モバイル デバイスで使用するフォーム テンプレートをデザインする

InfoPath Forms Services を実行しているサーバー (Microsoft Office Forms Server 2007、Microsoft Office SharePoint Server 2007 など) にアクセスできる場合、Microsoft Office InfoPath を使用して、モバイル デバイス ブラウザで表示および入力できるフォーム テンプレートをデザインできます。

この記事の内容

モバイル デバイス用フォーム テンプレートのデザインの概要

モバイル デバイス ブラウザでサポートされていないフォーム コントロールと機能

デザインに関する一般的なアドバイス

モバイル デバイスで使用するフォーム テンプレートをデザインする

モバイル デバイス用フォーム テンプレートのデザインの概要

Office InfoPath 2007 を InfoPath Forms Services と組み合わせて使用すると、携帯情報端末 (PDA) やその他のモバイル デバイスを使用して入力できるブラウザー互換フォーム テンプレートをデザインできます。

モバイル デバイスで開いたフォーム

注:  ブラウザ互換フォーム テンプレートは、PDA やスマートフォンをはじめ、HTML、cHTML、または xHTML をサポートする Web ブラウザを備えているその他のデバイスなど、ほとんどのモバイル デバイス用に作成できます。ただし、InfoPath Forms Services は、Wireless Action Protocol (WAP) を使用するモバイル デバイス ブラウザはサポートしていません。

モバイル デバイス ブラウザでユーザーが排他的に入力できるブラウザ互換フォーム テンプレートをデザインできます。たとえば、倉庫に Wi-Fi を導入し、倉庫の全従業員に在庫を追跡するための PDA を支給している会社では、そのようなテンプレートが役立ちます。

ディスプレイ デバイスに関係なく、すべてのユーザーがフォーム テンプレートにアクセスできるようにするには、モバイル ユーザー専用のビュー、デスクトップ ブラウザ用のビュー、およびコンピュータに InfoPath がインストールされているユーザー用のビューの 3 つのビューをデザインします。この方法により、フォームを入力するデバイスごとに個別のフォームを作成することなく、各デバイスのユーザーが入力できる 1 つのフォーム テンプレートをデザインできます。

専用のビューを作成する方法の詳細については、[参照] セクションのリンクを参照してください。

各モバイル デバイスでは特定の Web ページの表示が異なるため、フォームの正確な外観は、フォームへのアクセスに使用するデバイスによって異なります。InfoPath では、フォーム テンプレートをデザインするときに、特定のモバイル デバイスを対象として、そのデバイスに合わせてデザインを最適化できます。

この記事では、モバイル用フォーム テンプレートのコントロールと機能の制限、およびモバイル用フォーム テンプレートをデザイン、発行、およびテストするためのヒントと手順について説明します。

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モバイル デバイス ブラウザでサポートされていないフォーム コントロールと機能

モバイル デバイスは、ブラウザ互換フォーム テンプレートでサポートされているさまざまなコントロールをサポートしていますが、すべてのコントロールをサポートしているわけではありません。

注: モバイル デバイス ブラウザでサポートされていないフォーム テンプレートのフォーム コントロールまたは機能に関する警告が表示されることはありません。

フォーム コントロールのサポート

次の表を使用して、InfoPath Forms Services が特定の InfoPath コントロールをサポートしているかどうかを判断することができます。

モバイル デバイス ブラウザーは HTML テーブル、カスケード スタイル シート (CSS)、その他のいくつかのブラウザー テクノロジをサポートしていないため、モバイル デバイス ブラウザーではデスクトップ ブラウザーとは異なって表示されるコントロールがあります。

