データの入力規則を追加、変更、または削除する

データの入力規則は、ユーザーがフォームに入力中に、エラーを自動的にチェックする機能です。フォーム テンプレート内のコントロールにデータの入力規則を追加すると、正確で一貫性があり、企業で既に使用されている任意の標準に準拠したデータを確実に収集することができます。たとえば、データの入力規則を使用して、ユーザーが経費項目に承認された金額を超える金額を入力したときや、電話番号を収集するためのボックスに間違って自分の名前を入力したときに、ユーザーに知らせることができます。

フォームにデータの入力規則エラーが含まれていて、データベースや Web サービスに接続されている場合、ユーザーはこれらのエラーを修正するまでフォームを送信することはできません。ユーザーはフォームのローカル コピーを保存して、後からデータを修正して送信することができます。

この記事の内容

ユーザーに入力規則のエラーが通知される方法

互換性に関する考慮事項

データの入力規則を追加する

データの入力規則の条件を変更する

データの入力規則を削除する

ユーザーに入力規則のエラーが通知される方法

InfoPath を使って入力するように設計されているフォームに対しては、データの入力規則に関するメッセージをポップ ヒントとして表示するように設定できます。作成しておいた詳細な警告を、ユーザーがヒントを確認した後で必要に応じて表示できるようにすることも、自動的に表示されるように設定することもできます。たとえば、電話番号を収集するためのボックスにユーザーが名前を入力した場合にエラーを発生させるように指定する場合は、ヒントに「このフィールドには電話番号を入力してください」というメッセージを表示できます。警告を自動的に表示するように設定した場合は、「このフィールドには、(555) 555-0100 という形式で電話番号を入力する必要があります」などの詳細なメッセージを既定で表示できます。ヒントを既定で表示するように設定した場合、ユーザーは InfoPath のフィールドを右クリックして、警告を表示するオプションをクリックすることにより、あらかじめ作成された警告を手動で表示できます。

データ検証エラーが InfoPath に表示される方法

1. ポインタをフィールドの上に置くと、ポインタが I ビームに変わり、ヒントが表示されます。

2. フィールドを右クリックするとショートカット メニューが表示され、[エラーの詳細情報] をポイントすると、ポインタが矢印に変わります。

3. [エラーの詳細情報] をクリックすると、警告が表示されます。

Web ブラウザで入力されるフォームの場合、警告を自動的に表示することはできません。ただし、ユーザーは、ヒントを含む Web ページ上のフィールドをクリックし、表示されたリンクをクリックすると、警告を手動で表示できます。

データ検証エラーが Web ブラウザーに表示される方法

1. ポインタをフィールドの上に置くと、ポインタが I ビームに変わり、ヒントが表示されます。

2. ヒントにポインタを移動すると、手の形に変わります。

3. リンクをクリックすると、警告が表示されます。

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互換性に関する考慮事項

InfoPath でフォーム テンプレートをデザインする際、ブラウザー互換のフォーム テンプレートをデザインするには特定の互換モードを選択します。ブラウザー互換フォーム テンプレートが InfoPath Forms Services を実行するサーバーに発行され、ブラウザー互換になると、Web ブラウザーでフォーム テンプレートを使用するフォームを参照できるようになります。ブラウザー互換フォーム テンプレートをデザインする場合、[コントロール] 作業ウィンドウで一部のコントロールを使用できなくなります。これは、Web ブラウザーで表示できないコントロールのためです。

Web ブラウザーでは、一部のデータの入力規則機能が InfoPath とは異なる動作をします。たとえば、データの入力規則をコントロールに追加する際に、ユーザーが無効なデータをそのコントロールに入力したときに表示される説明のテキストを作成します。この説明のテキストをヒントに表示し、任意でユーザーが追加情報を含む警告を表示できるようにしたり、ユーザーが無効なデータを入力したときに、警告を自動的に表示するようにしたりすることができます。Web ブラウザーで表示するフォームに警告を自動的に表示することはできませんが、ユーザーはヒントを表示することができ、必要に応じて追加情報を含む警告メッセージを表示できます。

注: ユーザーはブラウザーを使用してフォームに入力する際に、Ctrl キーと Shift キーを押しながら I キーを押すと、データ入力規則の警告をすばやく表示できます。

データの入力規則をサポートするコントロールのリスト

次の表に、データの入力規則をサポートする Microsoft Office InfoPath 2007 コントロールと、それらがブラウザー互換フォーム テンプレートで使用できるかどうかを示します。

データの入力規則をサポートするコントロール

ブラウザ互換フォーム テンプレートで使用できる

チェック ボックス

はい

日付の選択

はい

ドロップダウン リスト ボックス

はい

リスト ボックス

はい

オプション ボタン

はい

テキスト ボックス

はい

リッチ テキスト ボックス

はい

箇条書き、段落番号、または標準リスト

いいえ

コンボ ボックス

いいえ

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データの入力規則を追加する

  1. データの入力規則を追加するコントロールをクリックします。

  2. [書式] メニューの [データの入力規則] をクリックします。

  3. [データの入力規則] ダイアログ ボックスの [追加] をクリックします。

  4. [次の条件の場合] の下に条件を追加します。

    次の例に、データの入力規則の条件を作成して、テキスト ボックス コントロールに入力されるデータを特定の値 (この場合は "Hello") に一致させる方法を示します。

    1. 最初のボックスで、[フィールドまたはグループの選択] をクリックし、コントロールをバインドするフィールドまたはグループを選択します。

    2. 2 番目のボックスで、[が次の値に等しくない] をクリックします。

    3. 3 番目のボックスで [テキストを入力] をクリックして、"Hello" と入力します。

    注: コントロールへのデータの入力をユーザーに求めるには、[コントロール プロパティ] ダイアログ ボックスで、[空白にすることはできません] チェック ボックスをオンにします。

  5. ユーザーがコントロールを空白のままにしたときに自動的にダイアログ ボックス メッセージを表示するには、[ユーザーが無効なデータを入力したらすぐにダイアログ ボックス メッセージを表示する] チェック ボックスをオンにします。

    注: ダイアログ ボックス メッセージは Web ブラウザでは自動的に表示できないため、Web ブラウザを使ってフォームにデータを入力しているユーザーには、ポップ ヒントしか表示されません。

  6. [ヒント] ボックスに、ユーザーがコントロールをポイントまたは右クリックしたときに表示するテキストを入力します。

  7. [メッセージ] ボックスに、メッセージ ダイアログ ボックスに表示する文字列を入力します。この文字列は、メッセージ ダイアログ ボックスにすぐに表示されるか、またはユーザーが詳細を要求したときに表示されます。

    注: データの入力規則のエラーのヒントは、[コントロール プロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブで既定のヒントも設定されているコントロールには表示されません。この動作は、コントロールの名前を、スクリーン リーダーを使用しているユーザーに正確に伝えることに役立ちます。

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データの入力規則の条件を変更する

  1. データの入力規則を変更するコントロールをクリックします。

  2. [書式] メニューの [データの入力規則] をクリックします。

  3. [データの入力規則] ダイアログ ボックスで、変更する条件をクリックし、[変更] をクリックして、必要な変更を加えます。

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データの入力規則を削除する

  1. データの入力規則を削除するコントロールをクリックします。

  2. [書式] メニューの [データの入力規則] をクリックします。

  3. [データの入力規則] ダイアログ ボックスで、削除する条件をクリックし、[削除] をクリックします。

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