カスケード表示のリスト ボックスを作成する

カスケード表示のリスト ボックスを使うと、ユーザーはすばやく正確にデータを入力できます。この記事では、カスケード表示のリスト ボックスを作成してデータを設定する方法について説明します。Microsoft Office InfoPath では、フォームの値、外部の拡張マークアップ言語 (XML) ドキュメントの値、または Microsoft Office Access データベースの値を使用するデータをリストに設定できます。

この記事の内容

カスケード表示のリスト ボックスとは

手順 1:カスケード表示のリスト ボックスを挿入する

手順 2:データを提供する

カスケード表示のリスト ボックスとは

カスケード表示のリスト ボックスは、別のリスト ボックスでユーザーが選択した値に基づいて選択肢が変化するリスト ボックスです。たとえば、ユーザーが次の図に示すような [カテゴリ] ボックスで [調味料] をクリックすると、[製品] ボックスに調味料の一覧が表示されます。

カスケード表示のリスト ボックスの例

次のセクションで設計方法を説明するフォーム テンプレートには 2 つのリスト ボックスが含まれ、2 番目のリスト ボックスは、1 番目のリスト ボックスでユーザーが選択した値に基づいてフィルター処理されます。1 番目のリスト ボックスの値が変化すると、2 番目のリスト ボックスに自動的にフィルターが適用されて、値が変更されます。

互換性に関する考慮事項

フィルターは、InfoPath で入力するように設計されたフォーム テンプレートでのみ使用できます。ブラウザー互換フォーム テンプレートではフィルターを使用できません。

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手順 1:カスケード表示のリスト ボックスを挿入する

カスケード表示のリスト ボックスを作成するには、フォーム テンプレートに 2 つのリスト ボックスを挿入する必要があります。

注: フォーム テンプレートにカスケード表示のリスト ボックスを挿入するときは、2 つのリスト ボックスが繰り返しセクションまたは繰り返しテーブルに含まれないようにしてください。

  1. [コントロール] 作業ウィンドウが表示されていない場合は、[挿入] メニューの [コントロールの選択] をクリックするか、Alt キーを押しながら I キー、C キーの順に押します。

  2. [コントロール] 作業ウィンドウの [コントロールの挿入] で、[ドロップダウン リスト ボックス] をクリックします。フォーム テンプレートに基づくフォームにユーザーが入力するときは、このドロップダウン リスト ボックスでの選択によって、2 番目のリスト ボックスに表示される選択肢が決まります。

  3. [リスト ボックス] をクリックします。これで、フォーム テンプレートには、ドロップダウン リスト ボックスと標準のリスト ボックスが含まれるようになります。

    フォーム中のドロップダウン リスト ボックスとリスト ボックス

  4. 手順 2 でフォーム テンプレートに挿入したドロップダウン リスト ボックスをダブルクリックします。

  5. [ドロップダウン リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[データ] タブをクリックします。

  6. [フィールド名] ボックスに「listBox1」と入力し、[OK] をクリックします。

  7. 手順 3 でフォーム テンプレートに挿入したリスト ボックスをダブルクリックします。

  8. [リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[データ] タブをクリックします。

  9. [フィールド名] ボックスに「listBox2Cascade」と入力し、[OK] をクリックします。

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手順 2:データを提供する

フォーム テンプレートにリスト ボックスを挿入したので、次に、表示するデータを提供する必要があります。そのとき、フィルターを適用して、2 番目のリスト ボックスの選択肢が、1 番目のリスト ボックスでのユーザーの選択に基づいて表示されるようにする必要があります。

このセクションでは、3 つの一般的な方法を使ってリスト ボックスをデータに接続する方法について説明します。つまり、フォーム自体へのデータの追加、データを含む既存の XML ドキュメントへのフォームの接続、データを含むデータベースへのフォームの接続です。カスケード表示のリスト ボックスを完全に作成するには、次の一覧で使用する方法を選択してください。

フォーム内のデータに接続する

外部の XML ドキュメントに接続する

データベースに接続する

フォーム内のデータに接続する

このセクションでは、フォームのデータをリスト ボックスに表示する方法について説明します。そのためには最初に、フォーム テンプレートにフィールドを構成して、カテゴリの名前とカテゴリごとの製品のセットを入力できるようにする必要があります。

フォーム テンプレートにフィールドを構成する

  1. [データ ソース] 作業ウィンドウが表示されていない場合は、[表示] メニューの [データ ソース] をクリックします。

  2. [データ ソース] 作業ウィンドウで、[マイフィールド] グループを右クリックして、[追加] をクリックします。

  3. [フィールドまたはグループの追加] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに、「CategoriesAndProducts」と入力します。

