ピボットテーブルのデータをフィルター処理する

ピボットテーブルのデータをフィルター処理する

詳しく分析するために、大量のピボットテーブル データの一部に焦点を当てるには、データをフィルター処理します。この処理を行うには、いくつかの方法があります。データをすばやく効果的にフィルター処理するために、まず、スライサーを挿入します。スライサーにはボタンがあり、クリックしてデータをフィルター処理できます。フィルター処理されたピボットテーブルで、どのフィールドが表示または非表示になっているかが常にわかるように、ボタンはデータと共に表示されます。

スライサーの選択肢と強調表示された [複数選択] ボタン

ヒント: Excel 2016 の場合は、前述のように、ラベルのボタンをクリックすると、スライサーを複数選択できます。

  1. ピボットテーブル内の任意の場所をクリックし、リボンの [ピボットテーブル ツール] を表示します。

    [分析] タブと [デザイン] タブがある [ピボットテーブル ツール] リボン

  2. Excel 2016 または 2013 を使用している場合は、[分析]、[スライサーの挿入] の順にクリックします。

    [分析] タブの [スライサーの挿入]

    Excel 2010 または 2007 を使用している場合は、[オプション]、[スライサーの挿入]、[スライサーの挿入] の順にクリックします。

    Excel のリボンのイメージ
  3. [スライサーの挿入] ダイアログ ボックスで、スライサーを作成するフィールドのボックスにチェックを入れます。

  4. [OK] をクリックします。

    [スライサーの挿入] ダイアログ ボックスでチェックを入れた各フィールドに対し、スライサーが表示されます。

  5. 各スライサーで、ピボットテーブルに表示するアイテムをクリックします。

    複数のアイテムを選ぶには、Ctrl キーを押しながら、表示するアイテムを選びます。

ヒント: スライサーの外観を変更するには、スライサーをクリックしてリボンの [スライサー ツール] を表示し、[オプション] タブでスライサー スタイルを適用するか設定を変更します。

ピボットテーブル データをフィルター処理するその他の方法

スライサーを使う代わりに、またはスライサーの使用に加えて、次のフィルター機能を使って分析するデータを表示します。

データを手動でフィルター処理する

レポート フィルターを使用してアイテムをフィルター処理する

特定のテキスト、値、または日付のみを表示する

上位または下位 10 アイテムを表示する

選択フィルターで選択したアイテムのみを表示または非表示にする

フィルター オプションのオンとオフを切り替える

データを手動でフィルター処理する

  1. ピボットテーブルの [行ラベル] または [列ラベル] の矢印 フィルターのドロップダウン矢印 をクリックします。

    行ラベル フィルター

  2. 行ラベルまたは列ラベルの一覧が表示されるので、一番上の [(すべて選択)] ボックスをオフにし、ピボットテーブルに表示するアイテムのボックスにチェックを入れます。

    フィルター ギャラリーで [すべて] ボックスを選ぶ

    一覧にその他のアイテムを表示するには、フィルター ギャラリーの右下隅のハンドルをドラッグして拡大します。

  3. [OK] をクリックします。

    フィルター矢印が、このアイコン 適用されたフィルターのアイコン に変わり、フィルターが適用されたことを示します。この矢印をクリックすると、フィルターを変更またはクリア ([<フィールド名> からフィルターをクリア] をクリック) できます。

    すべてのフィルターを一度で削除するには、次の手順を実行します。

    • 2016 または 2013 の場合:ピボットテーブルの任意の場所をクリックし、[分析]、[クリア]、[フィルターの解除] の順にクリックします。

    • 2010 または 2007 の場合: ピボットテーブルの任意の場所をクリックし、[オプション]、[クリア]、[フィルターの解除] の順にクリックします。

    [分析] タブの [クリア]

レポート フィルターを使用してアイテムをフィルター処理する

注: レポート フィルターは、Excel 2016 と Excel 2013 の [ピボットテーブル フィールド] ウィンドウで [フィルター] と表示されます。次のスクリーンショットをご覧ください。

