一般法人向け Office 365 のセットアップを計画する

作成協力者: Sirkku Willie Tom Werner Diane Faigel Peter Baumgartner

この記事は、Office 365 ビジネス プランにサブスクリプション契約をしているユーザーを対象としています。

ビジネスを Office 365 に移行する前に、決定しておく必要がある事項や用意しておく必要がある情報がいくつかあります。

Office 365 のセットアップ ウィザードを実行する前に手元に用意する情報

Office 365 セットアップ ウィザードを実行して、ドメインを Office 365 に移行する準備ができたら、次の情報を用意する必要があります。

  1. Office 365 に追加するユーザーの一覧: 既にユーザーを Office 365 に追加している場合でも、ドメイン情報を更新する場合は、ここにユーザーの名前を入力する必要があります。

  2. 従業員がサインインできるように、Office 365 ユーザー ID とパスワードを通知する方法: 電話で情報を伝えるか、ユーザーの個人用メール アドレスに送信します。ユーザーの Office 365 メールにアクセスできないので、これは使用できません。

  3. 会社のドメイン名 (contoso.com など) があり、かつOffice 365 メールを使用する予定がある場合は、ドメインが登録されていて、サインイン情報がある場所を把握しておく必要があります。

セットアップ ウィザードを実行するときの手順は以下のとおりです。

  1. ドメイン (たとえば、contoso.com) を追加します。

    Office 365 にサインアップすると、“onmicrosoft.com” ドメインが含まれたユーザー ID が割り当てられます。 この手順では、ユーザー ID とメール アドレスを rob@contoso.com のように会社用にカスタマイズするために、独自のドメインを追加できます。 ドメインのセットアップはわかりにくいことがありますが、手順に従って設定することができます。 ドメインとは

    ドメインを追加する
  2. ドメインを確認します。この手順で、ウィザードは、TXT 値と呼ばれるコードを提供します。これをドメイン レジストラーで入力します。レジストラーが GoDaddy の場合は、ウィザードは、Office 365 がコードを自動的に入力できるように、GoDaddy でログインするように要求します。

    ドメインを確認する

  3. ユーザーを追加します。後でユーザーを追加することもできます。「Office 365 にユーザーを個別に、またはまとめて追加する」をご覧ください。

    注: ウィザードで追加したユーザーに管理アクセス許可を割り当てる必要がある場合、後で [ユーザー] ページで割り当てることができます。

    ユーザーを追加する

  4. IMAP を使用する別のメール サービス (Gmail) からメールと連絡先を移行します。他の移行オプションの場合、または後でメールだけを移行する場合は、「Office 365 へのメールと連絡先の移行」をご覧ください。

    メールを統合する

  5. メールや Skype for Business などのオンライン サービスをセットアップします。

    オンライン サービスをセットアップする

  6. ネーム サーバーを変更します (ドメイン レジストラーが GoDaddy の場合、この手順を実行する必要はありません)。重要: この手順を実行すると、ユーザーのメールは Office 365 メールボックスに配信されます。 ドメイン プロバイダーがメールの再ルーティングを開始するまで最長 72 時間かかる場合があります。

    ネーム サーバーを変更する

  7. おめでとうございます! 完了です。

    完了しました。Office 365 管理センターに移動する

  8. Office 365 管理センター にアクセスできるようになりました。ここで、Office 365 管理アカウントのドメインを変更できます。さらに、課金情報の管理、ユーザーの追加または削除、パスワードのリセット、その他のビジネス機能を実行できます。

    注: [ユーザー] ページでアカウントを新しいドメインに更新することもできます。

    Office 365 管理センター

お困りの場合は、Microsoft にご連絡ください。お役に立つことができれば幸いです。

オンプレミスの環境からデータやユーザーを移行することや、ディレクトリ同期を含むハイブリッド システムを設定することが必要なシナリオもあります。これに該当する場合は、以下の記事にある手順に従ってください。

Office 365 をセットアップするためにサポートが必要な場合

  • 従業員が 50 名未満の場合:

    • サポートをご依頼ください。お電話で対応いたします。Office 365 のご購入後は、Office 365 管理センターにアクセスできます (アクセスするためにセットアップを実行する必要はありません)。Office 365 管理センター ページの下部にある [ヘルプが必要ですか?] を選んで、問題をご説明ください。担当者からお電話でご連絡いたします。