さらに、モバイル デバイス ブラウザーはファイル添付コントロールなど、一部のコントロールを完全に無視します。

[フル サポート] アイコン = 完全サポート  [部分的なサポート] アイコン = 部分サポート  サポートなしアイコン = 非サポート

InfoPath 2007 のコントロール

デスクトップ ブラウザー

モバイル デバイス ブラウザー

テキスト ボックス

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

チェック ボックス

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

ボタン

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

式ボックス

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

リスト ボックス

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

ドロップダウン リスト ボックス

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

繰り返しセクション

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

ハイパーリンク

[フル サポート] アイコン

サポートなしアイコン

オプション 1

[フル サポート] アイコン

サポートなしアイコン

省略可能セクション 2

[フル サポート] アイコン

サポートなしアイコン

繰り返しテーブル 3

[フル サポート] アイコン

サポートなしアイコン

添付ファイル コントロール

[フル サポート] アイコン

サポートなしアイコン

日付の選択 4

[部分的なサポート] アイコン

[部分的なサポート] アイコン

リッチ テキスト ボックス

[部分的なサポート] アイコン

サポートなしアイコン

ActiveX コントロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

箇条書き

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

選択肢グループ

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

選択肢セクション

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

コンボ ボックス

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

横方向繰り返しテーブル

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

横方向領域

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

インク画像コントロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

マスターおよび詳細コントロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

複数選択リスト ボックス

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

段落番号コントロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

画像コントロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

標準リスト コントロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

繰り返し選択肢グループ

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

繰り返し再帰セクション

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

スクロール領域

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

縦書きラベル

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

1代わりに、ドロップダウン リスト ボックスの使用を検討してください。

2代わりに、複数のビューの使用を検討してください。

3代わりに、繰り返しセクションの使用を検討してください。

4モバイル デバイス ブラウザーでは、日付の選択コントロールはテキスト ボックスとしてデータの入力規則と共に表示されます。

ビジネス ロジックのサポート

ユーザーによるデータ入力エラーを防ぎ、フォームの特定の動作を自動化するために、フォーム テンプレートにビジネス ロジックを追加できます。具体的には、データの入力規則、条件付き書式、およびルールを使用して、検証メッセージの表示、書式設定の変更、およびその他のタスクを実行できます。

次の表に、それぞれのブラウザでサポートされるビジネス ロジックの種類を示します。

[フル サポート] アイコン = 完全サポート  [部分的なサポート] アイコン = 部分サポート  サポートなしアイコン = 非サポート

InfoPath 2007 の機能

デスクトップ ブラウザー

モバイル デバイス ブラウザー

数式 1

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

データの入力規則

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

ルール

[フル サポート] アイコン

[フル サポート] アイコン

条件付き書式 2

[フル サポート] アイコン

[部分的なサポート] アイコン

ユーザー ロール

サポートなしアイコン

サポートなしアイコン

1 xdXDocument:get-RolePosition、および Last 機能を除く。

2モバイル デバイス ブラウザーは一部の条件付き書式機能をサポートしています。たとえば、フォームで定義した条件によって、コントロールを非表示にしたり、表示したりすることができます。ただし、フォームの条件に基づいたコントロールの外観を変更するために条件付き書式を使用することはできません。たとえば、条件付き書式を使用してコントロールのテキストの色を変更することはできません。

ヒント: デスクトップ ブラウザおよびモバイル デバイス ブラウザでサポートされる機能の詳細については、「InfoPath Forms Services における Web ブラウザの互換性」を参照してください。

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デザインに関する一般的なアドバイス

モバイル デバイスで表示するフォームのデザイン方法については、インターネットにさまざまなガイドがあります。ここでは、フォーム テンプレートをデザインするときに参考になるその他のヒントを示します。

  • ユーザーはモバイル デバイスでフォームに入力するときに、モバイル デバイスのツール バーの [更新] をクリックして、計算やその他の種類のビジネス ロジックを開始する必要があります。ボタンをクリックするたびに、モバイル デバイスからサーバーにデータが強制的に送信されます (このプロセスはポストバックと呼ばれます)。ユーザーの操作を簡単にするために、ポストバックを自動化するボタンをフォーム テンプレートに追加することを検討してください。たとえば、フォームの "合計" フィールドが他の 3 つのフィールドの数値を合計するとします。この場合、ユーザーがフォームのフィールドを更新することを忘れないように、"合計" フィールドの横に [合計の表示] ボタンを追加できます。