[ピボットテーブル フィールド] ウィンドウの [フィルター] 領域
Excel 2016 の [ピボットテーブル フィールド] ウィンドウ
[ピボットテーブルのフィールド リスト] ウィンドウの [レポート フィルター]
Excel 2010 の [ピボットテーブルのフィールド リスト] ウィンドウ

レポート フィルターを使用すると、ピボットテーブル レポート内のさまざまな値のセットをすばやく表示することができます。フィルターで選択したアイテムがピボットテーブルに表示され、選択されていないアイテムは非表示になります。別のワークシートにフィルター ページ (選択したレポート フィルター アイテムと一致する値のセット) を表示する場合に、そのオプションを指定できます。

レポート フィルターを追加する

  1. ピボットテーブルの任意の場所をクリックします。

    [ピボットテーブルのフィールド リスト] ウィンドウが表示されます。

  2. [ピボットテーブルのフィールド リスト] で、領域内のフィールドをクリックし、[レポート フィルターに移動] を選びます。

    レポート フィルターに移動する

複数のレポート フィルターを作成するには、この手順を繰り返します。レポート フィルターはピボットテーブル レポートの上に表示されるので、簡単にアクセスできます。

  1. フィールドの順序を変更するには、[レポート フィルター] 領域のフィールドを目的の位置にドラッグします。レポート フィルターの順がピボットテーブル レポートに反映されます。

行または列のレポート フィルターを表示する

  1. ピボットテーブル レポート、またはピボットグラフ レポートの関連するピボットテーブル レポートをクリックします。

  2. ピボットテーブル レポートの任意の場所を右クリックし、[ピボットテーブルのオプション] をクリックします。

  3. [レイアウトと書式] タブで以下のオプションを指定します。

  4. [レイアウト] の [レポート フィルター エリアでのフィールドの表示] リスト ボックスで、次のいずれかの手順を実行します。

    • 列のレポート フィルターを左から右に表示するには、[左から右] を選びます。

    • 行のレポート フィルターを上から下に表示するには、[上から下] を選びます。

  5. [レポート フィルターの列ごとのフィールド数] または [レポート フィルターの行ごとのフィールド数] ボックスに、[レポート フィルター エリアでのフィールドの表示] の設定に基づいて、別の列または行を開始する前のフィールド数を入力するか選びます。

レポート フィルターでアイテムを選ぶ

  1. ピボットテーブル レポートで、レポート フィルターの横のドロップダウン矢印をクリックします。

    (すべて) の横にあるドロップダウンの矢印をクリックする
  2. すべてのアイテムのチェック ボックスを表示して、必要に応じて選択または選択解除できるようにするには、[複数のアイテムを選択] チェック ボックスをオンにします。

    複数のアイテムを選ぶ
  3. レポートに表示するアイテムの横にあるチェック ボックスをオンにすることができるようになります。すべてのアイテムを選ぶには、[(すべて)] の横にあるチェック ボックスをクリックします。

  4. [OK] をクリックします。このボタンを有効にするには、少なくとも 1 つのチェック ボックスをオンにする必要があります。

    レポート フィルターにはフィルターされたアイテムが表示されます。

    レポート フィルターのフィルター値に基づいてフィルター処理されたアイテム

注: データ ソースが Microsoft SQL Server Analysis Services (バージョン 2005 以降) の OLAP を使用している場合、1 つのアイテムであれば計算されたメンバーを選ぶことができますが、1 つ以上のアイテムが計算されたメンバーの場合、複数のアイテムを選ぶことはできません。

別のワークシートにレポート フィルター ページを表示する

  1. 1 つ以上のレポート フィルターがあるピボットテーブル レポート (またはピボットグラフ レポートの関連するピボットテーブル レポート) の任意の場所をクリックします。

  2. Excel 2016 または 2013 を使用している場合、[分析] タブをクリックし、[ピボットテーブル] グループの [オプション] の横にある矢印をクリックし、[レポート フィルター ページの表示] をクリックします。

    [レポート フィルター ページの表示] オプション

    Excel 2010 または 2007 を使用している場合、[オプション] タブをクリックし、[ピボットテーブル] グループの [オプション] の横にある矢印をクリックし、[レポート フィルター ページの表示] をクリックします。