  4. [種類] ボックスの一覧で、[グループ] をクリックします。

  5. [繰り返し] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。

  6. [データ ソース] 作業ウィンドウで、[CategoriesAndProducts] グループを右クリックします。

  7. [フィールドまたはグループの追加] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに「Category」と入力して、[OK] をクリックします。このフィールドには、1 番目のリスト ボックスのカテゴリの名前が含まれます。

  8. [CategoriesAndProducts] グループを右クリックし、[追加] をクリックします。

  9. [フィールドまたはグループの追加] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに、「Product」と入力します。

  10. [繰り返し] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。このフィールドには、2 番目のリスト ボックスの製品の名前が含まれます。

このリスト ボックスにはフォームからのデータが設定されるので、フォームにデータを追加する必要があります。そのためには、[Product] フィールドと [Category] フィールドの既定値を作成する必要があります。

ヒント

ユーザーが直接フォームに入力した値を表示するリスト ボックスを作成することもできます。そのためには、リスト ボックスをフォームのコントロールにバインドされたフィールドに関連付けます。ユーザーがコントロールに値を入力すると、リスト ボックス内の選択肢が変化します。

既定値を作成する

  1. [ツール] メニューの [既定値] をクリックします。

  2. [既定値の編集] ダイアログ ボックスの [CategoriesAndProducts] グループで [Category] フィールドを選択し (チェック ボックスをオフにしない)、[既定値] ボックスに「Seafood」と入力します。

  3. [Product] フィールドを選択し (チェック ボックスをオフにしない)、[既定値] ボックスに「Crab meat」と入力します。

  4. [Product] フィールドを右クリックし、[Product を上に追加] をクリックします。これにより、Seafood の 2 番目の製品を既定値として追加できます。

  5. [Product] フィールドの 2 番目のインスタンスを右クリックし (チェック ボックスをオフにしない)、[既定値] ボックスに「Salmon」と入力します。

  6. [CategoriesAndProducts] グループを右クリックし、[CategoriesAndProducts を下に追加] をクリックします。これにより、2 番目のカテゴリを既定値として追加できます。

  7. 前の手順を使用して、[Category] および [Product] フィールドの 2 番目のインスタンスの既定値を、それぞれ「Dairy」、「Cheddar」、「Chocolate milk」に指定します。

  8. [OK] をクリックします。

[Product] フィールドと [Category] フィールドの既定値を入力したので、1 番目のリスト ボックスを、入力したデータに接続できます。

1 番目のリスト ボックスをデータに接続する

  1. フォーム テンプレートで、前に挿入したドロップダウン リスト ボックスをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. [ドロップダウン リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リスト ボックス項目] で、[フォームのデータ ソースで値を検索する] をクリックします。

  4. [項目] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  5. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[CategoriesAndProducts] グループの [Category] フィールドをクリックし、[OK] を 2 回クリックします。

次に、2 番目のリスト ボックスをデータに接続する必要があります。このデータ接続を行うときに、2 番目のリスト ボックスにフィルターを適用できます。このフィルターは、1 番目のリスト ボックスで選択されたカテゴリに基づいて、2 番目のリスト ボックスに適切な製品を表示します。フィルターは、1 番目のリスト ボックス (listBox1 フィールド) で選択された値と、フォームに保存されているカテゴリ (Category フィールド) のリストを比較します。

2 番目のリスト ボックスをデータに接続する

  1. フォーム テンプレートで、前に挿入した標準リスト ボックスをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. [リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リスト ボックス項目] で、[フォームのデータ ソースで値を検索する] をクリックします。

  4. [項目] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  5. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[CategoriesAndProducts] グループの [Product] フィールドをクリックし、[データのフィルター] をクリックします。

  6. [データのフィルター] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。

  7. [フィルター条件の指定] ダイアログ ボックスで、1 番目のボックスの [フィールドまたはグループの選択] をクリックします。

  8. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[listBox1] をクリックして [OK] をクリックします。

  9. [フィルター条件の指定] ダイアログ ボックスで、3 番目のボックスの [フィールドまたはグループの選択] をクリックします。

  10. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[Category] フィールドをクリックし、[OK] をクリックして開いているダイアログ ボックスをすべて閉じます。

2 番目のリスト ボックスをデータに接続してフィルターを適用したので、リスト ボックスをテストして正しく動作することを確認する準備ができました。

リスト ボックスをテストする

  1. 変更内容をテストするには、[標準] ツール バーの [プレビュー] をクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。

  2. ドロップダウン リスト ボックスで [Seafood] をクリックします。標準リスト ボックスに、空白行、[Crab meat]、および [Salmon] が表示されます。

