コントロールに数式を追加する

Microsoft Office InfoPath 2007 のフォーム テンプレートでは、数式を使ってフィールドの新しい値を計算し、その値をそのフィールドにバインドされているコントロールに表示できます。使用できる数式は、他の値を計算して表示するための値、フィールドまたはグループ、関数、演算子で構成される XPath 式です。

多くの場合、フィールドまたはコントロールのプロパティ画面から [数式の挿入] ダイアログ ボックスを表示して、数式を挿入します。このダイアログ ボックスを使用して、数式にフィールドや関数を適切に挿入し、数式の構文に誤りがないかどうかを確認できます。XML パス言語 (XPath) を熟知している場合は、このダイアログ ボックスで数式の XPath 式を直接編集できます。

この記事の内容

数式について

コントロールに数式を追加する

数式の XPath 式を編集する

数式について

数式は、他の値を計算して表示するために使用される値、フィールドやグループ、関数、および演算子で構成される XPath 式です。数式を使用して、次の作業を行うことができます。

  • フォーム テンプレートの設計時に指定した値またはユーザーがフォーム テンプレートに基づくフォームに記入したときにコントロールに入力した値を基に算術計算を行う。

  • 特定の日付や時刻を表示する。

  • ユーザーがあるコントロールに入力した値を別のコントロールに表示する。

  • フィールドやコントロールの既定値を設定する。

  • 数式を使用して計算された値に基づいて動作規則を実行する。

数式で使用される各 XPath 式は、単一の値に評価される値、関数、および演算子の組み合わせです。数式には複数の式を含めることができます。数式を句から構成される文とすれば、各句は数式内の式に相当します。

次の図は、数式と式の関係を示しています。

数式は 1 つ以上の式から構成されています。 式は、1 つの値に評価される演算子、フィールド名、関数、リテラル、定数の任意の組み合わせです。

関数は計算結果に基づいて値を返す式です。関数で使用される値は引数と呼ばれます。InfoPath に含まれている標準的な XPath 1.0 の関数および InfoPath 固有の関数を使用できます。InfoPath の関数の詳細については、「関連項目」のリンク先を参照してください。

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コントロールに数式を追加する

  1. 数式を作成する対象のコントロールをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. Formula button (数式の挿入) をクリックします。

    注: フィールドのプロパティを使って数式を作成するには、[データ ソース] 作業ウィンドウで対象フィールドをマウスの右ボタンでクリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。

  4. 数式にフィールドまたはグループを挿入するには、[フィールドまたはグループの挿入] をクリックし、[フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで目的のフィールドまたはグループをクリックします。

  5. 数式に関数を挿入するには、[関数の挿入] をクリックし、[関数の挿入] ダイアログ ボックスで目的の関数を選択します。

    ヒント: 関数に引数が必要な場合は、[関数の挿入] ダイアログ ボックスで関数を選択して [OK] をクリックします。次に、[<コントロール名> のプロパティ] ダイアログ ボックスの [数式] ボックスで、追加した関数をダブルクリックし、フィールドまたはグループをクリックします。関数の詳細については、[参照] に掲載されているリンクを参照してください。

  6. 数式に値または算術演算子を挿入するには、その値または演算子を表す記号を [数式] ボックスに入力します。

    算術演算子の一覧

    演算

    記号

    加算

    +

    減算

    -

    乗算

    *

    除算

    /

    注: 数式で除算 (/) 演算子を使用する場合は、除算演算子の前後にスペースがあることを確認してください。除算演算子の前後にスペースがない場合は、"/" は除算演算子ではなく、XPath 階層の区切り文字として解釈されます。

    ヒント: 数式は通常、引数として整数や小数を取ります。数式に空の値が渡されないようにするには、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [詳細設定] カテゴリにある [空白の値を 0 として扱う] チェック ボックスをオンにします。

  7. 数式の構文が正しいかどうかを確認するには、[数式の挿入] ダイアログ ボックスの [数式の確認] をクリックします。

    数式に誤りがある場合

    数式の誤りに関する情報を表示するには、[Microsoft Office InfoPath] ダイアログ ボックスの [詳細の表示] をクリックします。間違いの修正方法に関するヒントを次に紹介します。

    • 数式で関数を使用している場合は、その関数に適切な引数が渡されているかどうかを確認してください。一部の関数にはフィールドやグループを引数として指定できますが、引数として特定の値を必要とする関数もあります。関数の詳細については、[参照] に掲載されているリンクを参照してください。

    • 数式を削除してから正しく入力し直してみてください。

  8. 変更内容をテストするには、[標準] ツールバーの [プレビュー] をクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。

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数式の XPath 式を編集する

XPath をよく知っている場合は、数式の XPath 式を [数式の挿入] ダイアログ ボックスで直接編集できます。コントロール (テキスト ボックス、リッチ テキスト ボックス、日付の選択コントロール) のプロパティやフィールドのプロパティを使って XPath 式を編集することもできます。

  1. 編集する式が指定されているコントロールをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. Formula button (数式の挿入) をクリックします。

    注: フィールドのプロパティを使って XPath 数式を編集するには、[データ ソース] 作業ウィンドウで対象フィールドをマウスの右ボタンでクリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。

  4. [数式の挿入] ダイアログ ボックスの [XPath を編集する (上級)] チェック ボックスをオンにします。

    数式が、XPath 式の形式で表示されます。

  5. [数式] ボックスで、数式の XPath 式を編集します。式の中にフィールド、グループ、または関数を含めるには、[フィールドまたはグループの挿入] または [関数の挿入] をクリックします。

  6. 関数の構文が正しいかどうかを確認するには、[数式の挿入] ダイアログ ボックスの [数式の確認] をクリックします。

    数式に誤りがある場合

    数式の誤りに関する情報を表示するには、[Microsoft Office InfoPath] ダイアログ ボックスの [詳細の表示] をクリックします。間違いの修正方法に関するヒントを次に紹介します。

    • 数式で関数を使用している場合は、その関数に適切な引数が渡されているかどうかを確認してください。一部の関数にはフィールドやグループを引数として指定できますが、引数として特定の値を必要とする関数もあります。関数の詳細については、[参照] に掲載されているリンクを参照してください。

    • 数式を削除してから正しく入力し直してみてください。

  7. 変更内容をテストするには、[標準] ツールバーの [プレビュー] をクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。

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