  • 特に条件付きコントロールを表示する場合は、1 つの表示にすべてのコントロールを挿入するのではなく、複数のビューを持つデザインを検討してください。1 つのフォームに複数のビューを持たせると、1 つのビューが大きすぎたり、複雑になりすぎないため、小さい画面でも使いにくくならずに済みます。

  • フォームに複数のビューがある場合は、ユーザーがビュー間を移動できるボタンを追加します。

  • モバイル デバイスでは文字の入力が困難なため、可能な限り、リスト ボックスを使用します。

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モバイル デバイスで使用するフォーム テンプレートをデザインする

いくつかの例外はありますが、モバイル デバイス用フォーム テンプレートのデザインおよび発行は、デスクトップ コンピュータのブラウザ用フォーム テンプレートのデザインおよび発行と同じです。次のセクションでは、モバイル用フォーム テンプレートをデザイン、展開、およびテストする方法について説明します。

手順 1: フォーム テンプレートの互換性設定を指定する

手順 2: フォーム テンプレートのモバイル デバイス設定を指定する

手順 3: 完成したフォームを保存するドキュメント ライブラリを作成する

手順 4: フォーム テンプレートの送信オプションを指定する

手順 5: フォーム テンプレートをサーバーに発行する

手順 6: フォーム テンプレートをドキュメント ライブラリに関連付ける

手順 7: フォーム テンプレートをテストする

手順 1: フォーム テンプレートの互換性設定を指定する

最初に、ブラウザ互換フォーム テンプレートをデザインすることを指定します。

  1. [ファイル] メニューの [フォーム テンプレートのデザイン] をクリックします。

  2. [フォーム テンプレートのデザイン] ダイアログ ボックスの [新しくデザイン] で、[フォーム テンプレート] をクリックします。

  3. [種類] ギャラリーで、次のいずれかの操作を行います。

    • フォーム テンプレートをデザインするときにデータ ソースを定義するには、[空白] をクリックします。

    • フォーム テンプレートのデータ ソースとして Web サービスを使用するには、[Web サービス] をクリックします。このオプションにより、Web サービスにデータを照会または送信できます。

    • フォーム テンプレートのデータ ソースとして Microsoft SQL Server データベースを使用するには、[データベース] をクリックします。このオプションにより、SQL Server データベースからデータを照会できます。

    • データ ソースとして XML ドキュメント (.xml) ファイルまたは XML スキーマ (.xsd) ファイルを使用するには、[XML/スキーマ] をクリックします。

    • データ ソースの基としてデータ接続ファイルの情報を使用するには、[接続ライブラリ] をクリックします。

  4. フォーム テンプレートと InfoPath Forms Services を実行しているサーバーに互換性を持たせるには、[ブラウザ互換の機能のみを有効にする] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

    [フォーム テンプレートのデザイン] ダイアログ ボックスの互換性設定

    新しいフォーム テンプレートが開き、ステータス バーに [互換性: InfoPath と InfoPath Forms Services] と表示されます。この文字列は、アクティブなフォーム テンプレートを InfoPath または Web ブラウザに表示できることを通知するためのものです。

  5. コントロール、データの入力規則、またはその他の機能をフォーム テンプレートに追加します。フォーム テンプレートをデザインするときは、モバイル デバイス ブラウザではデスクトップ ブラウザでサポートされるいくつかのコントロールがサポートされないことに注意してください。

    注: モバイル デバイス ブラウザでサポートされていないフォーム テンプレートのコントロールまたは機能に関する警告が、[デザイン チェック] 作業ウィンドウに表示されることはありません。コントロールまたは機能のサポートを確認するには、上の「モバイル デバイス ブラウザでサポートされていないフォーム コントロールと機能」を参照してください。