    [ピボットテーブル ツール] の [オプション] タブの [ピボットテーブル] グループ

  3. [レポート フィルター ページの表示] ダイアログ ボックスで、レポート フィルター フィールドを選び、[OK] をクリックします。

特定のテキスト、値、または日付のみを表示する

  1. ピボットテーブルで、テキスト、値、または日付フィールドのラベルを右クリックし、[ラベル フィルター]、[値フィルター]、または [日付フィルター] をクリックします。

  2. 使う比較演算子コマンドをクリックします。

    たとえば、特定の文字で始まる文字列を抽出するには、[指定の値で始まる] をクリックします。特定の文字を任意の場所に含む文字列を抽出するには、[指定の値を含む] をクリックします。

    注: [ラベル フィルター] を使えるのは、行または列のラベル フィールドにテキスト ベースのラベルがある場合のみです。

  3. 次のいずれかの操作を実行します。

    • [ラベル フィルター <フィールド名>] ダイアログ ボックスに、抽出に使う文字列を入力します。

      たとえば、文字 "J" で始まる文字列を抽出するには、「J」と入力します。また、任意の場所に "bell" を含む文字列を抽出するには、「bell」と入力します。

      ピボットテーブルが OLAP 以外のデータ ソースに基づいている場合は、次のワイルドカード文字を使って特定の文字を含むデータを検索できます。

用途

検索対象

? (疑問符)

任意の 1 文字
たとえば、「インターフェ?ス」と入力すると "インターフェイス" や "インターフェース" が検索されます。

* (アスタリスク)

任意の数の文字
たとえば、「Win*」と入力すると "Win98" や "Win2000" が検索されます。

˜ (チルダ) (?、*、または ˜ の前に入力)

疑問符、アスタリスク、またはチルダ
たとえば、「fy06~?」と入力すると、 "fy06?" が検索されます。

  • [値フィルター <フィールド名>] ダイアログ ボックスに、抽出に使う値を入力します。

  • [日付フィルター <フィールド名>] ダイアログ ボックスに、抽出に使う日付を入力します。

    ピボットテーブルが OLAP データ ソースに基づいている場合、日付フィルターを使うには、OLAP キューブのフィールド階層のデータ型が時刻である必要があります。日付がテキストとしてテキスト フィールドに入力されている場合は、日付フィルターは使えません。

ヒント: ラベル、日付、または値のフィルターを削除するには、行または列ラベルの矢印 適用されたフィルターのアイコン をクリックし、[ラベル フィルター]、[日付フィルター]、または [値フィルター] をクリックしてから [フィルターのクリア] をクリックします。

上位または下位 10 アイテムを表示する

他にも、上位または下位 10 件の値や特定の条件を満たす日付を表示するフィルターを適用できます。

  1. ピボットテーブル レポートで、[行ラベル] または [列ラベル] の矢印 フィルターのドロップダウン矢印 をクリックし、[値フィルター] をクリックし、[トップテン] をクリックします。

  2. [トップテン フィルター <フィールド名>] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

    1. 最初のボックスで、[上位] または [下位] をクリックします。

    2. 2 番目のボックスに数値を入力します。

    3. 3 番目のボックスで、抽出に使うオプションを選びます。

      • アイテム数で抽出するには、[項目] を選びます。

      • パーセンテージで抽出するには、[パーセント] を選びます。

      • 合計で抽出するには、[合計] を選びます。

    4. 4 番目のボックスで、必要なフィールドを選びます。

選択フィルターで選択したアイテムのみを表示または非表示にする

  1. ピボットテーブルで、選択フィルターで表示する 1 つ以上のアイテムをフィールドから選びます。

    連続していないアイテムを選ぶには、Ctrl キーを押しながらアイテムを選びます。

  2. 選択されているアイテムを右クリックし、[フィルター] をクリックします。

  3. 次のいずれかの操作を行います。

    • 選択されているアイテムを表示するには、[選択されたアイテムのみ] をクリックします。

    • 選択されているアイテムを非表示にするには、[選択した項目を表示しない] をクリックします。

      ヒント:  フィルターを解除すると、非表示のアイテムが再表示されます。同じフィールドの別のアイテムを右クリックし、[フィルター] をクリックし、[フィルターのクリア] をクリックします。

