バージョン間の互換性の変更点

互換性チェックでは、文書内の要素で、Word 2007 または Word 97-2003 形式ではサポートされていない要素や動作が異なる要素が一覧表示されます。これらの機能の一部は完全に変更され、後で文書を Microsoft Word 2010 形式に変換しても Word 2010 の要素には変換されません。

互換性チェックによって、以前のバージョンの Word で動作が異なる要素の概要を確認し、[続行] をクリックして Word 97-2003 形式で文書を保存するか、[キャンセル] をクリックするかを選択できます。

注: Microsoft Word Starter 2010 を使用している場合、Word 2010 の機能として示されている機能の中には、Word Starter でサポートされない機能も含まれます。Word Starter で使用できる機能の詳細については、「Word Starter の機能のサポート」を参照してください。

各モードで使用できる機能

機能

97-2003

2007

2010

新しい段落番号の書式

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

新しい図形とテキスト ボックス

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

テキスト効果

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

表の代替テキスト

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

OpenType の機能

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

共同編集の禁止

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

新しいワードアート効果

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

新しいコンテンツ コントロール

赤い X

赤い X

緑のチェックマーク

Word 2007 のコンテンツ コントロール

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

テーマ

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

メジャー/マイナー フォント

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

移動履歴

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

余白タブ

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

SmartArt グラフィック

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

Office 2007 のグラフ

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

Open XML 埋め込みオブジェクト

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

文書パーツ

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

文献目録と引用文献

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

数式

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

相対位置で指定したテキスト ボックス

赤い X

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

以前のバージョンのワードアート

緑のチェックマーク

緑のチェックマーク

赤い X

以前のバージョンの図

緑のチェックマーク

赤い X

赤い X

以前のバージョンのグラフ

緑のチェックマーク

赤い X

赤い X

機能の動作の変更

文書パーツ

文書パーツおよび定型句は、一部の情報が失われる場合があります。

テンプレートには、Word 2007 の文書パーツ ギャラリーに表示される内容が含まれています。テンプレートを Word 97-2003 形式で保存すると、文書パーツ ギャラリーの内容は固定された定型句に完全に変換されます。後で文書を Word 2010 形式に変換しても、定型句を元の文書パーツに変換することはできません。

次の文書パーツ ギャラリーの内容は定型句に変換されます。

  • ヘッダー

  • フッター

  • ページ番号

  • テキスト ボックス

  • 数式

  • 目次

  • 文献目録

  • 透かし

  • ユーザー設定のギャラリー

引用文献と文献目録

引用文献および文献目録は固定テキストに変換され、自動的に更新されなくなります。

Word 2010 では、引用文献および文献目録は、資料文献を変更したときや、新しい文書スタイルを適用したときに自動的に更新されます。

Word 2010 文書を Word 97-2003 形式で保存すると、引用文献と文献目録は固定テキストに変換され、自動的には更新されなくなり、資料文献も利用できなくなります。

後でこの文書を Word 2010 形式に変換しても、引用文献と文献目録は自動的には更新されません。引用文献と文献目録が自動的に更新されるようにするには、文書内で資料文献を再作成するか、[資料文献の管理] ダイアログ ボックスの [現在のリスト] にコピーして、静的な引用文献や文献目録を、新しく作成した引用文献や文献目録に置き換える必要があります。

引用文献および文献目録の詳細については、「文献目録を作成する」を参照してください。

コンテンツ コントロール

コンテンツ コントロールは固定テキストに変換されます。

文書を Word 97-2003 形式で保存すると、すべてのコンテンツ コントロールはテキストに変換され、関連するプロパティは後で文書を Word 2010 ファイル形式に変換しても完全に失われます。

たとえば、Word 97-2003 では、ドロップダウン リストの項目は表示されません。また、保護プロパティ (つまり、編集または削除できない領域) は適用されなくなり、ユーザーはコントロールの内容を削除および変更できるようになります。

埋め込みオブジェクト

この文書の埋め込みオブジェクトは、新しいバージョンの Office で作成されたものです。以前のバージョンの Word ではこのオブジェクトを編集できません。

以前のバージョンの Word のユーザーが編集できるように、Open XML 埋め込みオブジェクトを変換できます。

注: オブジェクトの変換は Word Starter ではサポートされません。Word Starter で使用できる機能の詳細については、「Word Starter の機能のサポート」を参照してください。

埋め込まれた Excel 2010 オブジェクトを変換する

  1. 埋め込みオブジェクトをマウスの右ボタンでクリックします。

  2. [ワークシート オブジェクト] をポイントし、[変換] をクリックします。

  3. [変換] ダイアログ ボックスで、[変換形式] をクリックします。

  4. [オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [Microsoft Office Excel 97-2003 ワークシート] をクリックします。

埋め込まれた PowerPoint 2010 スライド オブジェクトを変換する

  1. 埋め込みオブジェクトをマウスの右ボタンでクリックします。

  2. [スライド オブジェクト] をポイントし、[変換] をクリックします。

  3. [変換] ダイアログ ボックスで、[変換形式] をクリックします。

  4. [オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [Microsoft Office PowerPoint 97-2003 スライド] をクリックします。