手順 2: フォーム テンプレートのモバイル デバイス設定を指定する

ブラウザ互換フォーム テンプレートを作成した後、フォーム テンプレートのツール バーに [更新] ボタンを追加し、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスで特定のオプションを選択して、モバイル デバイス ブラウザ用にフォーム テンプレートを有効にする必要があります。

  1. [ツール] メニューの [フォームのオプション] をクリックします。

  2. [フォームのオプション] ダイアログ ボックスで、[ブラウザ] カテゴリをクリックします。

  3. モバイル デバイスのツール バーに [更新] ボタンを追加するには、[ツール バー] セクションの [次のコマンドをツール バーに含める] で、[更新] チェック ボックスをオンにします。

  4. [モバイル デバイス] で、[モバイル デバイスでのレンダリングを有効にする] チェック ボックスをオンにします。

    [フォームのオプション] ダイアログ ボックスのモバイル デバイスの設定

  5. [OK] をクリックしてフォーム テンプレートに戻ります。

  6. フォーム テンプレートを任意の場所に保存します。

手順 3: 完成したフォームを保存するドキュメント ライブラリを作成する

次の 2 つの手順では、InfoPath Forms Services を実行しているサーバー上のライブラリにフォーム データを送信する方法について説明します。

ライブラリを作成するには、次の手順を使用します。

  1. ブラウザを使用して、ユーザー フォームを保存する SharePoint サイトを開きます。

  2. [すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックし、[すべてのサイト コンテンツ] ページの [作成] をクリックします。

    ヒント: ほとんどの場合、 ボタンの画像 ([サイトの操作] メニュー) も使用できます。

  3. [ライブラリ] の [ドキュメント ライブラリ] をクリックします。

  4. [名前] ボックスに、新しいライブラリの名前を入力します。

    この名前はライブラリ ページの上部に表示され、ライブラリ ページのアドレスの一部として使用されるほか、ユーザーがライブラリを簡単に探して開くことができるように、ナビゲーション要素にも表示されます。

  5. [ドキュメントのテンプレート] セクションの [ドキュメントのテンプレート] ボックスの一覧で、[なし] をクリックし、[作成] をクリックします。

手順 4: フォーム テンプレートの送信オプションを指定する

次に、手順 3. で作成したドキュメント ライブラリにユーザーがフォーム データを送信できるように、フォーム テンプレートを構成する必要があります。また、ライブラリに送信される各フォームに一意のファイル名を割り当てる数式を作成します。

  1. InfoPath で、手順 2. で作成したブラウザ互換フォーム テンプレートを開きます。

  2. [ツール] メニューの [送信オプション] をクリックします。

  3. [送信オプション] ダイアログ ボックスの [ユーザーによるこのフォームの送信を許可する] チェック ボックスをオンにします。

  4. [フォームのデータを単一の宛先に送信する] ボックスの一覧で、[SharePoint ドキュメント ライブラリ] をクリックします。

    [送信オプション] ダイアログ ボックス

  5. 新しいデータ接続を追加するには、[追加] をクリックします。[データ接続ウィザード] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [ドキュメント ライブラリ] ボックスに「http://<サーバー名>/<ライブラリ名>/Forms/AllItems.aspx」と入力します (<サーバー名> は InfoPath Forms Services を実行している SharePoint サーバーの名前、<ライブラリ名> はライブラリの名前です)。

    注: ドキュメント ライブラリがルート サイトにない場合は、URL にサイト名を挿入する必要があります。たとえば、http://<サーバー名>/<サイト名>/<ライブラリ名>/Forms/AllItems.aspx のようにします。

  7. [ファイル名] ボックスの横にあるボタン 数式ボタン ([数式] ボタン) をクリックします。

  8. [数式の挿入] ダイアログ ボックスの [関数の挿入] をクリックします。[関数の挿入] ダイアログ ボックスが表示されます。

  9. [テキスト] カテゴリをクリックし、concat 関数をクリックして [OK] をクリックします。

    [関数の挿入] ダイアログ ボックスで選択されている Concat 関数

  10. [数式の挿入] ダイアログ ボックスの [数式] ボックスで、1 つ目の "ダブルクリックしてフィールドを挿入してください" という文字列をクリックして強調表示し、「'form'」と入力します。単一引用符も入力します。