      管理センターの [ヘルプが必要ですか?] ボタン。

    • ご質問は、一般法人向け Office 365 のサポートにお問い合わせください。さまざまな方法でサポートを提供しています。

    • Microsoft パートナーの採用をご検討ください。時間がない場合、または高度な要件 (数千のファイルを Office 365 クラウド ストレージに移行する、他のソフトウェアと統合するなど) がある場合は、経験豊富なパートナーのサポートが大きな助けになることがあります。

  • 50 名以上の従業員がいる場合FastTrack オンボーディング センターが展開をサポートします。

Office に一度にすべて移行するか、または段階的に移行する

デバイスがシステム要件を満たしていることを確認する

会社の各ユーザーは、最大 5 台の PC と Mac に Office 2016 スイートのアプリ (Word、Excel、PowerPoint など) をインストールできます。法人向け Office 2016 スイートをインストールするためのオペレーティング システムおよびコンピューターの要件を参照してください。

Office 365Office 365 モバイル アプリは、iOS、Android、Windows デバイスにインストールできます。モバイル デバイスとブラウザーのサポートについては、「Office のシステム要件」を参照してください。

メールの計画

既存のメール サービスから Office 365 に移行する場合、切り替えには通常 2 日かかります。

メールのダウンタイムの計画

メールに Office 365 を使用する場合:

  • 勤務先のメール アドレス (rob@contoso.com など) を別のメール サービスから Office 365 に移行するには、メールが新しい Office 365 メールボックスに配信されるように指示する必要があります。このためには、Office 365 セットアップ ウィザードを使用します。ウィザードの手順に従って、ドメイン ホストで行う必要がある更新を順に実行します。

  • ドメイン ホストの更新後、変更は通常 1、2 時間で有効になります。ただしインターネット経由で変更が更新される場合は、最大 72 時間かかることがあるので注意してください。

  • メールのダウンタイムが発生する可能性があるので、受信するメールが少ない夜間または週末に Office 365 メールへの切り替えを計画することをお勧めします。

既存のメール、連絡先、予定表の移行の計画

メール アカウントに Office 365 を使用すると、既存のメール、連絡先、および予定表を持ち運ぶことができます。Office 365 セットアップ ウィザードを使用すると、ほとんどのシナリオで既存のメールと連絡先を移行できます。また、1 つまたは複数のメールボックスを移行するためのステップ バイ ステップ ガイドも用意しています。

メールボックスの数

推奨事項

少数

メールボックスを移行するためにセットアップ ウィザードを使わない場合、メールボックスの所有者に各自のメールと連絡先を移行させることができます。「一般法人向け Office 365 へのメールと連絡先の移行」を参照してください。

やや少数

Gmail から移行する場合は、「Google Apps メールボックスを Office 365 に移行する」を参照してください。

Exchange などの別のメール プロバイダーから移行する場合は、「複数のメール アカウントを Office 365 に移行する方法」を参照してください。

ファイル ストレージと移行の計画

Office 365 では、個人、中小企業、および大企業向けのクラウド ストレージを提供します。どこに何を保存するかについては、「Office 365 でドキュメントを保存する場所」を参照してください。

数百のファイルを OneDrive または Office 365チーム サイトに移動することができます。一度に 100 個のファイルをアップロードできます。ただし、ファイルの既定の最大サイズである 2 GB を超えるファイルはアップロードしないでください。

数千のファイルをOffice 365 ストレージに移行する場合は、「SharePoint Online の制限」をご確認ください。移行ツールを使用するか、または移行を支援するパートナーの採用を検討することをお勧めします。大量のファイルを移行する方法については、「SharePoint Online および OneDrive 移行ユーザー ガイド」を参照してください。

Skype for Business を計画する

Office 365 Business Premium または Office 365 Business Essentials をお持ちの場合は、Skype for Business を使用して、サブスクリプションを使用している社内の他のユーザーに電話をかけることができます。たとえば、社内のユーザーが 10 人である場合、特別なセットアップを行わずに、Skype for Business を使用して電話や IM で相互に連絡を取り合うことができます。