埋め込まれた PowerPoint 2010 プレゼンテーション オブジェクトを変換する

  1. 埋め込みオブジェクトをマウスの右ボタンでクリックします。

  2. [プレゼンテーション オブジェクト] をポイントし、[変換] をクリックします。

  3. [変換] ダイアログ ボックスで、[変換形式] をクリックします。

  4. [オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [Microsoft PowerPoint 97-2003 プレゼンテーション] をクリックします。

埋め込まれた Word 2010 オブジェクトを変換する

以前のバージョンの Word のユーザーが編集できるように、埋め込みオブジェクトを変換できます。

  1. 埋め込みオブジェクトをマウスの右ボタンでクリックします。

  2. [ドキュメント オブジェクト] をポイントし、[変換] をクリックします。

  3. [変換] ダイアログ ボックスで、[変換形式] をクリックします。

  4. [オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [Microsoft Office Word 97-2003 文書] をクリックします。

数式

数式はイメージに変換されます。文書を新しいファイル形式に変換しないと、数式の編集はできません。数式内のすべてのコメント、脚注、文末脚注は保存時に失われます。

文書を Word 97-2003 形式で保存すると、数式は編集できないイメージに変換されます。ただし、後で文書を Word 2010 ファイル形式に変換すると、以前のバージョンで数式のイメージを変更していない場合、数式は文字列に変換され、編集できるようになります。

SmartArt グラフィック

SmartArt グラフィックは、以前のバージョンの Word では編集できない単一のオブジェクトに変換されます。

SmartArt グラフィックを含む文書を Word 97-2003 形式で保存すると、SmartArt グラフィックは静的な画像に変換されます。グラフィック内の文字列を編集したり、レイアウトを変更したり、一般的な外観を変更したりすることはできません。

後で文書を Word 2010 形式に変換すると、以前のバージョンで画像を変更していない場合、グラフィックは元の SmartArt オブジェクトに変換されます。

余白タブ

整列タブは従来のタブに変換されます。

Office Word 2007 では、整列タブを使用して、文書の余白や文書内の領域を基準にして文字列を配置したり、余白を変更した場合に文字列の位置を調整したりします。

文書を Word 97-2003 形式で保存すると、整列タブは従来のタブに完全に置き換えられ、余白を変更しても自動的には調整されなくなります。整列タブを使用して複雑なレイアウトを作成していた場合は、タブの位置がずれて、文書の外観が変更される可能性があります。

テキスト ボックス

一部のテキスト ボックスの配置が変更されます。

テキスト ボックス内で、垂直方向の中央に揃えられていた文字列や下端に揃えられていた文字列は、上端に揃えられ、文書を Word 2010 形式に変換しても元に戻りません。

移動履歴

移動履歴は削除と挿入に変換されます。

文書を Word 97-2003 形式で保存すると、移動履歴は削除と挿入の履歴に変換されます。後で文書を Word 2010 形式に変換しても、削除と挿入の履歴は元の移動履歴には変換されません。

新しい段落番号の書式

新しい段落番号の書式は、アラビア数字 (1、2、3、4、...) に変換されます。

新しい段落番号の書式 (0001、0002、0003、0004、...) が適用された箇条書きは、標準のアラビア数字の書式 (1、2、3、4、...) に変換されます。

新しい図形とテキスト ボックス

図形とテキスト ボックスは、以前のバージョンで使用可能な効果に変換されます。

Word 2010 で作成した図形とテキスト ボックスには、以前のバージョンの Word では使用できない各種の新しい効果 (面取り、3-D 回転など) を使用して書式を設定できます。以前のバージョンの Word では、これらの効果は、そのバージョンで使用可能な効果に変換されます。

テキスト効果

テキストの効果は削除されます。

テキストの効果は、ユーザー設定のスタイルを使用して適用したのでない限り、完全に削除されます。

ユーザー設定のスタイルを使用してテキスト効果を適用した場合、文書を Word 2010 で開き直すと、そのテキスト効果が再び表示されます。

表の代替テキスト

代替テキスト情報は表から削除されます。

文書が Web 上にある場合、代替テキストが表示されます。Word 97-2003 形式の場合、表の代替テキストは完全に削除されます。

共同編集の禁止

この文書内で他のユーザーが編集中の領域の情報は、完全に削除されます。

作成者のブロックが領域に適用されている場合は削除され、文書全体が編集できるようになります。

ワードアート

テキストの効果は削除されます。

ワードアートは固定テキストに変換されます。

グラフと図

この文書のグラフに使用されているデータは、選択したファイル形式で扱える行数と列数の範囲内に存在しない可能性があります。256 (IV) 列、65,536 行の範囲内に存在しないデータは保存されません。

一部のグラフと図は編集できないイメージに変換されます。Word 97-2003 でサポートされている行数と列数を超えるデータに基づくグラフまたは図の場合、サポートされる列数または行数を超えるデータは失われます。

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