リソースの平準化のためにタスク優先度を設定する

メンバーの作業配分のバランスを手作業で調整するのは、プロジェクト マネージャーにとって面倒な作業です。しかし、Project のリソース平準化機能を使えば、リソースが割り当て超過にならないように、自動的に延期やタスクの分割が行われます。平準化できるタスクは、タスクの優先度を設定することによって制御できます。詳細についてはこちらを参照してください。

以下の手順は Microsoft Project 2016、2013、2010 に固有のものです。

タスクの優先度を設定する

  1. ガント チャートでタスク名をダブルクリックして、[タスク情報] ボックスを開きます。

  2. [全般] タブの [優先度] ボックスに 1 ~ 1,000 の数値を入力します。優先度が低いタスクは、優先度が高いタスクより遅延させられます。
    特定の日付に開始する必要があるタスクなど、平準化したくないタスクについては、優先度のレベルを 1000 に設定します。既定では、優先度の値は 500、つまり中レベルの制御に設定されます。

プロジェクト管理のためのヒント    [タスク情報] ボックスを使って複数のタスクの優先度を設定すると煩雑になることがあります。そのような場合は、代わりにシートの列を使います。列見出しを右クリックして、[列の挿入] をクリックし、[優先度] をクリックします。

「給排水設備を設置する」というタスクに優先度 800 を設定したとします。 この場合、優先度が 1000 より低いため、Project による平準化時にこのタスクは遅延させられる可能性があります。スケジュール上このタスクを他のタスクより遅延させない必要がある場合は、優先度を 1000 に上げてください。1000 に上げた場合、Project は、リソースを平準化するときにもこのタスクを遅延させません。

平準化のためにタスク優先度を設定する

以下の手順は Microsoft Project 2007 に固有のものです。

タスクの優先度を設定する

  1. [表示] メニューの [ガント チャート] をクリックします。

  2. [タスク名] フィールドで優先度を変更するタスクを選び、[タスク情報] ボタン イメージ をクリックします。

  3. [全般] タブをクリックし、[優先度] ボックスで値を入力するか選びます。

プロジェクトの優先度を設定する

  1. [プロジェクト] メニューの [プロジェクト情報] をクリックします。

  2. [優先度] ボックスで優先度を入力するか選びます。

平準化によってプロジェクトの作業を均等に割り当てる

  1. [ツール] メニューの [リソースの平準化] をクリックします。

  2. [平準化の計算方法] で、[自動] または [手動] をクリックします。

    手動平準化 (既定) は、[平準化の対象] をクリックしたときにのみ行われます。自動平準化は、タスクまたはリソースを変更するたびにすぐに行われます。リソースに最大利用可能時間で完了できる量より多くの作業が割り当てられたときは常にタスクを再スケジュールする場合は、自動平準化を使用します。

  3. 自動平準化を選ぶ場合は、[平準化の前に平準化値をクリアする] チェック ボックスをオフにします。このチェック ボックスをオフにすると、新規割り当てと平準化されていない割り当てのみが平準化されます。このチェック ボックスは既定ではオンになっていますが、自動平準化のときにオンのままにしておくと、すべてのタスクが平準化されるため、スケジュールの作業がとても遅くなることがあります。[割り当て超過として平準化が必要になる基準] ボックスで、割り当て超過を認識する最低の期間または基準をクリックします。[日単位] が既定の設定です。この設定では、1 分、1 日、1 週、1 月のどの単位で割り当て超過を平準化して調整するかを指定します。

  4. [平準化範囲] では、プロジェクト全体を平準化するか、または特定の時間範囲内のタスクだけを平準化するかを選びます。

  5. [優先順位の決定方法] ボックスでは、平準化の順序を選びます。

    • 他の条件を考慮する前に ID 番号の昇順でタスクを平準化するには、[ID 順] を選びます。

    • 最初に、先行処理の依存関係、余裕期間、日付、優先度、制約を調べてタスク平準化の必要性と方法を判断する場合は、[標準] を選びます。これが既定の設定です。

    • 最初にタスクの優先度を確認し、その後でのみ標準の条件を調べる場合は、[タスクの優先度 + 標準方式] を選びます。

  6. プロジェクトの終了日が延期されないようにするには、[利用可能な余裕期間内で平準化する] チェック ボックスをオンにします。

    注: このチェック ボックスをオンにすると、スケジュール全体を平準できないことを示すエラー メッセージが表示されることがあります。その場合は、割り当ての再スケジュールに利用できる余裕期間がほとんどないためにスケジュールを平準化できません。

  7. あるリソースが特定のタスクで働く時間を、同じタスクで作業する他のリソースとは無関係に平準化できるようにするには、[個々の割り当てを調整できるようにする] チェック ボックスをオンにします。

  8. タスクまたはリソース割り当ての残存作業時間に分割を作成して、タスクを中断できるようにするには、[残存作業時間を分割して平準化できるようにする] チェック ボックスをオンにします。リソースのスケジュールが処理できる量より多くのタスクがリソースに同時に割り当てられた場合、残存作業時間のあるタスクを分割し、リソースのスケジュールで可能なときに作業することができます。

  9. 仮予約を含めるには、[仮予約でリソースを平準化する] チェック ボックスをオンします。

  10. 以前の平準化結果をクリアしてから再度平準化を行う場合は、[平準化の​​解除] をクリックします。

  11. 手動で平準化する場合は、[平準化の対象] をクリックします。自動で平準化する場合は、[OK] をクリックします。

    [リソースの平準化] ダイアログ ボックスを開いたときに、リソースを選んだリソース ビューが表示されていた場合は、[平準化の対象] ダイアログ ボックスが表示されます。選んだリソースのみを平準化する場合は、[選択したリソース] をクリックします。それ以外の場合は、[すべての共有リソース] をクリックします。

  • 他の操作を行う直前に平準化をクリアするには、[元に戻す 平準化] をクリックします。平準化を元に戻さない場合は、[平準化の​​解除] をクリックして以前の平準化結果をクリアすることもできます。

  • 終了日からスケジュールされたプロジェクトのタスクを平準化する場合は、負の延期の値がタスクまたは割り当ての終了時点から適用されて、タスクまたはリソース割り当ての終了日が早くなります。

  • 平準化によってタスクに対して行われた変更を確認するには、[ビュー] メニューの [その他のビュー] をクリックし、[ガントの平準化] をクリックして、[適用] をクリックします。

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