次の機能については、いくつかの追加手順を実行する必要があります。

外部ユーザーとの通話の発信/受信

外部ユーザーとの通話の発信および受信を行うには、次の 2 つのオプションがあります。

  • オプション 1: 無料の Skype アプリ を使用します。とても小規模な企業 (たとえば、ユーザーが 1 から 2 人) の場合、Skype アプリを使用する方が効果的です。国内通話と国際通話のどちらもより低料金で利用できます。Skype アプリでも、電話会議の開催、ビデオ通話の発信、プレゼンテーションでのデスクトップの共有が可能です。料金と支払いオプションをご確認ください

    Skype アプリは Office 365 スイートに含まれていないので、Skype for Business のように Outlook 2016 に統合されることはありません。つまり、Outlook 2016 の連絡先は Skype に表示されず、それらの連絡先を Skype に追加する必要があります。

    Skype アプリから始めて、ニーズが満たされるかどうかを確認することをお勧めします。ニーズが満たされない場合は、次のオプション (プランのアップグレード) を検討します。

  • オプション 2: プランをアップグレードし、クラウド PBX と PSTN 通話プランを購入します

    1. E1 または E3 プランに切り替える:

      • ボイスメールを受信する必要がない場合は、E1 プランを購入します。

      • ボイスメールを受信する場合は、E3 プランを購入します。クラウド PBX ボイスメールが動作するしくみは次のとおりです。ユーザーがボイスメールを受信すると、ボイスメール メッセージを添付ファイルとして添付したメールとしてメールボックスに配信されます。Skype 認定のデスクトップ電話、すべての Skype for Business アプリケーションでメッセージを聞くこともできます。

    2. クラウド PBX アドオンを購入します。

    3. PSTN 通話プランを購入する: このプランは、クラウド PBX アドオンを購入後のみお求めいただけます。

    この 2 番目のオプションは、一部のユーザーが外部ユーザーとの通話を発信および受信する企業に最適です。

他にもサブスクリプションに追加できる Skype for Business 機能があります。詳細については、「Skype for Business アドオン ライセンス」を参照してください。

Skype 会議ブロードキャストを使用する場合

Skype 会議ブロードキャスト は、最大で 10,000 人の出席者を含む会議を作成、開催、およびブロードキャストする機能です。 機能の詳細については、「Skype 会議ブロードキャストとは」をご覧ください。

Skype 会議ブロードキャストを使用するには、それを有効化し、ネットワークを構成し、演習会議をスケジュールして、ユーザーを参加させる必要があります。

Skype の連絡先または外部の Skype for Business ユーザーとの IM

既定では、あなたのメール アドレスを知っており、あなたのファイアウォールで許可されており、お互いにオープンなコミュニケーション ポリシーがあれば、Skype for Business を使用する世界中のユーザーと連絡を取ることができます。

ユーザーに一部の企業との通信を許可する場合は、「ユーザーが外部の Skype for Business ユーザーに連絡できるようにする」を参照してください。

Skype for Business と無料の Skype アプリは、2 つの異なるサービスです。無料の Skype アプリを使用しているユーザーを検索して IM を送受信するためのアクセス許可をユーザーに付与することができます。このためには、「ユーザーが Skype から外部連絡先を追加できるようにする」を参照してください。

同僚がオンラインであるかどうかを確認できるユーザーを選択する

プレゼンス機能は、オンライン状態のユーザーとその空き時間情報 (連絡可能、取り込み中、退席中、発表中など) を表示します。社内のすべてのユーザーに対して既定の設定を選択できます。手順については、「Skype for Business Online でプレゼンスを設定する」を参照してください。

Active Directory やその他のソフトウェアとの統合の計画

オンプレミスの Active Directory と統合する場合オンプレミスの Active Directory と Office 365 を統合するには、Azure Active Directory Connect を使用します。手順については、「Office 365 でディレクトリの同期をセットアップする」を参照してください。

Office 365 を他社製ソフトウェアと統合する場合: 会社で Office 365 を他のソフトウェアと統合する必要がある場合は、展開を支援するパートナーの採用を検討することをお勧めします。

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関連項目

一般法人向け Office 365 のセットアップ

Skype for Business Online のセットアップ

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