ピボットテーブルを作成してワークシート データを分析する

ピボットテーブルを作成してワークシート データを分析する

データをすばやく分析できると、より的確なビジネス上の意思決定を行うことができます。ただし、何から始めればよいかわからない場合があります。特に、大量のデータがある場合などです。ピボットテーブルは、データの集計、分析、調査、プレゼンテーションを行う優れた方法であり、ほんの数回のクリックで作成することができます。ピボットテーブルは柔軟性が高く、結果の表示方法に応じて、すばやく調整することができます。ピボットテーブルに基づいてピボットグラフを作成することもでき、ピボットテーブルに合わせて自動更新されます。

たとえば、次のような家計の単純なリストと、それに基づくピボットテーブルがあるとします。

家計データ

対応するピボットテーブル

月、カテゴリ、金額を示すピボットテーブル​​を作成するための家計データのサンプル



行セクションにカテゴリ、列セクションに月が示されたピボットデーブルのサンプル

以下はピボットグラフです。

Excel のピボットグラフの例

注: この記事のスクリーンショットは Excel 2016 で撮られたものです。別のバージョンでは表示が少し異なる場合がありますが、特に記載がない限り、機能は同じです。

作業を開始する前に

  • データを表形式でまとめ、空の行や列がないようにしてください。上記の例のような Excel の表を使用できれば理想的です。

  • 表はピボットテーブルの重要なデータ ソースです。テーブルに追加された行は、データの更新時にピボットテーブルに自動的に含まれ、新しい列はすべて [ピボットテーブル フィールド] リストに含まれます。それ以外の場合は、データ ソース範囲を手動で更新するか、動的な名前付き範囲の数式を使用する必要があります。

  • 列のデータ型は同じである必要があります。たとえば、同じ列に日付とテキストを混在させることはできません。

  • ピボットテーブルはキャッシュと呼ばれるデータのスナップショットで動作するため、実際のデータはまったく変わりません。

ピボットテーブルを作成する

ピボットテーブルの使用経験があまりない場合や、開始方法がわからない場合は、[おすすめピボットテーブル] を使用することをお勧めします。この機能を使用すると、Excel がピボットテーブル​​内のデータに最適な領域を見つけ、適切なレイアウトを決定します。これは、操作に慣れるための開始点として役立ちます。おすすめピボットテーブルが作成されたら、さまざまな方向性を探り、フィールドを並べ替えることで特定の結果を得ることができます。おすすめピボットテーブル機能は Excel 2013 で追加されたものであるため、それより前のバージョンを使用している場合は、以下の手順に従って手動でピボットテーブルを作成してください。

おすすめピボットテーブル

ピボットテーブルを手動で作成する

  1. ソース データまたはテーブル範囲内のセルをクリックします。

  2. [挿入]、[]、[おすすめピボットテーブル] の順に移動します。

    [挿入]、[おすすめピボット テーブル] の順に移動して、Excel でピボットテーブルを自動作成する

  3. Excel はデータを分析し、いくつかのオプションを示します。家計データを使用するこの例の場合は次のようになります。

    Excel の [おすすめピボットテーブル] ダイアログ
  4. 最適なピボットテーブル​​を選び、[OK] を押します。Excel は新しいシートでピボットテーブルを作成し、[ピボットテーブル フィールド] リストを表示します。

  1. ソース データまたはテーブル範囲内のセルをクリックします。

  2. [挿入]、[]、[ピボットテーブル] の順に移動します。

    [挿入]、[ピボットテーブル] の順に移動して、空のピボットテーブルを挿入する

    Excel for Mac 2011 以前を使用している場合、ピボットテーブル ボタンは [データ] タブの [分析] グループにあります。

    [データ] タブ、[分析] グループ

  3. Excel には、範囲またはテーブル名が選択された [ピボットテーブルの作成] ダイアログが表示されますここでは、"tbl_HouseholdExpenses" というテーブルを使っています。

    Excel の [ピボットテーブルの作成] ダイアログ
  4. [ピボットテーブル レポートを配置する場所を選択してください。] セクションで、[新規ワークシート] または [既存のワークシート] を選びます。[既存のワークシート] の場合、ピボットテーブルを配置するワークシートとセルの両方を選ぶ必要があります。