  11. [数式] ボックスで、2 つ目の "ダブルクリックしてフィールドを挿入してください" という文字列をクリックして強調表示し、[関数の挿入] をクリックします。

  12. [日付と時刻] カテゴリをクリックし、now 関数をクリックして [OK] をクリックします。

    ヒント: now 関数を使用すると、フォーム名に現在の日付と時刻を自動的に追加できます。

  13. [数式] ボックスで、残りの "ダブルクリックしてフィールドを挿入してください" を削除します。

  14. 次の図に示すように、[数式] ボックスに数式 concat('form', now()) が表示されるように、余分なスペースとコンマを削除します。

    [数式の挿入] ダイアログ ボックスで数式を連結する

    ユーザーがライブラリにフォームを送信すると、この数式に従ってフォームに名前が付けられます。送信された各フォームには、一意の名前が付けられます。

  15. [データ接続ウィザード] ダイアログ ボックスに戻るには、[OK] をクリックします。

  16. [次へ] をクリックし、[完了] をクリックします。

  17. フォーム テンプレートに戻るには、[OK] をクリックします。

  18. [ツール] メニューの [フォームのオプション] をクリックし、[ブラウザ] カテゴリをクリックします。

  19. [ツール バー] の [送信] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

  20. 変更内容を保存します。

手順 5: フォーム テンプレートをサーバーに発行する

モバイル デバイスが使用できるフォーム テンプレートを発行するには、InfoPath Forms Services を実行しているサーバーの管理者と協力する必要があります。その発行プロセスは、次に示す 3 つの個別の手順に分けることができます。

  1. フォーム作成者は共有の場所に .xsn ファイルを発行する必要があります。.xsn ファイルには、フォーム テンプレートが最終的に表示されるサーバーに関する情報が含まれています。

  2. ファーム管理者はサーバーにフォーム テンプレートをアップロードし、必要に応じてフォーム テンプレートにエラーがないことを確認する必要があります。

  3. ファーム管理者またはサイト コレクション管理者は、モバイル デバイスを使用するユーザーがフォーム テンプレートを使用できるように、サーバー上のサイト コレクションでフォーム テンプレートをアクティブにする必要があります。

フォーム テンプレートを管理者が承認できるように準備する

モバイル デバイス用にデザインするすべてのフォーム テンプレートと同じように、このフォーム テンプレートにも管理者の承認が必要です。次の手順では、コンピュータまたはネットワーク上の共有の場所にフォーム テンプレートを保存して、フォーム テンプレートを管理者が承認できるように準備する方法を示します。サーバーのファーム管理者は、フォーム テンプレートをサーバー上にアップロードしてアクティブにすることで、フォーム テンプレートを実際に展開します。

  1. [ファイル] メニューの [発行] をクリックします。

  2. 発行ウィザードで、[InfoPath Forms Services をインストール済み/未インストールの SharePoint サーバーへ] をクリックし、[次へ] をクリックしてウィザードの次のページを開きます。

  3. [SharePoint サイトまたは InfoPath Forms Services サイトの場所を入力してください] ボックスに、フォームが保存される SharePoint サイトの場所を入力し、[次へ] をクリックしてウィザードの次のページを開きます。

  4. 設定を確認し、フォーム テンプレートに管理者の承認が必要であることに注意します。

    [発行] ダイアログ ボックス内のメッセージ

    [次へ] をクリックして、ウィザードの次のページを開きます。

  5. [フォーム テンプレートの場所とファイル名を指定してください] ボックスで、[参照] をクリックします。

  6. [参照] ダイアログ ボックスで、ファーム管理者がアクセスできる場所を参照し、[ファイル名] ボックスにフォーム テンプレートの名前を入力して [保存] をクリックします。