フィルター オプションのオンとオフを切り替える

1 つのフィールドに複数のフィルターを適用する場合、またはピボットテーブルにフィルター ボタンを表示しないようにする場合は、次の方法でこれらのオプションまたはその他のフィルター オプションのオンとオフを切り替えることができます。

  1. ピボットテーブル内の任意の場所をクリックし、リボンの [ピボットテーブル ツール] を表示します。

    [分析] タブと [デザイン] タブがある [ピボットテーブル ツール] リボン

  2. [オプション] タブの [ピボットテーブル] グループにある [オプション] をクリックします。

    [分析] タブの [オプション]

  3. [ピボットテーブル オプション] ダイアログ ボックスの [集計とフィルター] タブをクリックします。

  4. [フィルター] の下で、次の操作を行います。

    • 1 つのフィールドに複数のフィルターを使うかどうかを指定するには、[1 つのフィールドに複数のフィルターを使用可能にする] ボックスをオンまたはオフにします。

    • フィルターで非表示になったアイテムを合計に含めるかどうかを指定するには、[フィルターされたアイテムを合計に含める] ボックスをオンまたはオフにし、[合計を * (アスタリスク) で示す] ボックスをオンまたはオフにします。オンにすると、フィールドの外に表示される合計に、非表示の値も含まれていることを示すアスタリスク (*) インジケーターが表示されます。このオプションを使えるのは、ピボットテーブルが、MDX 式言語をサポートする OLAP データ ソースに接続されている場合のみです。このオプションはピボットテーブルのすべてのフィールドに影響します。

    • フィルターで非表示になったアイテムを名前付きセットの合計に含めるかどうかを指定するには、[フィルターされたアイテムをセット合計に含める] ボックスをオンまたはオフにします。このオプションを使えるのは、ピボットテーブルが OLAP データ ソースに接続されている場合のみです。

    • フィルターで非表示になったアイテムを小計に含めるかどうかを指定するには、[フィルターされたページ アイテムの小計を計算する] ボックスをオンまたはオフにします。

  5. フィールドのタイトルとフィルターのドロップダウン リストの表示と非表示を切り替えるには、[表示] タブをクリックし、[フィールドのタイトルとフィルターのドロップダウン リストを表示する] チェック ボックスをオンまたはオフにします。

Excel Online でピボットテーブルを表示および操作できます。これにはいくつかの手動でのフィルター処理と、Excel デスクトップ アプリケーションでデータをフィルター処理するために作成したスライサーの使用が含まれます。 Excel Online では新しいスライサーを作成できません。

ピボットテーブル データをフィルター処理するには、次のいずれかの操作を行います。

  • 手動でのフィルターを適用するには、[行ラベル] または [列ラベル] の矢印をクリックして、必要なフィルター オプションを選びます。

ピボットテーブル データのフィルター オプション

  • ピボットテーブルにスライサーがある場合は、各スライサーに表示される項目をクリックします。

項目が選ばれているスライサー

Excel デスクトップ アプリケーションをお持ちの場合は、[Excel で開く] ボタンを使用してブックを開き、追加のフィルターを適用したり、ピボットテーブル データの新しいスライサーをそこに作成できます。 ここではその方法を紹介します。

[Excel で開く] をクリックして、ピボットテーブルのデータをフィルター処理します

[Excel で開く] ボタン

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関連項目

ビデオ:ピボットテーブル レポートのアイテムにフィルターを適用する

ピボットテーブルを作成してワークシート データを分析する

ピボットテーブルを作成して外部データを分析する

ピボットテーブルを作成して複数のテーブルでデータを分析する

ピボットテーブルのデータを並べ替える

ピボットテーブル レポートでデータをグループ化またはグループ化解除する

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