    注: 空白行を使うと、ユーザーはリスト ボックスでの選択をクリアできます。

リスト ボックスが正しく動作しない場合は、2 番目のリスト ボックスのフィルターを調べて、[listBox1] フィールドと [Category] フィールドを比較していることを確認します。

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外部の XML ドキュメントに接続する

このセクションでは、製品とカテゴリの値を含む XML ドキュメントへのデータ接続を作成する方法について説明します。XML ドキュメントはセカンダリ データ ソースになります。このデータ接続を作成するには、XML ドキュメントを作成し、フォーム テンプレートのリスト ボックスを XML ドキュメントと関連付け、製品のリストが適切に変化するように 2 番目のリスト ボックスにフィルターを適用する必要があります。

フォームをセカンダリ データ ソースと関連付ける前に、XML ドキュメントを作成する必要があります。

XML ドキュメントを作成する

  1. メモ帳などのテキスト エディターを起動します。

  2. 次の XML データをコピーしてテキスト エディターに貼り付けます。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <ListBoxData>
    <CategoriesAndProducts>
    <Categories>Seafood</Categories>
    <Products>
    <Product>Crab meat</Product>
    </Products>
    <Products>
    <Product>Salmon</Product>
    </Products>
    </CategoriesAndProducts>
    <CategoriesAndProducts>
    <Categories>Dairy</Categories>
    <Products>
    <Product>Chocolate milk</Product>
    </Products>
    <Products>
    <Product>Cheddar</Product>
    </Products>
    </CategoriesAndProducts>
    </ListBoxData>
  3. listBoxData.xml という名前でファイルをコンピューターに保存します。

XML ドキュメントを作成したので、これをフォーム テンプレートに接続します。これにより、セカンダリ データ ソースが作成されます。

XML ドキュメントをフォーム テンプレートに接続する

  1. [ツール] メニューの [データ接続] をクリックします。

  2. [データ接続] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。

  3. データ接続ウィザードで、[データの受信] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  4. ウィザードの次のページで、[XML ドキュメント] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  5. ウィザードの次のページで、[参照] をクリックし、コンピューターに保存した listBoxData.xml ファイルを選択して、[開く] をクリックします。

  6. ウィザードの次のページで、[フォーム テンプレートまたはテンプレート パーツのリソース ファイルとしてデータを含める] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  7. ウィザードの次のページで、[このデータ接続の名前を入力してください] ボックスに「listBoxDataXMLFile」と入力します。

  8. [フォームを開くとき自動的にデータを取得する] チェック ボックスをオンにします。これにより、フォームが開かれるたびにリスト ボックスのデータは自動的に取得されるので、ユーザーがクエリする必要はありません。

  9. [完了] をクリックします。

  10. [データ接続] ダイアログ ボックスで、[閉じる] をクリックします。

フォーム テンプレートの 1 番目のリスト ボックスを XML ドキュメントのデータに接続する準備ができました。

1 番目のリスト ボックスをデータに接続する

  1. フォーム テンプレートで、前に挿入したドロップダウン リスト ボックスをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. [ドロップダウン リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リスト ボックス項目] で、[外部データ ソースの値を参照する] をクリックします。

  4. [データ ソース] ボックスで、[listBoxDataXMLFile] をクリックします。

  5. [項目] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  6. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[CategoriesAndProducts] グループの [Categories] フィールドをクリックします。

    注: [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスの背景が黄色いのは、セカンダリ データ ソースを使用していることを示します。

  7. [OK] を 2 回クリックします。

次に、2 番目のリスト ボックスを XML ドキュメントに接続する必要があります。このデータ接続の間に、2 番目のリスト ボックスにフィルターを適用できます。このフィルターは、1 番目のリスト ボックスで選択されたカテゴリに基づいて、2 番目のリスト ボックスに適切な製品を表示します。フィルターは、1 番目のリスト ボックス (listBox1 フィールド) で選択された値と、フォームに保存されているカテゴリ (Category フィールド) のリストを比較します。

2 番目のリスト ボックスをデータに接続する

  1. フォーム テンプレートで、前に挿入した標準リスト ボックスをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. [リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リスト ボックス項目] で、[外部データ ソースの値を参照する] をクリックします。

  4. [データ ソース] ボックスで、[listBoxDataXMLFile] をクリックします。

  5. [項目] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  6. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[CategoriesAndProducts] グループの [Products] グループを展開し、[Product] フィールドをクリックします。