  7. [次へ] をクリックして、ウィザードの次のページを開きます。

  8. ドキュメント ライブラリでフォーム テンプレートの特定のフィールドを列として表示するには、[追加] をクリックし、目的のフィールドを選択して [OK] をクリックします。それ以外の場合は、[次へ] をクリックしてウィザードの次のページを開きます。

  9. 情報が正しいことを確認し、[発行] をクリックして、指定した場所にフォーム テンプレート (.xsn) ファイルを保存します。

  10. [閉じる] をクリックします。

  11. この時点で、フォーム テンプレートをサーバーにアップロードし、サイト コレクションでアクティブにするようにファーム管理者に依頼する必要があります。

    ヒント: アップロードしてアクティブにするプロセスのデモを見るには、「Demo: Deploy an administrator-approved form template」(英語) を参照してください。

手順 6: フォーム テンプレートをドキュメント ライブラリに関連付ける

ファーム管理者がサーバーにフォーム テンプレートをアップロードし、サイト コレクションでアクティブにした後、フォーム テンプレートを手順 3. で作成したライブラリに関連付ける必要があります。このライブラリで新しいファイルを作成すると、作成したフォーム テンプレートに基づいたフォームがモバイル デバイス ブラウザに表示されます。

  1. ブラウザを使用して、手順 3. で作成したドキュメント ライブラリを開きます。

    ヒント: パスは、http://<サーバー名>/sites/team/<ライブラリ名>/Forms/AllItems.aspx のようになります (<サーバー名> は SharePoint サイトの名前、<ライブラリ名> はフォームが保存されるライブラリの名前です)。

  2. ライブラリで、 設定メニュー ([設定] メニュー) の [ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

    [ドキュメント ライブラリの設定] コマンド

  3. [全般設定] で [詳細設定] をクリックします。

  4. [コンテンツ タイプ] セクションの [コンテンツ タイプの管理を許可する] で、[はい] をクリックします。

  5. [OK] をクリックして、[<ライブラリ名> のカスタマイズ] ページに戻ります。

  6. [コンテンツ タイプ] で、[既存のサイト コンテンツ タイプから追加] をクリックします。

  7. [コンテンツ タイプの選択] の横にある [利用可能なサイト コンテンツ タイプ] の一覧に表示されているフォーム テンプレートの名前をクリックします。

    コンテンツの種類を追加する SharePoint ユーザー インターフェイス

  8. [追加] をクリックします。

  9. [OK] をクリックし、[<ライブラリ名> のカスタマイズ] ページに戻ります。

  10. [コンテンツ タイプ] セクションの [ドキュメント] をクリックします。

  11. [設定] の [このコンテンツ タイプの削除] をクリックし、[OK] をクリックします。

  12. ドキュメント ライブラリに戻り、[新規] をクリックして、適切なフォームが開くことを確認します。

    注: 既定では、フォームは InfoPath で開きます。フォームをブラウザで強制的に開くには、ドキュメント ライブラリの [詳細設定] ページに戻ります。[ブラウザ対応ドキュメント] の横にある [Web ページとして表示する] をクリックし、[OK] をクリックします。

手順 7: フォーム テンプレートをテストする

InfoPath Forms Services を実行しているサーバーにフォーム テンプレートを発行した後、正しく機能するかどうかを確認することをお勧めします。フォームをテストするときは、対象のモバイル デバイスをユーザーと同じ動作条件および照明条件で使用する必要があります。

デバイスの実物がない場合は、デバイス エミュレータを使用して、ほとんどのモバイル デバイスの動作を擬似的に再現できます。インターネットでは、さまざまなデバイスやオペレーティング システムに対応したエミュレータを入手できます。

デバイス エミュレータでモバイル用フォームをテストする方法の詳細については、「モバイル フォーム テンプレートを作成、テスト、およびデバッグする」を参照してください。

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