前] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。

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