  7. [フィルタ データ] をクリックします。

  8. [フィルタ データ] ダイアログ ボックスの [追加] をクリックします。

  9. [フィルター条件の指定] ダイアログ ボックスで、1 番目のボックスの [フィールドまたはグループの選択] をクリックします。

  10. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[データ ソース] ボックスの [メイン] をクリックします。

  11. [listBox1] をクリックして、[OK] をクリックします。

  12. [フィルター条件の指定] ダイアログ ボックスで、3 番目のボックスの [フィールドまたはグループの選択] をクリックします。

  13. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[データ ソース] ボックスの [listBoxDataXMLFile (セカンダリ)] をクリックし、[Categories] をクリックします。

  14. [OK] をクリックして、開いているダイアログ ボックスをすべて閉じます。

2 番目のリスト ボックスを XML ドキュメントに接続してフィルターを適用したので、リスト ボックスをテストして正しく動作することを確認する準備ができました。

リスト ボックスをテストする

  1. 変更内容をテストするには、[標準] ツール バーの [プレビュー] をクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。

  2. ドロップダウン リスト ボックスで [Seafood] をクリックします。標準リスト ボックスに、空白行、[Crab meat]、および [Salmon] だけが表示されます。

    注: 空白行を使うと、ユーザーはリスト ボックスでの選択をクリアできます。

リスト ボックスが正しく動作しない場合は、2 番目のリスト ボックスのフィルターを調べて、[listBox1] フィールドと [Category] フィールドを比較していることを確認します。

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データベースに接続する

このセクションでは、Access データベースの 2 つのテーブルへのデータ接続を作成する方法について説明します。これを行うには、フォーム テンプレートのリスト ボックスをデータベースと関連付けた後、1 番目のリスト ボックスで選択された値に基づいて 2 番目のリスト ボックスに表示されるリストが適切に変化するように、2 番目のリスト ボックスにフィルターを適用します。この例では、Access データベースに Categories および Products という 2 つのテーブルが含まれ、各テーブルで使用されている CategoryID フィールドによって 2 つのテーブルが相互に関連付けられているものとします。

Categories テーブル    

CategoryID

CategoryName

1

Seafood

2

Dairy

Products テーブル    

ProductID

CategoryID

ProductName

1

1

Crab meat

2

1

Salmon

3

2

Chocolate Milk

4

2

Cheddar

フォーム テンプレートをデータ ソースに接続する

最初に、フォーム テンプレートとデータベースのテーブルの間にデータ接続を作成する必要があります。データベースのデータを表示するだけであり、直接変更することはないので、Access データベースはフォーム テンプレートのセカンダリ データ ソースになります。

  1. [ツール] メニューの [データ接続] をクリックします。

  2. [データ接続] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックします。

  3. データ接続ウィザードで、[データの受信] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  4. ウィザードの次のページで、[データベース (Microsoft SQL Server または Microsoft Office Access のみ)] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  5. ウィザードの次のページで、[データベースの選択] をクリックし、ハード ディスク上の Access データベースを参照してダブルクリックします。

  6. [テーブルの選択] ダイアログ ボックスで、1 番目のリストに表示するデータを含むテーブル (この例では Categories テーブル) をクリックし、[OK] をクリックします。これにより、データ接続のプライマリ テーブルとしてテーブルを指定します。

  7. ウィザードで、[テーブルの追加] をクリックします。

  8. [テーブルまたはクエリの追加] ダイアログ ボックスで、2 番目のリストに表示するデータを含むテーブル (この例では Products テーブル) をクリックし、[次へ] をクリックします。

  9. [リレーションシップの編集] ダイアログ ボックスで、接続フィールドが正しいことを確認します。この例では、テーブルは CategoryID フィールドによって相互に関連付けられています。

    ヒント: 接続フィールドが正しくない場合は、フィールドを選択し、[リレーションシップの削除] をクリックします。次に、[リレーションシップの追加] をクリックし、正しいフィールドを選択して、[OK] をクリックします。

  10. [完了] をクリックします。

    注: この例では、Categories テーブルには Products テーブルに対して一対多のリレーションシップがあります。つまり、すべてのカテゴリに複数の製品が存在する可能性があります。通常、データベースでは、キー フィールドを使用してこの種のリレーションシップを確立します。この例では、CategoryID キー フィールドにより、Access は正しい製品セットを適切なカテゴリと関連付けることができます。

  11. ウィザードで、データ ソースの構造を確認します。相互に接続された 2 つのテーブルがあります。プライマリ テーブルとセカンダリ テーブルです。テーブル内の個々のフィールドを表示するには、[テーブルの列を表示する] チェック ボックスをオンにします。データ構造の確認が終了したら、[次へ] をクリックします。

  12. [フォーム テンプレートのデータのコピーを保存する] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。