  5. ピボットテーブルに複数のテーブルまたはデータ ソースを含める場合は、[このデータをデータ モデルに追加] チェック ボックスをオンにします。

  6. [OK] をクリックすると、Excel で空のピボットテーブルが作成され、[ピボットテーブル フィールド] リストが表示されます。

[ピボットテーブル フィールド] リストの操作

上部の [フィールド名] 領域で、ピボットテーブルに追加するフィールドのチェック ボックスをオンにします。既定では、数値以外のフィールドは [] 領域に追加され、日付と時刻フィールドは [] 領域に追加され、数値フィールドは [] 領域に追加されます。ピボットテーブル フィールドのいずれかに使用可能な項目を手動でドラッグ アンド ドロップすることもできます。ピボットテーブルの項目が必要でなくなった場合には、単に [フィールド] リストからドラッグするか、チェック ボックスをオフにします。ピボットテーブルの機能の 1 つであるフィールド項目の並べ替えを使えば、外観をとても簡単にすばやく変更することができます。

[ピボットテーブル フィールド] リスト

ピボットテーブルの対応するフィールド

Excel の [ピボットテーブル フィールド] リスト ダイアログの例



ピボットテーブルと、フィールドがフィールド リストにどのように関連付けられるかを示す例

ピボットテーブルの値

  • 集計方法

    既定では、[] 領域に配置されているピボットテーブル フィールドは SUM として表示されます。Excel がデータをテキストと解釈した場合は、COUNT として表示されます。これが、値フィールドのデータ型が混在していないことを確認することがとても重要である理由です。既定の計算は、最初にフィールド名の右側にある矢印をクリックし、[値フィールドの設定] オプションを選ぶことで変更できます。

    Excel の [値フィールドの設定] ダイアログ

    次に、[集計方法] セクションで計算方法を変更します。計算方法を変更すると、Excel で "<フィールド名> の合計" のように、[ユーザー設定の名前] セクションに自動的に追加されますが、変更することはできます。[数値の書式] ボタンをクリックすれば、フィールド全体の数値の書式を変更できます。

    Excel の [集計方法​​] オプションを示す [値フィールドの設定] ダイアログ

    ヒント: [集計方法​​] セクションで計算を変更するとピボットテーブル フィールド名が変わるため、ピボットテーブルのセットアップが完了するまでピボットテーブル フィールドの名前を変更しないことをお勧めします。[検索と置換] (Ctrl キーを押しながら H キーを押す) を使い、[検索する文字列] に "の合計" と入力し、[置換後の文字列] は空のままにして、手動で再入力するのではなく、すべて一度に置換するのも 1 つの方法です。

  • 計算の​​種類

    データを集計する計算を使う代わりに、フィールドに対する割合として表示することもできます。次の例では、家計の金額を変更し、値の合計ではなく、総計に対する比率として表示しています。

    総計に対する割合として表示された値を含むピボットテーブルの例

    [値フィールドの設定] ダイアログを開いたら、[計算の​​種類] タブから選ぶことができます。

    ピボットテーブルの [値フィールドの設定]、[計算の​​種類] ダイアログの順に移動
  • 計算と比率の両方の値を表示します。

    単に [] セクションに項目を 2 回ドラッグし、それぞれの [集計方法​​] と [計算の​​種類] オプションを設定します。

ピボットテーブルを最新の情報に更新

ピボットテーブルのデータ ソースに新しいデータを追加する場合は、そのデータ ソースに基づくすべてのピボットテーブルを更新する必要があります。ピボットテーブルを 1 つだけ更新する場合は、ピボットテーブル範囲内の任意の場所を右クリックして、[更新] を選びます。ピボットテーブルが複数ある場合は、最初にピボットテーブル内の任意のセルを選び、リボンの [ピボットテーブル ツール]、[分析]、[データ] の順に移動し、[更新] ボタンの下にある矢印をクリックして [すべて更新] を選びます。

リボンの [ピボットテーブル ツール]、[分析]、[データ] の順に移動し、[更新​​] ボタンの下にある矢印をクリックして [すべて​​更新] を選び、ピボットテーブルをすべて更新します。

ピボットテーブルの削除

作成したピボットテーブルが不要になった場合は、単にピボットテーブルの範囲全体を選び、Delete キーを押します。周りの他のデータ、ピボットテーブル、グラフには影響はありません。ピボットテーブルが、残しておく他のデータがない別のシートにある場合、そのシートを削除すれば、ピボットテーブル​​を簡単に削除できます。

補足説明

Excel Tech Community では、いつでも専門家に質問できます。Microsoft コミュニティでは、サポートを受けられます。また、Excel User Voice では、新機能についての提案や改善案を送信することができます。

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