  13. ウィザードの次のページの [このデータ接続の名前を入力してください] ボックスに、データ接続の名前を入力します。

  14. [フォームを開くとき自動的にデータを取得する] チェック ボックスをオンにします。

  15. [完了] をクリックし、[データ接続] ダイアログ ボックスで [閉じる] をクリックします。

1 番目のリスト ボックスをデータに接続する

セカンダリ データ ソースへのデータ接続を作成したので、フォーム テンプレートの 1 番目のリスト ボックスをデータベースのテーブルに接続できます。

  1. フォーム テンプレートで、前に挿入したドロップダウン リスト ボックスをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. [ドロップダウン リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リスト ボックス項目] で、[外部データ ソースの値を参照する] をクリックします。

  4. [データ ソース] ボックスで、作成したデータ接続が選択されていることを確認します。

  5. [項目] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  6. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストに表示するデータを含むテーブルの名前 (この例では d:Categories) をクリックし、[OK] をクリックします。

    注: [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスの背景が黄色いのは、セカンダリ データ ソースを使用していることを示します。

  7. [] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  8. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、接続フィールド (この例では :CategoryID) が選択されていることを確認し、[OK] をクリックします。これは、ユーザーがリスト ボックスで選択を行うと保存される値です。

  9. [表示名] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  10. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストに表示するフィールドの名前 (この例では :CategoryName) をクリックします。

  11. [OK] を 2 回クリックします。

2 番目のリスト ボックスをデータに接続する

次に、2 番目のリスト ボックスをデータベースに接続する必要があります。このデータ接続の間に、2 番目のリスト ボックスにフィルターを適用できます。このフィルターは、1 番目のリスト ボックスで選択された値に基づいて、2 番目のリスト ボックスに適切な値を表示します。

  1. フォーム テンプレートで、標準リスト ボックスをダブルクリックします。

  2. [データ] タブをクリックします。

  3. [リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リスト ボックス項目] で、[外部データ ソースの値を参照する] をクリックします。

  4. [データ ソース] ボックスで、作成したデータ接続が選択されていることを確認します。

  5. [項目] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  6. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、プライマリ グループ (この例では d:Categories) を展開した後、カスケード表示のリスト ボックスに表示するデータを含むテーブルに対応するセカンダリ グループ (この例では Products) をクリックします。

  7. [フィルタ データ] をクリックします。

  8. [フィルタ データ] ダイアログ ボックスの [追加] をクリックします。

  9. [フィルター条件の指定] ダイアログ ボックスの最初のボックスで、セカンダリ テーブルからの接続フィールド (この例では Products) が選択されていることを確認します。

    重要: 両方のテーブルで接続フィールドの名前が同じ場合は、正しいフィールドが選択されていることを確認します。各テーブルのフィールドは、リストで一緒に並べ替えられます。したがって、周囲のフィールド名を使用して正しいフィールドを判断できます。この例では、Products テーブルの他のフィールドと共に表示されている CategoryID フィールドを選択します。

  10. 3 番目のボックスで、[フィールドまたはグループの選択] をクリックします。

  11. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、[データ ソース] ボックスの [メイン] をクリックし、[listBox1] フィールドをクリックして、[OK] をクリックします。

    ドロップダウン リスト ボックス (listBox1 フィールド) で選択された値と標準リスト ボックスの値のリストを比較するフィルターを構成できました。

  12. [OK] を 3 回クリックして、[リスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスに戻ります。

  13. [] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  14. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、ユーザーがリスト ボックスで選択を行ったときに保存する値を選択します。この例では、後で使用できるように ProductID フィールドを保存します。したがって、[:ProductID] グループを選択して、[OK] をクリックします。

  15. [表示名] ボックスの横の [XPath の選択] [データ ソース] ボタン をクリックします。

  16. [フィールドまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、リスト ボックスに表示するフィールドの名前 (この例では :ProductName) をクリックします。

  17. [OK] を 2 回クリックします。

リスト ボックスをテストする

2 番目のリスト ボックスをデータベースに接続してフィルターを適用したので、リスト ボックスをテストして正しく動作することを確認する準備ができました。

  1. 変更内容をテストするには、[標準] ツール バーの [プレビュー] をクリックするか、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。

  2. ドロップダウン リスト ボックスで値を選択します。標準リスト ボックスに、選択した接続フィールドに応じた、セカンダリ テーブルの適切な値が表示されます。

ヒント: リスト ボックスが正しく動作しない場合は、2 番目のリスト ボックスのフィルターを調べて、[listBox1] フィールドと [CategoryID] フィールドを比較していることを確認します。

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